う、うぷっ。ど、どうもこんばんは、そうだいでございます。
いや~、ちょっと、ごはん食べ過ぎちゃったんですよ、たった今の話なんですけど……
あの、今日は夕方5時ごろに早めの夕飯をと思って外をほっつき歩いてみたんですけど、そのくらいの時間帯って、意外と食べ物のお店ってまだ開いてないんですよね。
もうちょっと小1時間も待っていれば良かったんでしょうけど、行きつけのお店はのきなみ「準備中」だし、かと言って24時間営業の牛丼屋さんに行くのもありきたりかと思ったんで、そうとう久しぶりに近所の大学キャンパス(母校です)の学生食堂に行ってみたんですね。何年かぶりにはなる……かなぁ。
そしたらさぁ、あるんだよ、学生向けの「メガ盛りカレー」が。オードブル皿いっぱいのカレーライス。
そうきたらさぁ、いくよねぇ~、「メガ盛り」。安いし。
そうなっちゃったもんで、今はもう動けない状態ですよ。
やっぱり年なのかなぁ。昔はもうちょっと食べ終わったあとに余裕もあった記憶があるのですが、今日は完全に、もう1口も食べられないギリギリでの完食とあいなりました。キツかったなぁ~!
若くはねぇんだな……若かった頃と同じ風景の中で、しみじみ時間の確実に経過している我が身を思うオッサンの秋でございました。もう、メガは食えねぇ~。
そうやってふらりとキャンパスに行く気分的なきっかけにもなったのですが、今日のお昼すぎに、大学時代の友だちから「入籍します。」というお知らせのメールをいただきました。
生老病死、いろんな「時の流れ」を感じさせるイベントはこれからも身のまわりや自分自身の中で発生していくのでしょうが、こういうお知らせは大歓迎ですね~。
そういったものをいただいたからには、今度はぜひとも、こちらからまわりの人たちに「良い知らせ」をお返ししていきたいのですが……きっかけがまるでねぇ!!
まぁ~、まずはね。道行くアベックをあたたかい目で見まもることができる心の平安をやしなうところから始めてみようか。
ということで、外の風景もめっきり秋らしくなってきた今日このごろですが、月もあらたまりましたので、昨日までの1ヶ月のあゆみを振り返る恒例の企画としゃれこむことにいたしましょう。
2011年10月の『長岡京エイリアン』全17回。ラインナップは以下のようになりました。
好きな妖怪について
ぬらりひょん、妖怪総大将への道(12回、まだ途中です)
観た映画について
『電人ザボーガー』
アイドル・有名人について
ドリームモーニング娘。とSDN48
がんばれglobe のKEIKO 師匠!!&スマイレージ
好きな映画について
史上最高の悪役キャラクターランキング
好きなアニメについて
『ルパン三世』のレギュラー声優が変わるってよ!
17回中、12回がおんなじ話題って。う~ん、なんだろこのデ・ジャヴュ。
も~うノリノリのノタノタ運転で進めている「ぬらりひょんサーガ」なんですけど。
いやねぇ、前にも言ったかも知れないんですけど、私の大大大好きな妖怪総大将ぬらりひょん様の歴史を自分なりに整理してみたい、というこの企ては、『長岡京エイリアン』がスタートする以前からの私そうだいの悲願でありました。
別にこれができたからといって何がどうなるわけでもないんですけど、伝承の世界や『ゲゲゲの鬼太郎』、もしくはその他のいくつかのフィクション作品などで「もぐら叩き」のように出ては消え、出ては消えするぬらりひょんの魅力とはなんなのか。彼の袖の端っこを一瞬でもつかみ取れるよすがになったら最高だなぁ、と思っておるんですけどねぇ~。
しかも、ぬらりひょんの場合は、昭和~平成に民俗学者やマンガ家や小説家やアニメ脚本家といった有象無象の面々が創作した特徴こそがキャラクターの中心になっているというからおもしろいんです。完全に雑誌なりTVアニメなり映画なりによって大都市(東京)から全国に広がっていく情報網をツールにして成長しているわけなんですから、見た目はあんなジジイなのに、存在自体が現代日本的でデジタルなんだよなぁ~!
