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韓国ドラマ「ビッグイシュー」あらすじと感想、チュ・ジンモ

2020-09-05 | 韓ドラ は行、ひ

韓国ドラマ「ビッグイシュー」あらすじと感想、最終回。2019年作品、全16話。
本作で主演を務めた後にジンモさんの携帯電話がハッキング被害にあい、ジンモさんと仲が良いトップスター同士のプライベートな内容が流出され、今年韓国芸能界で大きな波紋が広がりました。
このビッグイシューの犯人は逮捕され、ジンモさんも直筆の手紙で深く謝罪しましたが、今も大きな恐怖感に苛まれているのでしょうか?次回作等ジンモさんの近況がなかなか伝わってこないのが心配です・・・
本作は 元エリート報道カメラマンと冷酷で悪名高き編集長がタッグを組み、芸能界の闇を暴こうとする姿を描いたドラマです。一枚の写真のために家族も希望も失い、奈落の底に突き落とされた元カメラマンを時代劇「奇皇后」のチュ・ジンモが扮し、彼をパパラッチとして引き入れる「サンデー通信」の冷酷な編集長にドラマ「美女の誕生」のハン・イェスルさんが登場。
まぁ~本作のハン・イェスルさんもイシューメーカーの女優としてよく韓国芸能記事に取り上げられてますよね~(笑)彼女の意味深なSNSの掲載に関心が寄せられるのでしょうか? 
そんな彼女は劇中、冷酷で執念深いクールな女編集長を演じ、さっそうと身をこなし部下たちに指図する姿は超~カッコいいです。今までとは違うハン・イェスルが見られます。また一方、カメラマンとは思えない危険なアクションでシャッターチャンスを狙うジンモさんも新たな魅力を披露しベテラン俳優なのに更なる挑戦と期待感を魅せてくれます。
でもジンモさんの乱れた長髪と汚い顔のホームレス姿には驚きました・・・さらにその変身したジンモさんを見た現場スタッフたちも「本当にチュ・ジンモなのか?」と感嘆の声を上げたそうです。たしかに今までにない風変わりな役ですよね(笑)でもジンモさんも相変わらず若くてイケメンでウットリ見つめてしまう・・・(笑)他にも登場人物たちの欲望や嫉妬や愛憎が複雑に絡み合い真実や嘘が交錯し、ラストまで予測不能な物語です。
1枚の写真によって、対極の人生を歩みだした二人の運命がまた新たな1枚の写真をきっかけに大きなめぐり合わせがやってきます。果たしてソクジュ(チュ・ジンモ)が撮影した1枚の写真に写し出されていたものは・・・
また劇中、人気俳優役のウノ役で子役出身のパク・チビン君が登場します。相変わらずドラマ「イサン」や「善徳女王」の子役のイメージが強いパク・チビン君ですが、もう立派な25歳の大人になってビックリしました。兵役も終え、イケメンになって戻ってきましたが、月日が経つのが早いなぁ~とつくづく実感する子役パク・チビン君でした・・・(笑)



