人と、オペラと、芸術と ~ ホセ・クーラ情報を中心に by Ree2014

テノール・指揮者・作曲家・演出家として活動を広げるホセ・クーラの情報を収集中

(名古屋公演チケット発売編)2020年 ホセ・クーラ、来日してアイーダのラダメスを再び歌う?! バーリ歌劇場来日公演

2020-03-22 | バーリ歌劇場来日公演アイーダ

*画像は2005年伊ヴェローナでの舞台より

 

*6/1追加 残念ですが公演キャンセルとなったようです。 → (公演中止)編

*4/29追加 名古屋の先行発売は、コロナ禍による業務縮小にため中止になったとのことです。

*4/1追加

大阪堺市のフェニーチェ堺が、バーリ歌劇場のアイーダを告知しました。ラダメスにホセ・クーラの名前が!そしてアイーダは、チェドリンスです。チケットの一般発売は5月末からとのことです。

これでクーラ出演は、名古屋(11/15)と堺(11/13)が明らかになりました。あとは、東京でしょうか。情報が待たれます。

 

 

 

 


 

 

世界的に猛威を振るう新型ウイルスによって、市民生活と社会に重大な影響が及び、劇場の閉鎖をはじめ、アーティストにとっても深刻な打撃が広がっています。とりわけ、オペラ発祥の地イタリアの困難な現状を伝えるニュースを見るたびに、本当に胸が痛みます。一日も早く、事態が好転、収束に向かうことを願っています。

この影響がいつまで続くのか、楽観視することも予断を持って語ることもできません。そういう状況のもとではありますが、今年の秋、2020年11月のバーリ歌劇場の来日公演のヴェルディのアイーダについて、名古屋でのチケット発売をはじめ、いくつか新しい情報がありますので、とにかくまとめてみました。まだ全容は明らかになっていません。

イタリアは現在、最も深刻な感染拡大に苦しむ国のひとつであり、半年以上先の11月とはいえ、バーリ歌劇場の引っ越し公演が可能になるのかどうか、私にはまったく判断する材料はありませんので、ご注意ください。いずれにしても、今後の状況、推移をみまもり、情報を待つしかありません。

 

*バーリ歌劇場来日公演アイーダの情報については、これまでのブログ記事もご利用ください。

 (緊急告知編) (緊急告知編その2) (残念編) (名古屋クラシックフェスティバル告知編)

 

 

 


 

 

≪チケット発売のお知らせーー第38回名古屋クラシックフェスティバル・愛知県芸術劇場≫

 

ホセ・クーラの出演が、現時点(3/21)では唯一、公表されているのが、名古屋市の愛知県芸術劇場での公演です。中京テレビ主催の第38回名古屋クラシックフェスティバルの一環です。”ラダメス:ホセ・クーラ”と明記されています。

すでにチケット発売の告知ページもHPに作成されています。

*4/29追加 先行発売は、コロナ禍による業務縮小にため中止になったとのことです。

 

特別先行予約ーー ウェブ 4月23日(木)10:00~ 4月26日(日)23:59まで

            電話  4月25日(土)10:00~ 一日限り

一般発売 ---ー    5月29日(金)10:00~

 

チケット代金や学生券について、また電話番号やウェブによる購入の入り口など、詳細について、フェスティバルの以下のサイトに掲載されています。ぜひ直接ごらんください。

 

           

 

 

 

 

 

 

≪公表されている公演予定について≫

 

このブログの(緊急告知編その2)で、イタリアの報道を紹介しましたが、そこでは、バーリ歌劇場の日本ツアーは9都市、12公演と書かれてありました。具体的な都市名では、東京、津、堺、大津、名古屋、浜松、松戸、高崎、水戸の名前があがっていました。

現時点(2020年3月21日)で私が調べた範囲では、上記の名古屋を含め、5つの都市の劇場が公演予定を公表しているようです。

 

 

●11月12日(木) 三重県津市 三重県文化会館   *チケット 7月12日(日)10時発売

●11月14日(土) 滋賀県大津市 びわ湖ホール(2020年プログラムPDF) *チケット 一般5月31日(日) 友の会29日(金) キャスト:アイーダ=マリアグレギーナ、ラダメス=カルロ・ヴェントレ他  

●11月15日(日) 愛知県名古屋市 愛知県芸術劇場  (上記・名古屋クラシックフェスティバル)

●11月16日(月) 静岡県浜松市 アクトシティ浜松 (2020年プログラム) *チケット 友の会6月7日(日) 一般販売6月13日(土)

●11月19日(木) 群馬県高崎市 高崎芸術劇場 (ただし劇場HPには未掲載。ソースは「ONTOMO」より)

 

ONTOMO」の記事より

       

 

 

まだ東京、大阪などをはじめ、他の4都市の情報はつかめていません。

またキャストは、ラダメスが名古屋でクーラのほかは、びわ湖でカルロ・ヴェントレーと公表されていますが、それ以外は後日公表となっています。

とりわけ東京でいつ、どこで、そして誰が歌うのか、情報が待たれます。もしご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせいただけるとありがたいです。

 

 

 


 

 

いずれにしてもこの新型ウイルスの感染拡大が阻止され、命と健康、くらしが守られる保障がなければ、オペラの来日公演も実現できませんし、マドリード在住のクーラやイタリアのアーティストたちが安心して出演することも、私たちが心から芸術を楽しむこともできません。

今回の事態によって、あらためて、グローバル化がすすんだ現代の社会が、地球規模で密接に結び付き、世界のどこかで起きた危機があっという間に飛び火、拡大し、さまざまな社会と市民生活に深刻な影響を及ぼしかねない時代なのだということを、とてもリアルに実感させられました。

こうした感染症にくわえ、地震や自然災害などが、毎年のように私たちのくらしを脅かしています。気候変動と地球温暖化など、早く対策をうたなければ簡単には後戻りできない課題があります。さらに戦争の勃発や核攻撃は、いったん起きてしまったなら、現代の私たちが享受している「便利」な生活も、また豊かな文化や芸術も、そして健康な体や命さえも、あっという間に奪われてしまいます。いかに現代の生活が、一見、安定しているかのようで、危ういものの上に構築されていることか、深く考えざるをえません。とりわけ国民の命やくらしを守る政治と社会のシステムが脆弱な日本ではなおさらです。

大好きな歌手の歌声を聞き、音楽を楽しみ、芸術によって人生を豊かにしたい、そのためには、今の政治や社会のあり方に無関心ではいられなし、できることで共同しあうことが大切なのだとつくづく思います。

 

 

 


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