どうもこんにちは~。そうだいでございまっす。
今日はほんとにあったかいですねぇ~!! まさしく春。
ただ、明日はまた寒い雨だそうで....明日は東京にお芝居を観に行く予定があるんですけどねぇ。ヤだねぇ~。
さて、今回はえら~く大きく出たタイトルとなってしまいました。
実は私、高校時代にはご他聞にもれず、言わずと知れた『週刊少年ジャンプ』で連載されていた人気マンガ『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』(作・和月 伸宏 1994年5月~99年11月)に夢中になっていたクチで、1996年1月~98年9月に放送されていたアニメ版もチェックしながら、
「いい曲には違いないんだけど....なんで『そばかす』?』
「よ~し、エンディングテーマになったし、いよいよこのバンドも一般的な知名度を広げ....あっ、さしかえられちゃった。」
などと、作品の内容とは別のところでアグレッシブなアニメ製作スタッフの姿勢も気になっていました。
そんな私だったのですが、『るろうに剣心』の約10年後の2004年1月から同じ『ジャンプ』で連載が開始されることとなった『銀魂(ぎんたま)』(作・空知 英秋)の内容を目にした時、なんとなくではあったのですが、そ~と~早い時期から、
「『銀魂』ってコレ、もしかしたら『るろうに剣心』のパロディなんじゃなかろうか!?」
という感情をいだくようになっていたのです。
もちろん、この予測は周囲の誰からも共感を得てはおりません!!
周囲の友人にこの説をおそるおそる打ち明けてみると、反応はもれなく「えぇ~!? そんなことないでしょ。」や「ぜんぜん似てねぇよ~。ジャンルちがうでしょ!」といったものになります。そりゃそうよね....
確かに、「パロディ」という言い方はあってはいないような気がします。そんな扱いにしてしまうと後に出てきた『銀魂』のほうが、『るろうに剣心』のどこかを盗んだような印象にとられかねない部分もあるんですが、そういうくだらないパクッたパクられたという関係ではないんですなぁ。
私が言いたいのは、『るろうに剣心』と『銀魂』が、同じ骨子から各自まったく違ったオリジナルな世界を創造している、「根っこが同じネガとポジ」みたいな関係にあるんじゃなかろうか、ということなんですけどぉ....わかります?
そして、私の言う「同じ骨子」というのは、
1、市井の没落した武家階級の若者が、正体不明の浪人と親しい関係になる
2、武家階級の若者は年上の女性と年下の男性(姉弟かそれに近い関係)
3、正体不明の浪人は過去の攘夷動乱期にそうとう伝説的な活躍をした武士
※『銀魂』の主人公・坂田銀時が出自から武士階級だったかは不明のようです
4、浪人は自身の過去を語らず、現在は一般市民にまぎれて生活している
5、浪人の宿敵にあたる人物もまた、攘夷動乱期に浪人と同じような立場で活躍していた武士
6、浪人の宿敵は着流し姿の軽装で顔に包帯を巻いている(巻いてる量はだいぶちがいますけど....)
7、浪人が「新撰組」といった歴史上の著名人たちと接触していくことによってストーリーが進む
※『銀魂』の場合は、歴史上の人物そのものではく、それをモデルにした架空のキャラクターが登場している
8、浪人は過去の経歴とは逆に現在は殺人行為を嫌っており、通常の日本刀は帯刀していない
9、浪人自身は好戦的ではないのだが、最終的に彼が驚異的な戦闘力を発揮することによって事件は解決する
もっと他にあるかもしれないんですけど、思いつくかぎりはこんなところです。
まぁね、9、は『るろうに剣心』と『銀魂』にかぎらない『ジャンプ』永久不変の法則みたいなものなんですが....
こじつけかナ~!? こじつけかもね~。
それに、逆の言い方をすれば、『るろうに剣心』と『銀魂』は上にあげたポイント以外の部分はぜ~んぶ違う!!といってもさしつかえないでしょう。
だいいちマンガのジャンルからしてちがうんですから。
『るろうに剣心』 .... バトルアクション時代劇
『銀魂』 .... SF 擬似時代劇コメディ
簡単に言いますと、各所にフィクション的な描写があるのは当たり前としても、『るろうに剣心』はいちおう「江戸幕末期」と私たちが生きている「現在」とのあいだに実際に存在した「史実の物語」として語られているのにたいして、『銀魂』は「江戸幕末期」からつながっているような体裁ながら、「現在」とはまったく連結できない「パラレルワールドの物語」になっているのです。だって宇宙人がいるんだぜ!?
