いや~もうね、気がつけばあっというまに1月終わっちゃってましたよ! みなさまどうもこんばんは、そうだでございます~。今日も一日お疲れさまでございました。
口では早い早いと言いつつも、まっさかこんなに早いものだとは……ありがたいことではあるんですが、ほとんどヒマしていた印象もなく、あっちゃこっちゃでわたわたとしておるうちに31日たっちゃってた!
願わくば、もちっとだけ我が『長岡京エイリアン』の更新にさけるような時間と体力の余裕がほしいとこなんすけど、まぁこれもこれでいい時期なんじゃなかろうか、ということで! たぶん今月もサーッと過ぎ去っていくんでしょうが、とにかく五体満足、お仕事でもなるべく他のみなさまに迷惑をかけることなく笑ってすごしていきたいと思います。
あいかわらず、というか、さらに激化する一途で世間ではなんやかやとインフルエンザだ急性胃腸炎だと、流行り病がものすごいことになってるんですが、もともとそういう目に見えない災厄をぶっとばす意味で行われていた年中行事「追儺(ついな)」がベースだという、節分の豆まきを盛大にやって、恵方巻きも今年の「東北東」を向いてモゴモガやって、乗り切っていきましょう! 今も昔も、人間を悩ませる問題なんてのは、つまるところは個人個人の肉体のメンテナンスの話なのよねぇ~。21世紀でも、サルはサル☆
そんなこんなで、いよいよ開幕いたしました2014年! しょっぱな1月の『長岡京エイリアン』全11回。ラインナップは以下のようになりました。
観た DVDについて
映画『トレマーズ』
始めてはみたけれど……
エヴァンゲリオン使徒大行進シリーズ最新作!!(2回 あっけにとられる途中ぶり)
今年は絶対に全話観るぞ!!
NHK 大河ドラマ『軍師官兵衛』視聴メモ(第1~4回)
近況うんぬん
年明けからけっこうお芝居を観てます
仕事場でのちょっとした体験
山形さ帰ろうがど思ってんだずぁ~宣言
完全にメモ代わりです
川上稔の『連射王』の下調べのムニエル
というわけでついに始めたぞ、大河ドラマ全話チェック企画! これ、『江』でやろうかと一瞬思ったんだけど、脚本家と主要キャスティングが発表された段階で瞬時に却下したお蔵入りものだったのよねぇ。
やっぱり視聴率はかんばしくないようなのですが、少なくとも1ヶ月観てみたわたくしの感想といたしましては、決して無碍にされるべき作品ではないと確信しましたので、引き続き見届けていきたいと思います。義昭公と明智光秀がいなくなった後に観続けるかどうかはわかんないけどな!! それはもう、作品の中での黒田孝高と豊臣秀吉の造形にかかってますよね。初回の序章とか、随所に観られるうすっぺらい戦争反対メッセージで悪い予感はしまくりなんですが、今のところは信長と濃姫のバカ夫婦っぷりがおもしろいから、良しとしよう!
にしても、ナレーションの交代は、大好きだっただけにものすごく残念だなぁ。お歳がお歳なんだからあんまりこういうことは言いたくないんですが、自分の体調管理のせいで参加している作品に迷惑をかけるなんて、大女優のはるか以前にプロじゃあないですよね。これを期に永くお休みいただきたい。
2月も、もうすでに何本かお芝居を観る予定を作っているんですが、いちおう、少ない休みをやりくりして何千円も払って観に行くわけなんでね……全部アタリなんて都合のいいことはないだろうけど、なるべく素晴らしい作品だけを観て収穫多く帰りたいですよね、マジで。
モーニング娘。のコンサート料金だって「8千円」の大台に乗っちゃったしねぇ。私が大学生だった2000年前後のころは、小劇場でやる舞台はチケット2800~3300円くらいが相場だったかと記憶しているんですが、今はもう4000円超えでもしれっとした顔してるもんねぇ。
消費税も上がるわけだから時代の趨勢なんでしょうが、ケチくさい話、いい作品にいっぱい出会える2014年にしたいですわ、ホント! 山形ではどんな感じになるのかねぇ、このあたりの劇場事情って。
年始はけっこう、本も読んだつもりだったんですが、数えてみたらそんなに多くはないのね。あぁ、1冊1冊が物理的に重いからいっぱい読んだ気になってたんだ! がっくし。
伊藤 計劃・円城 塔 『屍者の帝国』(2009~12年) 河出書房新社
川上 稔 『連射王 上・下』(2007年) メディアワークス電撃文庫
村上 春樹 『1Q84 第3巻』(2010年) 新潮社
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(2013年) 文芸春秋
宮下 英樹 『センゴク 一統記 第6巻』(2013年) 講談社
黒乃 奈々絵・唐々煙 『時代活劇画伝 斬』(2013年) マッグガーデン
これは断言しますが、先月読んだ本の中でいちばんおもしろかったのは『連射王』でしたね。「都市シリーズ」もいろいろ読んできましたけど、この『連射王』はそれらと比べても段違いに良かった。
