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北杜夫『どくとるマンボウ航海記』1965・角川文庫-シーナさんおすすめの楽しい航海記です

2024年10月02日 | 随筆を読む

 2021年10月のブログです

     *

 シーナさんの本を読んでいたら、北杜夫さんの『どくとるマンボウ航海記』(1965・角川文庫)をほめていたので、すごく久しぶりに読んでみる。

 じーじの持っている文庫本は1973年発行。

 定価140円。

 ちょうどじーじが大学に入った年だ。

 講義をきかずに、こんな本を一所懸命に読んでいた日々を思い出す。

 改めて読んでみると、この本、とても面白い。

 マンボウ先生のはちゃめちゃな行動が痛快。

 しかも、さすが、北杜夫さん、文章がうまい。

 やはりすごい小説家だ。

 シーナさんがほめるだけあって、冒険本としても一流だ。

 すっかり大航海の気分を味わう。

 それにしても、当時140円で買った文庫本を50年近く後でも楽しめるのは、本好きの醍醐味だろう。      (2021.10 記)

     *

 2022年9月の追記です

 今回で2回目のアップだと思うが、前回も今回も、いいね、をたくさんいただいて恐縮する。

 ただ、本書のブログを書いているかたが少なくてさみしい。

 いい航海記なのに、もっとたくさんの方々の感想を読んでみたいと思う。

 本書だけでなく、『マンボウ青春記』や『マンボウ医局記』なども傑作だ。

 ぜひ、これらの感想文を読ませてほしいな、と思う。      (2022.9 記)

 


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2 コメント

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Unknown (クリン)
2022-09-04 16:12:01
これだけの名作になると、内容も良いところがてんこもりですし、なかなかかんそうを書けないのではないでしょうか!?ちなみにクリンたちは「青春記」が好きです💛
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コメント、ありがとうございます (どさんこじーじ)
2022-09-04 16:23:01
なるほど、名作すぎて、内容もよすぎて、感想が書きにくい、ということには、考えが及んでいませんでした。すみません。
クリンちゃんは『青春記』がお好きなんですね。いいですよねぇ。じーじも大好きで、最近、読み返したばかりです。
そういえば、『青春記』の感想文を書いていませんね。人に催促をするまえに、自分で書かなくちゃあねぇ。
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