長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

2010年7月17日の白昼夢  『岡井ちゃん、寝る! 第2回配信』  よ~いの章

2012年10月26日 14時32分53秒 | すきなひとたち
 きゃお~。どうもこんにちは。そうだいでございます~。今日もいい秋日和ですねぇ……夜はもう寒い!

 ここんところ数日、のどが痛くて声が出なくなったり、しつこいセキが出たりしていたのですが、今日になってやっとおさまってきましたわ。なんだかんだいって一応ふつうの生活は送ることができていたので、まぁカゼだったということで。薬は使わずに、ひたっすら思いつく限りの身体によさそうな食べ物ばかりを摂取して対応しとりました。こういうときの「3食オール納豆」は、ほんとのところ効いてるのかどうかはよくわかんないですけど、私にとりましては絶大なプラシーボ効果がありますねい。

 最近、朝が早くって早くって。まぁ、早いといっても一般のサラリーマンの皆様といっしょだとは思うのですが。
 そのため最近は、あんなに偏愛した TBSラジオの深夜番組『 JUNK』はしごライフがいちじるしく危機的な状況になっております! ゆうべも朝からの仕事だったために、家に帰ってからはなんと、大好きな『おぎやはぎのメガネびいき』の放送開始を待つこともできずに就寝! 健康的~。
 それだけ働いてるってことなのか、ただ要領が悪くてよけいに疲れているだけなのか……どちらにしろ、ライフスタイルが変わるのは楽しくていいことだとは思うのですが。これはいよいよ、我が『長岡京エイリアン』を海外旅行に行きながらでもチェックしておられるという世界規模で奇特な同志のお方にすすめてもらった「 RADIKA(ラジカ)」のお世話にならなければいかんでしょうか? リアルタイムの深夜は厳しいんだよなぁ~。私もやうやうオッサンになりゆくことですし。


 あの~、この頃はいろいろな DVDを観たり、大学時代にお世話になった大好きな先生のことを思い出したり、自分的に「これほど相性がいい作家さんはいない!!」と惚れこんでいる小説家の作品を読み直して「やっぱいいわぁ~♡ 」と再確認したり、ふと鬼束ちひろのベストアルバムを聴きなおして「私的には、惜しい人をなくしたもんだ……」と涙したりと、けっこう OFFは楽しくやってるんですよね。

 その中でも今回は、またしても本ブログおなじみの悪癖「知るのが遅すぎる病」の再発ということで、「なぜ今さら気づく!」とどなたかに怒られてしまいそうな話題ですが、2年前に配信されたあるインターネット番組の奇跡的内容に、まる2年後の2012年になって大いにハマッてしまったというつれづれをつぶやいてみたいと思います。これには病中の私もめちゃくちゃ元気をもらいました。


USTREAM 配信番組 『岡井ちゃん、寝る! 第2回』(2012年7月17日 正午~午後1時生中継)


 これはものすごい番組です……と言っても、実際に映像をご覧になっていただけばおわかりのように、この回の『岡井ちゃん、寝る!』は、一般に TVなどで放送されている「番組」という概念とは明らかに一線を画しているグダグ……いやさ、生ならではのハプニングに満ちたフレッシュすぎる緊張感にいろどられた「貴重な映像記録」になっています。そういう意味では、この回は「アイドルの息抜きかお遊び」などというぬるさは、一見それだけでひっぱっているように見えながらも実は一切存在していないという、バラエティ番組というよりもむしろ、ディスカバリーチャンネルとかでやっているような「あの猛獣の生態の撮影に成功!」みたいなドキュメンタリー番組に通じる緊張感を持ちうるものになっているのです。この表現が大げさではないことは、映像をご覧になった皆様ならばわかっていただけるでしょう……

 映像本編についてのつれづれにいく前に、まずはこの番組のパーソナリティとなっている、アイドルグループ「℃-ute」メンバー・岡井千聖さんのインターネット界隈での最近の活動などについて整理してみたいと思います。


『岡井ちゃん、寝る!』とは(ウィキペディアの記事より)
 インターネット配信サイト「USTREAM」を利用し、岡井をメインとして構成される番組。2010年6月より計7回配信されている。
番組タイトルは、「岡井千聖のチャンネル」と岡井が寝過ぎてよく遅刻することに掛けた言葉遊びである。
番組内容は、岡井がメインとなって話す、唄うなどというものである。ゲストが来たり、外でロケをすることもある。配信時間は約1時間。

