長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

そうだいのざっくりすぎるアイドルグループ史 第43回 『覇道!AKB48 2010年以降 資料編』

2011年08月07日 10時38分50秒 | ざっくりすぎるアイドルグループ史
 はいど~ぉもっ、そうだいでございます! 今日も暑くなりそうですね~。

 今日、ちょっと東京にお芝居を2本連続で観に行く予定がありまして、さっそくこれから出かけてきます。

 なんで、今回は時間がないということで「AKB48の2010年以降」を資料だけをゴロッとのせるだけにさせていただきま~す。

 実にシンプルなんですが、例によって情報量がハンパないんでね……カンベンしてちょ~だいませっ。
 それじゃあ、今回もビロ~ン、オッピョロロ~ンといっちゃいましょうか~。


AKB48のどこまでやるの!? 爆走の2010年以降

2010年
1月
・テレビ東京でAKB48主演の深夜ドラマ『マジすか学園』が放送される(毎週金曜日0時10分から 同年3月まで)

2月
・15thシングル『桜の栞』がリリースされ、発売第1週売り上げ約30万枚のヒットとなり自身2度目のオリコン1位獲得となる
 ※CDシングルの発売第1週売り上げ枚数が30万枚を突破したのは、宇多田ヒカルの『COLORS』(2003年1月)以来7年ぶり

3月
・チームAメンバーの板野友美(18歳)と峯岸みなみ(17歳)のチームKへの移籍が発表される
・ファッションブック『わがままガールフレンド おしゃれプリンセスをさがせ!』(マガジンハウス)で、主要メンバーの下着グラビアが初披露される
 ※AKB48の、女性をターゲットに入れた戦略の先駆
・渡り廊下走り隊の4thシングル『アッカンベー橋』が、自身初のオリコン1位を獲得する
 ※AKB48内ユニットとしては史上初のオリコン1位

4月
・2ndベストアルバム『神曲たち』がリリースされ、売り上げ枚数約60万枚を記録しアルバムとしては初のオリコン1位獲得となる

5月
・16thシングル『ポニーテールとシュシュ』がリリースされ、売り上げ約75万枚の大ヒットとなりオリコン1位を獲得
(スターダストプロモーションの6人組アイドルグループ「ももいろクローバー」がシングル『行くぜっ!怪盗少女』でメジャーデビューを果たす)

6月
・「AKB48 17thシングル選抜総選挙『母さんに誓って、ガチです』」が東京ドームシティのJCBホールで開催され、大島優子(21歳)がトップ当選を果たす
 ※総選挙のもようは全国約30館の映画館でも同時中継された
 ※この選挙で上位7位までに輝いた大島優子・前田敦子・篠田麻里子・板野友美・渡辺麻友・高橋みなみ・小嶋陽菜の7名が「神7(かみせぶん)」と呼称されるようになる
・AKB48第4のグループ内ユニット「フレンチ・キス」(柏木由紀、倉持明日香、高城亜樹)の結成が発表される
・2008年にAKB48を卒業したグラビアアイドル中西里菜(22歳)が、芸名を「やまぐちりこ」に改名して写真週刊誌『FRIDAY』でヌードグラビアを披露する
 ※改名の理由は、AKB48卒業時に「今後3年間、AKB48のイメージを損なう活動をしない」という契約を交わしていたため、別人であるという建て前が必要だったから
 ※したがって、今現在も中西里菜とやまぐちりこが同一人物であるという正式発表はなされていない

7月
・AKB48が2008年までに所属していたレコード会社「デフスターレコーズ」から、デフスター時代の楽曲映像をまとめたベストクリップ集DVD『逃した魚たち シングル・ビデオコレクション』がリリースされオリコンDVDチャート1位を獲得する
 ※デフスターレコーズからは、AKB48のライバルとなるアイドルグループ「乃木坂46」がデビューする予定
・前年12月に発売された放送作家・岩崎夏海(42歳)の処女小説『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社)がミリオンセラーとなる
 ※岩崎夏海は大学卒業とともに秋元康の弟子として活動しており、2005~07年にはAKB48のサブプロデューサーをつとめていた
 ※小説の主人公「川島みなみ」は、AKB48の峯岸みなみをモデルとしている
 ※小説の発行部数は、2011年4月時点で電子書籍版の13万部もあわせて250万部を突破している

8月
・17thシングル『ヘビーローテーション』がリリースされ、売り上げ約80万枚の大ヒットとなりオリコン1位を獲得する
 ※『ヘビーローテーション』のプロモーションビデオの監督に写真家の蜷川実花(37歳)が起用され、ファッショナブルな映像が女性層にも話題となる
・6月にヌードグラビアを発表したやまぐちりこが、AV女優としてアリスJAPANから再デビューする
 ※在籍時にはAKB48の10作のシングル中8作に選抜されており、最初のグループ内ユニット「Chocolove」メンバーでもありNHK『紅白歌合戦』への出場経験もあった元人気メンバーがAV女優に転向したという事態は、アイドルの歴史全体から見ても前代未聞の大事件だった
 ※デビュー作となったDVDは売り上げ10万枚を超える異例の大ヒットとなる(アダルトDVDは5千枚売れればヒットとされている)

9月
・人気メンバー小野恵令奈(16歳)がAKB48を卒業し、芸能活動も休止する
・年末にリリースされる予定の19thシングルの選抜メンバーをじゃんけんで決める「AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会」が東京・日本武道館で開催され、チームK所属の内田眞由美(16歳)が優勝しセンターに抜擢される
 ※参加したAKB48の3チームと研究生をあわせた51名が1対1で一回勝負のじゃんけんを繰り返していき、上位16名が選抜メンバーになる、というもの
 ※センターに選ばれた内田は半年前の3月にチームKでデビューしたばかりで、選抜メンバーの経験もなかった
・フレンチ・キスのデビューシングル『ずっと前から』がリリースされる(オリコン最高5位)
・大阪・難波を拠点としたAKB48の妹分アイドルグループの募集オーディションが実施される(応募者総数7256名)

10月
・18thシングル『Beginner』がリリースされ、売り上げ枚数が100万枚を突破し自身初のミリオンセラーとなる
 ※女性アイドルグループのシングルのミリオンセラーとしては、モーニング娘。の『恋愛レボリューション21』(2000年12月)以来10年ぶりのこととなる
・チーム研究生・横山由依(17歳)のチームKへの昇格が発表される
・週刊誌『週刊文春』で、チームKキャプテンの秋元才加(22歳)と舞台演出家との交際が発覚し、秋元がチームKキャプテンを辞任する
・AKB48の全国展開第2弾として、大阪・難波を拠点としたアイドルグループ「NMB48」が結成される
・中国・香港に海外初のAKB48オフィシャルショップが開設され、グッズ販売の他に定期的にイベントやライヴも上演される拠点となる

12月
・19thシングル『チャンスの順番』がリリースされ、発売第1週売り上げ約59万枚の大ヒットとなりオリコン1位を獲得する
・NHK『紅白歌合戦』に、AKB48とその研究生、さらにSKE48とNMB48をあわせた総勢130名で出場する

2011年
1月
・AKB48第5のグループ内ユニット「Not yet」(大島優子、指原莉乃ら4名)の結成が発表される
・板野友美のソロデビューシングル『Dear J』がリリースされ、発売第1週での売り上げ枚数約16万枚のヒットとなる(オリコン最高2位)
 ※女性ソロ歌手のシングル売り上げ枚数が15万枚を突破したのは、2007年の宇多田ヒカル『Flavor Of Life』以来4年ぶり
 ※現役AKB48メンバー(当時)のソロ歌手デビューとしては大堀恵の『甘い股関節』(2008年10月 オリコン最高27位)、増田有華の『Stargazer』(2010年4月 オリコン最高52位)、奥真奈美の『かたつむり』(2010年5月 オリコン100位圏外)に続いて4人目だが、オリコンチャート10位以内にランクインしたのは史上初
・ノースリーブスの1stアルバム『ノースリーブス』が、AKB48内ユニットとしては初のオリコンアルバムチャート1位を獲得する
・指原莉乃(18歳)による、AKB48史上初のメンバー単独看板番組『さしこのくせに』(TBS毎週火曜深夜1時25分から)の放送が開始される
・大阪・難波にあるNMB48の専用劇場「NMB48劇場」が開館し、NMB48のライヴ活動が開始される

