「ファン・ハナ、警察に『パク・ユチョンと一緒に今年初めにも
麻薬使った』主張」
常習麻薬使用容疑で今月6日に拘束された韓国大手食品メーカー
創業者の孫娘ファン・ハナさんが、一時恋人だった俳優で歌手の
パク・ユチョンさんの誘いで麻薬を再開したと警察に
陳述していたという報道が出た。
10日、MBC(文化放送)のニュース番組『ニュースデスク』
によると、ファンさんは警察の取り調べに対し、
「2015年に初めてメタンフェタミン(別名ヒロポン)をして
その後やめていたが、昨年パクさんの誘いで再び麻薬を
することになった」とし「今年初めも一緒に使用したことがある」
と主張した。
ファンさんのこのような陳述内容はこれより前にメディア報道で
一度伝えられたことがある。しかし、当時は特定人ではない
「芸能人Aさん」と報道されて、これに対してさまざまな推測が
飛び交っていた。
一方、パク・ユチョンさんは自身が「芸能人Aさん」に指定された
ことに対して、この日緊急記者会見を開き、「私は断じて麻薬を
使用していない」とし、関連疑惑を全面否定した。
パク・ユチョンさんは「報道を通じてファンさんが麻薬捜査で
芸能人を指定し、薬を勧めたという内容を見ながら、それは
自分なのだろうかと思い震え上がった」とし「私は麻薬を
使ったこともなく、ましてや勧めたこともない」と明らかにした。
これに関連し、ファンさんを捜査中の京畿(キョンギ)南部地方
警察庁麻薬捜査隊はパク・ユチョンさんが自主的に出頭するなら
立場を聞くという方針だ。ただし、警察は「ファンさんと一緒に
麻薬を使用した容疑がもたれている芸能人が誰かについては
確認することはできない」とし「該当芸能人の所属事務所に
連絡を取ったこともない」と明らかにした。
(中央日報日本語版)