住職の独り言

~ご縁に触れて~

比叡山 浄土真宗を訪ねて(横川)

2023年10月24日 | 独り言
比叡山参拝、前回は体力は勝負で、親鸞聖人が歩かれた比叡山~六角堂への山道を訪ねましたが、今回は比叡山延暦寺で過ごされた親鸞聖人をはじめ浄土真宗の祖師の諸堂やご修行の地を訪ねて、京都側から上り滋賀県琵琶湖側から京都へ帰還。

京都→出町柳→(叡山電鉄)→八瀬比叡山口→ケーブル八瀬→(叡山ケーブル→ロープウェイ)→比叡山頂→ガーデンミュージアム比叡散策→シャトルバス15分→横川(横川中堂・恵心堂)→シャトルバス10分→西塔(にない堂)→シャトルバス→坂本ケーブル→坂本比叡山口→京都。(全行程7時間)



【比叡山横川(よかわ)】
横川の本堂にあたるのが、この横川中堂です。


舞台造りで全体的に見て船が浮かんでいる姿に見えるのが特徴です。 お堂の中央部が2メートル程下がっていて、そこに本尊として慈覚大師円仁作と伝えられる聖観音菩薩(国重要文化財)。 現在の建物は昭和46年に再興された建物で境内の横川鐘楼は国重要文化財に指定されています。

~恵心僧都源信~
恵心院は浄土真宗七高僧の第六祖 ~源信和尚~が修行されたことから、浄土信仰発祥の地といわれます。
9歳の時に比叡山中興の祖・慈恵大師良源に入門。
15歳の時に法華八講の講師の一人に選ばれ、村上天皇から下賜された褒美の品を母に送ると、母は和歌と共に送った品が返し, 「名誉ある立派な僧となるとは悲しい。人々を救う僧となって下さい」との言葉をそえた。
その後、名声・名誉を捨て、横川に隠棲し念仏三昧に精進し、『往生要集』や『二十五三昧式』などを著わし、後の浄土宗や浄土真宗などの源となる日本浄土教の基礎を築きました。
※恵心堂は内部非公開です。

(恵心堂)



次回は比叡山西塔へ続く
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする