韓国映画「完璧な他人」あらすじと感想。
(あらすじ)
美容外科医ソクホ(チョ・ジヌン)と精神科医の妻イェジン(キム・ジス)の新居に集まった親友とその妻たち。
亭主関白で気難しい弁護士のテス(ユ・ヘジン)と貞淑な専業主婦スヒョン(ヨム・ジョンア)。
新婚ホヤホヤのイケメン社長ジュンモ(イ・ソジン)と若妻セギョン(ソン・ハユン)。
新恋人を連れてくるはずが、一人でやって来た教師ヨンベ(ユン・ギョンホ)。
久々の再会を喜び、変わらぬ友情や夫婦愛を確かめあい、お酒も会話も弾んでいく。
そして自分たちの間には隠し事がないことを証明するため、「今からスマートフォンに届く電話やメールを全員に公開しよう」とスマホのロックを解除することに…。
次々と届く着信やメール。
知られたくない“大人のウラ事情”が露わになり、楽しいはずのパーティーは想像を絶する修羅場と化していく――! (kstyle)
いろいろな国でリメイクされているようですが、私は本作の韓国版がはじめてです。
豪華なキャストの出演俳優さんですが、登場人物はほぼこの7人だけで物語は進んでいきます。
美容外科医ソクホ(チョ・ジヌン)と精神科医の妻イェジン(キム・ジス)の引っ越し祝いに集まった仲間たちですが、40年来の仲だというのに、こんなにもいろいろな秘密があるなんて、大人の事情は嘘だらけなんですね。
女性は嫁姑問題と他人の陰口など、よくあるエピソードはリアルで共感する部分があり、夫たちは様々な方法で「女性関係」をごまかそうとしながらも、男性特有の会話と男の友情があり、女性とは明確に違いがあるように感じました(笑)
劇中、テス(ユ・ヘジン)が妻からの攻撃を避けるために、ヨンベ(ユン・ギョンホ)とスマホを交換してもらったことで、ますます話が可笑しくなっていく様子は爆笑で、その場で妻と大喧嘩になり離婚騒動までいってしまいますが、それでもヨンベの秘密を隠してあげるところは男らしさを感じるシーンでした。
本人たちにとっては深刻で笑うに笑えない問題でもありますが夫たちのブラックコメディには本当に爆笑でした。
ゲームがゲームで終わらないスマホを見せ合うという実に大胆なこのようなゲームは絶対にしないことですね!