そんなもんだから、近代化以前の目撃談や記録が存在のベースとなっている河童や天狗とはまるで体質が違うんですよね。ぬらりひょんはどちらかと言えば特撮番組の怪獣やポケモンのようなポップさがあるんです。
かと言って、そういった怪獣やポケモンのようにはっきりした「物語の母体」も「キャラ設定」もぬらりひょんにはないので、また次の時代に新たな作家が「ぬらりひょん」の名を持つ新キャラクターを活躍させていく、というサイクルが途絶えないかぎり、ぬらりひょんが時間の経過とともに古びたり忘れ去られていくという心配はないわけなんです。設定がぼんやりしていてテキトーだから最強なんですよね。まさに形のない「水」の相こそがぬらりひょんパワーの神髄! 『ぬらりひょんの孫』も、そんなこと言ってますよね。
でも、にっくき鬼太郎もキャラクターのテキトーさにかけては一歩もひかない奴だからなぁ。
いましばらく、このぬらりひょんの覇道を見守っていただきたいと思いたてまつりまする~。
あとはまぁ、10月に読んだ本とか。
宮本 輝 『血脈の火 流転の海第3部』(1996年) 新潮文庫
『天の夜曲 流転の海第4部』(2002年) 新潮文庫
『花の回廊 流転の海第5部』(2007年) 新潮文庫
岩井 志麻子 『夜啼きの森』(2001年) 角川ホラー文庫
『黒焦げ美人』(2002年) 文春文庫
『魔羅節』(2002年) 新潮文庫
田中 貢太郎 『日本怪談大全第1巻 女怪の館』(1928年) 国書刊行会
『日本怪談大全第2巻 幽霊の館』(1928年) 国書刊行会
辻村 深月 『オーダーメイド殺人クラブ』(2009年) 集英社
氏家 幹人 『江戸の怪奇譚』(2005年) 講談社
ロマンアルバム・編 『攻殻機動隊 PERSONA 押井守の世界』(1996年) 徳間書店
うむむ……相変わらずの節操のなさだが、おおむねドス黒い!! こわいよ~。
ヤバい、『流転の海』シリーズ、現時点で文庫本の形で読めるやつ、全部読んじゃったよ! 続きが待てない……
個人的には、第2部と第3部が特におもしろかったかなぁ。物語というものは、「いい悪役」がいると圧倒的におもしろくなるんですよね~。
『流転の海』シリーズって、本来は全5部で完結する予定だったんでしょ? 全然、終わる気配がねぇよ! 物語の舞台はまだ1950年代。第1部からは、やっと10年たったかどうかというくらいしか時間がたっていません。
おもしろいからいいんですけど、「宮本先生……このシリーズを終わらす気、ある?」と、ふと不安になってしまうペース配分が絶妙ですね。まさに、大人物の一生を毛筆でゆったりとつづっているといった感じの、幅の大きなリズム。作中で起きている出来事は決して悠長なものばかりとは言えないのですが、語り口に安心して身をゆだねられる落ち着きがある、というのは一流の作家の素晴らしい「腕」ですよねぇ。
全然関係ないんですけど、宮本輝先生って、お写真を拝見するとビックリするくらいに「目が笑って」ますよね。どんなに口をへの字にむすんでても。
いいお顔だな~。ああいう目をした方だからこその『流転の海』シリーズなんだろうな、と感心してしまいます。
でも、宮本先生、コンビニの店員とかの接客業はやりづらいだろうなぁ~。「なにがおかしいんだ、てめぇ!」みたいにからまれるんじゃないかなぁ。そこだけが心配ですよ、あたしゃ。
それにくらべて、岩井さんは筆がせせこましすぎるよ!! いや、それが持ち味なんでしょうけど。
寝ても覚めても「セックス」「寒村」「セックス」「岡山」……なんなんだこのお人は。
来月はもうちょっとさわやかな本を手に取ってみたいと思いま~す。エンジョイ、グ~ッドオータム!!
