長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

『軍師官兵衛』  視聴メモ 第2回『忘れえぬ初恋』

2014年01月13日 08時20分30秒 | 日本史みたいな
『軍師官兵衛』第2回『忘れえぬ初恋』(2014年1月12日 演出・田中健二)


登場する武将と、それぞれの『信長の野望』シリーズでのだいたいの能力評価(テロップ順)

小寺 官兵衛 孝高(よしたか)…… 知力84、統率力67
 (演・岡田准一)

竹中 半兵衛 重治 …… 知力59、統率力91
 美濃国大名・斎藤龍興の重臣(演・谷原章介)

柴田 勝家     …… 知力51、統率力87
 織田信長の重臣(演・近藤芳正)

赤松 政秀     …… 知力48、統率力62
 (演・団時朗)

蜂須賀 小六 正勝 …… 知力74、統率力90
 尾張・美濃国境の木曽川の水運を支配する国人「川並衆」の頭領(演・ピエール瀧)

斎藤 龍興(たつおき)…… 知力33、統率力26
 美濃国大名(演・斉藤悠)

織田 信長     …… 知力115、統率力108
 (演・江口洋介)

織田 信行(信勝) …… 知力71、統率力54
 信長の弟、回想シーンのみでの登場(演・尾関伸嗣)

浦上 清宗     …… 知力38、統率力40
 播磨国室津城主・浦上政宗の次男(演・達淳一)
 ※清宗本人は『信長の野望』シリーズにはいまだに登場していないため、父である政宗の能力評価を基準に算定しました。

黒田 重隆     …… 知力72、統率力53
 (演・竜雷太)

小寺 政職(まさもと)…… 知力44、統率力49
 (演・片岡鶴太郎)

木下 藤吉郎     …… 知力95、統率力94
 (演・竹中直人)

小寺 職隆(もとたか)…… 知力72、統率力55
 (演・柴田恭平)


ざっとの感想

○岡田さんの、小柄だがちゃんと筋肉のついている体格が、和装にかなりしっくりきている。『太平記』のころの真田広之さんを一瞬だけ!想起させるかっこよさがありました。

●片岡鶴太郎の演技は相変わらずヒドいんだけど、ワンシーンだけクスッとくるやりとりがあったので、今回はま、いっか。でも、あれは益岡徹さんのリアクションがおもしろいのよね!

○やっぱり岡田さんは若々しくないと! 体当たりで経験を重ねていく青年官兵衛のエピソードがひとつひとつ丁寧で、第1回とは比較にならない好印象を持ちました。

○いくさのシーンで、もちろんフィクション要素はありつつも、小寺・赤松両陣の雑兵がちゃんと百姓ものらしい粗末な兵装になっているのがいいな、と感じました。そういった播磨国内の領主間抗争に対して、大名同士の他国間戦争だった織田家と斎藤家の新加納合戦が、武装がかなり本格的になっていたのも地味に感心しました。そういう描写の細やかさは、大事よね~。
 岡田さんの、ちょっと貧相にしすぎなんじゃないかとも思えるみすぼらしい装備も、OK!

○戦場に柴田恭平がいると、なんでこんなに画面が引き締まるんだろうか!? 黒い甲冑が似合うのよねぇ~。野外ロケでも声がしっかり通るのよねぇ~。

○柴田勝家役の近藤さんの、歴史ドラマ史上に残りそうな「似合わなさ」がものすごい! かなりたよりない、いやされる勝家!! でも実際、本人の武将としての才能に、体格なんてあんまり関係ないかも知れないし……はやくも役所広司のイメージをかすませるプリティ勝家に期待大。

○江口洋介さんの信長はまだまだ未知数なんだけど、ちゃんと美濃攻略戦に大失敗して死にかけている「かっこ悪い時期」を映像化しているのは良かった。そうそう、せっかく若い役者さんを信長にしているんだから、こういう汗まみれの殺陣シーンもやんなきゃねぇ!

○ほんの一瞬だけの登場ながらも、「半兵衛なしでは生きてゆけない」斎藤龍興を活き活きと演じていた斉藤悠さんがとっても良かったです。やっぱり悠さんは、お父上からすばらしい「貧相なチョイ役 DNA 」を受け継いでおられる! ふつうにカッコイイはずなのに……これは立派な才能です。

○栗山善助利安の役の濱田岳さんがけっこう良かったです。この、主人公に将来有望な仲間がだんだん集まってくる感じ! 大河だね~。

○いや~、尾藤イサオ、尾藤イサオ!! 自分の娘を官兵衛でなく、見ず知らずの男に嫁がせなければいけなかった父親の哀しみを、笑顔で演じおったわ! えらく感動してしまいました。

○世間じゃいろいろ言われてるみたいですけど、私は藤村志保さんのナレーション、大好きですよ。藤村さんが劇中で官兵衛に関係する誰かの役をやっていない以上、今回のような「人っぽくない雰囲気を感じさせる声」が物語をかたるのは大いにけっこうだと思います。カツゼツがいいだけ、聴き心地がいいだけの声なんかそっこらじゅうにころがってるでしょ!? ここで藤村さんがやってるみたいな声を出せるお人はそうそういないと思います。


結論、「第3回がとてもたのしみです。」

 おそらく、今回のクライマックスで浦上清宗の正室になった女性が「黒田職隆の実子(官兵衛の姉か妹)じゃなくて官兵衛の初恋のひと」というのは本作オリジナルのフィクションかと思うのですが、そこらへんで自由な想像の翼を広げている脚本の奥ゆかしさに、ものすご~く良い印象を持ちました。この女性とのエピソードによって、官兵衛の青春時代がかなりドラマティックな仕上がりになった! そうそう、こういうのを「脚本が仕事してる」っていうのよねェ~!!

 少々、「2回目からとばしすぎなんじゃないか」という心配も残るのですが、第1回で感じた不安をあらかた吹っ飛ばしてくれた今回はとってもおもしろかった! これからもがんばってくだしゃ~い。


 どうでもいいけど、『信長の野望』シリーズにおける蜂須賀正勝の能力値が地味にスーパーマンなんですけど……なんという織田家びいき! 主役チームだから当たり前だけどさ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする