住職の独り言

~ご縁に触れて~

西本願寺にも坂東曲はあった(2)

2012年11月28日 | Weblog

11月6日に京都へ行った折、たまたま見た京都新聞に寄ると

坂東曲という言葉は西本願寺の史料に初めて登場する。

本願寺が東西に分かれて9年後、

江戸初期に営まれた親鸞聖人350回忌のことを書いた西本願寺の僧侶、

西光寺祐俊の日記「高祖聖人三百五十年忌日次之記」(1611年)に

親鸞の命日の法要の項に「御式相ノ念仏坂東節也」とある。

また、同じ祐俊の「本山年中行事」には「式間御念仏ハンドウブシ也」とある。

西本願寺では、江戸中期

14世寂如の時代に儀式のありようが大きく変わり、

1689(元禄2)年に坂東節が行われなくなった。

…以上

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 西本願寺にも坂東曲はあった... | トップ | 月と朝日 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事