いや~、ちょっと、ごはん食べ過ぎちゃったんですよ、たった今の話なんですけど……
あの、今日は夕方5時ごろに早めの夕飯をと思って外をほっつき歩いてみたんですけど、そのくらいの時間帯って、意外と食べ物のお店ってまだ開いてないんですよね。
もうちょっと小1時間も待っていれば良かったんでしょうけど、行きつけのお店はのきなみ「準備中」だし、かと言って24時間営業の牛丼屋さんに行くのもありきたりかと思ったんで、そうとう久しぶりに近所の大学キャンパス(母校です)の学生食堂に行ってみたんですね。何年かぶりにはなる……かなぁ。
そしたらさぁ、あるんだよ、学生向けの「メガ盛りカレー」が。オードブル皿いっぱいのカレーライス。
そうきたらさぁ、いくよねぇ~、「メガ盛り」。安いし。
そうなっちゃったもんで、今はもう動けない状態ですよ。
やっぱり年なのかなぁ。昔はもうちょっと食べ終わったあとに余裕もあった記憶があるのですが、今日は完全に、もう1口も食べられないギリギリでの完食とあいなりました。キツかったなぁ~!
若くはねぇんだな……若かった頃と同じ風景の中で、しみじみ時間の確実に経過している我が身を思うオッサンの秋でございました。もう、メガは食えねぇ~。
そうやってふらりとキャンパスに行く気分的なきっかけにもなったのですが、今日のお昼すぎに、大学時代の友だちから「入籍します。」というお知らせのメールをいただきました。
生老病死、いろんな「時の流れ」を感じさせるイベントはこれからも身のまわりや自分自身の中で発生していくのでしょうが、こういうお知らせは大歓迎ですね~。
そういったものをいただいたからには、今度はぜひとも、こちらからまわりの人たちに「良い知らせ」をお返ししていきたいのですが……きっかけがまるでねぇ!!
まぁ~、まずはね。道行くアベックをあたたかい目で見まもることができる心の平安をやしなうところから始めてみようか。
ということで、外の風景もめっきり秋らしくなってきた今日このごろですが、月もあらたまりましたので、昨日までの1ヶ月のあゆみを振り返る恒例の企画としゃれこむことにいたしましょう。
2011年10月の『長岡京エイリアン』全17回。ラインナップは以下のようになりました。
好きな妖怪について
ぬらりひょん、妖怪総大将への道(12回、まだ途中です)
観た映画について
『電人ザボーガー』
アイドル・有名人について
ドリームモーニング娘。とSDN48
がんばれglobe のKEIKO 師匠!!&スマイレージ
好きな映画について
史上最高の悪役キャラクターランキング
好きなアニメについて
『ルパン三世』のレギュラー声優が変わるってよ!
17回中、12回がおんなじ話題って。う~ん、なんだろこのデ・ジャヴュ。
も~うノリノリのノタノタ運転で進めている「ぬらりひょんサーガ」なんですけど。
いやねぇ、前にも言ったかも知れないんですけど、私の大大大好きな妖怪総大将ぬらりひょん様の歴史を自分なりに整理してみたい、というこの企ては、『長岡京エイリアン』がスタートする以前からの私そうだいの悲願でありました。
別にこれができたからといって何がどうなるわけでもないんですけど、伝承の世界や『ゲゲゲの鬼太郎』、もしくはその他のいくつかのフィクション作品などで「もぐら叩き」のように出ては消え、出ては消えするぬらりひょんの魅力とはなんなのか。彼の袖の端っこを一瞬でもつかみ取れるよすがになったら最高だなぁ、と思っておるんですけどねぇ~。
しかも、ぬらりひょんの場合は、昭和~平成に民俗学者やマンガ家や小説家やアニメ脚本家といった有象無象の面々が創作した特徴こそがキャラクターの中心になっているというからおもしろいんです。完全に雑誌なりTVアニメなり映画なりによって大都市(東京)から全国に広がっていく情報網をツールにして成長しているわけなんですから、見た目はあんなジジイなのに、存在自体が現代日本的でデジタルなんだよなぁ~!
