長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

『軍師官兵衛』  視聴メモ 最終回『乱世ここに終わる』

2015年01月02日 22時56分08秒 | 日本史みたいな
『軍師官兵衛』最終回『乱世ここに終わる』(2014年12月21日 演出・田中健二)


登場する有名人・武将の『信長の野望』シリーズでのだいたいの能力評価(テロップ順)

黒田 如水      …… 知力84、統率力67
 (演・岡田准一)

黒田 長政      …… 知力77、統率力63
 (演・松坂桃李)

豊臣 淀殿      …… 知力16、統率力21
 (演・二階堂ふみ)

母里 太兵衛 友信  …… 知力44、統率力80
 (演・速水もこみち)

後藤 又兵衛 基次  …… 知力14、統率力75
 (演・塚本高史)

石田 三成      …… 知力92、統率力60
 (演・田中圭)

井伊 直政      …… 知力69、統率力81
 (演・東幹久)

安国寺 恵瓊     …… 知力80、統率力31
 (演・山路和弘)

小西 行長      …… 知力72、統率力48
 (演・忍成修吾)

本多 忠勝      …… 知力66、統率力84
 (演・塩野谷正幸)

榊原 康政      …… 知力45、統率力78
 (演・中村育二)

平岡 頼勝      …… 知力70、統率力30
 (演・今井朋彦)

小早川 秀秋     …… 知力21、統率力34
 (演・浅利陽介)

福島 正則      …… 知力45、統率力83
 (演・石黒英雄)

加藤 清正      …… 知力63、統率力81
 (演・阿部進之介)

豊臣 秀頼      …… 知力44、統率力39
 (演・葉山奨之)

大野 治長(はるなが)…… 知力50、統率力28
 (演・嶋尾康史)

徳川 家康      …… 知力102、統率力65
 (演・寺尾聰)


ざっとの感想

○これは、司馬遼太郎の『箱根の坂』(1982~83年)なんかを読んでもしみじみそう思うんですが、いつ戦争が始まるのかも知れないという一触即発の緊張状態の中ででも、平然とガツガツ食事ができる人! こういう人はねぇ~、傑物ですよ。肝が据わってる!
 そういう意味で、どちらも同じく緊張しているようでも、まずそうにではあっても湯漬け飯をかっこんでいる家康と、いかにも食事も睡眠も充分にできていなさそうなおももちのダーイシとでは、すでに開戦する前から、演出の点で勝敗が決していますよね。私も、そういう図太さがほしい!

○濃い霧のたなびくかなたから、不意に聞こえてくる法螺貝や鉄砲の音、そして、万と万の軍勢同士が激突する雄叫び! きたきたきた~、これが関ヶ原合戦だ!! もういい、『葵 徳川三代』からの使いまわし映像でも、迫力があるんだから、どんどん使ってよし! 今年は主人公が関ヶ原にいるってわけでもないんだしねぇ。

○関ヶ原でついに勃発した、日本歴史史上最大規模の野戦にのぞみながらも、一歩も引かずに出撃を指令する黒田長政。まさに死をも覚悟したまなざしですね。
 ……と思ったら、その次のカットで映し出されたのは、連戦連勝に酔いしれてボヤ~ンとだらけきった、輿の上の如水の休憩のご様子。
 息子さんがあんなに黒田家のために必死にがんばっているのに、お父さん、そんなにラク~な感じで空をながめてていいんですか!? まさしくこれは、映画『ルパン三世 カリオストロの城』の冒頭における、「平和だねェ。」のルパン三世と、必死こいて逃走をはかるクラリス姫とのカット対比の妙の、逆パターンと観た! 実に効果的です。
 いや、だからといって、如水が長政を助けるわけでもないんですけどね……がんばれ、わこうど!!

