五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

定年退職に思う

2010-04-04 23:59:40 | 私の周りの人

義姉のご主人が定年退職になった。

それでなのか、義母から「今晩うちにご飯を食べに来い」
とお呼びがかかった。

なんで義姉のご主人の定年のお祝いを義母の家でしなくちゃいけないのか、
やるとすれば義姉の家で「皆さんのおかげで無事勤め上げる事ができました」と
周りの人をねぎらうのでは?
いや、やはり周りが「おめでとう」と祝ってやるのか・・・?

かなり疑問に思うのだけど、ま、我が家が被害にあった訳じゃないのでヨシとしよう。

義母は「もう定年になる年になったのか・・・」とびっくりしていた。
自分の息子のような存在の人がもう定年なんて少なからずショックなのかもしれない。

私も義母が定年退職になったのはついこの間みたいな感じがしていたのだけど、
もう18年前になるんだ。

義母の時はお祝いの席を一席設けた。
親戚の人なんかを呼んでけっこう大掛かりだったような気がする。
専業主婦だった小姑に
「いいわね、仕事もっていれば。
専業主婦なんか休みもないし、定年もないし、誰からも祝ってももらえない」
とけっこう嫌味を言っていたのを鮮明に覚えています。

義姉とこはそんなことはしないようで、ご祝儀を包んでいかなくてよくて助かったよ。

うちのダンナも順調であれば定年は5年後。
義兄の退職後の生活を参考にできれば・・・
となにげなくさぐってみた。

シルバー人材でアルバイトみたいなことはするみたい。
夫婦で旅行なんかはしないみたい。
退職金の使い道は・・・
こればっかりはわかりませんな。
ローンを返したら手元にはあまりないような事は言ってたけど、
むこうは公務員だからな、けっこうな額をもらったんだろうと踏んでいるのだが。

他人の懐具合をさぐってもしょうがないんだけど、
実は私が一番気にしている事は、
義兄はいつカツラをはずすんだろう・・・ということ。

人様の頭の具合を心配してもそれこそ余計なお世話でしょうが、
私が嫁に来た当時からカツラだった。
あれから27年。
60歳になった今、当時と変わらず白髪ひとつないふさふさ黒々の髪はどう見ても不自然でしょ。
(途中でメンテナンスしているんでしょうが)

定年はカミングアウトするまたとないチャンスだと思うのだけど。