住職の独り言

~ご縁に触れて~

やすらぎ

2021年08月19日 | 独り言
「無声の夏」
ひぐらしの
鳴き渡る声が
幾千にも折り重なり
いのちから
生まれる厚みに
わたしは包まれている
声はまるで日傘のよう
わたしを熱波から
遠ざける

時に、声
そのものすら消えて
ひとり
無声の夏を歩きゆく
(京都府長岡京市 沖中潮広48)

コンクリートジャングルでは得られない
自然なる大地・緑・風に依りて
私はよみがえる
南無阿弥陀仏
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