第1回 2010年6月26日 前半はサッカー FIFAワールドカップ・南アフリカ大会の話。後半は質問コーナーや歌など。
第2回 2010年7月17日 外ロケ。前半は公園や弁当を買いに行く道すがらでのトーク、後半は公園でゲストの嗣永桃子(Berryz工房)とのトークや歌など。
第3回 2010年8月14日 前半はギタリストの菅原潤子をゲストに迎えてギターの練習。後半はBuono!をゲストに迎えてのトーク。
第4回 2010年10月4~5日 岡井千聖ファースト写真集『千聖』の撮影風景を生配信。
第5回 2010年11月20日 ℃-uteの中島早貴をゲストに迎えてトークや歌、岡井の写真集『千聖』の発売告知やYouTubeの「踊ってみた」シリーズへの中島によるダメ出し。
第6回 2010年12月8日 岡井の写真集『千聖』発売記念企画。トーク・歌など。
第7回 2012年10月9日 Team 岡井(岡井千聖・中西香菜・竹内朱莉・勝田里奈・田村芽実・金子りえ・高木紗友希・宮本佳林・吉橋くるみ・田辺奈菜美)のダンス練習部分と『ワクテカ Take a chance を踊ってみた』、最近の楽曲・新アルバム・冬ツアーについてのコメントを生配信。


 2010年11月に℃-uteの公式YouTubeチャンネル「℃-ute Official Channel」にて『Danceでバコーン!を踊ってみた 岡井千聖(本人)』という動画を公開し、2日間で視聴数は10万回、2011年1月には100万回を超えた。その後も様々な楽曲を踊った動画を公開しており、通算視聴者数は同年2月の時点で300万回を超えている。

YouTube 「踊ってみた」シリーズ
『Danceでバコーン!を踊ってみた 岡井千聖(本人)』2010年11月9日投稿
『大きな愛でもてなしてを踊ってみた 岡井千聖(本人)』2010年11月10日投稿
『FOREVER LOVEを踊ってみた 岡井千聖(本人)』2010年11月11日投稿
『まっさらブルージーンズを踊ってみた 岡井千聖(本人)』2010年11月25日投稿
『LOVE 涙色を歌って踊ってみた 岡井千聖』2010年11月25日投稿
『夢見る15歳を踊ってみた 岡井千聖』2011年1月10日投稿
『純情☆ファイターを踊ってみた! 岡井千聖』2011年12月15日投稿
『桜が散りはじめた東京でデビュー曲の桜チラリをメンバー全員で踊りました! ℃-uteメンバー全員』2012年4月10日投稿
『ワクテカ Take a chance を踊ってみた Team 岡井』2012年10月9日投稿

ソロライブ
「岡井千聖(℃-ute)Solo Live 2011 Vol.1 会社で踊ってみた!!」(2011年1月25・26日、岡井の所属する芸能事務所アップフロントエージェンシーの親会社アップフロントグループの本社ビル1階のイベントホール・パシフィックヘブンでの開催、ファンクラブ会員限定)
「岡井千聖(℃-ute)Solo Live 2011 Vol.2 半蔵門で踊ってみた!!」(2011年2月13・14日、東京・半蔵門のイベントホール・WinPa での開催)


 2011年10月15日、東京・六本木のイベントホール・ニコファーレで開催されたダンスイベント『ニコニコダンスマスター3』に、スペシャルサプライズゲストとして℃-uteの岡井千聖と萩原舞が登場した。

 『ニコニコダンスマスター』とは、ニコニコ動画に「踊ってみた」動画を投稿して活躍する踊り手たちが多数出演するダンスイベントで、2010年12月から4回開催されている。その第3回大会となった『ダンスマスター3』には、580組もの応募作品の中から選出された22組の個性的な踊り手たちが出演。大会の模様はニコニコ生放送で中継され、視聴者は20万人。書きこまれたコメント総数は40万以上にのぼった。

 この大会の中盤で、踊り手のじょっぴん、みうめ+気まぐれプリンスの3名が℃-uteの『kiss me 愛してる』を踊り、ワンコーラスパフォーマンスしたのち(歌唱はじょっぴんによる生歌)、突如として本物の℃-uteの岡井千聖と萩原舞が登場してパフォーマンスに参加。
 このサプライズ出演に、踊り手の3名はもちろん、会場にいる約150名の観客と視聴者も驚愕。大歓声とコメント弾幕が途切れることなく続いた。



 こんな感じなんですけれどもね。
 ふつうは一般人が歌手の真似をして「踊ってみた」り「唄ってみた」りするはずの動画投稿サイトにモノホンの歌手が登場するという活動は当時物議をかもしましたが、そういったところからくる岡井千聖という人物の「距離の近さ」を、まず最初に世に問うた実験番組こそが、「岡井さん本人が踊ってみた」シリーズの始まる数ヶ月前にスタートした『岡井ちゃん、寝る!』だったというわけなのです。そして、中断をはさみながらもその両シリーズが2012年10月まで継続されているというあたりに、これらの企画を立ち上げたプロデューサーこと、アップフロントグループ系列社員の宮地修平氏の周到な計画性と岡井さんへの惚れこみようを感じます。
 Team 岡井の企画も、元をただせば『岡井ちゃん、寝る』の一環だったんですね……ほんとに「人に歴史あり」、ですよねェ~。

