韓国映画「ワンナイト・カップル」あらすじと感想。ロマンチックコメディ。
各自の元恋人の結婚式場で出会ったジョンフン(ユン・ゲサン)とシフ(ハン・イェリ)。酒を飲み、苦痛を分かち合う2人は体まで交わす劇的な一夜を送ってしまう。しかし、このままでは終らない。シフはコーヒークーポン10回を使うまで、即ちあと9回だけ寝ようと唐突な提案をし、恋愛に疲れた2人の不思議な交際がスタートする。しかし、クーポンのスタンプが増えるほど2人の気持ちは微妙になり、シフの元彼氏ジュンソク(パク・ピョンウン)は彼女の傍に付いてまわり、ジョンフンの気分を害する。2015年作品。
韓国映画「劇的な一夜」はそれぞれの恋人に振られた2人の男女が一夜限りの相手として出会い、本当の恋に目覚めていくロマンチックコメディ。俳優ユン・ゲサンが、表面上は限りなくクールなふりをするが実は元恋人を忘れられない“かっこ悪い恋愛の負け犬”ジョンフン役を、女優ハン・イェリが、生まれて初めて男性ジョンフンとのワンナイトを通じて、体が先に反応する新しい恋愛に目覚める“駆け引き下手”のサフ役を演じた。 (ワウコリア)
主演のハン・イェリさんは、はじめてユチョンの映画「海にかかる霧」で知りましたが、韓国女優さんには珍しい一重まぶたの地味な女性だったのが強く印象に残っています。
その後、「緑豆の花」やグンちゃんの「スイッチ」など視聴しましたが、作品ごとに強烈な存在感を残す素敵な女優さんですね。
現在はこのような感じの女優さんが大活躍されていますが、本作のキャラもハン・イェリさんだから、目立った悪趣味にならなくて良かったと思いました。
劇中、料理家のハン・イェリさんが暮らす部屋が、観葉植物やハーブなどでいっぱいに飾られていて、おしゃれな彼女の部屋を見る限り、彼女の品の良さと清潔感を感じるのです。
また、ユン・ゲサンさんはいろいろな作品を見てきましたが、本作の素朴すぎて何事も逃げるタイプのダメ男を演じ、決してカッコ良くはなかったけど、こんなキャラも彼らしく演じていて良かったです。
ごく普通の物語なんですが、飽きることなく最後まで二人の自然体の演技にハマってしまいました。たまには、こういう感じの映画もアリかなと思う作品でコーヒースタンプ 10個のルールの演出が特に面白かったです。突然の恋愛ってドキドキしますよね!