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韓国ドラマ「愛してもいいんじゃない」あらすじと感想、心温まる家族愛!

2015-09-05 | 韓ドラ あ行、あ

韓国ドラマ「愛してもいいんじゃない」あらすじと感想!
ユ・アイン君とキム・テヒさんの時代劇「チャン・オクチョン」で、
どちらも叶わぬ恋で苦しく切ない人物を演じたイ・サンヨプさんと
ホン・スヒョンさんが本作では恋人同士を演じているところから
はじまります。
本作でヒロインを演じたホン・スヒョンさんは、いつもヒット作で
2番手を演じることが多いですが、驚くほど意志の強い女性を演じる
演技力はヒロインの女優さんより優れていて、そのドラマを引っ張って
いく力量は素晴らしいものがあるといつも感心します。 
おまけに美人ですし・・・

本作のミジュ(ホン・スヒョン)はアルバイト生活をしている彼氏の
ジェミン(イ・サンヨプ)と2年間交際を続けていますが、なかなか
就職先が見つからないジェミン(イ・サンヨプ)から突然の
プロポーズがあり、そんな彼に不安を感じたミジュは別れようと
告げます。ここでも注意深く行動する慎重さと真面目な性格は
スヒョンさんらしいなぁ~と感じました~~(笑)
ところが別れたあとすぐに、大企業のウィナーグループ令嬢の
ハギョン(シン・ダウン)と出会い窮地を救ったことからハギョンと
一緒に働くことになりました。
やっと就職ができたジェミン(イ・サンヨプ)なのに、皮肉なことに
ミジュ(ホン・スヒョン)と別れてしまうなんて・・・
と思っていたところ、ミジュ(ホン・スヒョン)の前にレストランの
オーナーシェフであるハリム(ソ・ジソク)が現れ彼の優しさに心惹かれ
始めます。 またハリム(ソ・ジソク)は父親の会社である
ウィナーグループを継がずにレストランを経営していますが、ジェミン
(イ・サンヨプ)が出会ったウィナーグループ令嬢のハギョン
(シン・ダウン)の兄がなんとハリム(ソ・ジソク)なんです!
ここから4人の男女のときめく想いが丁寧に描かれていき、親の代の
熟年の恋も一緒に温かく描かれた家族愛の物語になっています。
本作はドロドロした部分がなく癒し系のとても見やすいドラマです。

前半部分で、ハリム(ソ・ジソク)がミジュ(ホン・スヒョン)に告白
しますが、ミジュは「2年付き合った彼と私から別れたばかりなので
あなたのような条件のいい男性が現れたからって付き合えない」と
応えるミジュに、
ハリムは「僕にも10年付き合った彼女がいたけど・・・ でも今は
ただ君と一緒にいると楽しいんだ。 会いたいと思う人が現れた。
自分の気持ちの変化に従ってみないか? どう変わるか成り行きに
任せよう。お互いに気持ちが変わらなければ友達のままで
いいんじゃない?」と自然に語りかけるようなハリム(ソ・ジソク)の
ミジュを見つめる眼差しが包み込むように優しくて、もう~メロメロです!
このハリム役はソ・ジソクssiのカラーにピッタリ合ってますよねぇ~!

また一方、ウィナーグループ令嬢の主任ハギョン(シン・ダウン)から
「交際しているふりをして!」と頼まれるジェミン(イ・サンヨプ)。
「断ったら私はお見合いをすることになるから」
でもジェミンは「同僚だから断ります。本気で好きになったらどうします?
主任が僕のことを好きになったらどうするんですか?社長の娘をふるのは
難しいです。やっと、就職できたのにクビになったら大変なことになる。」
と絶対に無理だと言うジェミン(イ・サンヨプ)ですが、この会話で
一番驚いたのは令嬢のハギョンでしょう~(笑)
まさか、自分がふられる会話をするなんで、ガーンと頭を殴られた気分に
なったことでしょう~(爆笑)
この話は一度取り消されましたが、庶民的なジェミンにとっては
住む世界が違うと思ったはずです。
ところが、ジェミン(イ・サンヨプ)は自分の心の変化に気づき今度は
自分から付き合いましょうと声をかけちょっといい雰囲気になります。
なんだかんだ言いながらも2組のカップルはラブラブな雰囲気でしたが
ハリム(ソ・ジソク)とハギョン(シン・ダウン)が兄妹なので、4人は
偶然バッタリ鉢合わせすることもあり、ハリムはミジュとジェミンの
二人のおかしな雰囲気に気が付きます。
ミジュはハリムに昔付き合っていた彼がジェミンだったことを正直に伝え
二人は前よりもラブラブな雰囲気で付き合っていきます。