2月
・20thシングル『桜の木になろう』がリリースされ、売り上げ枚数約115万枚のミリオンセラー(自身2度目)となりオリコン1位を獲得する
・前年に自身のスキャンダルでチームKキャプテンを辞任した秋元才加のキャプテン復任が、総合プロデューサー秋元康により発表される
・AKB48第6のグループ内ユニット「DiVA」(秋元才加、宮澤佐江ら4名)の結成が発表される

3月
・東日本大震災の5日後にNot yet のデビューシングル『週末Noy yet』がリリースされ、発売第1週売り上げ約16万枚の大ヒットとなる(オリコン最高1位)
 ※デビューシングルがオリコン1位を獲得した初のAKB48内ユニット

4月
・テレビ東京で『マジすか学園』の続編となる『マジすか学園2』が放送される(毎週金曜日0時10分から放送 同年7月まで)
・女性週刊誌『an・an』(マガジンハウス)に小嶋陽菜(22歳)のランジェリーグラビアが掲載され話題となる

5月
・21stシングル『Everyday、カチューシャ』がリリースされ、売り上げ枚数150万枚のミリオンセラーとなりオリコン1位を獲得する
 ※AKB48のミリオンセラーとしては3度目であり、2009年10月の14thシングル『RIVER』以来8作連続のオリコン1位獲得は女性アイドルグループとしてはピンク・レディー以来32年8ヶ月ぶりの記録
 ※ちなみにモーニング娘。の連続オリコン1位獲得記録は、12th『ザ☆ピ~ス!』(2001年7月)から14th『そうだ!We're ALIVE』(2002年2月)までの「3連続」が最高
・フレンチ・キスの3rdシングル『カッコ悪い I love you!』が発売第1週売り上げ枚数約11万枚のヒットとなる
・DiVA のデビューシングル『月の裏側』がリリースされる(オリコン最高3位)
(プラチナム・プロダクション系列の10人組アイドルグループ「ぱすぽ☆」のメジャー1stシングル『少女飛行』がオリコン1位を獲得する)
・AKB48の全国展開第3弾として、福岡・博多を拠点としたアイドルグループ「HKT48」のオーディション募集が告知される
・AKB48やSDN48、SKE48などのシンガポールでの定期的なライヴ公演が開始される
・総合プロデューサーの秋元康が、台湾でのAKB48オフィシャルショップの開設と新たなるアイドルグループ「台湾48」の構想を示唆する

6月
・「AKB48 22ndシングル選抜総選挙『今年もガチです』」が東京・日本武道館で開催され、前田敦子(19歳)が第1回に続いて2度目のトップ当選を果たす
 ※総選挙のもようは日本全国に韓国・台湾・香港もあわせた約100館の映画館や会場で同時中継された
 ※総選挙のもようはTVの特別番組としても生中継され、スポーツ新聞は結果を号外で報じた
・AKB48初のオリジナルアルバムとなる『ここにいたこと』がリリースされ、売り上げ枚数約71万枚の大ヒットとなる
 ※女性アイドルグループの楽曲アルバムとしてはモーニング娘。の『LOVEパラダイス』(2000年3月)以来10年ぶりの50万枚突破
・チームB以来4年ぶりの新チームとなる、2009~10年に合格した第9・10期生から選抜されたメンバー10名による「チーム4(フォー)」が結成される
・岩崎夏海のベストセラー小説『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の主演・前田敦子、監督・田中誠による実写映画が東宝系で全国上映される(映画興行ランキング最高3位)
・前田敦子のソロデビューシングル『Flower』がリリースされオリコン1位を獲得する
 ※女性歌手のソロデビューシングルとしては2006年の沢尻エリカ『タイヨウのうた』以来5年ぶり、アイドルグループメンバーのソロデビューシングルとしては2001年の後藤真希『愛のバカやろう』以来10年ぶりのオリコン1位獲得
 ※発売第1週での売り上げ枚数約17万枚は、AKB48メンバーのソロシングルとしては最高のものとなる
・中国・香港に続いて台湾・台北にAKB48オフィシャルショップが開設される

7月
・板野友美のソロ2ndシングル『ふいに』がリリースされオリコン1位を獲得する
・Not yet の2ndシングル『波乗りかき氷』がリリースされオリコン1位を獲得する
・NMB48のデビューシングル『絶滅黒髪少女』がリリースされ、発売第1週売り上げ約21万枚の大ヒットとなりオリコン1位を獲得する
・東京・有明の東京ビッグサイトでおこなわれた「『Everyday、カチューシャ』発売記念個別握手会」で、9月20日の「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」の開催が発表される
・HKT48メンバーオーディションの結果、小学生から高校生までの24名が合格したと発表される
・AKB48の公式ライバルとなるアイドルグループ「乃木坂46」のオーディション募集が開始される
 ※乃木坂46のメンバーは8月に決定し、9月から活動を開始する予定


第2回「AKB48 17thシングル選抜総選挙『母さんに誓って、ガチです』」について
・開票日 2010年6月9日
・当選者順位 1~40位
・当選者に投票された総票数 35万4074票(第1回の約7倍)
・立候補者 AKB48、SKE48、研修生の104名
・1位(大島優子)の獲得票数 3万1448票
・最終当選者(40位)の獲得票数 1603票
 ※30位当選者は2613票
・当選者の権利
 1位~12位  歌番組や音楽雑誌などのメディアで活動できる「メディア選抜」
 13位~21位 タイトル曲のレコーディングに参加できる「選抜」
 22位~40位 カップリング曲を担当できる「アンダーガールズ」
・有権者
 投票券つき16thシングル『ポニーテールとシュシュ』の購入者、ファンクラブ「柱の会」会員、
 AKB48モバイル有料会員、SKE48モバイル有料会員、DMM「AKB48 LIVE ON DEMAND」の月額会員
 ※したがって、「1人1票」という制限はない

第3回「AKB48 22ndシングル選抜総選挙『今年もガチです』」について
・開票日 2011年6月9日
・当選者順位 1~40位
・当選者に投票された総票数 108万1332票(第2回の約3倍)
・立候補者 AKB48、SKE48、NMB48、研修生の150名
・1位(前田敦子)の獲得票数 13万9892票
・最終当選者(40位)の獲得票数 4698票
 ※30位当選者は6660票
・当選者の権利
 1位~12位 「メディア選抜」
 13位~21位 「選抜」
 22位~40位 「アンダーガールズ」
・有権者
 投票券つき21stシングル『Everydayカチューシャ』の購入者、ファンクラブ「柱の会」会員、
 AKB48モバイル有料会員、SKE48モバイル有料会員、NMB48モバイル有料会員、
 DMM「AKB48 LIVE ON DEMAND」の月額会員