ただし、この2作品は歴史好きな人ならば誰もが一度は熱に浮かされる「幕末」という時代に想を得たものであるということは共通していながらも、題材に依存しない計り知れないオリジナリティの奔流によって、それぞれ『るろうにワールド』と『銀魂ワールド』という独自のジャンルを築いているといっても過言ではない状況となっているのです。
『銀魂』は原作連載は当然のことながら、2006年以来、中断をはさみながらも日本アニメ界を常に震撼させ続けるアニメ版シリーズも現在にいたるまで継続させていますし、2010年にはアニメ劇場版も公開されました。
いっぽう、10年以上前にいったん完結したはずの『るろうに剣心』も、なぜか今年に入って5月に『月刊ジャンプスクエア』で和月先生自身による続編シリーズの連載が開始され、8月にはなんと「人斬り以蔵」こと佐藤健くんの主演で実写劇場版が公開されるという活況ぶり。さぁ盛り上がってまいりました!!
と、いうことでですね、これからは「2作品それぞれの明治維新(厳密に言えば『銀魂』の世界に明治維新は起きていないのですが)」の比較検証を、これからの『長岡京エイリアン』ではやっていきたいと思うんですけれども....
これはヤバいですよ~!! 「アイドルグループ史」とか「ぬらりひょんサーガ」どころじゃねぇぜ!?
何年かかるかわかったもんじゃありゃしねぇ....しかもどっちもリアルタイムで物語が拡大しているわけなんですから終わりが見えません。
ということですので、この『るろうに剣心』VS『銀魂』企画は、なるべく連続させないで不定期の形でのんべんだらりとやっていきたいと思いま~す。
ほんとはこれ、『長岡京エイリアン』発足当初からやりたかったんですけどなかなかふんぎりがつかなくて、そうこうしているうちに『るろうに剣心』まで復活されるなんて話が出ちゃったから、これ以上待つのはムリということで開幕とあいなりました。
いや~これ、どうやって進めていきましょうかね....ごっずおんりぃのうん~。
今日はほんとにあったかいですねぇ~!! まさしく春。
ただ、明日はまた寒い雨だそうで....明日は東京にお芝居を観に行く予定があるんですけどねぇ。ヤだねぇ~。
さて、今回はえら~く大きく出たタイトルとなってしまいました。
実は私、高校時代にはご他聞にもれず、言わずと知れた『週刊少年ジャンプ』で連載されていた人気マンガ『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』(作・和月 伸宏 1994年5月~99年11月)に夢中になっていたクチで、1996年1月~98年9月に放送されていたアニメ版もチェックしながら、
「いい曲には違いないんだけど....なんで『そばかす』?』
「よ~し、エンディングテーマになったし、いよいよこのバンドも一般的な知名度を広げ....あっ、さしかえられちゃった。」
などと、作品の内容とは別のところでアグレッシブなアニメ製作スタッフの姿勢も気になっていました。
そんな私だったのですが、『るろうに剣心』の約10年後の2004年1月から同じ『ジャンプ』で連載が開始されることとなった『銀魂(ぎんたま)』(作・空知 英秋)の内容を目にした時、なんとなくではあったのですが、そ~と~早い時期から、
「『銀魂』ってコレ、もしかしたら『るろうに剣心』のパロディなんじゃなかろうか!?」
という感情をいだくようになっていたのです。
もちろん、この予測は周囲の誰からも共感を得てはおりません!!
周囲の友人にこの説をおそるおそる打ち明けてみると、反応はもれなく「えぇ~!? そんなことないでしょ。」や「ぜんぜん似てねぇよ~。ジャンルちがうでしょ!」といったものになります。そりゃそうよね....
確かに、「パロディ」という言い方はあってはいないような気がします。そんな扱いにしてしまうと後に出てきた『銀魂』のほうが、『るろうに剣心』のどこかを盗んだような印象にとられかねない部分もあるんですが、そういうくだらないパクッたパクられたという関係ではないんですなぁ。
私が言いたいのは、『るろうに剣心』と『銀魂』が、同じ骨子から各自まったく違ったオリジナルな世界を創造している、「根っこが同じネガとポジ」みたいな関係にあるんじゃなかろうか、ということなんですけどぉ....わかります?
