韓国ドラマ「黄金の仮面」あらすじと感想、最終回。
本作は、自分の利益しか考えないエゴイズムが生み出した悲劇によって4人の女の狂気に満ちた戦いの中で、いづれ人生の答えを見つけていく様子を描いた長編作品。
自己最高視聴率は17.8%のヒットドラマ。
本作も韓国ドラマの醍醐味とも言える財閥、階級社会、権力、買収された警察、不倫の濡れ衣、嫁いびり、歪んだ愛等、絶対にありえないご都合主義のドラマなんですが(笑)財閥の会長ファヨン(ナ・ヨンヒ)、成金のコ会長(イ・フィヒャン)、財閥に嫁いだスヨン(チャ・イェリョン)とユラ(ヨン・ミンジ)、この4人のドロドロ演技派のバトル戦は物語を大いに盛り上げ、ヒートアップさせていきます。
財閥に嫁いだヒロインのスヨン(チャ・イェリョン)はすべてを奪われ、財閥の家を追い出されますが、自分の大切な人たちを守るために奮闘していく様子が描かれていきます。
チャ・イェリョンさんはドラマ「優雅な母娘」が再放送され、またチュ・サンウクさんの奥様として日本でもお馴染みの女優さんですね。彼女の気品あふれる優雅な振る舞いは一目置かれる韓国女優さんの一人だと思います。
冒頭から、ヒロインへのビンタが多くて、チャ・イェリョンさんが痛そうで気の毒だったのですが、だんだん強い女に変わっていくと彼女もビンタしていましたが、チャ・イェリョンさんは腕が長いので勢いがなく弱々しいビンタなんです(笑)ビンタの練習をした方がいいような感じですがビンタも演技力の1つに入るのでしょうか?(笑)
意外だったのがスヨンの母親ヘギョンを演じる品のあるソヌ・ウンスクさん(秋の童話)のやられたらやり返すのビンタの勢いにはスカッとしました(笑)
また、スヨン(チャ・イェリョン)を決して嫁と認めないナ・ヨンヒさんの迫力ある演技は納得あるドロドロヒットメーカーを感じる最強の悪役でした。アッパレ!
また、いつも悪役のイメージが強い女優イ・フィヒャンさんがコ・ミスク会長という善人の役で登場しますが、毎回ゴージャスな衣装を身にまとい、イ・フィヒャンさんのファッションに一番お金がかかったと思うほど豪華な衣装でした(笑)見る価値あり!
また、もう一人、スヨン(チャ・イェリョン)を敵対視する悪役を演じるヨン・ミンジさんの独特な雰囲気にも注目です。本作の彼女はクールな鋭い眼差しで存在感ありました。
ヒロインを見守る相手役にはドラマ「SKYキャッスル」の秘書役で話題になったイケメンのイ・ヒョンジンさんが、完璧な事業家をクールに演じていますが、スヨン(チャ・イェリョン)に出会ってから、そっと優しい笑顔を浮かべる時の彼のすべてにハマります(笑)クールな雰囲気の裏の優しさを見せる時のイ・ヒョンジンさんが最高に素敵だわぁぁ~(笑)
本作は登場人物が少なくて分かりやすいドラマですが、とにかく実力派俳優の女性陣のバトル戦は回を追うごとに迫力が増していき毎回見逃せません。
・後半はこちらから →「黄金の仮面」後半、あらすじと感想、最終回、ドロドロ愛憎劇!
あらすじ(ネタバレあり)
1話
SAグループの息子ジヌ(イ・ジュンムン)と結婚したスヨン(チャ・イェリョン)には息子のソジュンがいますが、義母でSAグループ会長ファヨン(ナ・ヨンヒ)はスヨンを嫁として認めていません。
そんな中、義母の会長ファヨン(ナ・ヨンヒ)はアメリカでスカウトした在米韓国人デザイナーのソ・ユラ(ヨン・ミンジ)を家に連れてきて、一緒に暮らすと言います。
そして、その夜の夕食の時、義母ファヨンが苦しそうにして倒れてしまいます。
2話
義母の会長ファヨンにはピーナッツアレルギーがあり、その場はユラ(ヨン・ミンジ)が応急処置して助けますが、夫までが妻のスヨンを疑っているのです。
そのスヨンの両親は娘のスヨンが幸せに暮らしていると思っていますが、孫のソジュンに会えないのが寂しくて仕方ないのです。
また一方で、洋食業会社代表で明洞の消費者金融業者コ・ミスク(イ・フィヒャン)の息子でグローバル投資会社の本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)が3年ぶりに韓国に帰国します。
そのドンハ(イ・ヒョンジン)に猛アピールする自己中なジヌ(イ・ジュンムン)の妹ジナ(コン・ダイム)です。
3話
義妹ジナ(コン・ダイム)がクラブで酔ってしまい迎えに行くスヨン(チャ・イェリョン)ですが、その帰りに今度は警察で大暴れし現行犯で逮捕されてしまいます。
義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)は今度は私の娘を犯罪者にしようって魂胆だったの?と言い、なぜ、あなたをうちに置いていると?息子のジヌとソジュンに尽くしているからと?ジナの世話が出来そうだからよ、出来ないなら置く意味がないから離婚するように無理強いします。
ところが、そんな時、スヨン(チャ・イェリョン)が妊娠しますが、スヨンは夫のジヌ(イ・ジュンムン)に流産したことがあるので、安定期に入るまで黙っていてと話します。
一方、ファヨンがスカウトした在米韓国人デザイナーのソ・ユラ(ヨン・ミンジ)はスヨンの邪魔をしますが、今度はスヨンの夫のジヌ(イ・ジュンムン)を誘惑してきます。
4話
スヨン(チャ・イェリョン)の実の母ヘギョン(ソヌ・ウンスク)が作ってくれたキムチをゴミだと言って捨ててしまう義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)が許せなくて涙を流すスヨンですが「悲しませてごめん、僕は君が愛してくれてとても幸せだ結婚できて嬉しい」と夫のジヌ(イ・ジュンムン)が優しい言葉で慰めてくれます。
一方で、スヨン(チャ・イェリョン)の実の母ヘギョンが健康診断で胃ガンが発見され、スヨンの父はスヨンの夫ジヌ(イ・ジュンムン)に電話をかけます。
ところが、義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)はそんな雑用を息子に頼んでくるなんて、家族そろって厚かましいと不機嫌になり、スヨンの家の事情は話題する価値もないと冷たい態度です。
また義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)は自分が支援する老人ホームのお弁当をスヨン一人で100人分作るように指示をだすのですが、実の母ヘギョンは娘のスヨンが姑に苦しめられていることをはじめて知るのです。
5話
スヨン(チャ・イェリョン)は最近、家に来たユラ(ヨン・ミンジ)のことが気になって仕方ありません。夫のことが好きなのでは・・・??
義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)はユラに息子のジヌが好きなら積極的に近づいて、私の嫁になってくれるなら大歓迎よと本音を伝えます。
そして、自分が義母から受け取ったダイヤの指輪をユラに渡し、決心したらその指輪をはめてちょうだいと話すのです。
翌日、義母ファヨンは珍しくスヨンに気晴らしに同窓会に参加するように言います。
ところが、同窓会に参加したスヨンはオレンジジュースを飲んだ後に眠くなり、気が付いたらホテルのベッドに一人でいたのです。
6話
同窓会から遅く家に帰ったスヨンでしたが、部屋に夫のジヌ(イ・ジュンムン)がいません。
何度も電話をかけますが、ジヌはユラ(ヨン・ミンジ)とホテルにいたのです。
朝帰りしたジヌは友達の家で不幸があって葬式に行ってたと嘘をつきます・・・
ところが、朝食の時、義母が昨夜はジヌとユラが一緒に夜景を見に行ったとバラすのです。
その後、義母はスヨンに公の場でSAグループの次期後継者の妻としての実力を見せてほしいと今回のショーの総責任者に指名します。
スヨンは嫁と認められる最後のチャンスだと言われ、絶対に結果を見せようと必死になります。
7話
ショーの総責任者だったユラ(ヨン・ミンジ)から嫁のスヨンに変えたことが気に入らないユラは指輪をファヨン(ナ・ヨンヒ)に返そうとしますが、これはファヨンの策略でこんな小娘のユラに我が物顔でのさばられたら厄介になるので、初めから分からせておくために、もしスヨンが成功したら妻の座を考え直す可能性もあると脅し、「分かってないようね、選ぶのはこの私よ」とハッキリ区別する、恐ろしい義母です。
そして、VIPなお客様が招待された特別なショーがはじまりますが、スヨンはまたユラからショーの進行を妨害されます。
最後にスヨンが挨拶をしますが、後ろのスクリーンには同窓会の帰りにチョン・テフンに抱きかかえられている二人の姿が映るのです・・・
8話
同窓会に参加したスヨンはオレンジジュースを飲んだ後に眠くなり、隣の席にいたチョン・テフンに抱きかかえられてホテルに行きますが、これもすべて義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)の仕業なんでしょうか?ここまでするほど息子ジヌ(イ・ジュンムン)の嫁になったスヨン(チャ・イェリョン)が憎いのでしょうか?
その後、「SAの嫁、不倫発覚」というスキャンダルがネットで炎上し、チョン・テフンも僕たち二人は付き合っていますとスヨンの家族に嘘を話すのです。その場で夫のジヌとチョン・テフンの二人は乱闘になりますが、それを見ていたジヌの父親が倒れてしまいます。
スヨンは義母からも夫からも家を追い出され、それを見ているユラ(ヨン・ミンジ)は薄ら笑いを浮かべています。
9話
義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)の夫は嫁のスヨンの不倫が信じられないと言い、妻のファヨンが嬉しそうに見えると言いますが、ファヨンは全部が息子ジヌのためだと心の中でつぶやきます。
この時、ユラ(ヨン・ミンジ)は不倫のすべてが義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)の策略だったことを知ります。
追い出されたスヨンは家の前に朝までいて、義母ファヨンに妊娠したことを告げますが、本当にジヌの子供なのかと聞き返し、夫のジヌも疑うのです。
ジヌはあの男チョン・テフンの言葉が頭から離れないと言いますが、スヨンもチョン・テフンがなぜあんなことを言ったのか分からないので会って確かめてくると言い、義母が私たちに飲ませていた漢方薬は妊娠させない薬だったのよと話します。スヨンはその漢方薬を飲んでいなかったのです。
また一方で、スヨンの父親の仕事場に店の契約書を担保に金を借りただろ?金を返せないなら死んで償えとやくざ風の男たちがやってきます。
偶然、父親の店の目の前にお店がある洋食業会社代表、明洞の消費者金融業者コ・ミスク(イ・フィヒャン)がやってきて、解決してくれるのです。
ところが、今度はスヨンの父親の家に裁判所から「差し押さえ」の通知がきます。
そして、母親の手術が延期になり、手術したければ、離婚届に判を押すように義母のファヨンがスヨンに言います。
10話
スヨンは夫のジヌに「母を助けて、お願いよ」とひざまずいて頼みますが、自分がチョン・テフンに直接会って本当のことを聞きたいとお酒に酔うジヌです。
スヨンは何度もチョン・テフンに電話をかけますが、すでに義母のファヨンが手下を使って「余計なことを話したら命はない」と脅し、身を隠すようにお金を渡していました。
一方、ジヌの父は離婚は延期にして、ひとまず別居させ、どうするか考えさせよう、事実を確認する必要があると言って、不倫相手の男の話だけをうのみにするのは違う気がすると言うのです。
そんな時、手術が延期になったスヨンの母の容態が悪化し、スヨンは義母に「離婚します、だから今すぐ母に手術を受けさせてください」と涙しながら頼みますが、条件があると言われます。
それは、息子のジヌにスヨンから「不倫をした」と話すこと、子供のソジュンに会わないことでした・・・ 最後に義母のファヨンは「私は人を生かしも殺しもできる・・・覚えておきなさい」と言って笑みを浮かべます。
11話
義母のファヨンはユラ(ヨン・ミンジ)からお義母様と呼ばれ、これでやっと格に合う嫁を迎えられて幸せだと伝え、息子のジヌが傷ついてるはずだから慰めてあげてと忠告しますが、息子のジヌもダメ夫で、ここまで母親の言葉を信じている優柔不断な最低夫に腹が立ちます(笑)
また一方で洋食業会社代表、明洞の消費者金融業者コ・ミスク(イ・フィヒャン)は息子のドンハ(イ・ヒョンジン)に「いつまで攻撃の機会をうかがっているの?私がSAグループを乗っ取れるようにしてね」と言うと「そのつもりだ」という言葉が返ってきます・・・
この親子に過去、何があったのでしょうか?この先が楽しみになってきました。
また一方でスヨンの子供ソジュンが夫ジヌの妹ホン・ジナの携帯をつかって「ママに会いたい」と泣きながらスヨンに電話をかけてきました。
ジナの携帯を勝手に使い怒られていたことを心配してスヨンは家に向かいますが、家の前でユラに会います・・・
一方、母の手術が無事に終わり、今度は義母ファヨンとの離婚の条件の1つである子供を堕ろす手術をスヨンが受けることになります。
12話
手術台の上で子供の心臓の音を聴いたスヨンはやっぱり子供を堕ろすことは無理だと手術室を飛び出してしまいます。
ところが義母ファヨンに忠実なイ執事が今回だけ味方になってくれたのです。
そして、スヨンに「何があろうと子供の件で訪ねてこないでください、このことが知れたら私は終わりです」と念を押します。
スヨンはイ執事に「ご恩は忘れません」と最後に感謝の言葉を泣きながら伝えます。
また一方で、友人の保証人になって家族を路頭に迷わせるスヨンの父が消費者金融業者コ・ミスク(イ・フィヒャン)を訪ね、お金を貸してほしいと言いますが、ミスクは気の毒だと思って一度同情したのに厚かましいとすごい剣幕で怒ります。
一方、スヨンの家の借金を義母ファヨンの夫ホン会長が返してくれましたが、そのことをファヨンも知ることになります。
13話
SAグループではアメリカ支社設立計画書と同時にジヌが投資会社を探し始めます。
グローバル投資会社の本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)は、じきにSAグループから連絡があるから準備するように部下に指示を出します。
また一方、スヨン(チャ・イェリョン)とジヌ(イ・ジュンムン)の離婚が決まりました。
裁判所からの帰り、元夫のジヌから絶対に子供のソジュンに会うなと強く念を押されたスヨンはそのあと流産をしてしまいます。
その時、病院に運んだのがグローバル投資会社の本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)でした。
このことで、スヨンの両親たちもスヨンの離婚を知ることになります。