2010年以降に結成されたAKB48関連のアイドルグループ・ユニット

NMB48(エヌエムビーフォーティエイト 2010年10月~)正規メンバー16名
 キャプテン山本彩(さやか 17歳)・山田菜々(18歳) ら
 大阪府大阪市中央区難波(なんば)のYES-NAMBAビル地下にある「NMB48劇場」(定員233名)が拠点(よしもとの大劇場「なんばグランド花月」の向かい)
 チームはN・研修生の2組に分かれている(2011年7月時点)
 AKB48とは違ってメンバー全員が同じ芸能事務所「KYORAKU吉本.ホールディングス」に所属している
 ※「KYORAKU吉本.」はパチンコ大手KYORAKUとよしもとクリエイティブエージェンシーとの合弁会社で、よしもと本体がNMB48の運営を手がけているわけではない
 メンバーの多くが近畿地方出身
 グループのイメージデザインは「ヒョウ柄」
 発足当初のメンバーの平均年齢は、AKB48関連では最年少の「14.7歳」
 キャプテンの山本は2005年ごろからガールズバンドのメンバーとして活動しており、山田は2008~09年にハロプロ関西のアイドルグループ「SI☆NA」に所属していた
 2010年9月からメンバーオーディションを実施し、10月に発表された26名の結成メンバー(全員研究生あつかい)によって翌2011年1月から活動を開始する
 ※ライヴ活動は当初、AKB48のチームAのセットリストを上演していた
 2011年3月に研究生から選抜された16名によって「チームN」が結成される
 NMB48の追加メンバーオーディションはおよそ年に1回のペースで実施されている
 2010年7月にシングル『絶滅黒髪少女』でCDデビューを果たし、発売第1週売り上げ約21万枚の大ヒットとなりオリコン1位を獲得する
 ※女性アイドルグループのデビューシングルのオリコン初登場1位を獲得は、同年5月のぱすぽ☆以来2組目

HKT48(エイチケーティーフォーティエイト 2011年7月~)24名の予定
 オーディションの合格者24名が現在レッスン中
 今年秋に福岡県福岡市中央区のホークスタウンモールに専用劇場が開設される予定
 ※そのため、厳密には「博多(福岡市の博多区)」を拠点にしているわけではない
 メンバーの多くが九州地方出身(他には山口県出身者も)
 今年秋に完成予定の専用劇場を拠点に活動を開始する予定
 現在、すでに福岡市では「HR(エイチアール)」、「LinQ(リンク)」、「mix*(ミックス)」といったかなり本格的なロコドルグループが乱立して活動を展開しており(特にHR は福岡市東区に専用劇場を持っている)、HKT48の参入によって福岡アイドル戦争のさらなる激化が予想される


フレンチ・キス(2010年6月~)3人組
 倉持明日香(20歳)、柏木由紀(18歳)、高城亜樹(たかじょう あき 18歳)
 AKB48第4のグループ内ユニット
 3名とも、芸能事務所は渡辺プロダクション系列の「ビスケットエンターティメント」に所属している
 2010年9月にシングル『ずっと前から』でCDデビューを果たす(オリコン最高5位)
 甘いヴォーカルと青春の恋愛エピソードをベースにした歌詞世界が特徴
 2011年5月にリリースした最新3rdシングル『カッコ悪い I love you!』が、自身初の売り上げ枚数10万枚突破を記録する(オリコン最高2位)

Not yet(ノットイエット 2011年1月~)4人組
 大島優子(22歳)、北原里英(18歳)、指原莉乃(17歳)、横山由依(17歳)
 AKB48第5のグループ内ユニット
 「まだまだ」という意味のグループ名の通り、コンセプトは「歌もダンスもまだまだだけど、そのぶん成長できると解釈して一生懸命にがんばる」
 大島・北原・指原の3名は「太田プロダクション」に所属している(横山のみAKS所属)
 2011年3月にシングル『週末Not yet』でCDデビューを果たしオリコン1位を獲得する
 ※発売第1週売り上げ約16万枚のヒットとなったが、東日本大震災の直後だったためにリリース記念イベントは5月に延期された
 歌とともにダンスにも重点をおく軽快な曲調
 2011年7月にリリースした2ndシングル『波乗りかき氷』もオリコン1位を獲得している
 ※リリースしたシングルが連続でオリコン1位を獲得している唯一のAKB48内ユニット

DiVA(ディーヴァ 2011年2月~)4人組
 秋元才加(22歳)、梅田彩佳(22歳)、宮澤佐江(20歳)、増田有華(ゆか 19歳)
 AKB48第6のグループ内ユニット
 「idol」と「成長し続ける歌姫」という意味をあわせて、グループ名の「i」のみ小文字になっている
 4名とも芸能事務所は「office48」に所属している
 2011年5月にシングル『月の裏側』でCDデビューを果たす(オリコン最高3位)
 ※同年3月にリリースされる予定だったが、東日本大震災により5月に延期された
 「AKB48史上初のヴォーカルダンスユニット」というコンセプトで、アダルトな雰囲気のR&Bを唄う
 かつてAKB48第1のグループ内ユニット「Chocolove」に所属していた秋元・宮澤と、「AKB48随一の歌唱力」とうたわれソロ歌手としての経験もある増田、ダンスパフォーマンスに定評のある梅田による実力派の布陣
 1stシングル『月の裏側』のカップリング曲として、小室哲哉がAKB48をプロデュースした現時点で唯一の楽曲『インフォメーション』も歌唱している
 3日後! 今月8月10日に2ndシングル『Cry』をリリースする予定


 いんや~、こりゃまたもう、とんでもないねぇ! さすがは今をときめくAKB48軍団。ノリノリでございます。

 ほんじゃま、行ってきま~す。
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そうだいのざっくりすぎるアイドルグループ史 第42回 『娘。に幸あれ 朝日よのぼれ』

2011年08月05日 12時09分15秒 | ざっくりすぎるアイドルグループ史
 雨、ふるよねぇ~! どうも、みなさまごきげんよろしゅうございますか。そうだいです。
 今朝はどうにも不思議な感じで、ラジオを生放送している東京のスタジオでは「予報は晴れときどき曇り」とか「今日も暑くなりそうですね!」などと言っているのに、千葉の私の家の窓から見える風景はもうザンザン降り、スコールのようなはげしい雨音に目が覚めてしまったあんばいです。
 そうこうしているうちに、今度は雨雲が去って高い青空が見えてきましたねぇ。
 入道雲はいいですよね。なにがいいって、雲の高度がたかいから、「青空の高さ」が立体的に見えてくるんですよね。ふだんはただ「青いなぁ。」というだけの印象なのに、入道雲の、青空との境界線に見える複雑な造作を見ていると「雲でっけぇ! 青空遠くて広い!」ということがよくわかるからおもしろいんだなぁ。

(リアルタイムでの出来事です)
 うわっ、びっくりしたなぁもう! そんなことをタッタカターとうっていたら、ラジオ番組のリクエストで『天空の城ラピュタ』の主題歌『君をのせて』がかかったゾ。ちきゅう~は ま~わ~る~。
 もう、最高。空と雲といえばコレよねぇ~。私、なんっかい観てもラスト30分のアクションシーンつるべうちのところで自分の手のひらが汗でぬるぬるになるんですよ。まさに、手に汗にぎる展開よね~。

 青空に入道雲ときたら、甲子園ですよね~! なんか、年をとるごとに甲子園を観たい欲求が高まってくるねぇ。昔イノセントなガキンチョだったころは、実家の茶の間で地元県でもないチーム同士の試合中継をず~っと観ている祖父をながめては、

「なにがそんなにおもしろいんだろう? プロでもない知らない選手しか出てこないのに。」
「もう、ニュースで結果だけ見たらいいじゃないの~。お昼だから早く『あなたの知らない世界』見せてよ~!」

 といった不平しか持っていなかったのですが。

 ガキだね~!! いや、ガキだったんですけど。

 今だからこそよくわかる祖父のたのしみ。スポーツというものは本来そうやって楽しむものなのかもしれない。そう考えるようになったのはつい最近のことでした。
 つまり、そうだい少年があさはかにも当時の「おもしろい、おもしろくない」の基準にしていた、「登場人物の能力の高さ」や「パッと見ですぐにわかるスターがいるかどうか」、そして「自分の応援しているチームが勝ったか負けたか」という部分。それだけじゃない! それ以外の部分にも楽しみはあるのではないかと。

 もちろん、たとえばプロ野球の世界では選手のスター性やペナントレースの順位表という部分も充分に楽しむ要素になるわけなのですが、もっとも人の心を動かす要因になるのは、