あらすじ(ネタバレあり)
ソクジュ(チュ・ジンモ)は先天性の心臓病を患う娘セウンを抱えるナラ日報のエリート報道写真記者。
ある日、キム・ヨンセ院長の女優をセクハラする現場写真をスクープしますが娘の治療と引き換えに写真を出さないよう持ち掛けられます。
ところが不正に腹を立てたソクジュは取引を拒絶しますが、問題の女優オ・チェリンが突如記者会見を開き、あの写真は「病院長とは恋人関係だった」と偽の証言をするのです。
そのキム・ヨンセ院長は自殺を・・・その結果ソクジュ(チュ・ジンモ)の写真は意味をなさなくなったうえ、娘の治療も受けられず妻から離婚を言い渡されるのです。
失意のソクジュはアルコール中毒になりホームレスに・・・それから数年後、ソクジュ(チュ・ジンモ)は偶然「サンデー通信」編集長のスヒョン(ハン・イェスル)と出会い、彼女のチームにパパラッチとしてスカウトされます。娘の治療費を稼ぐため、ソクジュは再びカメラを手にすることになりますが・・・実はスヒョン(ハン・イェスル)こそが、かつての記者会見を仕組んだ人物だったのです。
そのころ、ペク・ウノ(パク・チビン)という人気俳優が映画の撮影中に倒れます。ソクジュ(チュ・ジンモ)は俳優スクープ担当の第3チーム長のヘジョンと同じチームになります。人気俳優のウノ(パク・チビン)が遺伝の病気だという情報を受け病院で張り込んだソクジュたちは、スクープを「週刊スター」に奪われてしまいます。しかしソクジュは「週刊スター」の写真がヤラセであると気付きます。
一方、スヒョン(ハン・イェスル)は、ウノは兵役逃れの仮病だと確信していました。そのためサンデー通信総出でウノが歩ける姿を撮ろうと張り込むのですが、ソクジュがウノの歩く姿を撮ることに成功します。
そして、ソクジュはヘジョンのチームに入ってから、パパラッチとしての手腕を発揮し、誰もが驚くような写真を撮り始めますが危険を冒しても写真を撮るのは娘を救いたい一心であるのです。「サンデー通信」は見返りに娘セウンの心臓移植のための措置をしてくれる約束ですが、20歳になるまでセウンには接近禁止の条件がありました。
なぜ?と思いますが、ソクジュ自身にも恐れられる存在の「サンデー通信」ということなんです。そんな時、チェ・ソヒという新人女優が性接待をしているという情報をサンデー通信が入手します。
相手がナム・ジンソク検事のため「サンデー通信」のチョ代表は引き気味ですが、スヒョンは取材を続け、ソクジュが現場を張り込み写真を撮ることに成功し、スヒョンはソヒの話をすべて記録し頼れるのは自分の意志だけだと言い聞かせ、ナム検事と戦う決意をします。その後逮捕されるナム検事。
また一方で、「サンデー通信」はソクジュの娘セウンの心臓移植をわざと遅らせています。それは移植が成功して、ソクジュが「サンデー通信」を辞めたらいい腕を持つ替わりがいないからです。でも、それをソクジュが知ったらひどく激怒するでしょうね・・・