そして、私の言う「同じ骨子」というのは、
1、市井の没落した武家階級の若者が、正体不明の浪人と親しい関係になる
2、武家階級の若者は年上の女性と年下の男性(姉弟かそれに近い関係)
3、正体不明の浪人は過去の攘夷動乱期にそうとう伝説的な活躍をした武士
※『銀魂』の主人公・坂田銀時が出自から武士階級だったかは不明のようです
4、浪人は自身の過去を語らず、現在は一般市民にまぎれて生活している
5、浪人の宿敵にあたる人物もまた、攘夷動乱期に浪人と同じような立場で活躍していた武士
6、浪人の宿敵は着流し姿の軽装で顔に包帯を巻いている(巻いてる量はだいぶちがいますけど....)
7、浪人が「新撰組」といった歴史上の著名人たちと接触していくことによってストーリーが進む
※『銀魂』の場合は、歴史上の人物そのものではく、それをモデルにした架空のキャラクターが登場している
8、浪人は過去の経歴とは逆に現在は殺人行為を嫌っており、通常の日本刀は帯刀していない
9、浪人自身は好戦的ではないのだが、最終的に彼が驚異的な戦闘力を発揮することによって事件は解決する
もっと他にあるかもしれないんですけど、思いつくかぎりはこんなところです。
まぁね、9、は『るろうに剣心』と『銀魂』にかぎらない『ジャンプ』永久不変の法則みたいなものなんですが....
こじつけかナ~!? こじつけかもね~。
それに、逆の言い方をすれば、『るろうに剣心』と『銀魂』は上にあげたポイント以外の部分はぜ~んぶ違う!!といってもさしつかえないでしょう。
だいいちマンガのジャンルからしてちがうんですから。
『るろうに剣心』 .... バトルアクション時代劇
『銀魂』 .... SF 擬似時代劇コメディ
簡単に言いますと、各所にフィクション的な描写があるのは当たり前としても、『るろうに剣心』はいちおう「江戸幕末期」と私たちが生きている「現在」とのあいだに実際に存在した「史実の物語」として語られているのにたいして、『銀魂』は「江戸幕末期」からつながっているような体裁ながら、「現在」とはまったく連結できない「パラレルワールドの物語」になっているのです。だって宇宙人がいるんだぜ!?
ただし、この2作品は歴史好きな人ならば誰もが一度は熱に浮かされる「幕末」という時代に想を得たものであるということは共通していながらも、題材に依存しない計り知れないオリジナリティの奔流によって、それぞれ『るろうにワールド』と『銀魂ワールド』という独自のジャンルを築いているといっても過言ではない状況となっているのです。
『銀魂』は原作連載は当然のことながら、2006年以来、中断をはさみながらも日本アニメ界を常に震撼させ続けるアニメ版シリーズも現在にいたるまで継続させていますし、2010年にはアニメ劇場版も公開されました。
いっぽう、10年以上前にいったん完結したはずの『るろうに剣心』も、なぜか今年に入って5月に『月刊ジャンプスクエア』で和月先生自身による続編シリーズの連載が開始され、8月にはなんと「人斬り以蔵」こと佐藤健くんの主演で実写劇場版が公開されるという活況ぶり。さぁ盛り上がってまいりました!!
と、いうことでですね、これからは「2作品それぞれの明治維新(厳密に言えば『銀魂』の世界に明治維新は起きていないのですが)」の比較検証を、これからの『長岡京エイリアン』ではやっていきたいと思うんですけれども....
これはヤバいですよ~!! 「アイドルグループ史」とか「ぬらりひょんサーガ」どころじゃねぇぜ!?
何年かかるかわかったもんじゃありゃしねぇ....しかもどっちもリアルタイムで物語が拡大しているわけなんですから終わりが見えません。
ということですので、この『るろうに剣心』VS『銀魂』企画は、なるべく連続させないで不定期の形でのんべんだらりとやっていきたいと思いま~す。
ほんとはこれ、『長岡京エイリアン』発足当初からやりたかったんですけどなかなかふんぎりがつかなくて、そうこうしているうちに『るろうに剣心』まで復活されるなんて話が出ちゃったから、これ以上待つのはムリということで開幕とあいなりました。
いや~これ、どうやって進めていきましょうかね....ごっずおんりぃのうん~。
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