 さて、こうした流れの中で配信されたくだんの『岡井ちゃん、寝る! 第2回』だったのですが、現在、USTREAM 自体からこれらの番組のアーカイヴを視聴することはできません。したがって、これらを録画した映像が他の動画サイトにアップされたものを楽しむより他に手段はないわけで、私もご多分にもれず、岡井さんと浅からぬ縁のある某超有名動画投稿サイトにアップされているものを観て、今回の『第2回』の魅力にイチコロになってしまいました。たぶん、あれは意図的に「黙認」されてるんでしょうね……あれが2010年7月17日の1時間を目撃した人だけしか楽しめないというのは、ちょっとした日本芸能文化の損失ですよ! 寛大なるご処置、まことにありがとうございます……

 ということで、もちろんYouTube の「踊ってみた」シリーズはすべて現在でも鑑賞可能であるわけなのですが、私が観ることができた『岡井ちゃん、寝る!』放送回は、問題の第2回と、岡井さんの「踊ってみた」にかなりツンツンなツッコミを展開する「℃-uteのダンス番長」こと中島早貴さんがゲスト出演した第5回のみです。第5回のほうもおもしろかったねぇ~!! プロ意識がものすごく高く、それでいて、なんとかハイテンションでダメ出しをかわそうとする岡井さんにはめっぽう弱い中島さんの魅力が大爆発した放送でした。℃-uteはいいグループだ。

 さぁ、いよいよお話は第2回の内容に入っていくのですが、この回での岡井さんは、一貫して以下のような魅力を満身にまとっている、ある種の「なににぶち当たっても怖くない、スターきのこを食した ♪てってってー てってってれってー なパーフェクトマリオ状態」になっていました。
 その魅力とは?


太陽のにおいのするバカっぽさ 岡井少年うたかたのフルスロットル


 これですよね~!!

 あの、「うたかたの」なんて言い回しをしちゃうと、あたかも今現在の岡井さんが2年前の7月17日ほどの勢いをたもてていないんじゃないか、みたいな勘ぐりをしてしまう方がおられるかも知れないので念を押しておきますが、決してそんなことはありません! 今も昔も、アイドル業界における岡井千聖という才能の貴重さはまったく変わっていないのです。
 ただし、前回の Team 岡井に関する話題のときにも触れたとおり、2012年現在の岡井さんはスマイレージやハロプロ研修生といった後進たちの鑑となるべき立場におり、ハロー!プロジェクトの先輩グループのメンバーの中でもズバ抜けて後輩との距離が近い大事な大事な存在になっているのです。もちろん、これは岡井さんの人徳もあるのでしょうが、彼女がしっかりと「歌」も「踊り」も人に教えることができるマルチプレイヤーであるという、厳然たる実力の証左でもあるでしょう。なっきぃにはいろいろ言われてましたが、それから2年たって、岡井さんは後輩たちをしたがえて本家とタメをはれるダンスチームのリーダーになるほどになったってわけ!

 2010年7月とは、まさしくそういった未来の成長のおおもとのおおもと! さまざまな方向への爆発の予感をはらみつつも、まずはひとりで業界のしがらみなんかわれ知らずで「ん~っと、なぁ~にしよっかなぁ~!」とフラフラしている16歳の少女の夏。そういううたかたの季節だったのです。2012年現在っつったって岡井さんはまだ18歳なんですけれども、いろんな経験を積んで大人になったんだなぁ~って雰囲気がもうただよってますからね。アイドルの方は年齢よりもはるかにソフィスティケイトなされてるもんですよ。18歳なんて、そのころの私なんかまだまだ山形弁のぬけきれてないガキンチョでしたよ!? それで30すぎた今でもご覧の通りのインフィニティなんですから。


 さぁさぁそんなわけで、岡井さんがあの夏に惜しげもなく大放出してしまった「太陽のにおいのするバカっぽさ」とは、具体的にはどのようなものだったのか!?
 問題の核心に迫る、あの「奇跡の60分間」の詳細なルポは、また気合いを入れなおして次回に展開させていただきたいと思いまする~。

 いや、これはちゃんと番組のもようを時間軸にして説明しないといけませんからね……じっくりいきますよ。
 わたくしのつたない文章でいかほど岡井さんの魅力が伝えられるのかははなはだ心もとないのですが、それでも当たってくだけろで~い!!

 嗚呼、それにしても、たった2年前なのにどうしてこんなに2010年の夏が遠いのだろうか。
 岡井さんはサッカー日本代表のユニフォームを着た少年であり、ゲストの嗣永桃子さんは「ももち結び」をしておらず、℃-uteとBerryz工房はかろうじてまだ「モーニング娘。の『妹分』グループ」と解釈されており、そのモーニング娘。は伝説の「プラチナ期」のまっただなかで、あの亀井絵里さんもまだまだ現役で活躍していた……あと、岡井さんの妹の岡井明日菜さんもアイドルだった。

 近くて遠い、そんな2010年7月17日についての続きは、また次回のココロだ~。
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