○「我がたくらみが明らかになる頃には、九州は全て、黒田のものじゃ! ハッハッハ~☆」
 いやいや、NHK 大河ドラマの主人公が、自分の作戦のことを「たくらみ」だなんてのたまっていいんですか!? こりゃまた、とんでもないダークヒーローが現れちゃったもんだねぇ! もう、たくらみだなんて言っちゃったら、成功しない雰囲気が出てきちゃうじゃないですかぁ。いやホントに、如水のキャラクターは初回からこれでいってほしかったですよ……たまんなくブラックでビターな1年間になったのになぁ。

 それにしても、あんなにものすごい知勇兼備の名将なのに、鍋島直茂さんはホンットに、大河ドラマに縁がないですよねぇ。今回も名前どまりで登場はなしですか……長宗我部元親は『軍師官兵衛』には出てきたぞ! ただし、俳優ノンクレジットで土下座降伏シーンだけだけどね……キビシ~ッ!!

○いやぁ、もう最低50回は観た計算になる『軍師官兵衛』のオープニング映像なんですが、もう観るのもこれが最後なのかと思うと、感慨深いものがありますなぁ。「最終回『乱世ここに終わる』」というテロップを観ただけで、すでにうるっときてしまうものがあります。
 ほんとに、時には「うわ~、また観なくちゃいけないのかよ……いや、自分で勝手に観てるだけなんだけどよ。」などとブツブツ愚痴をこぼしながらこの主題曲を聴くこともあったのですが、本編が始まれば、どの回もしっかり楽しませていただいておりました。
 おもしろければ純粋にお話を楽しみ、おもしろくなかったら、そのぶん自分のテンションを上げて喰らいつく……まことに大河ドラマを楽しんだ1年間でしたね。制作スタッフのみなさまには、もう感謝の言葉もありません。
 しっかし、最後まで凡庸な主題曲だったな……可もなし不可もなしって感じで。まぁ、最初っから最後まで静かなだけの曲よりはよっぽどましですけど。『花燃ゆ』は、あの押井守作品常連の川井憲次さんだそうなんですけれども、大丈夫かな!?

●ダーイシを熱演する田中さんは、声を張り上げると中学生男子みたいなハイトーンになっちゃうのね! いやぁ、それはそれでいい声なのかもしれないけど、鉄砲やら絶叫やらでやかましい戦場ではまったく通らないし、だいいち自軍のテンションが上がりやしねぇ!! 損だなぁ~。
 ……あれ、そういえば、オープニングのテロップに「島左近清興」の名前がなかったような。今年のダーイシは、ロンリー関ヶ原か! 最後の最後まで、今年はさんっざんですねぇ!!

●いや、「おどしの大砲」なんでしょ? さすがに、小早川秀秋の本陣にしっかり着弾するように斉射するのはいかがなものかと思うんですが……徳川軍の大砲隊はデューク東郷なみの絶妙な場所に着弾させてますねぇ。そんな命中精度が保てるんだったら、それで敵陣の大将を狙い撃ちしてくれやぁ!
 でも、着弾した大砲の「砲弾自体」は爆発しないで、地面がえぐれて土煙があがるだけなのは、いい効果演出だと感じました。そうそう、当時の大砲は、現代みたいにハデに爆発する仕掛けにはなってないんですよね! ただし、怖いものは怖い。

●今年の関ヶ原でも、家康が大砲で脅して優柔不断な秀秋を強引に東軍に寝返らせ、それをダーイシが裏切ったと理解して激高する、という定番の流れになっていましたね。
 でも、私はこれはどうかと思うんだなぁ。前になにかの本を読んでずいぶんと腑に落ちたのですが、秀秋は最初から東軍に加勢することに心を決めてはいたのですが、開戦してから数時間が経過しても、西軍の必死の奮戦によって東軍になかなか勝機が見えなかったため、そこを目ざとく見抜いた秀秋が、わざと出撃を遅らせてどちら側につくのかを不鮮明にしていたのだと思うのです。
 つまり、秀秋が自分の足元を見て出撃しないでいるという悪意を強く感じたからこそ、家康は激怒して大砲で脅す手段に踏み切ったのであり、それを受けた秀秋には、

「おうおう、怒ってる怒ってる! まぁ、ジイさんもここらへんが限界かな。へいへ~い、じゃあ行きますよ~いっとぉ。」

 という、実に憎ったらしい余裕があったと思うんです。ドラマのようなひ弱な人格では決してなかったと思うんですね。だって、東西両軍がそうとうに疲弊している頃合いになって、やっと満を持して無傷の精鋭1万5千が動くんですから! 合戦の勝敗は明らかに秀秋が決めたということになります。なんという、したたかであざとい戦国武将スピリッツか!!

