期待値の低かったドラマの逆襲!韓ドラ『気象庁の人々』快進撃の秘訣。
日韓でじわじわと人気を集めている新ドラマ、JTBC『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』。放送前は、あまり期待されてなかった作品であるが、回を重ねるごとに視聴率は上昇している。
演技力に定評のある女優のパク・ミニョンと、日本で人気急上昇中のソン・ガンが主演を務め、初共演とは思えない息の合った演技で視聴者を魅了中だ。
現在、第4話まで放送を終えた『気象庁の人々』だが、その視聴率は右上がりだ。
初回5.557%(首都圏)だった視聴率は、第4話にして9.046%にまで上昇している(ニールセンコリア調べ)。
早くも2桁に迫る勢いを見せ、次回の放送ではこれを超えるのではと期待されている。
JTBCの歴代視聴率ランキングを見ると、1位は『夫婦の世界』28.4%、2位は『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~ (2019)』23.8%、3位は『梨泰院クラス(2020)』16.5%、4位は『上品な彼女(2017)』12.1%、5位は『まぶしくて ―私たちの輝く時間―』9.7%となっている。
本作は、熱帯夜よりも暑く、局地的豪雨よりも見当がつかない気象庁で働く人々の仕事と愛を描いた職場ロマンスドラマで、パク・ミニョンは抜群のカリスマ性を誇る総括予報官チン・ハギョン役を、ソン・ガンは情熱的な特報担当のイ・シウ役を演じる。
日本でもNetflix(ネットフリックス)で配信されており、その人気は上々。デイリーランキング3位(2/22)に付け、早くも常連となりそうな勢いだ。
相乗効果をもたらせた、3つの”人気”理由。
放送前はそれほど話題にならなかった作品だが、回を重ねるごとに人気や注目度、話題性に包まれるようになった。
その理由の1つに、脚本のおもしろさ、つまりストーリーの没入感が挙げられている。
気象庁という新鮮な題材の中、ストーリーには職場”あるある”や、身近に感じられる周辺人物などが登場し、視聴者は没入感を得られるようだ。さらに、社内での恋愛模様もテンポよく展開することや、恋愛だけでなく家族の話も登場することも評判がよい理由だ。
次に、ソン・ガン演じる”年下男子”が放つ、底なしの色気も本作の魅力だろう。
甘いビジュアルに、185cmの高身長という優れたフィジカルを持つ彼は、本作でも20代の魅力を存分に発散。ヒロインである年上女性に接する態度や仕草には、彼らしい”甘さ”を含んでいる。ソン・ガンの行動すべてが天性の”年下男子”であると評判だ。
そして外せないのが、パク・ミニョンの卓越した演技力。
ラブコメディー作品に多く出演する彼女は、ドラマジャンルからか、それほど評価を受けてはいなかった。しかし、ジャッジの難しいラブコメディーにおいても、正しい発音と発声を伴った説得力のある演技を披露。誰も真似することのできない没入感の高い演技に、視聴者からは称賛が届けられている。
次回から最終回まで、1話たりとも見逃せない展開になることが期待される中、パク・ミニョンとソン・ガンの恋愛模様が”快晴”となるのか注目が集まっている。
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