阿弥陀如来の智慧で私をスキャンしてもらったら、
「重度の煩悩具足の凡夫」と診断。
欲・怒り、ねたみ そねみ…
百八の煩悩を欠け目なく持ち合わせているとの診断。
その煩悩をなくせと言われても…
止められず経めぐっている私。
そんな私に処方されたのが
名号(南無阿弥陀仏)という妙薬でした。
弥陀の本願と申すは「名号を称へん者をば極楽へ迎へん」
と誓はせ給ひたるを深く信じて称ふることがめでたきことにて候ふなり。
信心ありとも名号を称へざらんは詮なく候、
又一向名号を称ふとも信心あさくば往生しがたく候。
されば念仏往生と深く信じてしかも名号を称へんずるは
疑無き報士の往生にてあるべく候ふなり
(親鸞聖人御消息)