また一方、ジェミン(イ・サンヨプ)の父ヒョンス(パク・グニョン)と
ミジュ(ホン・スヒョン)の母スネ(チャ・ファヨン)の熟年恋愛も
どのように展開していくのか楽しみなカップルです。
ミジュの母スネを演じているチャ・ファヨンさんはたくさんのドラマで
いつも綺麗に着飾っている貴婦人のような役が多いですが、本作では
離婚して一人で惣菜店を切り盛りしている威勢のいいオバサンを演じて
います。大きな声を張り上げてスカッとするセリフは聞いていてこちらも
気分が爽快になります~(笑)

「私は誰かと会う資格が無い人間です」と弱気な元裁判官の父ヒョンスに
「誰かと会うのに資格なんていらないです。私は生活に追われていたので
自分が女であることも忘れてました。これから自由に会いたい人には
会います。先生に会いたかったです。」と素直というか積極的な母スネ。
「僕もスネさんに会いたかったです。あなたは素晴らしい人です。一生懸命
生きてきた人だ。あなたに比べれば私は欠点だらけで至らない。」と
元裁判官の父ヒョンスがスネさんを尊敬しているところが素晴らしいと
思います。二人のデートは送ったり送られたり・・・一緒にいる時間を
大切にしているところは若いカップルとぜんぜん変わらなくて、
スネさん!乙女のように可愛くて、今が青春という感じが最高に素敵です!
私、意外と、こちらの熟年カップル、好きでした~(笑)
でも、ヒョンスの子供たちに二人の仲を見つかってしまい、「惣菜店の女は
ダメ」と反対されてしまいます。ヒョンスは「彼女と出会って自分がダメな
人間だと気付いた。人間らしく生きてみたい。恥知らずな父でも認めて
ほしい。」と真剣に子供たちに伝えるヒョンスです。
強い反対は覚悟の上、子供たちに負けないでほしいです!!

また、実は父(ヒョンス)の浮気相手の子供という出生の秘密を抱えている
ジェミン(イ・サンヨプ)ですが、それが理由で姉たちから冷たく
されてきました。ところが姉のユジンの夫で医師のソンフンの不倫騒動が
世間を賑わすことになり、姉のユジンは夫まで父親と同じ不倫をしたことに
絶望を感じ狂ったように自分自身を失くしていきます。
まして妹ユラ(ハン・ゴウン)の不倫もそばでずっとみてきたユジンなので
正気の沙汰ではないですよね!!
でも、やっと誤解が解けて二人は出会った時のように新たな気持ちで夫婦を
はじめていきます。 姉のユジンはきっと今の幸せが壊れるのが怖かった
のでしょう、ユジンにとっては愛する家族がすべてですから・・・
ラブラブで仲の良い夫婦は子供にとって一番安心できる環境であり、また
ユジンも子供に自分の夢を押し付けることがなくなりました。

また一方、ミジュ(ホン・スヒョン)はハリム(ソ・ジソク)が大企業の
御曹司だったことが分かりショックを受けます。
「僕は自分の力で生きていくと決めたんだ」というハリムにミジュは
「家族を無視して生きられない。親と仲が悪かったのは私も同じだから」
「あなたとは分不相応よ。」「温かい家庭で育った人がいい。」と言って
僕が母を説得すると言うハリムに別れを告げます・・・
ところがハリムは母親に土下座をして「彼女を認めてほしい」と頭を
下げます。とうとう母親も今回はハリムの真剣さに二人の交際を許すの
ですが、そんな時ハギョン(シン・ダウン)がジェミン(イ・サンヨプ)と
ミジュの過去を知ってしまいます。
ジェミンは「お前は今まで通り、逃げずに目の前の現実を乗り越えろ。」と
伝え去っていきます。 これから4人の関係が絡み合って複雑な展開に
なりそうです!でもミジュを心配するジェミンは男らしいですねぇ~~!!
また兄とミジュの恋愛を応援する兄想いの心優しいハギョンも素晴らしい
性格の女性で、本当に心がけが健気です~~! 二人とも少しはずるく
なってもいいのに・・・と思えてしまうほどです・・・
ジェミンとハギョンの別れは切なかったです・・・

そしてミジュがハリムの家に挨拶にいくのを嬉しそうに見送る母のスネが
微笑ましく映る光景でしたが、その後、スネの長男が同居しようといった
ことが実はお金目当てだったことが分かりショックをうける母スネです。
長男には母親らしいことを何もしていないけど、まさか財産で揉めると
思っていなかったスネ。
おまけに母スネが結婚したいと言うと、先に財産の名義を子供に変えて
ほしいと言う長男夫婦。まったく長男夫婦はお金ばかりこだわる計算高い
人間で、妹のミジュとは正反対で要領がいい長男です(笑)

また、ミジュはハリムの母に呼び出されハリムが会社の経営に携わるように
説得してほしいと頼まれます。ミジュも銀行をやめて二人で会社に入る
ことがあなたを気に入る条件だと言われますが、昔ジェミンとミジュが
付き合っていたことをハリムの母に知られ大反対されます・・・
二人は親に反対される結婚はしたくないと言い結局ハリムの母が折れる
ことでやっと両家の顔合わせの日を迎えることになります。

ところが、今度は親たちの結婚話になり母スネとジェミン(イ・サンヨプ)
の父ヒョンスの両家の顔合わせで、ミジュとジェミンがバッタリ顔を
合わせてしまいます。まさかお互いの親同士が付き合っていたとは想像も
つかない現状です・・・
「本当に世間は狭すぎる!」と嘆くジェミンが「最初から知っていたら反対
していたよ。あの二人の結婚は祝福できない。」と心の傷を隠せない
ジェミンですが・・・複雑に絡む苦難の人生はまだまだ続きそうです・・・

後半過ぎ、ジェミンは「自分が憎い。僕のせいで母さんも父さんも
姉さんたちも苦しんできた。僕はお荷物なんだ。」と
一人自分自身を責めます。
愛する者のために自らを犠牲にすることもいとわないジェミンですが、
この複雑に絡まった人間関係はジェミン一人の問題ではないのですが
早く、それぞれの行き先が皆の大きな愛で再び取り戻せるようになって
ほしと願います。
子供たちの幸せを願う母スネと父ヒョンスは別れることになりましたが
ハリムとミジュは盛大な結婚式を挙げることになりました!
嬉しそうなハリムと美しい花嫁とそれを見て声を上げて泣く父親と・・・
本当に穏やかで幸せそうな結婚式でした。

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愛してもいいんじゃない
DVD-BOX1(9枚組)
エスピーオー

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終盤、子供たちのために別れたジェミン(イ・サンヨプ)の父ヒョンスと
ミジュの母スネでしたが、ヒョンスが難しい手術をすることを知ったスネは
手術の前日に病院に行き「必ず生きて帰ってきてください」と涙を流すのです。
この熟年カップルの大きな愛にはいつも感動の涙が流れ、大きくて素敵な
愛の形を教わったような気がします・・・本当に、また元気になりますように。
そしてやっと目が覚めたヒョンスにスネは最後の挨拶に行きます。
「わたしはもう来ません。引っ越すので町で会うこともないでしょう。」
「お互いに子供たちがそばにいるので幸せです。必ず元気になって、
その足で病院をでてください」「残りの時間は子供たちと幸せに暮らして
下さい。約束ですよ」と伝え二人で最後の約束をします・・・

最終回、今までのわだかまりもなく、今度は子供たちが受け入れる形で
ジェミンの父ヒョンスとミジュの母スネが再婚します。
ハリムのお店で子供たちに祝福されながらの結婚式はハリムとミジュの
若い者同志の結婚式より胸が震える感動のシーンで、
もう~号泣しながらのラストでした(笑)
それぞれのカップルや家族も新しい人生を歩むことになり、一番気になる
ジェミンとハギョンも幸せになりそうな雰囲気です!
すべてHappyendで幕を下ろした本作はまったくドロドロ感がなくゆったりと
楽しめる濃い内容のホームドラマに仕上がっていました。
久しぶりに長編ドラマの素敵な家族愛に出会いました・・・









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