「いろんな人生のいきさつがあって、その結果としてその日その時のその試合に出場している人たちが、どんな団結を見せてひとつのチームとなるのか?」

 そこなんじゃなかろうかと。つまり、実状は知らなくてもいいとして、その子がどんな心境で白球を投げていて、あの子がどんな思いを込めてバットを振っているのか、なぜこの子はそんなに汗だくになり、涙目になりながらポンポンを上げ下げしているのか、そこに観るものの思いをはせさせてくれるそれぞれの「熱量」こそがスポーツの、いやさ、「人のいとなみ」のすばらしさなんじゃなかろうかと思うんですなぁ。今、おっさんになりつつある私は。

 ……ちょっと話が大きくなりすぎたね。


 まぁ、結局ですね! この「ざっくりすぎるアイドルグループ史」にあらわれては消えていったさまざまな面々。当然ながら変転はげしい芸能界の荒波の中で、国民的なブレイクをはたしたグループもあれば一瞬にして退場していったグループもあり、「ほとんど運だな、この人……」という方もあれば「こんなにかわいくて歌もうまいのになぜパッとしない……時代がいけなかったのか?」という方もいらっしゃいました。
 私のざっくりしたまとめにさえ入るほどの知名度を得た彼女たちは、「アイドル」というジャンルの中ではまごうかたなきトップエリート。プロ中のプロであるわけなのですが、そもそも「アイドル」というジャンルそのものが、「プロらしくない未熟感」や「これからビッグになっていくんじゃないか感」も強い魅力のひとつに組み入れているわけでしたので、少なからず「プロ野球」的だけではない「甲子園球児」的な魅力も必要な世界であるはずなのです。


 そこでいよいよ! 約1週間ぶりにモーニング娘。の話題でございます。

 2007年6月。
 第5代リーダー・ミキティのあっという間の「脱退」さわぎによって不安の視線をあびながら発足した、当時20歳の第6代リーダー・高橋愛の新体制モーニング娘。

 しっかし! 前回の資料をご覧いただいてもおわかりの通り、高橋リーダー時代は今年秋に予定されている勇退までに実に4年半の長きにわたって続く長期体制となりました。もちろんこれは歴代リーダー史上最長です。
 4年半ですよ、4年半。もしかしたら「そんなに長くないじゃん?」と感じる方もおられるかもしれないのですが、なぁ~にいってんのよあぁた。
 「アイドル業界での4年半」なんてものは、はっきり言って「世代2つぶん」くらいの長さでしょ? まずは4~5年アイドルであり続けるということが至難の業なんですよ。

 1997年の秋に産声をあげたモーニング娘。だったわけなのですが、それから14年の時をへようかとしている2011年現在の彼女たち。その血肉の大部分をしめているのは、間違いなくこの高橋リーダー時代の空気を呼吸してきたメンバーの経験であり、業績です。

 とはいえ、実はテレビなどでの「露出度」や「CDセールス」という点では、残念ながら高橋時代はそれ以前とくらべてかなりの不遇をしいられており、ど~しても! 中澤リーダーやなっちやごっちん、辻ちゃん加護ちゃんにチャーミー・よっすぃ~ペアがいた時代のモーニング娘。ほどの強いインパクトは持てていない、というのが世間の大部分でのイメージなのではないでしょうか。だからこそ、ドリームモーニング娘。という「蜃気楼」も発生するわけね。

 でもねぇ、これももしかしたらひとつの戦略だったのではないか? と思えなくもないの。
 CDセールスの問題はもう、モーニング娘。の楽曲がどうとかアイドルブームがどうとかいう話ではない全体的な需要の落ち込みが起因しているので、昔のようにポンポンとミリオンヒットが出ないこともしょうがないのですが、「露出の制限」は間違いなく、モーニング娘。のスキルアップ、そして「他のグループとはひと味ちがう娘。」づくりを狙ったコンサートスケジュール中心の修行期間だったのではないかと。前の「ざっくりすぎるアイドルグループ史」でも、私は「時間が流れて成長を始めたモーニング娘。」という言い方でそのあたりに触れた……よね?

 まぁこんな方針転換もあったわけなので、モーニング娘。の最近の動向を知らない方が高橋時代をさして、
「モーニング娘。って、今なにやってるの?」
 と思われることもあるのかもしれませんが、そりゃああなた、

 歌、唄って踊ってたんだよ!!

 としか言いようがないですよね。

 ちょっとでも高橋時代の曲を聴いてPVを観ていただいたらわかります。モーニング娘。はとてつもないレベルの高さのアイドルグループになっています。
 いや、ここまで歌唱力もパフォーマンス力(ダンスから表情、立ち姿まで!)もガン上がりになってしまうと、もはやアイドルではないのでは……そんな考えもよぎってしまうほどの世界に、2010年いっぱいまでの彼女たちはのぼりつめていってしまいました。

 思えばモーニング娘。は、1997年には当時の時流にのって「ヴォーカルダンスグループ」として結成され、ごっちんや辻ちゃん加護ちゃんという互換性のきかないスターが登場したことによって新世紀の「アイドルグループ」に変容していくこととなりました。
 そして、ほとんどメンバーの異動しなかった約4年間の高橋時代は、そのストイックなレベルアップによって、さらに「モーニング娘。」としか言いようのない1ジャンルを築くプロ集団になってしまったのです!
 「ンなおおげさな!」とおっしゃる方もおられるかもしれませんが、私は山口百恵さんがアイドルでも国民的歌手でもない「山口百恵」というジャンルを創造したような域に、2010年時点のモーニング娘。もイッちゃったんじゃないかと考えているんですね。もういぶし銀よ~。
 ここらへんはもう、多分に「バラエティ」よりも「歌手」のほうにウェイトをおいていた高橋リーダーの背中を見てメンバーがついてきた、という空気があったんじゃないかなぁ。

 もちろんのこと、高橋リーダーとともに「10年間アイドルであり続ける」という『プライベート・ライアン』なみの戦場をかいくぐってきた現サブリーダー・新垣里沙さんの存在も忘れるわけにはいきません。
 名コンビだね。たぶん、『太陽にほえろ』の石原裕次郎と露口茂みたいな1・2トップだったんじゃないかしら。じゃあ、田中れいなは松田優作? ショーケン? まだ殉職してないけど。


 ここで、ばびょ~んっと話がとびます。
 先日、いつものようにラジオを聴いていたら、パーソナリティの爆笑問題とゲストのももいろクローバーとのあいだでこんな会話がありました。

田中 「たとえばどんな先輩アイドルをめざしてるの?」

全員 「モーニング娘。さん!」

田中 「あぁ、やっぱりそうかぁ。」

百田 「でも、ももいろクローバーを結成してしばらくたった時に、私たちはモーニング娘。さんとは違うなぁ、と思ったんですよ。」

太田 「どこらへんが?」

百田 「だって私たち変なこといっぱいやるんですよ、ふりつけでコマネチやったりしてるし……」

太田 「えぇ? モーニング娘。だってそんなこといっぱいやってたよ?」

田中 「ウー!ハー! とか、セクシービーム! とかってねぇ。」

百田 「いや、今のモーニング娘。さんは……」


 いちいち録音していたわけではないので多少言い方は違っていたかもしれませんが、だいたいこんな感じだったんですよ。
 端的ですね~! つまりは、世間の記憶に残っているモーニング娘。を代弁する爆笑問題と、「同じ業界の現役の大先輩」としてのモーニング娘。をリアルタイムに肌身で感じているももクロちゃんとでは、同じグループのことを話題にしているとはとても思えない「イメージの食い違い」が生じていたんですなぁ。

 まぁこんなわけで、ミキティリーダー時代以前とは一線を画する新境地を開拓したモーニング娘。だったのですが、ついに今年2011年、新たなる夜明けが始まるさまざまな予兆が!
 1月に発表された、4年ぶりの新メンバー「第9期」4名の追加加入! そして、現リーダー高橋愛の今年秋での卒業。驚くべきことに、今は次なる「第10期メンバー」のオーディションが開催されているというあわただしさ。