 いっぽうの西軍ダーイシも、いまさら秀秋が東軍についたと聞いても、「まぁそうなるわな。」とだいたいの予想はついていたと思います。とにかく、彼は秀秋が実質東軍であることはちゃんと開戦前から見抜いていて、要は、いかに迅速に東軍をツブして、秀秋の動き出すタイミングをなくすか。そこのタイムトライアルに賭けていたと思うんですよね。そして、朝8時ごろから始まった大合戦は4時間後の正午になっても大勢が決せず、そこで秀秋軍がついに動いてしまったことによって、西軍の負けは確定になってしまったと思うのです。
 ダーイシは、ドラマのように秀秋の裏切りなどにいちいち動揺するような精神状態ではもはやまったくなく、「短時間の内に自軍以上の数の大軍に勝利する」という、人生最大の賭けに全身全霊ををなげうつ境地に達していたのだ……あっぱれ! でも、いくらなんでも逆境すぎ!!

●1日で終わるんじゃねぇよ!! と本陣のテーブル(盾)をひっくり返す如水。しかし、もはや覆水は盆に返らず……ダーイシはダーイシなりにがんばったんだろうが、西軍は思いのほか、もろかった。

 ……って、えー!? ちょっちょっ、まさか如水の「九州統一戦争編」、これでおしまいなの!?
 いやいや、まだまだ続くでしょ!? 関ヶ原合戦のあった九月十五日以降も、如水軍はイケイケドンドンで九州平定戦を続け、最終的には十一月に残る薩摩・大隅国を守る島津家を残すばかりとなったのですが、そこで島津家と徳川家が和議を締結したため、制圧した国々は各国の大名に返還し、再び豊前国へと帰還しています。
 つまり、関ヶ原合戦後の如水は、巧みに「わし、もともと東軍よ。」と態度を変えながらも戦争は続けていた、ということになるのですが、確かに、家康の指示があったらすぐにひっこむという、当初の如水の野望に比べたら格段にさみしい行軍になっていたことは、間違いありません。
 でもさぁ、関ヶ原から奇跡の生還を果たした島津義弘とか立花宗茂とか、鍋島直茂・勝茂父子とか、加藤キヨマーとかラスボスの島津義久とかが丁々発止の外交戦&実戦をまじえる最高の戦国絵巻が、あと2ヶ月も続いてたんですよ、九州では!? 『乱世ここに終わる』とかいいつつも、終わらせたくないとしぶとく戦い続けてたのが他ならぬ主人公だったって、どんだけ意外な真相のサイコサスペンスなんでしょうか、『軍師官兵衛』って。

 こりゃもう、関ヶ原合戦後の九州死闘編は、まさにここを映像化せずになにが『軍師官兵衛』だって話なんですが……残念というかやっぱりというか、まるごとカットされてましたねぇ。そりゃそうだ、最終回だから15分放送時間は拡大されていましたが、それで描ききれるはずがねぇもん、こんな濃厚な2ヶ月間! 昔の『新選組!』みたいに、いつか『軍師官兵衛・特別編! 実はあのあと九州はこんなことになってましたスッペシャル』みたいなの、やってくんねぇかなぁ。ダメ?
 せめて、島津義久役の永澤俊矢さんくらいは再登場するかと思っていたのですが、とりつくしまもなかったですね。ぎゃふん。

●あのー、関ヶ原合戦後の井伊直政さんが、2年後に42歳の若さで死去してしまう原因になったという重傷を、あの島津義弘の「捨て奸(がまり)」戦法との激闘の末に負ったようには、まるで見えないピンピンっぷりなんですが……受けた部位については諸説あるんですが、とにかく左腕か右腕のどっちかにどえらい鉄砲傷を負ったんでしょ? 大丈夫か!?
 あの、いつもどおりに平然としている東さんの演技は、周囲を安心させようとしての涙ぐましい配慮のたまものなのでしょうか。えらい! えらいぞ~。

○如水「その時、お前の左手は何をしておった……?」
 いやぁオヤジぃ、そりゃあ負け惜しみの八つ当たりってもんだよ。オレにはオレの立場ってもんがあるんだからさぁ。わかってくれよ~。
 黒田長政、身も心も徳川政権のサラリーマン大名と化した哀しき男よ! まぁ、それだけ守るべきものがあるってことなのよね。隠居したやつが言いたい放題言いやがってよう! 「左手がうんたらかんたら」って、あの、人をバカにしきったたとえ方、なんだよ!! もっとわかりやすく言ってくれよ! オレ、バカなんだから!! あれ?
 長政の憂鬱は続く……

○うお~、間に合った、間に合った! 中盤での如水との「天下とは」談義シーンで、寺尾家康、今までにないコンディションの良さで、右目が自然にオープンしてましたねぇ! そうそう、寺尾さんって、こういう顔の俳優さんだったんだっけ。実に深い優しさのある良いお顔。
 如水との、最初で最後の「たてまえナシ」の会話をするシーンで、とってもナチュラルな顔になってましたよ。やっぱり、今まではわざと演技で細くしていたのかな? すごいなぁ! じゃあ、後半に何回かあった「開けたのにすぐ戻っちゃう」パターンは、いったいなんだったんだろうか……ミステリアス。
 それにしても、寺尾さんは本当に「沈黙」をたくみに利用できる名優ですよね……つくづく、大河ドラマらしくない時間の流れを持った演技だ! すばらしい。

「天下は、一人の天下にあらず。天下の、天下なり。」

●「天下を争うことができたこと、本望にございました……」
 なんてこと、ダーイシが言うかなぁ? ど~もそれらしくない、いかにも後代の「三成奸物説」を後押しする創作っぽいんですが。
 だって、関ヶ原で勝利したからって、すぐに「ダーイシ政権」が発足するってわけでもないですしねぇ。毛利とか宇喜多とかキヨマーとか、黙ってられない面々はいっぱいいるわけでしょ?
 そこは「責任だけひっかぶっちゃった男」の哀しみでいってほしいんだけどなぁ、石田三成って。

○「わしが死んでも、争いの起こらぬ太平の世を創る。それが、わしの望みじゃ。」
 家康さんの意思は強い! その想いは子々孫々まで確かに受け継がれていったわけですな。
 だって、徳川慶喜が死んでも、争いは起きなかったんだもんね!! 翌年(1914年)に第一次世界大戦は起きちゃったけど。むしろ世界規模!?

○「息子に越えられたのう、如水どの。跡継ぎに恵まれ、うらやましきことよ……」
 そうしみじみ語る家康の跡継ぎこと、徳川秀忠……『軍師官兵衛』には、ついに1秒たりとも登場できず!! 津川家康みたいにめんと向かってブチギレてくれるならまだしも、寺尾家康は完全シカトかい! 徳川さんとこの父子関係も、なかなかにたいへんなのねぇ。

●キヨマー、おまえ、九州戦争んときにどこにいたんだよう! とっくに徳川幕府が始まっちゃったあとでの情けないグチりシーンになってやっと登場しやがって……
 『軍師官兵衛』における加藤清正は、ほんとに貧乏くじ引いちゃったみたいなダメなシーンにしか出てこなかったですよね。それで肝心の時にはいないんだもの~。かわいそうだったなぁ。

○如水最晩年での、息子・長政との和解、そして善助への「赤合子」兜の継承の一連のシーン、よかったですねぇ。
 「子に越えられるということは、悪いことではない……」というのは、ちょっと今のところは私には実感するすべもない言葉なのですが、なんか「そうなんだろうなぁ。」としみいるものがあるセリフでしたね。それ、私も現世じゅうに言ってみた~い! いろいろ、がんばろう。

○岡田さんは、ほんとうに演技することがお好きなんですねぇ。実に見事な臨終シーンでした。竹中さんよりもよっぽどリアリティがあって、見ごたえのある最期でしたよね。それって、どうなんだろうか!?
 しかし、ここのシーンでの阿知波悟美さんの演技はものすごかったですねぇ! セリフがひとつもないのに、あの全身全霊をかけた悲しみの表情。ラストのラストにとっておきを持ってきましたねぇ~。プロはこれだからおもしろい!
 そして、最後の最後にも、ちゃーんと鼻筋を流れる岡田さんの涙……男前は、死んでも男前だわ。