そんなもんだから、近代化以前の目撃談や記録が存在のベースとなっている河童や天狗とはまるで体質が違うんですよね。ぬらりひょんはどちらかと言えば特撮番組の怪獣やポケモンのようなポップさがあるんです。
かと言って、そういった怪獣やポケモンのようにはっきりした「物語の母体」も「キャラ設定」もぬらりひょんにはないので、また次の時代に新たな作家が「ぬらりひょん」の名を持つ新キャラクターを活躍させていく、というサイクルが途絶えないかぎり、ぬらりひょんが時間の経過とともに古びたり忘れ去られていくという心配はないわけなんです。設定がぼんやりしていてテキトーだから最強なんですよね。まさに形のない「水」の相こそがぬらりひょんパワーの神髄! 『ぬらりひょんの孫』も、そんなこと言ってますよね。
でも、にっくき鬼太郎もキャラクターのテキトーさにかけては一歩もひかない奴だからなぁ。
いましばらく、このぬらりひょんの覇道を見守っていただきたいと思いたてまつりまする~。
あとはまぁ、10月に読んだ本とか。
宮本 輝 『血脈の火 流転の海第3部』(1996年) 新潮文庫
『天の夜曲 流転の海第4部』(2002年) 新潮文庫
『花の回廊 流転の海第5部』(2007年) 新潮文庫
岩井 志麻子 『夜啼きの森』(2001年) 角川ホラー文庫
『黒焦げ美人』(2002年) 文春文庫
『魔羅節』(2002年) 新潮文庫
田中 貢太郎 『日本怪談大全第1巻 女怪の館』(1928年) 国書刊行会
『日本怪談大全第2巻 幽霊の館』(1928年) 国書刊行会
辻村 深月 『オーダーメイド殺人クラブ』(2009年) 集英社
氏家 幹人 『江戸の怪奇譚』(2005年) 講談社
ロマンアルバム・編 『攻殻機動隊 PERSONA 押井守の世界』(1996年) 徳間書店
うむむ……相変わらずの節操のなさだが、おおむねドス黒い!! こわいよ~。
ヤバい、『流転の海』シリーズ、現時点で文庫本の形で読めるやつ、全部読んじゃったよ! 続きが待てない……
個人的には、第2部と第3部が特におもしろかったかなぁ。物語というものは、「いい悪役」がいると圧倒的におもしろくなるんですよね~。
『流転の海』シリーズって、本来は全5部で完結する予定だったんでしょ? 全然、終わる気配がねぇよ! 物語の舞台はまだ1950年代。第1部からは、やっと10年たったかどうかというくらいしか時間がたっていません。
おもしろいからいいんですけど、「宮本先生……このシリーズを終わらす気、ある?」と、ふと不安になってしまうペース配分が絶妙ですね。まさに、大人物の一生を毛筆でゆったりとつづっているといった感じの、幅の大きなリズム。作中で起きている出来事は決して悠長なものばかりとは言えないのですが、語り口に安心して身をゆだねられる落ち着きがある、というのは一流の作家の素晴らしい「腕」ですよねぇ。
全然関係ないんですけど、宮本輝先生って、お写真を拝見するとビックリするくらいに「目が笑って」ますよね。どんなに口をへの字にむすんでても。
いいお顔だな~。ああいう目をした方だからこその『流転の海』シリーズなんだろうな、と感心してしまいます。
でも、宮本先生、コンビニの店員とかの接客業はやりづらいだろうなぁ~。「なにがおかしいんだ、てめぇ!」みたいにからまれるんじゃないかなぁ。そこだけが心配ですよ、あたしゃ。
それにくらべて、岩井さんは筆がせせこましすぎるよ!! いや、それが持ち味なんでしょうけど。
寝ても覚めても「セックス」「寒村」「セックス」「岡山」……なんなんだこのお人は。
来月はもうちょっとさわやかな本を手に取ってみたいと思いま~す。エンジョイ、グ~ッドオータム!!
ここでのコメントは泣く泣く削除させていただきますが、いただいたアドレスには近日中にメールいたしますよ~。
待っててくださいね!