 「10年間モーニング娘。だった」という、今までのモーニング娘。をまさに体現する存在だった高橋さんが卒業し、一気に新しいメンバーが多数入ってくることとなり、モーニング娘。は「熟達したベテランの安心感」から、ふたたび「新鮮なにぎわい」を売りとするアイドルグループにかえるかのような方向をめざしつつあるようです。私としては、名前が南国っぽいのに明治時代の美人写真にうつっていてもおかしくないような純和風顔の譜久村さんと、保田圭・小川麻琴といったいろものレジェンド(でも信頼できる実力派)たちの後継者となる雰囲気たっぷりの鈴木さんに大いに期待したいところです。

 しかし! 今年いっぱいで高橋さんがいなくなったとしても、次期リーダーだと目される新垣さんやエース田中さんたちはもちろん健在。高橋時代の気風がすべてリセットされることにはならないでしょう。
 新メンバーのフレッシュさと先輩メンバーの経験とがどう融合していくのか? うまくいけば、それこそまさに「人気」と「実力」、世阿弥のいうところの「時分の花」と「まことの花」とがガッチリコンとドッキングした「史上最強のアイドルグループ」になることは間違いありません。
 さぁ、どうなるかしらねェ~!?
 とにかく、高橋リーダーの勇退と第9期の成長、そして第10期の顔ぶれまでもがまだ「これからのこと」になっている現時点でモーニング娘。をあつかう項目をしめなければならないのが実におしいです~!
 高橋リーダーの卒業コンサート、行きたいね~!! 「ざっくりすぎるアイドルグループ史」なんてのを3ヶ月もやってる私なんだぜ!? 行かぬわけにはいかないでしょ~。


 結論。

 AKB48だももクロちゃんだぱすぽ☆だスマイレージだとにぎやかな昨今ではございますが。

『長岡京エイリアン』は、モーニング娘。を応援します!!


 オイオイオイそうだい、まだ肝心のAKB48の現在をあつかっていないくせに結論が早いじゃねぇか! と思われる向きも多いかと存じます。
 AKB48とモーニング娘。が、「たたかうフィールド」のまったく違うアイドルグループであることは前にもふれましたが、先に結論から言ってしまうと、

 私はモーニング娘。のあり方のほうが、好き。

 こういうことです。
 じゃあその一方で、現在、あのような見事なまでの帝国を築きあげてしまったAKB48のあり方とはなんなのか。
 そのへんを次回以降はあつかっていくことにいたしましょう。こっちはこっちですごいんですよ~!? そりゃあ言われなくともご存じですよね。

 ……モーニング娘。の章、終わったね。ここだけで1ヶ月かかったわ。はひ~。


 蛇足ですが、『長岡京エイリアン』はドリームモーニング娘。も応援します。
 世間では「昔の栄光ひきずって!」とか「現役モーニング娘。の足をひっぱるだけじゃない?」などという批判的な意見も多いのですが。

 いいじゃないですかぁ! 中澤リーダーはアラフォーアイドルなんだぜ!? グループのメンバーに母子ほどの年齢差があるんだぜ!?

 かつての現役時代に必要不可欠な存在だったごっちんや辻ちゃん加護ちゃんがいない。その時点で「う~ん……」とおっしゃる方もいるでしょう。よくわかります。

 しかし!!

 私は、そうだいは!

 特撮作品によく出てくる、「前にあんなに強かった敵怪獣や敵キャラが、復活したらめっちゃくちゃ弱くなってる。」というシチュエーションが大好きなんだー!!

 わっかるかなぁ~? わっかんねぇだろうなぁ~。

 あのしょこたんは、「特撮ヒーローが窮地におちいり、致命的なダメージを受けて変身を解除してダウンする。」というシチュエーションが大好きなのだと発言しています。まぁ、そんな感じ。

 もーう大好きなの! 理屈上は「改造されて強くなっている」はずなのに、ぬいぐるみもクッタクタになってたりデザインの再現がうろ覚えでテキトーだったりしてぜんぜんかっこよくないの。

 『ウルトラマン』の再生ドラコ。『ウルトラセブン』の改造パンドン。『帰ってきたウルトラマン』の2代目ゼットンに『ウルトラマンエース』の2代目ムルチ!
 『ウルトラマンタロウ』の、改造巨大ヤプールと改造ベムスターと改造サボテンダーと改造ベロクロン2世がこぞって出てきた回はもう、最高だね。1人としてかっこよくない「怨念だけがオレたちのアイデンティティだ!! レッツゲッツうしろむきトゥモロー!」のダメダメ軍団なんだもの~。
 フリーザ様もそんなあつかいを受けてましたよね。

 だから、ドリームモーニング娘。大好き! たとえるのも失礼なものにたとえてしまった……おゆるしを~。
 でも、本当に好きなんです。どうしたって現役時代に追いつけない。それでもなにかがあって、なにかを見つけたくてがんばってる。その姿勢が。

 がんばってくださ~い。映画『篤姫ナンバー1』、絶対に観に行きます。
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1歳になりまして、14年ぶりに逢いました

2011年08月03日 21時31分06秒 | 日記
 きあいのはいぃったぁー ハイ!ハイ!ハイ! おんなどっおし やるときゃやるのさ!

 ヘイらっしゃい!! そうだいでございます~。みなさま、今日もムシムシした夏を無事にしのげましたでしょうか? お疲れさまでございました~。

 いや~。1年たっちゃったね。この『長岡京エイリアン』がはじまってから。
 なんかね、いちいち日付をおぼえてたわけじゃないんですが、投稿ページに入ったら「ブログ開設から365日」っていう表示があったんですよ。

 ここまで歩いてきてしまったか。

 1年前には私、劇団員でした。そしてこの1年間は、まぁ外ヅラはたいして変わっちゃいませんが、
 いろ~んな! ことがあったのね。そりゃもう私の生活単位のことじゃない天変地異さえ起こってしまいました。

 な~んで、1年前に私はこの『長岡京エイリアン』を始めようと思ったのか、ねぇ~。でも、初めて大正解だったことは確かであるようです。
 「日記につけるためにおもしろいことをやる」というのは本末転倒なのですが、なんかおもしろいことが身のまわりに集まってくるようになった気がするんだなぁ。たぶん気分の問題なんでしょうが。
 でも、気分だけでもおもしろくなってきた、ということで充分なのかもねぇ。
 しかも、もし! もしよ、そういった「私の体験」や、今やってる最中の「アイドルグループ」だの、「歴史」だの「好きな映画」だの「仮面ライダー」だのにたいするまったく生産性のない私の一大妄想パノラマ絵巻に、

くすっ

 とでも! とォでェもぅオ~(「かぁらぁの~」のイントネーションで)!! わらって楽しんでくださるキトクな方がいらっしゃるのであれば、それでいいんじゃないか。それ以上のよろこびがいったいどこにあるんだ、と。

 前にも言ったような気がするのですが、これはあくまでも個人ブログなので、「読者」を設定するなどという思い上がりだけはしないようにしていきたいのですが、
 まぁ続けていきますよ!

 この『長岡京エイリアン』が2歳になった時には、私はどうなってるんだろうねェ。
 まっ、なんでもいいけど生きていられてたらうれしいな。気楽にいきましょう。


 え~、ふつうならここから『ざっくりすぎるアイドルグループ史』にいきたいのですが!!
 
