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韓国映画「ロ・ギワン」あらすじと感想、ソン・ジュンギが脱北者ロ・ギワンを演じる

2024-08-12 | 韓国映画、ま~わ行



韓国映画「ロ・ギワン」あらすじと感想、2024年作品。ソン・ジュンギ。
Netflixを通じて公開された映画「ロ・ギワン」は、人生の最後の希望を抱いてベルギーに到着した脱北者ロ・ギワン(ソン・ジュンギ)と、生きる理由を失った女性マリ(チェ・ソンウン)が互いに惹かれ合っていく姿を描いた作品。
ソン・ジュンギが演じたロ・ギワンは、「生き残るべきだ」という母親の遺言を胸に、自身の名前で、人間らしく生きられる最後の希望である難民として認められるため、1人でベルギーへ向かうのです。
また、マリ(チェ・ソンウン)は、射撃選手でベルギーの国家代表として活躍しますが、病気だった母親の死後、自身の日常が根こそぎ崩れはじめ、ロ・ギワン(ソン・ジュンギ)と出会います。
また、ソン・ジュンギは「ロ・ギワン」への出演を実は6~7年前に一度断っていたと告白。
当時は共感できない部分があったので、あえてお断りしたと話します。
それから数年間、「どうして制作に入らないんだろうと考えていて(断ったことを)とても後悔した」と打ち明けました。
ソン・ジュンギは「それから、ドラマ『財閥家の末息子』の撮影中に、再びこの作品の出演オファーが入ってきた」とし「主演ということには興味がなかった、ただ『これは僕のものだ』と強く思った、この映画は僕の映画だと、それが縁だと思った」と語った。



(感想)
前半はベルギーに渡ったロ・ギワン(ソン・ジュンギ)が難民として認められるために必死に生きていく物語ですが、日本人からみると現在日本の難民認定も厳しい現状なので、内心は複雑な思いで見ていました。ロ・ギワン役のソン・ジュンギ君は北のなまりのしゃべり方をしたり、ルックスもあか抜けない今までの彼とは全く別の本作でしか見られない目新しい顔がありました。
脱北者が難民として認められることの困難で厳しい環境がスクリーンいっぱいに写し出されますが・・・
でもこの役はもう~絶対にソン・ジュンギ君でなきゃダメという、心にグッとくる感じはなく、相応の圧倒的な存在感も見られなかったと思いました。
後半、マリ役のチェ・ソンウンちゃんとベルギーで運命の恋に巡り合うのですが、やっとたどり着いた過酷な地で、怪しい連中と仕事をしているマリとすぐに恋に落ちるでしょうか?
でも、マリ役のチェ・ソンウンちゃんはちょっとした仕草がパク・シネちゃんに似ていて、演技など好感が持てる女優さんだと思いました。
また、脇を固めるベテラン女優さんでロ・ギワン(ソン・ジュンギ)の母親を演じたキム・ソンリョンさんはいつも都会的なセンスで楽しませてくれますが、本作はノーメイクで北の強靭な母親を演じていてビックリしました。キム・ソンリョンさんが一番印象に残ったかも~(笑)
また本作は難民を中心に描かれているものなのか?それとも二人のラブストーリーが中心なのか?とはいえ、究極のラブストーリーが描かれているわけでもなく、とても中途半端なストーリー展開と物語も意外性がなく単純な物語でした。
ソン・ジュンギ君は映画「ロ・ギワン」について、「本作は癒やし系の映画」として紹介したいと語っていました。


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