ハルキ村上はダメだったねぇ~! 『1Q84』の1・2巻で上がりに上がった期待値が3巻でガクンと落ちて、『色彩なんちゃら』で「読む価値なし」まで下がりきっちゃったって感じですか。
『色彩なんちゃら』はヒドいね~。何もかもが古臭い、今まで村上ワールドのどっかに出てきたキャラクターの使いまわし。『1Q84』の主要キャストが服を着替えてまた出てきたって感じなんだけど、内容のきめこまやかさに「明治ブルガリアヨーグルト」と「サンヨー製菓モロッコヨーグル(駄菓子屋で売ってる、木のへらで食べるもしゃもしゃしたやつ)」ほどの落差があるし、『1Q84』の牛河さんみたいな魅力あふるる人物もいやしねぇし。
こんなにつまらない旅小説は久しぶりに読みましたね。これはつまり、主人公が完全に義務で旅してるからなんじゃないの? 「彼女に言われたからとりあえずやってみるんです~」みたいなバカ面ひっさげて巡礼すな、ドアホ!! わけのわかんない嫁がらみの東洋人不審者を相手にしなきゃなんなかったエドヴァルトさんの迷惑を考えろ! おなじ日本人男性として非常に恥ずかしい。
これはもう、私の少ない読書歴の中で比較すると、辻村深月先生の『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』や『ロードムービー』となにからなにまで対照的な、駄作中の駄作でした。これじゃあ「女性優位社会」とも言われるわ! 男性がこんなに主体性のない作品が超ベストセラーになっちゃうんだもんね。
『屍者の帝国』は、確かに途中まではおもしろかったんだけどなぁ~。「ザ・ワン」の正体にいろいろのっけすぎなんじゃないんでしょうか。あれとあれのモチーフはいらないなぁ、なんて考えながら、かなり冷めた目線でクライマックスを読んでしまいました。
ああいう経験をちゃんと記憶しているワトスンが新たなベーカー街ライフを始めていくっていうのが、外伝とかエピソード・ゼロものの醍醐味なのにねぇ。なんで全部リセットしちゃうのかな。
他ならぬ、伊藤計劃さんの書評が読みたくなる作品でしたね。
そないなこないなで、今月もがんばっていきまっしょい! あぁ~、私の千葉ライフもあと1年きっちゃったかぁ。
口では早い早いと言いつつも、まっさかこんなに早いものだとは……ありがたいことではあるんですが、ほとんどヒマしていた印象もなく、あっちゃこっちゃでわたわたとしておるうちに31日たっちゃってた!
願わくば、もちっとだけ我が『長岡京エイリアン』の更新にさけるような時間と体力の余裕がほしいとこなんすけど、まぁこれもこれでいい時期なんじゃなかろうか、ということで! たぶん今月もサーッと過ぎ去っていくんでしょうが、とにかく五体満足、お仕事でもなるべく他のみなさまに迷惑をかけることなく笑ってすごしていきたいと思います。
あいかわらず、というか、さらに激化する一途で世間ではなんやかやとインフルエンザだ急性胃腸炎だと、流行り病がものすごいことになってるんですが、もともとそういう目に見えない災厄をぶっとばす意味で行われていた年中行事「追儺(ついな)」がベースだという、節分の豆まきを盛大にやって、恵方巻きも今年の「東北東」を向いてモゴモガやって、乗り切っていきましょう! 今も昔も、人間を悩ませる問題なんてのは、つまるところは個人個人の肉体のメンテナンスの話なのよねぇ~。21世紀でも、サルはサル☆
そんなこんなで、いよいよ開幕いたしました2014年! しょっぱな1月の『長岡京エイリアン』全11回。ラインナップは以下のようになりました。
観た DVDについて
映画『トレマーズ』
始めてはみたけれど……
エヴァンゲリオン使徒大行進シリーズ最新作!!(2回 あっけにとられる途中ぶり)
今年は絶対に全話観るぞ!!
NHK 大河ドラマ『軍師官兵衛』視聴メモ(第1~4回)
近況うんぬん
年明けからけっこうお芝居を観てます
仕事場でのちょっとした体験
山形さ帰ろうがど思ってんだずぁ~宣言
完全にメモ代わりです
川上稔の『連射王』の下調べのムニエル
というわけでついに始めたぞ、大河ドラマ全話チェック企画! これ、『江』でやろうかと一瞬思ったんだけど、脚本家と主要キャスティングが発表された段階で瞬時に却下したお蔵入りものだったのよねぇ。
やっぱり視聴率はかんばしくないようなのですが、少なくとも1ヶ月観てみたわたくしの感想といたしましては、決して無碍にされるべき作品ではないと確信しましたので、引き続き見届けていきたいと思います。義昭公と明智光秀がいなくなった後に観続けるかどうかはわかんないけどな!! それはもう、作品の中での黒田孝高と豊臣秀吉の造形にかかってますよね。初回の序章とか、随所に観られるうすっぺらい戦争反対メッセージで悪い予感はしまくりなんですが、今のところは信長と濃姫のバカ夫婦っぷりがおもしろいから、良しとしよう!