 ごめんなさい。今日は日記です。次回! 次回こそ再開するからァ~ン。ほ・ん・と、よ~。

 また桜木町に行ってしまいました。「桜木町恨道中2011再逢(さいほう)」! 前回から1週間もたってません。
 なんでかっつうと、前にも言った「あのお店」に行って「さるお方」に逢うと予定をとりつけたのが本日8月3日だったんですよ。

 今回はJR南武線の「尻手駅」(しってえき 神奈川県川崎市幸区)から出発しました。桜木町までは15キロ。「あのお店」までは17キロ。
 まぁ、前回とおんなじジメジメムシムシの日だったわけなのですが、そんな中を今度は国道1号線ルートで汗だくになりながら歩いていきました。

 そして、出発から2時間30分後。

 逢ったねぇ~、14年ぶりに。高校卒業以来ですからね。
 あ~んど、

 び! じ! ん! だったねェ~。まぁーったく、おかわりなく。

 その方も私に「変わってないですね。」っておっしゃってましたけど、いやいやいやいや! そちらもかわっておられないどころか。ますますお美しくおなりんさって~。

 私の高校時代の部活の後輩にあたるその方が、桜木町ちかくの場所で「あるお店」を営業されていることを知ったのは今年の春先のこと。
 ほんとにひょんなことからその事実を知ったわけだったのですが、それもこの『長岡京エイリアン』がきっかけだったりしてね。

 別にあやしく「あるお店」と表現するまでもない歴としたいいお店だったのですが、そのお店があつかっている商品、ひいては今日私が買ったものは、また別の日に向けての「最重要機密事項」となるので、今日は明らかにしません。ふらすとれ~しょ~ん!

 しかしまぁ、10代半ばから20代というあいだの10数年って、やっぱりそんなに「ショック!」っていう方向の変化にはならないよね。もうどんどん輝き洗練されていく、って感じで。
 私だって30歳オーバーになっておっさん化してはいるんですけど、なにしろ15~20キロ歩いてそのお店に行ってるからね。元気ではあるんですよ。まぁ、その方はその話を聞いてちょっとひいてたけどね。

 いや~、えがったえがった。

 はっきり言っちゃうと、なつかしい方に逢って買い物をした、というだけで特になにかうれしい出来事があったわけでもなかったんですが、「ある人の14年後の元気にしている姿を見る」ということが、それだけなのにこれほどまでに心があたたまることだとは、ねぇ。
 別に「青春の輝ける日々を思い出した!」という感慨があったわけでもないし、ンなモン思い出したくもないわけなんですが、「時間の経過が、自分の出逢った人や物事を通して身にせまってくる感動」というものをひしひしと味わうことができたひとときになりました。もしかしたら、いつかくる「老い」もそう受けとめられるものなのかもしれませんけどね。そうなるといいなァ~!! 

 間違いなく、今日は「2011年いいことあった日アワード」のトップ5には余裕でランクインする日でしたね。他の4つの日は……これからくるさ!!

 さぁ、あとは今日買ったモノを、また別の「あるお方」にさしあげる日を虎視眈々とうかがわねば。これをやりとげるまでには……死ねぬ。


 しっかし、炎天下ではなかったとはいえ。
 1週間もおかずに15キロ行を繰りかえすというのは正気の沙汰じゃないね。もうこんなハードスケジュールはやめましょう。ちかれたび~。

 ということで、あと道中でいろいろあったことはトピック形式でならべておしまいにしま~っす。


1、『X-MEN』の箸にも棒にもひっかからない特殊能力、発現!?

 昨日、私の夢の中になぜかSuperfly 姐さんが出てきまして、なんだかわかんないけど私がフライ姐さんのステージの前説をするという内容だったんですよ。
「別にテレビで見かけたわけでもラジオで曲を聴いたわけでもないのに、なぜ……?」
 と思いつつ今日になって電車に乗ったら、車両の中にひもみたいなバンダナみたいなやつを頭に巻いたフライ姐さんそっくりのファッションの黒髪長髪の女性がいました。
 ……予知夢? いや、別になにも起きずに先に降りてっちゃいましたけど……で?


2、お父さんが2人!? 混乱する赤ちゃん

 JRの武蔵小杉駅は今、工事中なのかなんなのか知りませんが、「横須賀線」から「南武線」に乗り換えるルートがむっちゃくちゃ長いんですね。
 で、その間にある「エスカレーターみたいな歩道」に乗っていたら、前に赤ちゃんを抱いた夫婦がいたんです。
 ちょっと前にお父さんがいて、次に生後半年くらいの赤ちゃんを抱いたお母さんが立っていて、抱かれている赤ちゃんはお母さんの肩ごしに、後ろにいる私に顔を向けていたんです。
 私は赤ちゃんが好きなので、お父さんお母さんともに前を向いて気づいていないのを良いことに、1人だけこちらを向いている赤ちゃんにピンポイント爆撃で変な顔をしまくりました。
「ぷふふっ、ぷふふっ。」
 と大いにウケていた赤ちゃんを見て私もガッツポーズだったのですが、その時に赤ちゃんの顔に浮かんだ変化に私は驚愕しました。

 なんか、1回ウケると必ず、妙に不安な顔になって振り返り、前にいるお父さんの後ろ姿を確認してからまた私を見なおすんですね。
 で、また私の顔を見てウケたかと思ったら「あれ?」っていう表情になって後ろを見て前のお父さんを確認して、の繰り返しをするんです。

 あぁ、この子はたぶん、まだ「自分」と「お母さん」と「変な顔をするおじさん」の3者しか認識できていない状態だから、
「アハハ、こいつおもしれぇ~! ……あれ、こいつ、うしろにもいるんじゃね?(確認して)えっ、じゃあ、こっちにいるのは……アハハ、こいつおもしれぇ~!」
 という思考ラビリントスにおちいっているんだろうなぁ、と感心してしまいました。
 赤ちゃん、そこにいるのは、あんたの実の父親~!! 感謝の気持ちを忘れず育てよ!


3、出た!! 恐怖のカエル少女

 「あのお店」での再逢と買い物を終えて、ホクホク顔で桜木町に戻り、いつものシネコン「ブルク13」に向かおうと広場に出た時のことです。
 夕方6時すぎではあったもののまだ外は明るく、仕事帰りの会社員や、近くの遊園地「よこはまコスモワールド」から帰ってくる子ども連れでごったがえしている人混みの中に、彼女はいました。

 一見すると、ピンク色のTシャツとデニムの短パンといった格好で髪の毛の長い、かりんとうのように日焼けした肌のごくふつうの小学生女子。
 しかし、ず~っっっっと! 広場の真ん中で「カエルのポーズ」をとって前を見つめているんです。あの、おすもうさんの「そんきょ」の姿勢で両手を地面につけたポーズね。

 ものすごい人混みの中でちっちゃいからね、気づかなかった人に蹴られかけたり「うおっ。」とかって驚かれてもまったく動じません。げに「不動」とはこのことなり。
 けっこうな人数がけっこうな早足でザワザワ動いている中で、ただ1人だけポツーンとカエルのまんまで宙を見つめているんですよ。そんなあなた、1990年代のとんがったロックバンドのPVじゃないんだから。

 かと思うとね、20秒に1回くらいの絶妙なサイクルで、「自分の左側を前から後ろに歩いていく誰か」を見ながらピョンっ、ピョンっと後ろ向きに180°回転して、またおんなじ要領で左側の誰かを見ながら180°回転して元の向きにもどるんですよ。で、また静止。お前はスクリーンセイヴァーのマスコットか。
 謎でしたね。遊んでいるにしても友だちや家族が周辺にいるようには見えなかったし、迷子にしては堂々としすぎてるんだよなぁ。
 その約1時間後に私がまた広場に来たときにはもういませんでした……私はあの時、勇気をふるってあの黄昏のカエル少女に「なにやってんの?」と第1次接触をこころみなかったことを心底後悔しています。
 まぁ、声をかけたらかけたで「キモいんですけど~!!」って逃げられてたかもしれなかったからね。


4、ムリでした……『コクリコ坂から』

 ある意味、今回最大の驚愕でした。
 いつもの「ブルク13」に入ってなにを見ようかと思ったら、時間があうのが『コクリコ坂から』しかなかったんですよ。

 でも……見ないで「いちごジェラート」だけ食べて帰っちゃった。

 自分で自分にビックリしてしまいました……観る気が! 『コクリコ坂から』のためにチケット料金を払う気がまるでしねぇ!!
 まさか、ここまで私の中に植えつけられた『ゲド戦記』敗戦の記憶が深いものだったとは。
 もうダメだったのよ……ポスターを見るだに、岡田くんだとか香川さんだとか手嶌さんだとか。思い出しちゃうんだよォ、あの悲惨な戦いのことを!
 なに、そのキャスティング。世間の大方の人々とちがって私は心のズイまでケチなので、『ゲド戦記』を濃厚に思い出させる布陣をしょうこりもなくまたしいた人に貴重な千ウン百円を払う気は毛頭ありません。どうしてそこまであなたを信用しなければいけないんですか。

 ということで、『コクリコ坂から』は、戦略的撤退!! 後方前進!!