●1615年の大坂夏ノ陣における淀の方の年齢は、諸説ありますが47~50歳といわれています。
 となるとやっぱり、おまけ映像みたいなちょっとの出番ではあるんですが、それを引き続いてピッチピチ20歳の二階堂さんが演じるっていうのは、さすがにムリがあるんでないかい!? 老けメイクも全然してないしねぇ。
 それだったら、どうせ秀頼くんも来希くんから大人の俳優さんに代わってるんだから、淀の方も最終回ゲストみたいな感じで、小川真由美さんに演じてもらったほうが良かったんじゃないかなぁ。そうするとホラ、視聴者の淀の方への同情の気持ちっていうのも、わくじゃない? 「あぁ、なんだかわかんないけど、彼女も大坂城でそうとう苦労したんだろうなぁ。あんなことになって!」みたいな。まぁ、それ以上に具体的なことは怖くて言えませんけどね。八つ墓明神さまはお怒りじゃ~っ☆

●オイオイオイオイ、黒田長政と後藤基次との決別の経緯が、まるごと抜け落ちてるじゃあーりませんか! そんなんアリ!? そこは『軍師官兵衛』としてはカットしちゃいけないとこだろう!!
 序盤から、この2人の関係は丁寧に描いてたじゃないの……ここまで互いを知り尽くした2人が、どうして敵同士になってしまったのかっていう部分をドラマにしないで、他のどの大河ドラマがやってくれるっていうんですか!? そこはあなたがやりきるところでしょ!!
 もうさぁ、大河ドラマを観てるほとんどの人が「あんな感じなんだろうな。」って知ってるような、秀頼と淀の方の最期のくだりにあんなに時間さいちゃって、なに考えてんの!? 優先順位が違いすぎるだろ……これはもう、ただただ、がっかり。

○1615年の寺尾家康の右目は、やっぱり最悪だった。ホント、さっきのシーンでの絶好調っぷりはなんだったんだろうか……つくづく、ミステリアスなお人よのう!

○「との……よく、生き抜かれましたなぁ。」
 という、お光の方の幽冥あいなかばな言葉をもって、『軍師官兵衛』、堂々の「完」!
 中谷さんだからこそ演じられる、実に幻想的なラストシーンでした。キャスティングが効いてますねぇ。

○あっ、そういえば、岡田さん、最後まで、あの如水のトレードマーク的な「おしゃれベレー帽みたいな頭巾」、かぶってなかったね! わざとかぶらなかったんだろうけど、1回くらい観たかったなぁ。岡田さんがかぶると、ほんとにおしゃれベレー帽にしか見えなくなっちゃうからやめたのかな。まぁ少なくとも、隠居した老人には見えなかったでしょうね。


結論、「1年間ほんとうにありがとうございました!!」

 あー、疲れた疲れた! もう、大河ドラマはほんとにおなかいっぱい。しばらくは、もうけっこう。今年2015年はほぼ観ないでしょう。
 思えば、大河ドラマを全話を観るという行為も、2001年の『北条時宗』いらいのことでそうとうに久しぶりだったのですが、『軍師官兵衛』はさらに、毎週毎週このような「視聴メモ」をつけるということで! 疲れたねぇ~。でも、やっててとても楽しかったですわ。もう、ひたっすら自己満足なことしかつづってないわけなんですが、それが個人ブログの醍醐味ってもんよぉ。大満足です。

 しかし、だんだんやるたびに書きたいことが多くなってっちゃって、最終的に、今回は「8千文字のメモ」という結果になってしまいました。それが果たしてメモなのだろうかという問題はさておきまして、読んでくださった方が万一いらっしゃったら、あんたも好きねぇ~!! ということで。

 お疲れさまでしたぁー! そして、こんなにおもしろいドラマを1年間、休みなく提供し続けてくれた制作スタッフのみなさま、そして出演者のみなさまに深く、ふかーく感謝したいと思います。ありがとうございました!! ゆっくり休んでね~。
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