にしても、ナレーションの交代は、大好きだっただけにものすごく残念だなぁ。お歳がお歳なんだからあんまりこういうことは言いたくないんですが、自分の体調管理のせいで参加している作品に迷惑をかけるなんて、大女優のはるか以前にプロじゃあないですよね。これを期に永くお休みいただきたい。
2月も、もうすでに何本かお芝居を観る予定を作っているんですが、いちおう、少ない休みをやりくりして何千円も払って観に行くわけなんでね……全部アタリなんて都合のいいことはないだろうけど、なるべく素晴らしい作品だけを観て収穫多く帰りたいですよね、マジで。
モーニング娘。のコンサート料金だって「8千円」の大台に乗っちゃったしねぇ。私が大学生だった2000年前後のころは、小劇場でやる舞台はチケット2800~3300円くらいが相場だったかと記憶しているんですが、今はもう4000円超えでもしれっとした顔してるもんねぇ。
消費税も上がるわけだから時代の趨勢なんでしょうが、ケチくさい話、いい作品にいっぱい出会える2014年にしたいですわ、ホント! 山形ではどんな感じになるのかねぇ、このあたりの劇場事情って。
年始はけっこう、本も読んだつもりだったんですが、数えてみたらそんなに多くはないのね。あぁ、1冊1冊が物理的に重いからいっぱい読んだ気になってたんだ! がっくし。
伊藤 計劃・円城 塔 『屍者の帝国』(2009~12年) 河出書房新社
川上 稔 『連射王 上・下』(2007年) メディアワークス電撃文庫
村上 春樹 『1Q84 第3巻』(2010年) 新潮社
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(2013年) 文芸春秋
宮下 英樹 『センゴク 一統記 第6巻』(2013年) 講談社
黒乃 奈々絵・唐々煙 『時代活劇画伝 斬』(2013年) マッグガーデン
これは断言しますが、先月読んだ本の中でいちばんおもしろかったのは『連射王』でしたね。「都市シリーズ」もいろいろ読んできましたけど、この『連射王』はそれらと比べても段違いに良かった。
ハルキ村上はダメだったねぇ~! 『1Q84』の1・2巻で上がりに上がった期待値が3巻でガクンと落ちて、『色彩なんちゃら』で「読む価値なし」まで下がりきっちゃったって感じですか。
『色彩なんちゃら』はヒドいね~。何もかもが古臭い、今まで村上ワールドのどっかに出てきたキャラクターの使いまわし。『1Q84』の主要キャストが服を着替えてまた出てきたって感じなんだけど、内容のきめこまやかさに「明治ブルガリアヨーグルト」と「サンヨー製菓モロッコヨーグル(駄菓子屋で売ってる、木のへらで食べるもしゃもしゃしたやつ)」ほどの落差があるし、『1Q84』の牛河さんみたいな魅力あふるる人物もいやしねぇし。
こんなにつまらない旅小説は久しぶりに読みましたね。これはつまり、主人公が完全に義務で旅してるからなんじゃないの? 「彼女に言われたからとりあえずやってみるんです~」みたいなバカ面ひっさげて巡礼すな、ドアホ!! わけのわかんない嫁がらみの東洋人不審者を相手にしなきゃなんなかったエドヴァルトさんの迷惑を考えろ! おなじ日本人男性として非常に恥ずかしい。
これはもう、私の少ない読書歴の中で比較すると、辻村深月先生の『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』や『ロードムービー』となにからなにまで対照的な、駄作中の駄作でした。これじゃあ「女性優位社会」とも言われるわ! 男性がこんなに主体性のない作品が超ベストセラーになっちゃうんだもんね。
『屍者の帝国』は、確かに途中まではおもしろかったんだけどなぁ~。「ザ・ワン」の正体にいろいろのっけすぎなんじゃないんでしょうか。あれとあれのモチーフはいらないなぁ、なんて考えながら、かなり冷めた目線でクライマックスを読んでしまいました。
ああいう経験をちゃんと記憶しているワトスンが新たなベーカー街ライフを始めていくっていうのが、外伝とかエピソード・ゼロものの醍醐味なのにねぇ。なんで全部リセットしちゃうのかな。
他ならぬ、伊藤計劃さんの書評が読みたくなる作品でしたね。
そないなこないなで、今月もがんばっていきまっしょい! あぁ~、私の千葉ライフもあと1年きっちゃったかぁ。
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