スヨンの母は真相を聞こうと義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)の会社に向かいますが、思いがけない言葉を聞かされるのです。
14話
すべて何もかも自分が悪かったとスヨンは入水自殺を図ろうとしますが、父親に「やめるんだ、早まるんじゃない」と言われ救われるのですが、どうしたらいいのか分からないスヨンです。
父は子供のソジュンのために強く生きろと説得します。
また一方で、ユラ(ヨン・ミンジ)の前に昔の恋人が現れます。
ユラはとっくに別れているでしょうと言いますが、男は昔の二人の写真を見せて、僕たちに終わりはない、大魚を釣り上げて知らん顔はよくないとニヤついています。
そんな時、元夫のジヌとユラ(ヨン・ミンジ)の「W不倫」だという記事と写真がネットで流れます。ところが、スヨンとの離婚と離婚理由まで公式に発表してスヨンとの約束をやぶり真向勝負にでるのです。
その記事の後はスヨンの実家に記者が押し寄せ、アルバイト先でも不倫女として騒動が起こってしまいます。
15話
義母のファヨンを訪ねたスヨンは訂正記事を出さなければ私にも考えがあると言い、結婚生活について雑誌に暴露しますと話しますが、そこは義母の方が上手、いくらでも暴露するように言い、スヨンの不倫の写真を見せます・・・
義母ファヨンは息子のジヌにユラさんと結婚するのはどう?と、聞きますが、義母はユラの実家の財力がSAの大きな助けになると現実的な話をします。
そして、ジヌとジナの二人のうちSAを守っていけるほうにこの会社を継がせるとハッキリ伝え、まずは後継者にふさわしい人間になるように厳しくジヌに注意します。
そんな時、仕事を探していたスヨンはひょんなことから消費者金融業者コ・ミスク(イ・フィヒャン)から私の個人秘書・マナーコンサルタントにならないかと声がかかり、「踏みにじられて黙っているのはただのバカよ反対にやり返さないと」と、意見します。
スヨンは息子ソジュンのためにも変わりたいとコ・ミスクを訪ねます。
16話
スヨンは家族に秘書の仕事が決まったことを話しますが、父は今日もスヨンの不倫相手だったチョン・テフンを捜しています。
そんな時、コ・ミスク(イ・フィヒャン)から元夫のジヌとユラが結婚するらしいと聞かされるスヨンです。スヨンは新しいお母さんができて混乱する子供のソジュンだけが心配なんです。
そのスヨンはいつも最悪の瞬間ばかり再会するグローバル投資会社の本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)のことをやっと思い出します。
そして、ドンハから、あなたはいつも不幸な目に遭っている、だから、もう会わないでいましょうと言われてしまいます。
一方、スヨンの父は苦労の末やっとの思いでチョン・テフンに会うことになり、真実を証言した証拠の録音を持って、義母チャ・ファヨン(ナ・ヨンヒ)の会社に行くのですが・・・
17話
義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)の指示で、スヨンの父の携帯を奪いたかったユラ(ヨン・ミンジ)は会社の階段でスヨンの父を突落してしまいます。
録音の入った携帯を持って義母チャ・ファヨンの部屋にいきますが、ユラはジヌと結婚できるまで携帯は渡さない、私にも保険が必要だからと言います。
この私と取引しようなんて賢いのね、あなたが敵ではなく味方で頼もしいと言い、うまく処理するから安心するように言います。
一方、スヨンは父が何か情報をつかんだようで、もうじきソジュンに会えると電話がありました。
ところが、話が途中で終わり、その後連絡がなく心配します。
そんな時、父が病院に搬送されたと連絡がありスヨンは駆けつけますが、脳浮腫がひどく経過観察が必要になります。そして、一度は意識が戻りますが、何者かに殺されてしまう父でした。
18話
スヨンは父の酸素マスクが外れていたことや知らない白衣をきた男が父の病室に入ったことなどで状況を見る限り父親が殺されたと感じます。
納得がいかないスヨンは死因を突きとめるために、父の解剖依頼を頼みますが、父親の爪から他人の皮膚組織が見つかります。
一方、離婚した嫁の父親がSAグループ内で死んだなんてニュースのネタになるから新聞社に記事を書かせようとする消費者金融業者コ・ミスク(イ・フィヒャン)はモメるのを喜んでいるようです。ところが、この記事がニュースになったせいで、義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)とユラ(ヨン・ミンジ)が大金が入った香典をもってスヨンの父の葬儀に来ることになり、記者たちもいる葬儀会場は大騒動になります。
また、ユラはスヨンの父を殺してほしいと依頼した元恋人をも殺してしまうような欲深い冷酷な女でした。
19話
筋を通したSAグループ、非常識な元嫁など、世間はスヨンを非難するのですが、これもはじめから義母ファヨンの計算で、スヨンはまんまとハメられたことになります。
また、スヨンはSAグループの前で一人でストをしますが、ある記者がネット放送で記者会見をしませんか?あなたを助けてあげたいと言いますが、この記者もユラに買収されて、結局、財閥家を追い出された腹いせに脅迫して慰謝料を手に入れようとしているという話の方向性に流れが進んでいくのです。誰も信じることができずに全てに傷ついたスヨンは亡くなった父親を思い出しながら一人お酒を飲んで酔いつぶれています。
スヨンの母は「もうやめましょう、私だって悔しくて腹が立つ、でも生きていくしかないの」と、スヨンを気遣い心配するのです。
最後にもう一度警察にいきますが、そこで情報をつかんだスヨンは元夫ジヌとユラの結婚式会場に乗り込んでいきます。
20話
元夫ジヌとユラの結婚式会場でスヨンは元義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)にあなたが父を殺したのね、今すぐ父を返しなさい、解剖結果を改ざんし再調査を阻止したのもあなたでしょうと大声を出し、結局警察に捕まるスヨンです。
家に帰った元義母ファヨンは夫のホン会長にスヨンが式に乗り込んできて中止になったと話しますが、夫はスヨンの父親の死に君は本当に無関係なのか?と、確認します。
妻のファヨンはあなたが私をどう思っているのか、おかげでよく分かったと言いますが、スヨンの不倫をでっち上げたのは元義母ファヨンなのに全く自分のことしか考えないエゴイズムな最強な悪女です。
また1つ、この20話で、アメリカにいるユラの両親が登場しますが、ユラの母親が着ているワンピースがブラックなんですが両方の胸に黄色のリボンがついていて、その下に赤いハートのアップリケのようなものが付いているのですが、結婚する娘がいる母親の歳を考えてもこのファッションは無いでしょうと笑いが出てしまうほどでした(笑)
ところが・・・このユナの両親が偽物だったのです・・・ユラも恐ろしい悪女です・・・
一方で、スヨンは釈放されますが、元義母ファヨンがまた条件を出します。
21話
父親とお腹の子供を亡くしたスヨンは法が裁かないなら私がやる、法よりも権力よりお金よりも人が上だってことを教えてあげる、絶対に許さない、そう決心したスヨンはコ・ミスク(イ・フィヒャン)に「会長、私に力を貸してください、頼れるのは会長だけです、どうしても復讐したい、ファヨン親子を倒したい」と泣きながらすがるのですが、ミスクはメソメソする人間に何が出来るの?そんな調子で復讐なんてとても無理だと叱りつけ、家から追い出します。
ところが、逆恨みした男からコ・ミスク(イ・フィヒャン)を救ったスヨンはミスクの命の恩人になり、復讐を助けてもらうことになります。
そして、コ・ミスク会長(イ・フィヒャン)は息子のグローバル投資会社の本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)の秘書にスヨンを雇います。
コ・ミスク会長とカン・ドンハが親子だということは内緒にして。
22話
本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)はスヨンを不採用だと、母コ・ミスク会長の前で断ります。コ・ミスク会長は激怒しながら「もう一度、直談判してきなさい」機会は与えたから、あとは自分で何とかしなさいと言って、ドンハの元へ再度行かせます。
ドンハは母のコ・ミスク会長に彼女を秘書にして彼女のせいで僕たちの計画が失敗したらどうするの?と問いかけますが、「私たちが命を懸けるのはSAグループとチャ・ファヨンに対してだけよ」と言いますが、ドンハは協力することで彼女が傷つくことがあるかもしれないと思うと心苦しいのです。
ところが、ドンハの叔父のコ・デチョル(ファン・ドンジュ)はここで見捨てたら彼女はもっと苦しむことになるぞ、復讐は長引くほど苦痛も深まるんだと忠告します。
一方、一緒に住んでいるスヨンの従妹のヨンジがメイドの正社員に就職が決まりますが、勤務先がスヨンの前の嫁ぎ先だったのです。はじめは驚くスヨンと母ですが、子供のソジュンの様子が分かるので逆にいいかもしれないとスヨンの母は思います。
23話
SAグループの会議に初めてスヨンもカン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)の秘書として出席します。元義母ファヨンは彼女が誰かご存じなんですか?と問いかけますが、ドンハは離婚したと聞きましたが私生活や過去は気にしませんと答えます。
SAグループの商品開発への参加が投資の条件だと聞いていますが彼女も加えるなら契約しませんという元義母ファヨンです。元夫のジヌも「彼女をSA関連の業務から外してください」とお願いに来ますが、カン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)は断固として受け入れないのです。
この状況にドンハは「策はあるのか?」とスヨンに問いかけますが、スヨンはSAのいろいろな帳簿や書類を調べ財務諸表に妙な点があることを見つけ、メイドになった従妹のヨンジに頼んでファヨンの家に忍び込み、SAに二重帳簿が存在する証拠をつかみ、カン・ドンハ本部長に報告します。彼は粉飾決算をしていたことは見当がついていたと言い、今後の投資契約には影響はないとスヨンに話します。そして、危険な行動は控えろと指示します。
24話
SAグループの中にカン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)とスヨンの部屋ができます。
ここまで来たからには頑張ろうと声をかけ二人は新しく出発します。
そして、カン・ドンハ本部長が外国からデザイナーを招いて、新しく開発部を新設すべきだと言いますが、ジヌはすでに元のデザイン部が商品開発を進めていると言います。
ファヨンは部署の新設に合意する代わりに、ユナをチーム長にするように要求し、外国からくるデザイナーを阻止する魂胆です。
また、SAの新設部署のチーム長にファヨンはユラをカン・ドンハ本部長はスヨンを推薦します。
そこで、1週間後にコンペを行って、二人に競い合ってもらい優秀な方がチーム長になることになりました。それなら、文句はないでしょうというカン・ドンハ本部長に、もしスヨンが負けたらSA関連の業務から外してほしいと言います。
SAに不要な人材であれば望みどおりにしますとハッキリ答えます。
25話
亡くなった父親の事故について嗅ぎ回っているSAに来たスヨンの態度が気に入らないユラはいい加減、現実をみてくださいと言い、今回のコンペの件も諦めたらどうですか?更に私に譲ってくださいと言います。
スヨンは出来ません、チャ会長(ファヨン)の思うつぼだから絶対に諦めませんとハッキリと伝えます。そういう、スヨンもユラもお互いにプレッシャーを感じてるはずです。
そして、新設する商品開発部のチーム長選定のためのコンペがはじまりますが、なんと二人のデザインが同じものだったのです。ユラがスヨンのデザインを盗んだようです。
一方、急に姿を消したデザイナーのクリスをカン・ドンハ本部長が捜していますが、なぜ?急にいなくなったのか不思議に思うドンハです。
また一方で、スヨンの母はコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)のお店の前にトッポキ店を開店しますが、コ・ミスク会長の弟でドンハの叔父のコ・デチョル(ファン・ドンジュ)がスヨンの母に一目ぼれをするのです。歳の差があるように感じますが・・・(笑)
26話
案の女、ユラはコンペの会場でスヨンに「人のデザインを盗むなんて最低の行為ですよ」と皆の前で主張します。スヨンはユラに負けてしまいます。
カン・ドンハ本部長はスヨンからユラが私のデザインを盗んだと主張しますが「たとえ事実でも対策を怠った君の落ち度だ、いい加減、危機感を持て、相手はただ物じゃない」と言って辞表を出すようにスヨンに言います。
更にそんな甘い考えでは、騙されて負け続けるのはオチだ、役立たずは必要ないと厳しいカン・ドンハ本部長です。
スヨンはコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)のところに行き、二度とやられないと誓ったのに、でも諦めません、必ず証拠を見つけ出して本部長の屈辱を晴らしますと伝えます。
スヨンは元夫のジヌを訪ねあなたが私のスケッチブックをユラに見せたの?と問いただします。
ジヌもユラの方がスヨンのデザインを盗んだことをこの時分かるのです・・・
27話
新しい商品開発部の激励会がコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)の案で行われることになりました。コ・ミスク会長から花束をもらったユラでしたが、そこに証拠の写真をもってスヨンが現れます。カン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)は投資者として見過ごすことはできない、しかし問題にしても得はないので、別の方法で解決しましょうと言って、商品開発部をもう1つ作りますと提案します。
そして、カン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)は君がこの第2商品開発部のチーム長としてこの部を引っ張っていくんだ、これからが本番だから、頑張ってくれと激励します。
またカン・ドンハ本部長の母親のコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)も社外役員という肩書でSAに入り込んできます。 今後、この二人が親子だと分かったときは大きな騒動になるでしょうね!