5、肉薄!! 美女の「ひじ」

 例によって、あさい夜8時ごろの千葉に向かうJR総武線はギュウギュウづめだったのですが、珍しくラッシュのおかげでいいことが。
 私は立っていたのですが、真ん前にいたすばらしい美女の、吊革につかまっている右手のひじが! 私の顔のもンのすごい真ん前に「にゅっ」とつき出ていたんですね。
 もう、「目と鼻の先」とはまさにこのことでした。しかももちろん半袖なので地肌丸だしです。

 ウヒョ~! 近い近い! うひ、う……

 うれしくねぇ!!

 ぜんっぜんセクシーでもなんでもありません! ただ肉色の棒が顔の前にあるだけ。息がかかって気持ち悪がられるのもイヤだったので満足に呼吸もできないし、なによりも人間って、視界の大部分が何かに中途半端にさえぎられると遠近感が狂ってすっごく気持ち悪くなるのよね。
 ごご、ごちそうさまでした……「過ぎたるはなほ及ばざるがごとし」という教訓を身をもって! 勉強させていただきました~。



 やっぱり、旅はいいね。

 いじょう! 今回もいろんな楽しい時間をいただいた桜木町ツアーでした~。


 さっ、「『長岡京エイリアン』1歳の誕生日パーティ」はここまでにしておきまして、次回からこそは本当に通常営業! 「ざっくりすぎるアイドルグループ史」に入っていきますからね~。

 これからも、おひまな方はおつきあいくだいさいませ。よろしくお願いいたしま~っす!
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そうだいのざっくりすぎるアイドルグループ史 再放送 『モーニング再び。 2010年以降 資料編おまけつき』

2011年08月02日 12時58分05秒 | ざっくりすぎるアイドルグループ史
 はいはいどうもっ、そうだいでございますよ。
 先日、弟に第2子が誕生しまして、私のことを確実に「おじさん!」と呼ぶ資格のあるひとが「1人」から「2人」に倍増しました。
 はれ~、こうやっていやおうなしにおじさんになっていくんですなぁ。いや、もうすでに多くの人におじさんだとは思われてるんでしょうけど、こうやって厳然たる事実に直面すると、ねぇ。

 非常にめでたいことでございます。会うのが楽しみだね~。
 さて、私のことを「お父さん!」と呼ぶ人はいつ……やめておきましょう。その人にめぐりあうための努力をまったくしてないからね。オロロ~ン。


 え~、いよいよ8月に入りまして、残りもうちょっとの「ざっくりすぎるアイドルグループ史」の最終章に入っていきたいのですが、前回が「モーニング娘。現在編」の資料をあげるだけで終わってしまい、さらに何日かブランクがあいてしまったので、

 今回は再放送!! しきりなおし~!

 ブログで「再放送」って……なに?

 まぁまぁまぁ! いろんなふろくもついてるでよ~。ちいっと見てってつかぁさ~い。
 ほんじゃま、いってみよっ。


歩いてる ~モーニング娘。未来へつなぐ2010年以降~

2010年
2月
・エース久住小春が卒業した8名体制初のシングルとなる42nd『女が目立ってなぜイケナイ』がリリースされる(オリコン最高5位)
 ※この8名体制の時期に、メンバーの平均年齢がモーニング娘。史上初の「20代」となる(当時10代だったのはリンリンと光井愛佳の2人)
 ※2011年1月の第9期メンバーの加入によって平均年齢は「17歳」にさがっている
(同月にリリースされたAKB48の15thシングル『桜の栞』がオリコン1位を獲得する)

4月
・TBSの深夜バラエティ番組『あいまいナ!』(毎週金曜1時30分から)に道重さゆみがレギュラー出演し、モーニング娘。現役メンバーのハロー!プロジェクト系列以外でのバラエティ番組レギュラーは、矢口真里の『やぐちひとり』(2004~09年 テレビ朝日)以来のこととなる
 ※バラエティ番組以外では、かつてリーダー高橋愛が連続ドラマの主演、田中れいなと亀井絵里がTVアニメの主人公をつとめたことがあった
 ※『あいまいナ!』は現在も、同じ時間帯、同じレギュラー出演陣(アンタッチャブル山崎弘也、矢口真里、道重、里田まい、元AKB48の大島麻衣、小倉優子ら)で『ザキ神っ! ザキヤマさんとゆかいな仲間たち』にリニューアルして放送されている
・前年12月にモーニング娘。を卒業した久住小春(17歳)が芸能活動を再開する(テレビ東京毎週土曜日朝放送の子ども向け番組『おはコロ』へのレギュラー出演)

5月
・中国の上海万博で、モーニング娘。が日本代表としてコンサートを上演する
 ※上海万博には9月にぱすぽ☆も出演しているが、「日本代表」枠での招聘はモーニング娘。のみ
(スターダストプロモーションの6人組アイドルグループ「ももいろクローバー」がシングル『行くぜっ!怪盗少女』でメジャーデビューを果たす)

6月
・43rdシングル『青春コレクション』がリリースされる(オリコン最高3位)

7月
・フランス・パリの「JAPAN EXPO 2010」でコンサートを上演する

8月
・東京・中野でのコンサートでメンバー亀井絵里(21歳)、ジュンジュン(22歳)、リンリン(19歳)の同年12月での卒業が発表される
・同時に、4年ぶりとなる「モーニング娘。9期メンバーオーディション」の募集が告知される

9月
・ジョージアの缶コーヒー「ご褒美ブレイク」のイメージキャラクターとしてモーニング娘。卒業メンバー7名が期間限定スペシャルグループ「アフタヌーン娘。」を結成する
 ※メンバーは中澤裕子(37歳)、飯田圭織(29歳)、安倍なつみ(29歳)、保田圭(29歳)、矢口真里(27歳)、小川麻琴(22歳)、藤本美貴(25歳)
 ※CMではモーニング娘。のメジャー1stシングル『モーニングコーヒー』の歌詞をアレンジした『アフタヌーンコーヒー』を歌唱している

10月
・おもに関東以西で展開している回転寿司チェーン「無添くら寿司」のイメージソングとなる番外シングル『あっぱれ回転ずし!』がリリースされる(オリコン最高13位)
(同月にリリースされたAKB48の18thシングル『Beginner』がオリコン1位を獲得する)

11月
・8名体制でのラストシングルとなる44th『女と男のララバイゲーム』がリリースされる(オリコン最高6位)

12月
・コンサートへの出演をもって亀井絵里、ジュンジュン、リンリンがモーニング娘。およびハロー!プロジェクトを卒業する
 ※その後、亀井は芸能活動を休止、ジュンジュンとリンリンは中国での芸能活動の準備に入っている

