北方領土には明治初期頃から本土より入植が始まった。
浄土真宗本願寺派をはじめ各宗派の寺院も建立された。
現在、「二島返還論」の渦中にある色丹島は
東京・芝の増上寺(浄土宗)の寺領であった過去(1869~70年)がある。
これは明治初期に新政府が「分領支配」という手段で、
地方の藩や有力寺院などに土地を分け与えて開墾させたことに由来する。
仮に今日まで増上寺が色丹島を保有していたら、
北方領土返還交渉はロシア政府と浄土宗が独自交渉を進める…
なんてことかが生じていたかも…
(引用:北方領土に見る入植者と宗教の関係:文・鵜飼秀徳)
興味ある記事だったので引用しました。以上