五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

『波打ち際の蛍』/島本理生

2008-09-29 23:59:41 | 
波打ち際の蛍
島本 理生
角川グループパブリッシング

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あまりに繊細すぎる麻由と蛍。
やはりこんな恋愛小説はオバサンには向いていない。

麻由のいとこのさとる君と、蛍の友達の紗衣子さんが静かな凪にじゃぶじゃぶと波を立てて、元気をくれるようでなんだかほっとする。

余談だが、彼女のエッセイ「CHICA・LIFE」に彼女自身だったか、彼女の友達だったかDV男と付き合ったことがあると書いていた。
それをヒントにしたのだろうか。なんて勝手に想像してしまった。

読書週間ということで、頑張って本の感想を続けて書いてみようと思う。