後半、「サンデー通信」のスクープチームは、女優との噂があるアン・ヨンジュンPDに張り付いていましたが、なかなか写真が撮れません。ソクジュらは続けてアン・ヨンジュンPDを追い、彼が因縁のあるオ監督を車ではねてしまう事故を目撃します。
しかも番組のADがアン・ヨンジュンPDの代わりに運転していたとウソをつく場面まで撮影に成功します。浮き足だつサンデー通信ですが、ソクジュはなぜか違和感を感じています。
実は、その場面を見ていたのはサンデー通信だけではなく、スヒョンを潰そうとしているナム検事の上司であるチャ部長検事で、アン・ヨンジュンPDを写真でゆすり金銭を要求するところを押さえスヒョンを逮捕する計画でした。
しかしスヒョンはアン・ヨンジュンPDに金を要求する代わりKMCという制作会社に移籍をもちかけます。そしてアン・ヨンジュンPDのKMC移籍でKMCの株は高騰し、その前に株の大量取引をしていた「サンデー通信」チョ代表の狙い通りになってきました。
チャ部長検事もそれに気付き、まずスヒョンを捕らえようとします。そしてスヒョンがソクジュを娘セウンの病院の夜間だけのセキュリティ警備員にしてあげますが、嬉しさのあまりソクジュはスヒョンを抱きしめてしまいます。
その二人の写真をチャ部長検事側に撮られてしまうのです。その後、ソクジュのために自ら検察に捕まるスヒョンですが、何を言われても口を割らないスヒョン。チャ部長検事は「サンデー通信」のチョ代表にスヒョンとソクジュがつきあっている証拠があると言いチョ代表とスヒョンを仲たがいさせようと仕組みます。
検察に忍び込んだソクジュはスヒョンからオ監督は誰かの指示でアン・ヨンジュンPDの車にぶつかったので誰の指示か調べてほしいと伝えます。そしてその写真をチャ部長検事とチョ代表に送ればスヒョンは解放されると・・・
ソクジュのおかげで検察庁から出たスヒョンとそれを待っていたソクジュの二人はここから深い愛に堕ちていきます。そしてその二人の関係をチョ代表も知ることになります。
ところがスヒョンはチョ代表に彼とはこの先何もないと告げ、彼に手を出すなと言います。
またスヒョンはチョ代表が自分を裏切り、ある写真1枚をチョ部長検事に送ったことを知ります。
またそのほかの写真は検事正、検事総長、法務部長、次官など上司たちの不正が写っている写真でした。二人の同盟が崩れ去りスヒョンはチョ代表と対立することになります。
実はチョ代表とスヒョンは、キム・ヨンセ院長事件があった時にお互いに協力関係を結んでいたのです。チョ代表に背を向けたらスヒョンもソクジュも攻撃され死ぬことを分かっているスヒョンでした・・・
そんなある日、白髪魔女という若い女性が「この人たちが悪いパパラッチのサンデー通信よぉ~」とライブ動画を配信し、若いアイドルファンのあいだで話題となっています。
そしてついに「サンデー通信の正体を赤裸々に告発します」と写真まで流し彼女が配信する内容にチョ代表はいてもたってもいられない状態になります。
チョ代表はサンデー通信を潰そうとする白髪魔女を見つけ出そうと手を尽くすのですが・・・ところがこれは全てスヒョンの仕業だったのです。
また同じころ、ソクジュの娘セウンの病状が悪化し移植手術が必要になりますが、チャ部長検事は移植手術直前にイ医師を拘束し、ソクジュがサンデー通信の写真を手に入れればイ医師を釈放して娘の手術をさせると持ちかけられます。
前回の移植手術を中断させたのがチョ代表とスヒョンだと知ったソクジュは、チャ部長検事のためにサンデー通信にある写真を手に入れようとします。
検察はサンデー通信に家宅捜索に入ることを決め、そこで写真を奪うつもりです。
同じころ、やはり写真を奪われると困る警察側からもサンデーに圧力がかかりチョ代表は窮地に陥るのです。
白髪魔女だったスヒョンはチョ代表に「写真はいままでは武器でも今は犯罪の証拠です、すべて削除して最出発しましょう」これが唯一の方法だと真剣に告げます。
その後、ソクジュはチャ部長検事の裏切りにあい、検事正に助けられます。そしてソクジュの娘セウンの手術も成功し、父親としてホッとする時間でした・・・
終盤、写真を守るため家宅捜索中に大怪我を負ったチョ代表の代わりにサンデー通信の理事会はソクジュの能力を高く評価しサンデー通信の新代表に迎えます。
そして指定する写真を削除するように言いますが、ソクジュはその条件をのむ代わりにスヒョンをサンデー通信に戻すことを提案します。
一方、キム・ヨンセ院長事件の女優オ・チェリンが当時の記者会見が偽りだったと真実を告白したことで、ソクジュは汚名を晴らすことができました。そして当時のナラ日報の編集長からナラ日報代表もこの事実を知っていると聞かされたソクジュは復讐を考えていましたが、謝罪する代表を見て心が揺れるのです。
最終回、ソクジュはナラ日報代表が開催するパーティーに呼ばれます。
しかしスヒョンらも女優オ・チェリンの通報でそのパーティーの写真を撮ろうと現場に張り込んでいたのです。
そしてソクジュはその権力者たちが集まるパーティーでナラ日報代表こそがサンデーが撮った写真を集め国を影で操ろうとしていた黒幕だと知ります。
ナラ日報代表はソクジュにセクハラ疑惑のある江南市長のスキャンダル写真を撮るよう伝えます。
こうしてサンデー通信の面々が乗り出し綿密な計画を立てますが、騙し合いの策略が繰り広げられソクジュがナラ日報代表と組んでセクハラスキャンダル写真を奪ったかのように見せますがソクジュはナラ日報代表の悪と欲まみれとなった本音をリアルタイムで撮影し他の権力者たちに送っていたのです。
これに気付いたナラ日報代表が押しかけた警察の銃を奪いソクジュを撃ってしまいナラ日報代表は現場で殺人容疑で逮捕されます。
ところが実のところ警察は実際にスヒョンと仲間たちが変装したものであり、ナラ日報代表が持っていた悪用する写真も全部スヒョンに転送されました。
ソクジュも、もちろん銃に撃たれた演技をしたもので、すべてスヒョンが事前に練っていた計画で、すべてが良い方向に解決しました。
そしてソクジュは幼稚園で娘セウンと再会します。ついにセウンが「パパ!」と呼ぶとやさしく抱きながらうれし涙を流します。ラスト、ソクジュとスヒョンが同じ飛行機で新たな取材のために旅発つ姿が描かれ、「ビッグイシュー」は幕を閉じました。












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