2022年3月6日の日記です
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昨日のTBS「報道特集」は、ロシアのウクライナ侵略の特別番組。
さすが報道のTBSといわれるだけあって、見ごたえのある、すごく参考になる内容だった。
現地ウクライで長期間、取材にあたっている金平キャスターの体当たりの取材。
日頃から事件現場の取材を大切にしている金平さんが、自身の命の危険を顧みずに取材を続けている。
取材中に空襲警報が鳴り、現地の人々と一緒に金平さんやカメラマンも地下壕に避難、なんとそこでも金平さんは取材を敢行する。
すごい記者魂だ。頭が下がる。
おとなたちが口々にプーチンを非難する中で、防空壕の白い壁でお絵かきをしているウクライナの子どもたち。
中には戦車の絵をかく子どももいて、胸が痛む。
金平さんも含めて、何度も何度も防空壕に避難する姿が映され、おとなですら疲弊している様子がうかがわれる。
ひどいものだ。
民間人は攻撃をしていないとうそぶくロシアの政治家にぜひ見せたい光景だ。
これでも嘘の映像だ、と弁解できるのだろうか。
ロシアの言論統制の強化で、日本のマスコミの取材も困難になる危険性もせまっている。
権力の暴力に負けない、勇気ある、良識的なマスコミの頑張りに期待したい。 (2022.3.6 記)