また一方で失踪したデザイナーのクリスが誘拐されたことがわかりました。
カン・ドンハ本部長は部下に犯人を見つけるように指示を出します。
28話
ファヨンの娘ジナ(コン・ダイム)が会社でスヨンと騒動を起こしますが、、カン・ドンハ本部長はジナにスヨンに謝れと言います。
もちろん、謝らなかった娘ジナを母親のファヨンはあんな女に謝る必要はないと言い、泣いてないでやり返すのが私の娘よと言います。そして、心の中では問題のカン・ドンハと、どう引き離そうか頭をひねっています。
ところが、母ファヨンの口利きで娘のジナが市の広報大使に選ばれました。
一方、ソジュンの幼稚園で親の職場見学が宿題になりました。元夫のジヌとユラはスヨンに会わせないようにするつもりでしたが、ソジュンが会社でいなくなり騒動になります。
また、会社ではスヨンに対して「コネ入社、売春女、会社をやめろ」という記事とカン・ドンハ本部長とスヨンの二人の写真が社内掲示板に載り、更にカン・ドンハ本部長はスヨンのパトロンだというのです・・・
29話
カン・ドンハ本部長は社内掲示板を管理者に削除してもらうと言いますが、スヨンは「いいえ、結構です、更に悪質な書き込みをされるだけですから」と今度は強気のスヨンです。
犯人はファヨン側の人間でしょうし何が狙いかも分かっていると言います。
スヨンを魔性の女と思わせて、社員の目に耐えきれずに自ら会社を去るように仕向けていることを分かっているスヨンです。
息子のソジュンのためにも強い女・強い母親になって、一日でも早く愛するソジュンを迎えにいきたいスヨンなんです。
また、母のファヨンにとっては娘のジナからカン・ドンハ本部長を引き離すための策だったのでしょうが、ジナは絶対に許さないとすごい剣幕で怒っています。
そして、ジナはスヨンを地下室の倉庫に閉じ込めてしまいますが・・・
ジナを信用するスヨンもまだまだ甘いですよね~
結局、地下室からスヨンを助け出したのはカン・ドンハ本部長でしたが、それを元夫のジヌが見ていて、嫉妬するのです。
30話
元夫のジヌに呼び出されたスヨンは迎えに来たユラにソジュンを口実に呼び出したのは彼ですと、ハッキリ言いますが、それでもユラはあなたが誘惑したでしょうと言い、腹が立ったスヨンは「奥さんの前で改めて言うわ、ソジュンを口実に連絡しないで」そしてユラに、人のせいにしないで、夫をちゃんと見張ってくださいと伝えます。
また一方で、「広報大使任命式」にジナがスヨンを自分のアシスタントとして来てほしいと言いますが、カン・ドンハ本部長はそれを断ります。
まずは地下室の件でスヨンに謝るのが先だろうと言い、ジナはしぶしぶ謝るのです。
ところが、スヨンは私は大丈夫です、当日アシスタントをしますと意外な言葉が返ってきます。
当日、SAの社員や記者なども参加してジナの任命式が行われますが、式の途中で急にジナが家のメイドと喧嘩しながら、激しい言葉で相手をバカにする姿がスクリーンに映し出され、ジナは違う、違うと言いながら一人で大騒ぎしています。
参加者すべての人もスクリーンを見て、あきれ返るほどジナの他人を大声で非難する姿に驚くのです。
31話
広報大使になれたと散々自慢していたジナは大恥をかき、カン・ドンハ本部長に合わせる顔がない、どうしたらいいのと泣きわめいています。そして、その様子はすでにネットで拡散され広まっています。母のファヨンは誰の仕業か調べるように指示を出します。
母のファヨンは家に合ったジナにふさわしい人を見つけるからとジナに言いますが、ジナはカン・ドンハ一筋なので母親の話など聞くはずがありません。
そのファヨンはスヨンを呼び出し、犯人はあなたなの?と聞きますが、犯人とは罪を犯した者に使う言葉です、私が犯罪者だとでも思っていたのですか?と答えますが・・・そうです私です・・・
一方で、カン・ドンハ本部長とスヨンの他にドンハの叔父のコ・デチョル(ファン・ドンジュ)がデザイナーとして仕事に加わることになりました。
たくさんの資格を持っているコ・デチョルはきっと二人の力になることでしょう。
32話
今日はスヨンの亡くなった父の誕生日です。
酔った元夫のジヌは妻のユラを抱きしめながら「スヨン、スヨン、なぜ?カン・ドンハと一緒にいたんだ?、なぜ僕じゃダメなんだよ」と切ない気持ちを言葉にします。
それを聞いたユラは情けなく惨めな気持ちになります。
一方で、カン・ドンハ本部長とドンハの叔父のコ・デチョル(ファン・ドンジュ)とスヨンの3人で、初めての会議をします。
モラン制靴を復活させるというスヨンのアイデアは亡くなった父が大好きだったと言い、実はコ・デチョルも大好きだったと言い、是非復活させて何が何でも僕たちが必ず勝ち取ろうと意見が合います。 実はモラン制靴の商品はカン・ドンハの父のブランドだったことが分かり、カン・ドンハは母のコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)に父さんのブランドも取り返し、SAも奪ってみせると強い意志を見せます。
33話
心が病んで体調を悪くしたソジュンは「ママ、ママ」と名前を呼びスヨンを恋しがっています。
ところが、ユラはスヨンのところに行ったらスヨンをいじめるからと子供のソジュンに言います。
本当に意地悪な継母です。
そんな様子をみていたファランの夫でスヨンの元義父はソジュンをスヨンのところに行かせてあげます。元義父は息子のジヌに最近のソジュンが正常に見えるか?明らかに心が病んでいる、父親なら息子を第一に考えろと注意します。
そして、ソジュンは絶対に渡さないという妻のファヨンに夫は「人質にしてスヨンを脅すためか?」と問いかけます。夫は「離婚しよう、君の人質は私1人で十分だと思ってたが、もう我慢の限界だ」本当におどましい人だと言います。
また、スヨンはソジュンを病院に連れて行きますが、先生は虐待されて精神的に追い詰められていたようですと言い、スヨンは涙を流します。
そして、ユラは最初からソジュンがスヨンの弱点だと知っていたことに気が付いたスヨンはもう騙されない、私の息子を傷つけた罪を償ってもらうと心に決めます。
34話
カン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)とホン・ジヌ社長(イ・ジュンムン)が「次世代のリーダー100人」の候補に選ばれました。
スヨンはカン・ドンハ本部長のインタビューのお手伝いをすると言いますが、ドンハは興味がないし仕事に集中したいから断ろうと思っていると言います。
また、スヨンはユラに対して疑う部分があり、「ケンブリ大の美術学部を卒業したソ・ユラを捜しています」とSNSで情報提供を求めます。
一方、昼間ソジュンを預かっているスヨンの母は自分のトッポキ店にソジュンを連れて行って大好きなトッポキを作ってあげます。少し明るくなったソジュンを見ているとホッとします。
また一方で、ファヨンの夫のホン会長は離婚届をファヨンに渡しますが、離婚する気はないと言って用紙を破ってしまいます。私の気は変わらない、書き直すまでだと言い、会社に対する苦労は知っているが、だが私生活は別だ、夫婦としては0点だと言って離婚してくれとカッとなり怒りだします。
35話
スヨンは元義母のファヨンに「知ってましたよね、不倫したのはあなたの息子のほうだって」そして「もし、私がジヌを奪い返したらどうしますか?」とけしかけます・・・これからあなたの大事なものを1つずつ壊してやるわと心の中でつぶやくスヨンです。
また、スヨンはカン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)には、多すぎて感謝しきれないほどの恩があると言い、トラックの荷台から助け出してくれたこと、倒れたスヨンを病院に運んでくれたこと、傘を貸してくれたこと、病院の防犯カメラのこと、そしてソジュンのことなど、特にぬいぐるみのお陰でソジュンが元気になったことは母親のスヨンにとって一番お礼がいいたいことなんです。
ドンハは病院の事知ってたのか?と意外な顔をしますが、スヨンは何と感謝したらいいのか分からずになかなか言えなかったようです。
そして、その後、スヨンがロビーである男から刃物で脅されます。男は「チャ会長(ファヨン)はどこだ?チャ会長を出せ」と言ってスヨンの首に刃物を突きつけます。
そばにジヌとユラがいましたが、そこにカン・ドンハ本部長がやってきます。
36話
スヨンの首に刃物を突きつけている男をみて、ユラは「彼じゃないわ」とジヌに言いますがジヌは「何だって」と言って、ユラに警察に通報しろと言います。
そこにカン・ドンハ本部長がやってきて、最後はドンハが犯人を取り押さえます。
本当はユラがジナをつかって、世間の同情を得るために人質事件をでっち上げ、ジヌが犯人を勇敢に取り押さえる芝居だったのですが、その話題作りが台無しになり、本当に事件が発生したのです。気が動転しているスヨンを家まで送っていくカン・ドンハ本部長に母はお茶を入れます。
彼女は会社では優秀ですし、なくてはならない存在ですというドンハに母はとても嬉しそうに是非また遊びに来てくださいと笑顔をみせます。
また一方で、またスヨンに人質事件のことで濡れ衣を着せたファヨンをコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)が助けます。
そして、スヨンがいろいろ調べた結果、ユラの今までの嘘がだんだん明らかになっていくのです。
37話
スヨンはユラのケンブリ大を卒業したということが何だか怪しく感じ、SNSで情報を求めたところ多くの返信がありました。ところがスヨンが知っているユラとは違っていて、決定的だったのは、本物のソ・ユラから連絡がきたことでした。
スヨンはユラがソジュンを虐待していなければ見逃していたかもしれませんが、ファヨンと同罪だと分かった以上容赦しないと本部長のカン・ドンハに伝えます。
スヨンの仕業で、ユラが学歴詐称していたことが義母ファヨンに分かってしまったユラはファヨンに呼ばれますが、家柄もすべて完璧な嫁を迎えたと自慢していたファヨンはユラをどうするのでしょうか?
夫のジヌはこの前はデザインを盗作して、今度は学歴詐称、僕は簡単に見逃したりしないから、他にもまだ何か隠しているんだろ?と言うと、ユラはあの女は私たちを仲たがいさせたいのよとふてぶてしく開き直るのです。
結局、義母のファヨンも今回だけは見逃すと言って平気な様子です・・・
38話
メイドをしているスヨンの従妹のヨンジ(イ・ジュウン)の正体がユラに分かってしまいます。
ヨンジはユラに脅されますが、スヨンには黙っているように言います。
そして、ユラはヨンジのお店に現れます・・・
一方で、ファヨンの娘ジナが昨日、本部長のカン・ドンハとデートして映画を観て食事して家まで送ってくれたと写真までスヨンにみせます。
そのジナはカン・ドンハのコスメ会社のモデルにも起用されたのです。
そんな話を聞いたスヨンは何故か?気持ちが落ち着かないのです。そして、彼は恩人よ、それ以上じゃないと心に言い聞かせます。
また一方で、一度外で発作を起こしたことがあるファヨンの夫ホン会長はスヨンの母キム・ヘギョンに助けてもらいます。もし、また発作が起きたら連絡してくださいと言って、電話番号のメモを渡されます。
ところが、コ・ミスク会長(イ・フィヒャン)のほうが先にホン会長に一目ぼれして、もう~メロメロになっています(笑)
39話
新素材の情報は機密にするはずが、ライバル会社に情報を売り渡そうとした裏切者がいたとしてファヨンがスヨンのところにやってきます。
犯人はスヨンだと言うファヨンは証拠を見せるのですが、従妹のヨンジがユラに脅されてやったことでした。そして、ファヨンはカン・ドンハ本部長もグルだと言い張り、スヨンは仕方なく自分だけ会社を辞めると言います。
ところが、カン・ドンハ本部長は部下のスヨンが私ではないと否定している以上、上司として信じたいと思いますとファヨンに言い、僕の方でもこの件について調べるつもりだと主張します。
カン・ドンハ本部長が徹底的に調べた結果、ファヨンが他社に産業スパイを送り込んでいたことが分かり、そんな卑劣なマネは二度としない方が賢明ですよ、とファヨンの悪事を暴きます。
そして、スヨンは復帰させますと話します。
カン・ドンハ本部長のお陰で助かったスヨンはファヨンを倒すために早く二重帳簿を手に入れようとします。
40話
ユラが殺した元カレのソンスの写真と「何をしたか知っている」というメッセージが家に届きます。ユラはスヨンの仕業だと思い「贈り物は受け取ったわ」と声をかけますが、「そこまで興奮する贈り物って何?」というスヨンの姿を見て、彼女が元カレのソンスを知っているはずがないし・・・彼女ではないのね、だったら、誰が?と疑問が残ります・・・
一方で、復帰したスヨンはカン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)に、私の父はもともとモラン制靴で働いていたんですと言い、スヨンの父が靴のデザイナーだったことをドンハは知り、スヨンは靴を作る父の姿を見て育ったと言います。
一方、元義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)はソジュンのことで訴訟を起こそうとしていることを知り、ソジュンに会いたがっている元夫のジヌを家に呼んで3人で夕食を食べます。
スヨンの母ヘギョンは虐待されていたことも知らなかったくせに顔も見たくないと言って激怒しますが、スヨンはジヌに訴訟を起こすと言っている元義母を阻止したいためだと言います。
ところが、そんなスヨンとジヌの二人が一緒にいることが我慢できない、ユラとカン・ドンハ本部長なんです。
41話
ファヨンの家で夕食に招待されたコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)はスヨンを一緒に連れて行きます。二人でファヨンの家に行ったことを知ったカン・ドンハ本部長は「一体、何をしに行ったんだ?」と叔父のコ・デチョル(ファン・ドンジュ)に聞きますが、「それは・・・ 金庫の二重帳簿を手に入れに」と言うのです・・・
その夕食会には心配して後から口実をみつけてカン・ドンハ本部長も駆けつけますが、更に驚いたことはファヨンの夫がコ・ミスク会長の憧れの人だったということです(笑)ミスクはぐったり、しょんぼり、肩を落としています(笑)よりによって、敵のファヨンの夫を好きになるなんて、あり得ないことですよね~
また一方で、スヨンの従妹のヨンジ(イ・ジュウン)もユナに脅され、スヨンを裏切っていますが、更にユナにお店をいつくれるのかと迫っています。こんな状態で、よく一緒にスヨンたちと暮らせるなぁ~と、つくづく女の欲深さを実感する悪女たちです。
42話
スヨンはユラからスヨンと元夫のジヌが一緒にいる写真を見せられます。
誰が撮ったのか疑問ですが、これはスヨンの従妹のヨンジ(イ・ジュウン)がユナに送った写真です。ところが、この写真を巡り、ユナとジヌの夫婦関係にひびが入りはじめます。
また、スヨンはカン・ドンハ本部長のファヨンとユラに復讐がしたい、それにはジヌが必要なんです、そしてソジュンを守るためでもあり、自分の手で復讐したいと話します。
カン・ドンハ本部長は僕も同じです、僕も彼らが嫌いだけど、君が傷つく方がもっと嫌だと真剣に伝えます。その後、スヨンはジヌに「親権者変更の同意書」を渡します。ところが、そこにファヨンがやってきて、書類を破ってしまいます。
また、コ・ミスク会長(イ・フィヒャン)に呼ばれたスヨンは、あの日、金庫の中は空っぽだったと伝えますが、きっと息子のジヌになら話しているはずだから、探りを入れるように言います。
一方で、ファヨンは息子のジヌに父さんに離婚を切り出されたから、あなたが行って気持ちを静めてきてと言われますが、父からは急ではない、考え抜いて出した答えだ、それがお互いのためなんだと言い、父親の役目を果たせず悪いと思っていると話します。
43話
スヨンの母ヘギョン(ソヌ・ウンスク)はトッポキの出前先でカン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)と会います。ジナの撮影場所でしたが、親切に扱ってくれるドンハに恐縮し、更に帰りは車でお店まで送ってくれますが、そこが母のコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)のお店の目の前だったことに驚くのです。 すっかり、お世話になった母ヘギョン(ソヌ・ウンスク)はあんな素敵な人がスヨンの相手だったらいいなと思っています。
また、コ・ミスク会長(イ・フィヒャン)はスヨンにカン・ドンハ本部長をどう思っているのか直接聞きますが、本部長は恩人なんです、それ以上を望むなんておこがましいですからと答えます。
また一方で、投資をするというユラの偽物の両親を会社に連れてきます。
そして、ジヌとスヨンの二人が写っている写真を見せて、ファヨンに謝罪するように要求します。
この偽者の両親は親が謝罪しないならジヌに謝罪するように強気の態度をみせ、ファランは強烈な怒りがこみ上げてきます。
44話
ファヨンは両親にジヌとスヨンの二人が写っている写真を見せたユラにジヌにも落ち度があるけど嫁にきたからには、あなたはうちの人間よ、今後は家庭内のことは外に漏らさないようにと厳しく叱ります。
また、不思議なことに、ユラと元カレのソンスが二人で写っている写真がリビングに落ちていて、ファヨンが見つけますが、ユラは前に紹介した従弟ですとごまかします。
ユラは何故写真が?とビクついて、イ執事に私に届き物はなかったかと聞きますが、何もないと答えます。そして、このことは家族には内緒にしてくださいとお願いします。でも誰が??
一方で、スヨンは母から聞いた出前先のことをカン・ドンハ本部長に話してお礼を伝えます。
そして、「一人暮らしですか?」と尋ね、母がおかずをおすそ分けしたいと言ってますと話すと直ぐに「一人暮らしだ」と答えるカン・ドンハ本部長です。
また一方で「このコ・ミスクが大物を釣り上げたわよ」とカン・ドンハとスヨンにユラの両親が怪しいと教えるのです。両親がミスクのお店に来て怪しい点だらけだったと伝えます。
同じとき、ファヨンもユラの両親が怪しく感じ、キム室長に徹底的に調べるように指示をします。
45話
ファヨンはユラに「学歴の次は血筋まで偽るとは、よくもこんな大それたことができるわね」と言ってユラにビンタしますが、ユラは「妊娠しました」と言ってから「両親は、私が幼いころ飛行機事故で死んだ」と話します。
夫のジヌは「それでも騙したことに変わりはない」と言い、「母さんの息子は結婚詐欺に遭ったんだぞ、即刻、離婚する」と母のファヨンは大ピンチに立たされます。
更にユラは離婚なら投資したお金は私のだから回収しますと言いますが、母ファヨンは「結婚もビジネスよ」と息子のジヌに忠告する自分本位な母です。
ファヨンの夫は「君の欲が招いた結果だ」と強く忠告するのですが、分かろうとしないファヨンです。そして、ユラに本当に財産があるのか調べようとするファヨンです。
そのユラから、「スヨンの不倫をでっちあげ、私を後釜に据えたのは、お義母様でしょう、今更、私を非難するなんて」と話しているのをジヌが聞いてしまいます。
46話
「あの女はうちに不釣り合いだった、あなたのためよ」と言うファヨンにジヌは「いいや、自分のためだろう、母さんの欲が僕の人生を台無しにしたんだ」と、完璧だったジヌの家庭を壊した母ファヨンはそれでも息子の心を分かろうとしません。
ファヨンの夫のホン会長も全てを知り、本当に恐ろしい女だ、7年も共に暮らした嫁を陥れるとは天罰が下ると言い、君のような格が低い人間とは一生分かり合えないだろう、ジヌの人生を壊したことを反省しろときつく忠告しますが、それでも「私はジヌを救った」と言う母ファヨンです。
ジヌはすぐにスヨンのところに行き「今度こそスヨンの味方になるから僕を信じてくれ」と言いますが、スヨンは「あなたは絶対に母親には勝てない・・・」と言い、私たちは終わったと・・・
また一方で、ファヨンの右腕のマ理事の悪事を暴くためにスヨンは一席設けたマ理事との危険な食事に携帯を通話状態にしたままで会食し、会話の録音に成功します。
危ない目に遭ったスヨンに対してカン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)は「君のことが好きになった」と告白します。
47話
「好きだ、君のことを、他人のことで取り乱したのは生まれて初めてだ」と告白し、最後まで君を守るから手の届くところにいてほしいと言って、返事は急がないと恥ずかしそうに伝えます。
一方、ファヨンは食事の席のマ理事とスヨンの写真を撮っていたのです。
それを使ってまたスヨンを陥れようとしますが、今度はカン・ドンハ本部長とスヨンたちの方が早くに手を打っていたのです。更に先にマ理事の株も譲渡することに成功します。
ファヨンはスヨンを利用しようとして逆に返り討ちに遭ったのです。そのせいでSAは莫大な損害を被ったのです。ジヌもこれ以上スヨンを苦しめるなら黙ってないからと母にきつく警告します。
また、スヨンの亡くなった父の解剖を行った医師が外国から帰国しました。
父の死の真相が知りたいスヨンは医師を訪ねますが、あの日、SAの人がやってきて改ざんすれば教授の座をやると言われ、ほとんど脅しのようで断れなかったと言います。
スヨンはすぐにファヨンの家を訪れ、ファヨンに向かって「人殺し、あなたが父を殺したんでしょう、この人殺し」と泣きながら叫びます。
48話
「おとうさん、ごめんなさい、ファヨンがしたことを必ず暴いてやるから、もっと高くまで上り詰めなさい、人生の絶頂にいる時、奈落の底に突き落としてやる」家に帰ったスヨンは一人心の中で再度復讐を誓うのです。
また、コ・ミスク会長(イ・フィヒャン)もスヨンを見ていて、急にドンハの父親のことを思い出し、ドンハの父も悔しかったはず、苦労して開発した特許商品をSAに盗まれ、モラン制靴まで奪われて・・・私が今日まで必死に耐えてきたのはチャ・ファヨンに罰が下るのを見るためだと悔し涙を流します。
また、スヨンはカン・ドンハ本部長に今は父の復讐しか考えられないと言って彼の愛の告白を断ります。心の中に愛が入る隙間がないと言います。
ドンハはごめん、僕まで君を苦しめてしまった、でも諦めない、君に僕を好きになってもらうから逃げずに待っていてほしいと話します。ところが、この二人をジナが見ていたのです。
また一方でファヨンのSAでつくった靴が安全性に欠けた欠陥商品であることを突きとめたスヨンたちはファヨンのところに行き、今すぐ販売を中止して商品を回収するように言います。
さもないと告発すると・・・
49話
あっという間に記者たちがSAの会社に集まり、じきマスコミや世間も騒ぎ出し、ファヨンは動揺しますが、この情報を記者に流したのはもちろんコ・ミスク会長です。彼女は早くチャ・ファヨンの顔をみてやりたいとワクワクしています。
またファヨンは「ユ・スヨンの分際でこの私に刃向かうとは」と怒り狂っていますが、夫のホン会長はテレビも新聞も大騒ぎだ、欲に目がくらんだSAが顧客を欺いたと騒いでいると言い、君のせいでSAの名誉が失墜していると・・・ちゃんと責任を取るように注意します。
その後、消費者庁の調査がSAに入り、そのうえ マ理事のセクハラ隠蔽の件まで、マスコミが過熱している状態なので周りは直接 謝罪したほうが効果的だと言い、ファヨンはしぶしぶ謝罪会見を開くことになります。ファヨンはひざまずいて記者たちに向かって土下座します。
母が土下座した姿を見たジヌはスヨンを責めます。
スヨンは私の母はあなたの母に土下座させられたのよ、何も悪くないのに、その時あなたは何をしていたの?私のせいにしないで、悪いのはあなたの母親よとハッキリ突っぱねます。
それに対して、返す言葉がないジヌでした・・・
50話
家の階段でユラは義母のファヨンから突き落とされたと言い、一人で病院にいきます。
駆けつけた夫ジヌに流産したと泣きながら話すユラ・・・
自分からわざと転がり落ちて、ファヨンに何されるか分からないから一人で病院に行くと言い、夫ジヌには流産したというユラは本当に妊娠していたのでしょうか??
また、ファヨンの夫のホン会長はすべてのことについて、すぐにSAのためだと言う妻のファヨンに本当にSAを思うなら素材を偽ったりしないと言い、離婚の件以外はもう何も話すことはないと
言う夫です。
また一方で、スヨンの母はユラを見て、自分が入院している時に急変したのは、ユラが点滴に薬をいれたからだとスヨンに話します。
スヨンは急いで母が入院していた病院に行き、看護師さんから、あの日変わったことはなかったですか?と、問いかけると同じ日に更衣室から職員証と制服が盗まれる事件があったけど防犯カメラの故障で犯人は不明のままなんですとスヨンに話します。
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◉韓国ドラマ「優雅な母娘」あらすじと感想、最終回。女の執念・大ヒット愛憎復讐劇。
本作は、自分の利益しか考えないエゴイズムが生み出した悲劇によって4人の女の狂気に満ちた戦いの中で、いづれ人生の答えを見つけていく様子を描いた長編作品。
自己最高視聴率は17.8%のヒットドラマ。
本作も韓国ドラマの醍醐味とも言える財閥、階級社会、権力、買収された警察、不倫の濡れ衣、嫁いびり、歪んだ愛等、絶対にありえないご都合主義のドラマなんですが(笑)財閥の会長ファヨン(ナ・ヨンヒ)、成金のコ会長(イ・フィヒャン)、財閥に嫁いだスヨン(チャ・イェリョン)とユラ(ヨン・ミンジ)、この4人のドロドロ演技派のバトル戦は物語を大いに盛り上げ、ヒートアップさせていきます。
財閥に嫁いだヒロインのスヨン(チャ・イェリョン)はすべてを奪われ、財閥の家を追い出されますが、自分の大切な人たちを守るために奮闘していく様子が描かれていきます。
チャ・イェリョンさんはドラマ「優雅な母娘」が再放送され、またチュ・サンウクさんの奥様として日本でもお馴染みの女優さんですね。彼女の気品あふれる優雅な振る舞いは一目置かれる韓国女優さんの一人だと思います。
冒頭から、ヒロインへのビンタが多くて、チャ・イェリョンさんが痛そうで気の毒だったのですが、だんだん強い女に変わっていくと彼女もビンタしていましたが、チャ・イェリョンさんは腕が長いので勢いがなく弱々しいビンタなんです(笑)ビンタの練習をした方がいいような感じですがビンタも演技力の1つに入るのでしょうか?(笑)
意外だったのがスヨンの母親ヘギョンを演じる品のあるソヌ・ウンスクさん(秋の童話)のやられたらやり返すのビンタの勢いにはスカッとしました(笑)
また、スヨン(チャ・イェリョン)を決して嫁と認めないナ・ヨンヒさんの迫力ある演技は納得あるドロドロヒットメーカーを感じる最強の悪役でした。アッパレ!
また、いつも悪役のイメージが強い女優イ・フィヒャンさんがコ・ミスク会長という善人の役で登場しますが、毎回ゴージャスな衣装を身にまとい、イ・フィヒャンさんのファッションに一番お金がかかったと思うほど豪華な衣装でした(笑)見る価値あり!
また、もう一人、スヨン(チャ・イェリョン)を敵対視する悪役を演じるヨン・ミンジさんの独特な雰囲気にも注目です。本作の彼女はクールな鋭い眼差しで存在感ありました。
ヒロインを見守る相手役にはドラマ「SKYキャッスル」の秘書役で話題になったイケメンのイ・ヒョンジンさんが、完璧な事業家をクールに演じていますが、スヨン(チャ・イェリョン)に出会ってから、そっと優しい笑顔を浮かべる時の彼のすべてにハマります(笑)クールな雰囲気の裏の優しさを見せる時のイ・ヒョンジンさんが最高に素敵だわぁぁ~(笑)
本作は登場人物が少なくて分かりやすいドラマですが、とにかく実力派俳優の女性陣のバトル戦は回を追うごとに迫力が増していき毎回見逃せません。
・後半はこちらから →「黄金の仮面」後半、あらすじと感想、最終回、ドロドロ愛憎劇!
あらすじ(ネタバレあり)
1話
SAグループの息子ジヌ(イ・ジュンムン)と結婚したスヨン(チャ・イェリョン)には息子のソジュンがいますが、義母でSAグループ会長ファヨン(ナ・ヨンヒ)はスヨンを嫁として認めていません。
そんな中、義母の会長ファヨン(ナ・ヨンヒ)はアメリカでスカウトした在米韓国人デザイナーのソ・ユラ(ヨン・ミンジ)を家に連れてきて、一緒に暮らすと言います。
そして、その夜の夕食の時、義母ファヨンが苦しそうにして倒れてしまいます。
2話
義母の会長ファヨンにはピーナッツアレルギーがあり、その場はユラ(ヨン・ミンジ)が応急処置して助けますが、夫までが妻のスヨンを疑っているのです。
そのスヨンの両親は娘のスヨンが幸せに暮らしていると思っていますが、孫のソジュンに会えないのが寂しくて仕方ないのです。
また一方で、洋食業会社代表で明洞の消費者金融業者コ・ミスク(イ・フィヒャン)の息子でグローバル投資会社の本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)が3年ぶりに韓国に帰国します。
そのドンハ(イ・ヒョンジン)に猛アピールする自己中なジヌ(イ・ジュンムン)の妹ジナ(コン・ダイム)です。
3話
義妹ジナ(コン・ダイム)がクラブで酔ってしまい迎えに行くスヨン(チャ・イェリョン)ですが、その帰りに今度は警察で大暴れし現行犯で逮捕されてしまいます。
義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)は今度は私の娘を犯罪者にしようって魂胆だったの?と言い、なぜ、あなたをうちに置いていると?息子のジヌとソジュンに尽くしているからと?ジナの世話が出来そうだからよ、出来ないなら置く意味がないから離婚するように無理強いします。
ところが、そんな時、スヨン(チャ・イェリョン)が妊娠しますが、スヨンは夫のジヌ(イ・ジュンムン)に流産したことがあるので、安定期に入るまで黙っていてと話します。
一方、ファヨンがスカウトした在米韓国人デザイナーのソ・ユラ(ヨン・ミンジ)はスヨンの邪魔をしますが、今度はスヨンの夫のジヌ(イ・ジュンムン)を誘惑してきます。
4話
スヨン(チャ・イェリョン)の実の母ヘギョン(ソヌ・ウンスク)が作ってくれたキムチをゴミだと言って捨ててしまう義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)が許せなくて涙を流すスヨンですが「悲しませてごめん、僕は君が愛してくれてとても幸せだ結婚できて嬉しい」と夫のジヌ(イ・ジュンムン)が優しい言葉で慰めてくれます。
一方で、スヨン(チャ・イェリョン)の実の母ヘギョンが健康診断で胃ガンが発見され、スヨンの父はスヨンの夫ジヌ(イ・ジュンムン)に電話をかけます。
ところが、義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)はそんな雑用を息子に頼んでくるなんて、家族そろって厚かましいと不機嫌になり、スヨンの家の事情は話題する価値もないと冷たい態度です。
また義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)は自分が支援する老人ホームのお弁当をスヨン一人で100人分作るように指示をだすのですが、実の母ヘギョンは娘のスヨンが姑に苦しめられていることをはじめて知るのです。
5話
スヨン(チャ・イェリョン)は最近、家に来たユラ(ヨン・ミンジ)のことが気になって仕方ありません。夫のことが好きなのでは・・・??
義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)はユラに息子のジヌが好きなら積極的に近づいて、私の嫁になってくれるなら大歓迎よと本音を伝えます。
そして、自分が義母から受け取ったダイヤの指輪をユラに渡し、決心したらその指輪をはめてちょうだいと話すのです。
翌日、義母ファヨンは珍しくスヨンに気晴らしに同窓会に参加するように言います。
ところが、同窓会に参加したスヨンはオレンジジュースを飲んだ後に眠くなり、気が付いたらホテルのベッドに一人でいたのです。
6話
同窓会から遅く家に帰ったスヨンでしたが、部屋に夫のジヌ(イ・ジュンムン)がいません。
何度も電話をかけますが、ジヌはユラ(ヨン・ミンジ)とホテルにいたのです。
朝帰りしたジヌは友達の家で不幸があって葬式に行ってたと嘘をつきます・・・
ところが、朝食の時、義母が昨夜はジヌとユラが一緒に夜景を見に行ったとバラすのです。
その後、義母はスヨンに公の場でSAグループの次期後継者の妻としての実力を見せてほしいと今回のショーの総責任者に指名します。
スヨンは嫁と認められる最後のチャンスだと言われ、絶対に結果を見せようと必死になります。
7話
ショーの総責任者だったユラ(ヨン・ミンジ)から嫁のスヨンに変えたことが気に入らないユラは指輪をファヨン(ナ・ヨンヒ)に返そうとしますが、これはファヨンの策略でこんな小娘のユラに我が物顔でのさばられたら厄介になるので、初めから分からせておくために、もしスヨンが成功したら妻の座を考え直す可能性もあると脅し、「分かってないようね、選ぶのはこの私よ」とハッキリ区別する、恐ろしい義母です。
そして、VIPなお客様が招待された特別なショーがはじまりますが、スヨンはまたユラからショーの進行を妨害されます。
最後にスヨンが挨拶をしますが、後ろのスクリーンには同窓会の帰りにチョン・テフンに抱きかかえられている二人の姿が映るのです・・・
8話
同窓会に参加したスヨンはオレンジジュースを飲んだ後に眠くなり、隣の席にいたチョン・テフンに抱きかかえられてホテルに行きますが、これもすべて義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)の仕業なんでしょうか?ここまでするほど息子ジヌ(イ・ジュンムン)の嫁になったスヨン(チャ・イェリョン)が憎いのでしょうか?
その後、「SAの嫁、不倫発覚」というスキャンダルがネットで炎上し、チョン・テフンも僕たち二人は付き合っていますとスヨンの家族に嘘を話すのです。その場で夫のジヌとチョン・テフンの二人は乱闘になりますが、それを見ていたジヌの父親が倒れてしまいます。
スヨンは義母からも夫からも家を追い出され、それを見ているユラ(ヨン・ミンジ)は薄ら笑いを浮かべています。
9話
義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)の夫は嫁のスヨンの不倫が信じられないと言い、妻のファヨンが嬉しそうに見えると言いますが、ファヨンは全部が息子ジヌのためだと心の中でつぶやきます。
この時、ユラ(ヨン・ミンジ)は不倫のすべてが義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)の策略だったことを知ります。
追い出されたスヨンは家の前に朝までいて、義母ファヨンに妊娠したことを告げますが、本当にジヌの子供なのかと聞き返し、夫のジヌも疑うのです。
ジヌはあの男チョン・テフンの言葉が頭から離れないと言いますが、スヨンもチョン・テフンがなぜあんなことを言ったのか分からないので会って確かめてくると言い、義母が私たちに飲ませていた漢方薬は妊娠させない薬だったのよと話します。スヨンはその漢方薬を飲んでいなかったのです。
また一方で、スヨンの父親の仕事場に店の契約書を担保に金を借りただろ?金を返せないなら死んで償えとやくざ風の男たちがやってきます。
偶然、父親の店の目の前にお店がある洋食業会社代表、明洞の消費者金融業者コ・ミスク(イ・フィヒャン)がやってきて、解決してくれるのです。
ところが、今度はスヨンの父親の家に裁判所から「差し押さえ」の通知がきます。
そして、母親の手術が延期になり、手術したければ、離婚届に判を押すように義母のファヨンがスヨンに言います。
10話
スヨンは夫のジヌに「母を助けて、お願いよ」とひざまずいて頼みますが、自分がチョン・テフンに直接会って本当のことを聞きたいとお酒に酔うジヌです。
スヨンは何度もチョン・テフンに電話をかけますが、すでに義母のファヨンが手下を使って「余計なことを話したら命はない」と脅し、身を隠すようにお金を渡していました。
一方、ジヌの父は離婚は延期にして、ひとまず別居させ、どうするか考えさせよう、事実を確認する必要があると言って、不倫相手の男の話だけをうのみにするのは違う気がすると言うのです。
そんな時、手術が延期になったスヨンの母の容態が悪化し、スヨンは義母に「離婚します、だから今すぐ母に手術を受けさせてください」と涙しながら頼みますが、条件があると言われます。
それは、息子のジヌにスヨンから「不倫をした」と話すこと、子供のソジュンに会わないことでした・・・ 最後に義母のファヨンは「私は人を生かしも殺しもできる・・・覚えておきなさい」と言って笑みを浮かべます。
11話
義母のファヨンはユラ(ヨン・ミンジ)からお義母様と呼ばれ、これでやっと格に合う嫁を迎えられて幸せだと伝え、息子のジヌが傷ついてるはずだから慰めてあげてと忠告しますが、息子のジヌもダメ夫で、ここまで母親の言葉を信じている優柔不断な最低夫に腹が立ちます(笑)
また一方で洋食業会社代表、明洞の消費者金融業者コ・ミスク(イ・フィヒャン)は息子のドンハ(イ・ヒョンジン)に「いつまで攻撃の機会をうかがっているの?私がSAグループを乗っ取れるようにしてね」と言うと「そのつもりだ」という言葉が返ってきます・・・
この親子に過去、何があったのでしょうか?この先が楽しみになってきました。
また一方でスヨンの子供ソジュンが夫ジヌの妹ホン・ジナの携帯をつかって「ママに会いたい」と泣きながらスヨンに電話をかけてきました。
ジナの携帯を勝手に使い怒られていたことを心配してスヨンは家に向かいますが、家の前でユラに会います・・・
一方、母の手術が無事に終わり、今度は義母ファヨンとの離婚の条件の1つである子供を堕ろす手術をスヨンが受けることになります。
12話
手術台の上で子供の心臓の音を聴いたスヨンはやっぱり子供を堕ろすことは無理だと手術室を飛び出してしまいます。
ところが義母ファヨンに忠実なイ執事が今回だけ味方になってくれたのです。
そして、スヨンに「何があろうと子供の件で訪ねてこないでください、このことが知れたら私は終わりです」と念を押します。
スヨンはイ執事に「ご恩は忘れません」と最後に感謝の言葉を泣きながら伝えます。
また一方で、友人の保証人になって家族を路頭に迷わせるスヨンの父が消費者金融業者コ・ミスク(イ・フィヒャン)を訪ね、お金を貸してほしいと言いますが、ミスクは気の毒だと思って一度同情したのに厚かましいとすごい剣幕で怒ります。
一方、スヨンの家の借金を義母ファヨンの夫ホン会長が返してくれましたが、そのことをファヨンも知ることになります。
13話
SAグループではアメリカ支社設立計画書と同時にジヌが投資会社を探し始めます。
グローバル投資会社の本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)は、じきにSAグループから連絡があるから準備するように部下に指示を出します。
また一方、スヨン(チャ・イェリョン)とジヌ(イ・ジュンムン)の離婚が決まりました。
