普段の生活の中で息をしようと思って
息をしている人はいない
無自然のうちに「息」をしている。
親鸞聖人の往生の場面を描いた「御伝鈔」に
「口に世事(世間の話)をまじえず、
ただ仏恩のふかきことをのぶ。
声に余言(よけいな言葉)をあらわさず、
もっぱら称名たゆることなし。
…ついに念仏の息たえをはりぬ」
「念仏の息」と表現されています。
その有り様は「生活の中の念仏」ではなく
「念仏の中の生活」だったんですね。
普段の生活の中で息をしようと思って
息をしている人はいない
無自然のうちに「息」をしている。
親鸞聖人の往生の場面を描いた「御伝鈔」に
「口に世事(世間の話)をまじえず、
ただ仏恩のふかきことをのぶ。
声に余言(よけいな言葉)をあらわさず、
もっぱら称名たゆることなし。
…ついに念仏の息たえをはりぬ」
「念仏の息」と表現されています。
その有り様は「生活の中の念仏」ではなく
「念仏の中の生活」だったんですね。