「純真無垢」
心が清らかでけがれがないこと。
自然のままで、うそを知らず、欲がないこと。
人をだましたり、疑ったりしないときも使う。
…まさに仏心ですね。
私はというと…
「一切の群生海、無始よりこのかた乃至今日今時に至るまで、
穢悪汚染にして清浄の心なし、虚仮諂偽にして真実の心なし」
（すべての衆生は、はかり知れない昔から今日この時にいたるまで、
煩悩に汚れて清らかな心がなく、いつわりへつらうばかりでまことの心がない。）
人間を性善説と見られる方もおられるが、
仏さまの眼差しから見ると…まさに
「穢悪汚染にして清浄の心なし、虚仮諂偽にして真実の心なし」ですね。
お恥ずかしいや…南無阿彌陀佛
「空と心」
みんなの心は空にある
悲しい時は雨がふる
喜んでいる時は晴天だ
なやんでいると雲がでてくる
怒っていると風がつよくなる
ぼくは 時々空を見て思う
「今日の空は誰の心の空かな」
（伊丹市 荒牧中１年 堀江香月）
地表に近い空は雨・雲・風と色々現れているけど
もっと上空は仏様の心のようにとらわれなく青空だ。
【おさとりの世界を大無量寿経には】
「虚空のごとし、一切の有において所着なきがゆゑに」
（大空のようである。すべてのものにとらわれないから）
or
「曠きこと虚空のごとし、大慈、等しきがゆゑに」
（慈悲の広いことは大空のようである。すべての人々を平等に慈しむから）
…阿弥陀さまのお心は喜怒哀楽に右往左往さる私を
青空が地球を包むように抱きとっているんですね。
「ほうじ」
ひいおばあちゃんの
ほうじがあった
１８人くらい人がきていた
おぼうさんのおきょうは
２０分くらいあった
さいごにおしょうこうをした
ひいおばあちゃんがいるから
いまわたしがいる
ということがわかった
（下関市 勝山小５年 菊屋由梨）
法話で難しい話しなくても
子供に「ひいおばあちゃんがいるから自分がいる」
という事を話すだけでもいいんだよね。
由梨ちゃん勉強になりました。
今回の開催地宮古市田老地区では
６００名近くの人が仮設住宅で暮らし…
移転先が決まり落ち着くのに後５年はかかりそうです。
さて午後からは
綾部市のそば屋さんによるそば接待
…京都からナベからコンロから何から何まで持ち込みました。
マッサージ師による奉仕。
京都の表千家の抹茶接待。
演歌歌手による歌謡ショウー
貫首の色紙プレゼント。
午後５時みんなで記念撮影
おまけは…
仲良し３人組と演歌歌手の梓夕子さんとで記念写真。
(左から私、この会の発起人：桂林寺住職、会所寺院：常運寺住職）
夕刻５時過ぎに田老を出発し
帰途へ京都へは１７時間余－のバスの旅
だったが…
京都の桂林寺には 午後３時…
田老を出発して丸一日だよ…ご苦労様でした。
私は新幹線で楽々と思っていたけど
折しもゴールデンウイークの帰宅ラッシュ日
新幹線の空席は「０」立って夜中の１２時に帰宅。
しかし田老は寒かった…お陰でチョット風邪ひいたかな…
でも、被災した方々を思うと何とも言えませんね。
追記
この活動については
ユーチューブ
http://www.youtube.com/watch?v=cE3VrRfAHUM
その他NHKニュース等々で報道されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130503-00000158-mailo-l26
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130505/k10014372291000.html
http://news24.jp/articles/2013/05/05/07228042.html
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130505/trd13050517470013-n1.htm
写真で綴る
【東日本大震災復興応援プロジェクト「縁」】
【京都：清水寺貫首（森清範師）一字揮毫】
…なんて字を書かれるのかと興味津々でしたけど…
「光」でした。隣でお手伝いしているのは貫首のご子息です。
【京都工芸大学の学生が観音像寄贈】
清水寺では、この度の大震災で被災した
陸前高田の木を用いて大日如来像を作ったそうです。
その縁で京都工芸大学から観音菩薩像が寄贈されました。
【観音像開闢・東日本大震災追悼法要】
コラボです…
清水寺貫首は法相宗なのに
貫首が導師で曹洞宗の寺院で賑々しく法要です。
【清水寺貫首による講演】
午前中はこれにて終了。
昼は３００食用意された京都綾部市の自慢のそばを頂く…
…続きは明日アップします。
昨日、昼過ぎに盛岡に着くと
新幹線で来られた京都清水寺の貫首（森 清範師）と共に
迎えの車で宮古市田老の常運寺へ
その他一行２０名余はバスで京都から宮古入り。
夜はスタッフ・寺関係者の前夜祭があったけど、
私の疲れの為か、ダウンし早々にご就寝・・・
【東日本大震災復興応援プロジェクト「縁」】
今日の活動は午前９時～午後３時まで
震災法要・清水寺貫首（森清範師）の講演と一字揮毫
お茶席接待・手打ちそば接待・マッサージ奉仕・歌謡ショウー
お片付けして…一行は京都までバスで帰ります。
毎年一緒に旅行をしている友人がいます。
一人は京都、一人は岩手、そして私。
京都の友人が毎年企画開催している
【東日本大震災復興応援プロジェクト「縁」】
昨年は気仙沼だったけど
今年は岩手の友人の寺で実施するという。
これは行くっきゃないでしょ…
京都から一行はバスで行くんだから…
恐れ入りました…私は新幹線です。
ファイト
透きとおる
純真無垢なる
若葉かな
(kei)
新緑の若葉は、赤ちゃんみたい…
私にもこんな頃があったんでしょうけど
今では表と裏を使い分け
色は濃く・分厚い葉っぱのようになりました。
み教えを聞き、阿弥陀さまにお育て頂き
身も心も柔軟な心になりたいな…。
【仏説無量寿経】
「わが光明を蒙りてその身に触れんもの、身心柔軟にして人天に超過せん」
（意訳：阿弥陀如来に光明に照らされて、
その身に受けたなら身も心も和らいで、
そのようすは天人や人々に超えすぐれるでしょう）