裁判所からの帰り、元夫のジヌから絶対に子供のソジュンに会うなと強く念を押されたスヨンはそのあと流産をしてしまいます。
その時、病院に運んだのがグローバル投資会社の本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)でした。
このことで、スヨンの両親たちもスヨンの離婚を知ることになります。
スヨンの母は真相を聞こうと義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)の会社に向かいますが、思いがけない言葉を聞かされるのです。
14話
すべて何もかも自分が悪かったとスヨンは入水自殺を図ろうとしますが、父親に「やめるんだ、早まるんじゃない」と言われ救われるのですが、どうしたらいいのか分からないスヨンです。
父は子供のソジュンのために強く生きろと説得します。
また一方で、ユラ(ヨン・ミンジ)の前に昔の恋人が現れます。
ユラはとっくに別れているでしょうと言いますが、男は昔の二人の写真を見せて、僕たちに終わりはない、大魚を釣り上げて知らん顔はよくないとニヤついています。
そんな時、元夫のジヌとユラ(ヨン・ミンジ)の「W不倫」だという記事と写真がネットで流れます。ところが、スヨンとの離婚と離婚理由まで公式に発表してスヨンとの約束をやぶり真向勝負にでるのです。
その記事の後はスヨンの実家に記者が押し寄せ、アルバイト先でも不倫女として騒動が起こってしまいます。
15話
義母のファヨンを訪ねたスヨンは訂正記事を出さなければ私にも考えがあると言い、結婚生活について雑誌に暴露しますと話しますが、そこは義母の方が上手、いくらでも暴露するように言い、スヨンの不倫の写真を見せます・・・
義母ファヨンは息子のジヌにユラさんと結婚するのはどう?と、聞きますが、義母はユラの実家の財力がSAの大きな助けになると現実的な話をします。
そして、ジヌとジナの二人のうちSAを守っていけるほうにこの会社を継がせるとハッキリ伝え、まずは後継者にふさわしい人間になるように厳しくジヌに注意します。
そんな時、仕事を探していたスヨンはひょんなことから消費者金融業者コ・ミスク(イ・フィヒャン)から私の個人秘書・マナーコンサルタントにならないかと声がかかり、「踏みにじられて黙っているのはただのバカよ反対にやり返さないと」と、意見します。
スヨンは息子ソジュンのためにも変わりたいとコ・ミスクを訪ねます。
16話
スヨンは家族に秘書の仕事が決まったことを話しますが、父は今日もスヨンの不倫相手だったチョン・テフンを捜しています。
そんな時、コ・ミスク(イ・フィヒャン)から元夫のジヌとユラが結婚するらしいと聞かされるスヨンです。スヨンは新しいお母さんができて混乱する子供のソジュンだけが心配なんです。
そのスヨンはいつも最悪の瞬間ばかり再会するグローバル投資会社の本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)のことをやっと思い出します。
そして、ドンハから、あなたはいつも不幸な目に遭っている、だから、もう会わないでいましょうと言われてしまいます。
一方、スヨンの父は苦労の末やっとの思いでチョン・テフンに会うことになり、真実を証言した証拠の録音を持って、義母チャ・ファヨン(ナ・ヨンヒ)の会社に行くのですが・・・
17話
義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)の指示で、スヨンの父の携帯を奪いたかったユラ(ヨン・ミンジ)は会社の階段でスヨンの父を突落してしまいます。
録音の入った携帯を持って義母チャ・ファヨンの部屋にいきますが、ユラはジヌと結婚できるまで携帯は渡さない、私にも保険が必要だからと言います。
この私と取引しようなんて賢いのね、あなたが敵ではなく味方で頼もしいと言い、うまく処理するから安心するように言います。
一方、スヨンは父が何か情報をつかんだようで、もうじきソジュンに会えると電話がありました。
ところが、話が途中で終わり、その後連絡がなく心配します。
そんな時、父が病院に搬送されたと連絡がありスヨンは駆けつけますが、脳浮腫がひどく経過観察が必要になります。そして、一度は意識が戻りますが、何者かに殺されてしまう父でした。
18話
スヨンは父の酸素マスクが外れていたことや知らない白衣をきた男が父の病室に入ったことなどで状況を見る限り父親が殺されたと感じます。
納得がいかないスヨンは死因を突きとめるために、父の解剖依頼を頼みますが、父親の爪から他人の皮膚組織が見つかります。
一方、離婚した嫁の父親がSAグループ内で死んだなんてニュースのネタになるから新聞社に記事を書かせようとする消費者金融業者コ・ミスク(イ・フィヒャン)はモメるのを喜んでいるようです。ところが、この記事がニュースになったせいで、義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)とユラ(ヨン・ミンジ)が大金が入った香典をもってスヨンの父の葬儀に来ることになり、記者たちもいる葬儀会場は大騒動になります。
また、ユラはスヨンの父を殺してほしいと依頼した元恋人をも殺してしまうような欲深い冷酷な女でした。
19話
筋を通したSAグループ、非常識な元嫁など、世間はスヨンを非難するのですが、これもはじめから義母ファヨンの計算で、スヨンはまんまとハメられたことになります。
また、スヨンはSAグループの前で一人でストをしますが、ある記者がネット放送で記者会見をしませんか?あなたを助けてあげたいと言いますが、この記者もユラに買収されて、結局、財閥家を追い出された腹いせに脅迫して慰謝料を手に入れようとしているという話の方向性に流れが進んでいくのです。誰も信じることができずに全てに傷ついたスヨンは亡くなった父親を思い出しながら一人お酒を飲んで酔いつぶれています。
スヨンの母は「もうやめましょう、私だって悔しくて腹が立つ、でも生きていくしかないの」と、スヨンを気遣い心配するのです。
最後にもう一度警察にいきますが、そこで情報をつかんだスヨンは元夫ジヌとユラの結婚式会場に乗り込んでいきます。
20話
元夫ジヌとユラの結婚式会場でスヨンは元義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)にあなたが父を殺したのね、今すぐ父を返しなさい、解剖結果を改ざんし再調査を阻止したのもあなたでしょうと大声を出し、結局警察に捕まるスヨンです。
家に帰った元義母ファヨンは夫のホン会長にスヨンが式に乗り込んできて中止になったと話しますが、夫はスヨンの父親の死に君は本当に無関係なのか?と、確認します。
妻のファヨンはあなたが私をどう思っているのか、おかげでよく分かったと言いますが、スヨンの不倫をでっち上げたのは元義母ファヨンなのに全く自分のことしか考えないエゴイズムな最強な悪女です。
また1つ、この20話で、アメリカにいるユラの両親が登場しますが、ユラの母親が着ているワンピースがブラックなんですが両方の胸に黄色のリボンがついていて、その下に赤いハートのアップリケのようなものが付いているのですが、結婚する娘がいる母親の歳を考えてもこのファッションは無いでしょうと笑いが出てしまうほどでした(笑)
ところが・・・このユナの両親が偽物だったのです・・・ユラも恐ろしい悪女です・・・
一方で、スヨンは釈放されますが、元義母ファヨンがまた条件を出します。
21話
父親とお腹の子供を亡くしたスヨンは法が裁かないなら私がやる、法よりも権力よりお金よりも人が上だってことを教えてあげる、絶対に許さない、そう決心したスヨンはコ・ミスク(イ・フィヒャン)に「会長、私に力を貸してください、頼れるのは会長だけです、どうしても復讐したい、ファヨン親子を倒したい」と泣きながらすがるのですが、ミスクはメソメソする人間に何が出来るの?そんな調子で復讐なんてとても無理だと叱りつけ、家から追い出します。
ところが、逆恨みした男からコ・ミスク(イ・フィヒャン)を救ったスヨンはミスクの命の恩人になり、復讐を助けてもらうことになります。
そして、コ・ミスク会長(イ・フィヒャン)は息子のグローバル投資会社の本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)の秘書にスヨンを雇います。
コ・ミスク会長とカン・ドンハが親子だということは内緒にして。
22話
本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)はスヨンを不採用だと、母コ・ミスク会長の前で断ります。コ・ミスク会長は激怒しながら「もう一度、直談判してきなさい」機会は与えたから、あとは自分で何とかしなさいと言って、ドンハの元へ再度行かせます。
ドンハは母のコ・ミスク会長に彼女を秘書にして彼女のせいで僕たちの計画が失敗したらどうするの?と問いかけますが、「私たちが命を懸けるのはSAグループとチャ・ファヨンに対してだけよ」と言いますが、ドンハは協力することで彼女が傷つくことがあるかもしれないと思うと心苦しいのです。
ところが、ドンハの叔父のコ・デチョル(ファン・ドンジュ)はここで見捨てたら彼女はもっと苦しむことになるぞ、復讐は長引くほど苦痛も深まるんだと忠告します。
一方、一緒に住んでいるスヨンの従妹のヨンジがメイドの正社員に就職が決まりますが、勤務先がスヨンの前の嫁ぎ先だったのです。はじめは驚くスヨンと母ですが、子供のソジュンの様子が分かるので逆にいいかもしれないとスヨンの母は思います。
23話
SAグループの会議に初めてスヨンもカン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)の秘書として出席します。元義母ファヨンは彼女が誰かご存じなんですか?と問いかけますが、ドンハは離婚したと聞きましたが私生活や過去は気にしませんと答えます。
SAグループの商品開発への参加が投資の条件だと聞いていますが彼女も加えるなら契約しませんという元義母ファヨンです。元夫のジヌも「彼女をSA関連の業務から外してください」とお願いに来ますが、カン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)は断固として受け入れないのです。
この状況にドンハは「策はあるのか?」とスヨンに問いかけますが、スヨンはSAのいろいろな帳簿や書類を調べ財務諸表に妙な点があることを見つけ、メイドになった従妹のヨンジに頼んでファヨンの家に忍び込み、SAに二重帳簿が存在する証拠をつかみ、カン・ドンハ本部長に報告します。彼は粉飾決算をしていたことは見当がついていたと言い、今後の投資契約には影響はないとスヨンに話します。そして、危険な行動は控えろと指示します。
24話
SAグループの中にカン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)とスヨンの部屋ができます。
ここまで来たからには頑張ろうと声をかけ二人は新しく出発します。
そして、カン・ドンハ本部長が外国からデザイナーを招いて、新しく開発部を新設すべきだと言いますが、ジヌはすでに元のデザイン部が商品開発を進めていると言います。
ファヨンは部署の新設に合意する代わりに、ユナをチーム長にするように要求し、外国からくるデザイナーを阻止する魂胆です。
また、SAの新設部署のチーム長にファヨンはユラをカン・ドンハ本部長はスヨンを推薦します。
そこで、1週間後にコンペを行って、二人に競い合ってもらい優秀な方がチーム長になることになりました。それなら、文句はないでしょうというカン・ドンハ本部長に、もしスヨンが負けたらSA関連の業務から外してほしいと言います。
SAに不要な人材であれば望みどおりにしますとハッキリ答えます。
25話
亡くなった父親の事故について嗅ぎ回っているSAに来たスヨンの態度が気に入らないユラはいい加減、現実をみてくださいと言い、今回のコンペの件も諦めたらどうですか?更に私に譲ってくださいと言います。
スヨンは出来ません、チャ会長(ファヨン)の思うつぼだから絶対に諦めませんとハッキリと伝えます。そういう、スヨンもユラもお互いにプレッシャーを感じてるはずです。
そして、新設する商品開発部のチーム長選定のためのコンペがはじまりますが、なんと二人のデザインが同じものだったのです。ユラがスヨンのデザインを盗んだようです。
一方、急に姿を消したデザイナーのクリスをカン・ドンハ本部長が捜していますが、なぜ?急にいなくなったのか不思議に思うドンハです。
また一方で、スヨンの母はコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)のお店の前にトッポキ店を開店しますが、コ・ミスク会長の弟でドンハの叔父のコ・デチョル(ファン・ドンジュ)がスヨンの母に一目ぼれをするのです。歳の差があるように感じますが・・・(笑)
26話
案の女、ユラはコンペの会場でスヨンに「人のデザインを盗むなんて最低の行為ですよ」と皆の前で主張します。スヨンはユラに負けてしまいます。
カン・ドンハ本部長はスヨンからユラが私のデザインを盗んだと主張しますが「たとえ事実でも対策を怠った君の落ち度だ、いい加減、危機感を持て、相手はただ物じゃない」と言って辞表を出すようにスヨンに言います。
更にそんな甘い考えでは、騙されて負け続けるのはオチだ、役立たずは必要ないと厳しいカン・ドンハ本部長です。
スヨンはコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)のところに行き、二度とやられないと誓ったのに、でも諦めません、必ず証拠を見つけ出して本部長の屈辱を晴らしますと伝えます。
スヨンは元夫のジヌを訪ねあなたが私のスケッチブックをユラに見せたの?と問いただします。
ジヌもユラの方がスヨンのデザインを盗んだことをこの時分かるのです・・・
27話
新しい商品開発部の激励会がコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)の案で行われることになりました。コ・ミスク会長から花束をもらったユラでしたが、そこに証拠の写真をもってスヨンが現れます。カン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)は投資者として見過ごすことはできない、しかし問題にしても得はないので、別の方法で解決しましょうと言って、商品開発部をもう1つ作りますと提案します。
そして、カン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)は君がこの第2商品開発部のチーム長としてこの部を引っ張っていくんだ、これからが本番だから、頑張ってくれと激励します。
またカン・ドンハ本部長の母親のコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)も社外役員という肩書でSAに入り込んできます。 今後、この二人が親子だと分かったときは大きな騒動になるでしょうね!
また一方で失踪したデザイナーのクリスが誘拐されたことがわかりました。
カン・ドンハ本部長は部下に犯人を見つけるように指示を出します。
28話
ファヨンの娘ジナ(コン・ダイム)が会社でスヨンと騒動を起こしますが、、カン・ドンハ本部長はジナにスヨンに謝れと言います。
もちろん、謝らなかった娘ジナを母親のファヨンはあんな女に謝る必要はないと言い、泣いてないでやり返すのが私の娘よと言います。そして、心の中では問題のカン・ドンハと、どう引き離そうか頭をひねっています。
ところが、母ファヨンの口利きで娘のジナが市の広報大使に選ばれました。
一方、ソジュンの幼稚園で親の職場見学が宿題になりました。元夫のジヌとユラはスヨンに会わせないようにするつもりでしたが、ソジュンが会社でいなくなり騒動になります。
また、会社ではスヨンに対して「コネ入社、売春女、会社をやめろ」という記事とカン・ドンハ本部長とスヨンの二人の写真が社内掲示板に載り、更にカン・ドンハ本部長はスヨンのパトロンだというのです・・・
29話
カン・ドンハ本部長は社内掲示板を管理者に削除してもらうと言いますが、スヨンは「いいえ、結構です、更に悪質な書き込みをされるだけですから」と今度は強気のスヨンです。
犯人はファヨン側の人間でしょうし何が狙いかも分かっていると言います。
スヨンを魔性の女と思わせて、社員の目に耐えきれずに自ら会社を去るように仕向けていることを分かっているスヨンです。
息子のソジュンのためにも強い女・強い母親になって、一日でも早く愛するソジュンを迎えにいきたいスヨンなんです。
また、母のファヨンにとっては娘のジナからカン・ドンハ本部長を引き離すための策だったのでしょうが、ジナは絶対に許さないとすごい剣幕で怒っています。
そして、ジナはスヨンを地下室の倉庫に閉じ込めてしまいますが・・・
ジナを信用するスヨンもまだまだ甘いですよね~
結局、地下室からスヨンを助け出したのはカン・ドンハ本部長でしたが、それを元夫のジヌが見ていて、嫉妬するのです。
30話
元夫のジヌに呼び出されたスヨンは迎えに来たユラにソジュンを口実に呼び出したのは彼ですと、ハッキリ言いますが、それでもユラはあなたが誘惑したでしょうと言い、腹が立ったスヨンは「奥さんの前で改めて言うわ、ソジュンを口実に連絡しないで」そしてユラに、人のせいにしないで、夫をちゃんと見張ってくださいと伝えます。
また一方で、「広報大使任命式」にジナがスヨンを自分のアシスタントとして来てほしいと言いますが、カン・ドンハ本部長はそれを断ります。
まずは地下室の件でスヨンに謝るのが先だろうと言い、ジナはしぶしぶ謝るのです。
ところが、スヨンは私は大丈夫です、当日アシスタントをしますと意外な言葉が返ってきます。
当日、SAの社員や記者なども参加してジナの任命式が行われますが、式の途中で急にジナが家のメイドと喧嘩しながら、激しい言葉で相手をバカにする姿がスクリーンに映し出され、ジナは違う、違うと言いながら一人で大騒ぎしています。
参加者すべての人もスクリーンを見て、あきれ返るほどジナの他人を大声で非難する姿に驚くのです。
31話
広報大使になれたと散々自慢していたジナは大恥をかき、カン・ドンハ本部長に合わせる顔がない、どうしたらいいのと泣きわめいています。そして、その様子はすでにネットで拡散され広まっています。母のファヨンは誰の仕業か調べるように指示を出します。
母のファヨンは家に合ったジナにふさわしい人を見つけるからとジナに言いますが、ジナはカン・ドンハ一筋なので母親の話など聞くはずがありません。
そのファヨンはスヨンを呼び出し、犯人はあなたなの?と聞きますが、犯人とは罪を犯した者に使う言葉です、私が犯罪者だとでも思っていたのですか?と答えますが・・・そうです私です・・・
一方で、カン・ドンハ本部長とスヨンの他にドンハの叔父のコ・デチョル(ファン・ドンジュ)がデザイナーとして仕事に加わることになりました。
たくさんの資格を持っているコ・デチョルはきっと二人の力になることでしょう。
32話
今日はスヨンの亡くなった父の誕生日です。
酔った元夫のジヌは妻のユラを抱きしめながら「スヨン、スヨン、なぜ?カン・ドンハと一緒にいたんだ?、なぜ僕じゃダメなんだよ」と切ない気持ちを言葉にします。
それを聞いたユラは情けなく惨めな気持ちになります。
一方で、カン・ドンハ本部長とドンハの叔父のコ・デチョル(ファン・ドンジュ)とスヨンの3人で、初めての会議をします。
モラン制靴を復活させるというスヨンのアイデアは亡くなった父が大好きだったと言い、実はコ・デチョルも大好きだったと言い、是非復活させて何が何でも僕たちが必ず勝ち取ろうと意見が合います。 実はモラン制靴の商品はカン・ドンハの父のブランドだったことが分かり、カン・ドンハは母のコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)に父さんのブランドも取り返し、SAも奪ってみせると強い意志を見せます。
33話
心が病んで体調を悪くしたソジュンは「ママ、ママ」と名前を呼びスヨンを恋しがっています。
ところが、ユラはスヨンのところに行ったらスヨンをいじめるからと子供のソジュンに言います。
本当に意地悪な継母です。
そんな様子をみていたファランの夫でスヨンの元義父はソジュンをスヨンのところに行かせてあげます。元義父は息子のジヌに最近のソジュンが正常に見えるか?明らかに心が病んでいる、父親なら息子を第一に考えろと注意します。
そして、ソジュンは絶対に渡さないという妻のファヨンに夫は「人質にしてスヨンを脅すためか?」と問いかけます。夫は「離婚しよう、君の人質は私1人で十分だと思ってたが、もう我慢の限界だ」本当におどましい人だと言います。
また、スヨンはソジュンを病院に連れて行きますが、先生は虐待されて精神的に追い詰められていたようですと言い、スヨンは涙を流します。
そして、ユラは最初からソジュンがスヨンの弱点だと知っていたことに気が付いたスヨンはもう騙されない、私の息子を傷つけた罪を償ってもらうと心に決めます。
34話
カン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)とホン・ジヌ社長(イ・ジュンムン)が「次世代のリーダー100人」の候補に選ばれました。
スヨンはカン・ドンハ本部長のインタビューのお手伝いをすると言いますが、ドンハは興味がないし仕事に集中したいから断ろうと思っていると言います。
また、スヨンはユラに対して疑う部分があり、「ケンブリ大の美術学部を卒業したソ・ユラを捜しています」とSNSで情報提供を求めます。
一方、昼間ソジュンを預かっているスヨンの母は自分のトッポキ店にソジュンを連れて行って大好きなトッポキを作ってあげます。少し明るくなったソジュンを見ているとホッとします。
また一方で、ファヨンの夫のホン会長は離婚届をファヨンに渡しますが、離婚する気はないと言って用紙を破ってしまいます。私の気は変わらない、書き直すまでだと言い、会社に対する苦労は知っているが、だが私生活は別だ、夫婦としては0点だと言って離婚してくれとカッとなり怒りだします。
35話
スヨンは元義母のファヨンに「知ってましたよね、不倫したのはあなたの息子のほうだって」そして「もし、私がジヌを奪い返したらどうしますか?」とけしかけます・・・これからあなたの大事なものを1つずつ壊してやるわと心の中でつぶやくスヨンです。
また、スヨンはカン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)には、多すぎて感謝しきれないほどの恩があると言い、トラックの荷台から助け出してくれたこと、倒れたスヨンを病院に運んでくれたこと、傘を貸してくれたこと、病院の防犯カメラのこと、そしてソジュンのことなど、特にぬいぐるみのお陰でソジュンが元気になったことは母親のスヨンにとって一番お礼がいいたいことなんです。
ドンハは病院の事知ってたのか?と意外な顔をしますが、スヨンは何と感謝したらいいのか分からずになかなか言えなかったようです。
そして、その後、スヨンがロビーである男から刃物で脅されます。男は「チャ会長(ファヨン)はどこだ?チャ会長を出せ」と言ってスヨンの首に刃物を突きつけます。
そばにジヌとユラがいましたが、そこにカン・ドンハ本部長がやってきます。
36話
スヨンの首に刃物を突きつけている男をみて、ユラは「彼じゃないわ」とジヌに言いますがジヌは「何だって」と言って、ユラに警察に通報しろと言います。
そこにカン・ドンハ本部長がやってきて、最後はドンハが犯人を取り押さえます。
本当はユラがジナをつかって、世間の同情を得るために人質事件をでっち上げ、ジヌが犯人を勇敢に取り押さえる芝居だったのですが、その話題作りが台無しになり、本当に事件が発生したのです。気が動転しているスヨンを家まで送っていくカン・ドンハ本部長に母はお茶を入れます。
彼女は会社では優秀ですし、なくてはならない存在ですというドンハに母はとても嬉しそうに是非また遊びに来てくださいと笑顔をみせます。
また一方で、またスヨンに人質事件のことで濡れ衣を着せたファヨンをコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)が助けます。
そして、スヨンがいろいろ調べた結果、ユラの今までの嘘がだんだん明らかになっていくのです。
37話
スヨンはユラのケンブリ大を卒業したということが何だか怪しく感じ、SNSで情報を求めたところ多くの返信がありました。ところがスヨンが知っているユラとは違っていて、決定的だったのは、本物のソ・ユラから連絡がきたことでした。
スヨンはユラがソジュンを虐待していなければ見逃していたかもしれませんが、ファヨンと同罪だと分かった以上容赦しないと本部長のカン・ドンハに伝えます。
スヨンの仕業で、ユラが学歴詐称していたことが義母ファヨンに分かってしまったユラはファヨンに呼ばれますが、家柄もすべて完璧な嫁を迎えたと自慢していたファヨンはユラをどうするのでしょうか?
夫のジヌはこの前はデザインを盗作して、今度は学歴詐称、僕は簡単に見逃したりしないから、他にもまだ何か隠しているんだろ?と言うと、ユラはあの女は私たちを仲たがいさせたいのよとふてぶてしく開き直るのです。
結局、義母のファヨンも今回だけは見逃すと言って平気な様子です・・・
38話
メイドをしているスヨンの従妹のヨンジ(イ・ジュウン)の正体がユラに分かってしまいます。
ヨンジはユラに脅されますが、スヨンには黙っているように言います。
そして、ユラはヨンジのお店に現れます・・・
一方で、ファヨンの娘ジナが昨日、本部長のカン・ドンハとデートして映画を観て食事して家まで送ってくれたと写真までスヨンにみせます。
そのジナはカン・ドンハのコスメ会社のモデルにも起用されたのです。
そんな話を聞いたスヨンは何故か?気持ちが落ち着かないのです。そして、彼は恩人よ、それ以上じゃないと心に言い聞かせます。
また一方で、一度外で発作を起こしたことがあるファヨンの夫ホン会長はスヨンの母キム・ヘギョンに助けてもらいます。もし、また発作が起きたら連絡してくださいと言って、電話番号のメモを渡されます。
ところが、コ・ミスク会長(イ・フィヒャン)のほうが先にホン会長に一目ぼれして、もう~メロメロになっています(笑)
39話
新素材の情報は機密にするはずが、ライバル会社に情報を売り渡そうとした裏切者がいたとしてファヨンがスヨンのところにやってきます。
犯人はスヨンだと言うファヨンは証拠を見せるのですが、従妹のヨンジがユラに脅されてやったことでした。そして、ファヨンはカン・ドンハ本部長もグルだと言い張り、スヨンは仕方なく自分だけ会社を辞めると言います。
ところが、カン・ドンハ本部長は部下のスヨンが私ではないと否定している以上、上司として信じたいと思いますとファヨンに言い、僕の方でもこの件について調べるつもりだと主張します。
カン・ドンハ本部長が徹底的に調べた結果、ファヨンが他社に産業スパイを送り込んでいたことが分かり、そんな卑劣なマネは二度としない方が賢明ですよ、とファヨンの悪事を暴きます。
そして、スヨンは復帰させますと話します。
カン・ドンハ本部長のお陰で助かったスヨンはファヨンを倒すために早く二重帳簿を手に入れようとします。
40話
ユラが殺した元カレのソンスの写真と「何をしたか知っている」というメッセージが家に届きます。ユラはスヨンの仕業だと思い「贈り物は受け取ったわ」と声をかけますが、「そこまで興奮する贈り物って何?」というスヨンの姿を見て、彼女が元カレのソンスを知っているはずがないし・・・彼女ではないのね、だったら、誰が?と疑問が残ります・・・
一方で、復帰したスヨンはカン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)に、私の父はもともとモラン制靴で働いていたんですと言い、スヨンの父が靴のデザイナーだったことをドンハは知り、スヨンは靴を作る父の姿を見て育ったと言います。
一方、元義母ファヨン(ナ・ヨンヒ)はソジュンのことで訴訟を起こそうとしていることを知り、ソジュンに会いたがっている元夫のジヌを家に呼んで3人で夕食を食べます。
スヨンの母ヘギョンは虐待されていたことも知らなかったくせに顔も見たくないと言って激怒しますが、スヨンはジヌに訴訟を起こすと言っている元義母を阻止したいためだと言います。
ところが、そんなスヨンとジヌの二人が一緒にいることが我慢できない、ユラとカン・ドンハ本部長なんです。
41話
ファヨンの家で夕食に招待されたコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)はスヨンを一緒に連れて行きます。二人でファヨンの家に行ったことを知ったカン・ドンハ本部長は「一体、何をしに行ったんだ?」と叔父のコ・デチョル(ファン・ドンジュ)に聞きますが、「それは・・・ 金庫の二重帳簿を手に入れに」と言うのです・・・
その夕食会には心配して後から口実をみつけてカン・ドンハ本部長も駆けつけますが、更に驚いたことはファヨンの夫がコ・ミスク会長の憧れの人だったということです(笑)ミスクはぐったり、しょんぼり、肩を落としています(笑)よりによって、敵のファヨンの夫を好きになるなんて、あり得ないことですよね~
また一方で、スヨンの従妹のヨンジ(イ・ジュウン)もユナに脅され、スヨンを裏切っていますが、更にユナにお店をいつくれるのかと迫っています。こんな状態で、よく一緒にスヨンたちと暮らせるなぁ~と、つくづく女の欲深さを実感する悪女たちです。
42話
スヨンはユラからスヨンと元夫のジヌが一緒にいる写真を見せられます。
誰が撮ったのか疑問ですが、これはスヨンの従妹のヨンジ(イ・ジュウン)がユナに送った写真です。ところが、この写真を巡り、ユナとジヌの夫婦関係にひびが入りはじめます。
また、スヨンはカン・ドンハ本部長のファヨンとユラに復讐がしたい、それにはジヌが必要なんです、そしてソジュンを守るためでもあり、自分の手で復讐したいと話します。
カン・ドンハ本部長は僕も同じです、僕も彼らが嫌いだけど、君が傷つく方がもっと嫌だと真剣に伝えます。その後、スヨンはジヌに「親権者変更の同意書」を渡します。ところが、そこにファヨンがやってきて、書類を破ってしまいます。
また、コ・ミスク会長(イ・フィヒャン)に呼ばれたスヨンは、あの日、金庫の中は空っぽだったと伝えますが、きっと息子のジヌになら話しているはずだから、探りを入れるように言います。
一方で、ファヨンは息子のジヌに父さんに離婚を切り出されたから、あなたが行って気持ちを静めてきてと言われますが、父からは急ではない、考え抜いて出した答えだ、それがお互いのためなんだと言い、父親の役目を果たせず悪いと思っていると話します。
43話
スヨンの母ヘギョン(ソヌ・ウンスク)はトッポキの出前先でカン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)と会います。ジナの撮影場所でしたが、親切に扱ってくれるドンハに恐縮し、更に帰りは車でお店まで送ってくれますが、そこが母のコ・ミスク会長(イ・フィヒャン)のお店の目の前だったことに驚くのです。 すっかり、お世話になった母ヘギョン(ソヌ・ウンスク)はあんな素敵な人がスヨンの相手だったらいいなと思っています。
また、コ・ミスク会長(イ・フィヒャン)はスヨンにカン・ドンハ本部長をどう思っているのか直接聞きますが、本部長は恩人なんです、それ以上を望むなんておこがましいですからと答えます。
また一方で、投資をするというユラの偽物の両親を会社に連れてきます。
そして、ジヌとスヨンの二人が写っている写真を見せて、ファヨンに謝罪するように要求します。
この偽者の両親は親が謝罪しないならジヌに謝罪するように強気の態度をみせ、ファランは強烈な怒りがこみ上げてきます。
44話
ファヨンは両親にジヌとスヨンの二人が写っている写真を見せたユラにジヌにも落ち度があるけど嫁にきたからには、あなたはうちの人間よ、今後は家庭内のことは外に漏らさないようにと厳しく叱ります。
また、不思議なことに、ユラと元カレのソンスが二人で写っている写真がリビングに落ちていて、ファヨンが見つけますが、ユラは前に紹介した従弟ですとごまかします。
ユラは何故写真が?とビクついて、イ執事に私に届き物はなかったかと聞きますが、何もないと答えます。そして、このことは家族には内緒にしてくださいとお願いします。でも誰が??
一方で、スヨンは母から聞いた出前先のことをカン・ドンハ本部長に話してお礼を伝えます。
そして、「一人暮らしですか?」と尋ね、母がおかずをおすそ分けしたいと言ってますと話すと直ぐに「一人暮らしだ」と答えるカン・ドンハ本部長です。
また一方で「このコ・ミスクが大物を釣り上げたわよ」とカン・ドンハとスヨンにユラの両親が怪しいと教えるのです。両親がミスクのお店に来て怪しい点だらけだったと伝えます。
同じとき、ファヨンもユラの両親が怪しく感じ、キム室長に徹底的に調べるように指示をします。
45話
ファヨンはユラに「学歴の次は血筋まで偽るとは、よくもこんな大それたことができるわね」と言ってユラにビンタしますが、ユラは「妊娠しました」と言ってから「両親は、私が幼いころ飛行機事故で死んだ」と話します。
夫のジヌは「それでも騙したことに変わりはない」と言い、「母さんの息子は結婚詐欺に遭ったんだぞ、即刻、離婚する」と母のファヨンは大ピンチに立たされます。
更にユラは離婚なら投資したお金は私のだから回収しますと言いますが、母ファヨンは「結婚もビジネスよ」と息子のジヌに忠告する自分本位な母です。
ファヨンの夫は「君の欲が招いた結果だ」と強く忠告するのですが、分かろうとしないファヨンです。そして、ユラに本当に財産があるのか調べようとするファヨンです。
そのユラから、「スヨンの不倫をでっちあげ、私を後釜に据えたのは、お義母様でしょう、今更、私を非難するなんて」と話しているのをジヌが聞いてしまいます。
46話
「あの女はうちに不釣り合いだった、あなたのためよ」と言うファヨンにジヌは「いいや、自分のためだろう、母さんの欲が僕の人生を台無しにしたんだ」と、完璧だったジヌの家庭を壊した母ファヨンはそれでも息子の心を分かろうとしません。
ファヨンの夫のホン会長も全てを知り、本当に恐ろしい女だ、7年も共に暮らした嫁を陥れるとは天罰が下ると言い、君のような格が低い人間とは一生分かり合えないだろう、ジヌの人生を壊したことを反省しろときつく忠告しますが、それでも「私はジヌを救った」と言う母ファヨンです。
ジヌはすぐにスヨンのところに行き「今度こそスヨンの味方になるから僕を信じてくれ」と言いますが、スヨンは「あなたは絶対に母親には勝てない・・・」と言い、私たちは終わったと・・・
また一方で、ファヨンの右腕のマ理事の悪事を暴くためにスヨンは一席設けたマ理事との危険な食事に携帯を通話状態にしたままで会食し、会話の録音に成功します。
危ない目に遭ったスヨンに対してカン・ドンハ本部長(イ・ヒョンジン)は「君のことが好きになった」と告白します。
47話
「好きだ、君のことを、他人のことで取り乱したのは生まれて初めてだ」と告白し、最後まで君を守るから手の届くところにいてほしいと言って、返事は急がないと恥ずかしそうに伝えます。
一方、ファヨンは食事の席のマ理事とスヨンの写真を撮っていたのです。
それを使ってまたスヨンを陥れようとしますが、今度はカン・ドンハ本部長とスヨンたちの方が早くに手を打っていたのです。更に先にマ理事の株も譲渡することに成功します。
ファヨンはスヨンを利用しようとして逆に返り討ちに遭ったのです。そのせいでSAは莫大な損害を被ったのです。ジヌもこれ以上スヨンを苦しめるなら黙ってないからと母にきつく警告します。
また、スヨンの亡くなった父の解剖を行った医師が外国から帰国しました。
父の死の真相が知りたいスヨンは医師を訪ねますが、あの日、SAの人がやってきて改ざんすれば教授の座をやると言われ、ほとんど脅しのようで断れなかったと言います。
スヨンはすぐにファヨンの家を訪れ、ファヨンに向かって「人殺し、あなたが父を殺したんでしょう、この人殺し」と泣きながら叫びます。
48話
「おとうさん、ごめんなさい、ファヨンがしたことを必ず暴いてやるから、もっと高くまで上り詰めなさい、人生の絶頂にいる時、奈落の底に突き落としてやる」家に帰ったスヨンは一人心の中で再度復讐を誓うのです。
また、コ・ミスク会長(イ・フィヒャン)もスヨンを見ていて、急にドンハの父親のことを思い出し、ドンハの父も悔しかったはず、苦労して開発した特許商品をSAに盗まれ、モラン制靴まで奪われて・・・私が今日まで必死に耐えてきたのはチャ・ファヨンに罰が下るのを見るためだと悔し涙を流します。
また、スヨンはカン・ドンハ本部長に今は父の復讐しか考えられないと言って彼の愛の告白を断ります。心の中に愛が入る隙間がないと言います。
ドンハはごめん、僕まで君を苦しめてしまった、でも諦めない、君に僕を好きになってもらうから逃げずに待っていてほしいと話します。ところが、この二人をジナが見ていたのです。
また一方でファヨンのSAでつくった靴が安全性に欠けた欠陥商品であることを突きとめたスヨンたちはファヨンのところに行き、今すぐ販売を中止して商品を回収するように言います。
さもないと告発すると・・・
49話
あっという間に記者たちがSAの会社に集まり、じきマスコミや世間も騒ぎ出し、ファヨンは動揺しますが、この情報を記者に流したのはもちろんコ・ミスク会長です。彼女は早くチャ・ファヨンの顔をみてやりたいとワクワクしています。
またファヨンは「ユ・スヨンの分際でこの私に刃向かうとは」と怒り狂っていますが、夫のホン会長はテレビも新聞も大騒ぎだ、欲に目がくらんだSAが顧客を欺いたと騒いでいると言い、君のせいでSAの名誉が失墜していると・・・ちゃんと責任を取るように注意します。
その後、消費者庁の調査がSAに入り、そのうえ マ理事のセクハラ隠蔽の件まで、マスコミが過熱している状態なので周りは直接 謝罪したほうが効果的だと言い、ファヨンはしぶしぶ謝罪会見を開くことになります。ファヨンはひざまずいて記者たちに向かって土下座します。
母が土下座した姿を見たジヌはスヨンを責めます。
スヨンは私の母はあなたの母に土下座させられたのよ、何も悪くないのに、その時あなたは何をしていたの?私のせいにしないで、悪いのはあなたの母親よとハッキリ突っぱねます。
それに対して、返す言葉がないジヌでした・・・
50話
家の階段でユラは義母のファヨンから突き落とされたと言い、一人で病院にいきます。
駆けつけた夫ジヌに流産したと泣きながら話すユラ・・・
自分からわざと転がり落ちて、ファヨンに何されるか分からないから一人で病院に行くと言い、夫ジヌには流産したというユラは本当に妊娠していたのでしょうか??
また、ファヨンの夫のホン会長はすべてのことについて、すぐにSAのためだと言う妻のファヨンに本当にSAを思うなら素材を偽ったりしないと言い、離婚の件以外はもう何も話すことはないと
言う夫です。
また一方で、スヨンの母はユラを見て、自分が入院している時に急変したのは、ユラが点滴に薬をいれたからだとスヨンに話します。
スヨンは急いで母が入院していた病院に行き、看護師さんから、あの日変わったことはなかったですか?と、問いかけると同じ日に更衣室から職員証と制服が盗まれる事件があったけど防犯カメラの故障で犯人は不明のままなんですとスヨンに話します。
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