2011年
1月
・前年8月からおこなわれていた「モーニング娘。9期メンバーオーディション」の最終審査の結果、約9000名の応募者の中から4名が合格・加入する
 譜久村聖(ふくむら みずき 14歳)、生田衣梨奈(えりな 13歳)、鞘師里保(12歳)、鈴木香音(かのん 12歳)
 ※今回の鞘師・鈴木の加入により、史上初めて「モーニング娘。が結成された時に生まれていなかった」メンバーが誕生した
 ※譜久村は現役でハロプロエッグに所属していながらオーディションに参加し、最終審査の前の3次審査で落ちていたが加入メンバーに昇格した(ハロプロエッグはモーニング娘。加入とともに卒業)
 ※鞘師はアクターズスクール広島の出身なので、Perfume の直接の後輩にあたる
・第9期メンバーの加入と同時に、同年秋のコンサート終了をもってのリーダー高橋愛(24歳)のモーニング娘。卒業が発表される
・2009年ごろから「モーニング娘。OG」「アフタヌーン娘。」として期間限定の活動をしていたモーニング娘。卒業メンバーが、本格的に新グループ「ドリームモーニング娘。」を結成して活動を開始する
 ※メンバーはアフタヌーン娘。だった7名に、吉澤ひとみ(25歳)、石川梨華(26歳)、久住小春(18歳)が加わった10名
 ※10名と同じアップフロントエージェンシーの「M-line club」に所属している辻希美(23歳)は、育児に専念するために不参加
 ※ドリームモーニング娘。は2011年には4~5月と9~12月に全国ツアーをおこなう予定

3月
・ハロプロエッグ出身の6人組アイドルグループ「アップフロントガールズ(仮)」の結成が発表される
 ※アップフロントガールズ(仮)は5月に7名体制となり、6月にグループ名を「アップアップガールズ(仮)」にあらためて現在にいたる

4月
・第9期メンバーが加入した9名体制での初のシングルとなる45thシングル『マジですかスカ!』がリリースされる(オリコン最高5位)
・ドリームモーニング娘。の1stアルバム『ドリムス。1』がリリースされる(オリコン最高10位)
 ※オリジナル曲もあるが、モーニング娘。の楽曲は『そうだ! We're ALIVE』(2002年2月)までの前期5年分のものをカヴァーしている

5月
・東京・中野でのコンサートで「モーニング娘。10期メンバー『元気印』オーディション」の募集が告知される
 ※同年秋ごろに合格者が決定する予定で、約1万3000名の応募者があったと発表されている
(プラチナム・プロダクション系列の10人組アイドルグループ「ぱすぽ☆」のメジャー1stシングル『少女飛行』がオリコン1位を獲得する)

6月
・46thシングル『Only you』がリリースされる(オリコン最高4位)
 ※これによって、モーニング娘。のシングル46作連続オリコンチャートトップ10入りが、日本の男女を含めた音楽グループの連続トップ10最長記録となる
 ※音楽グループでの記録の第2位はSMAPの45作連続(2011年6月時点)



☆グレイトフルおまけ1 「モーニング娘。歴代メンバーの Now&Then 」
 ※すべての記録は2011年7月時点でのものです

中澤 裕子(1997年9月~2001年4月 在籍3年8ヶ月)当時24~27歳
 初代リーダー・現在はドリームモーニング娘。リーダー
 参加シングル…… 1st『モーニングコーヒー』から11th『恋愛レボリューション21』までの11作

石黒 彩(1997年9月~2000年1月 在籍2年5ヶ月)当時19~21歳
 現在は非アップフロントエージェンシーのタレントとして活動
 参加シングル…… 1st『モーニングコーヒー』から7th『LOVEマシーン』までの7作

安倍 なつみ(1997年9月~2004年1月 在籍6年5ヶ月)当時16~22歳
 初代エース格・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 1st『モーニングコーヒー』から21st『愛あらば IT'S ALL RIGHT』までの21作

飯田 圭織(1997年9月~2005年1月 在籍7年5ヶ月)当時16~23歳
 第2代リーダー・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 1st『モーニングコーヒー』から25th『THE マンパワー!!!』までの25作

福田 明日香(1997年9月~99年4月 在籍1年8ヶ月)当時12~14歳
 現在は一般人
 参加シングル…… 1st『モーニングコーヒー』から4th『Memory 青春の光』までの4作

保田 圭(1998年5月~2003年5月 在籍5年1ヶ月)当時17~22歳
 第2代サブリーダー・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 2nd『サマーナイトタウン』から18th『AS FOR ONE DAY』までの17作

矢口 真理(1998年5月~2005年4月 在籍7年)当時15~22年
 第3代リーダー・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 2nd『サマーナイトタウン』から26th『大阪 恋の歌』までの25作

市井 紗耶香(1998年5月~2000年5月 在籍2年1ヶ月)当時14~16歳
 現在は非アップフロントエージェンシーの女優として活動
 参加シングル…… 2nd『サマーナイトタウン』から9th『ハッピーサマーウェディング』までの8作

後藤 真希(1999年8月~2002年9月 在籍3年2ヶ月)当時13~17歳
 第2代エース格・現在は非アップフロントエージェンシーの歌手として活動
 参加シングル…… 7th『LOVEマシーン』から15th『Do!it Now』までの9作

石川 梨華(2000年4月~05年5月 在籍5年2ヶ月)当時15~20歳
 第3代エース格・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 9th『ハッピーサマーウェディング』から26th『大阪 恋の歌』までの18作

吉澤 ひとみ(2000年4月~07年5月 在籍7年2ヶ月)当時15~22歳
 第4代リーダー・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 9th『ハッピーサマーウェディング』から33rd『悲しみトワイライト』までの25作

辻 希美(2000年4月~04年8月 在籍4年5ヶ月)当時12~17歳
 現在はアップフロントエージェンシーのタレントとして活動
 参加シングル…… 9th『ハッピーサマーウェディング』から23rd『女子かしまし物語』までの15作

加護 亜依(2000年4月~04年8月 在籍4年5ヶ月)当時12~16歳
 現在は非アップフロントエージェンシーのタレントとして活動
 参加シングル……辻希美とおなじ15作

高橋 愛(2001年8月~2011年内に卒業予定 在籍10年~)14歳~
 第6代リーダー・第5代エース格
 参加シングル…… 13th『Mr.Moonlight 愛のビッグバンド』から46th『Only You』までの34作

紺野 あさ美(2001年8月~06年7月 在籍5年)当時14~19歳
 現在はテレビ東京アナウンサー
 参加シングル…… 13th『Mr.Moonlight 愛のビッグバンド』から30th『Ambitious! 野心的でいいじゃん』の18作

小川 麻琴(2001年8月~06年8月 在籍5年1ヶ月)当時13~18歳
 現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル……紺野あさ美とおなじ18作

新垣 里沙(2001年8月~ 在籍10年~)12歳~
 第7代リーダーに就任予定?
 参加シングル……高橋愛とおなじ34作

藤本 美貴(2003年1月~07年6月 在籍4年6ヶ月)当時17~22歳
 第5代リーダー・第4代エース格・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 19th『シャボン玉』から33rd『悲しみトワイライト』までの15作

亀井 絵里(2003年1月~10年12月 在籍8年)当時14~21歳
 現在は芸能活動休止中
 参加シングル…… 19th『シャボン玉』から44th『女と男のララバイゲーム』までの26作

田中 れいな(2003年1月~ 在籍8年7ヶ月~)13歳~
 第7代エース格
 参加シングル…… 19th『シャボン玉』から46th『Only You』までの28作

道重 さゆみ(2003年1月~ 在籍8年7ヶ月~)13歳~
 参加シングル…… 19th『シャボン玉』から46th『Only You』までの28作

久住 小春(2005年5月~09年12月 在籍4年8ヶ月)当時12~17歳
 第6代エース格・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 27th『色っぽい じれったい』から41st『気まぐれプリンセス』までの15作

光井 愛佳(2006年12月~ 在籍4年8ヶ月~)13歳~
 参加シングル…… 32nd『笑顔 YES ヌード』から46th『Only You』までの15作

ジュンジュン(2007年3月~10年12月 在籍3年10ヶ月)当時19~22歳
 現在は芸能活動休止中
 参加シングル…… 34th『女に幸あれ』から44th『女と男のララバイゲーム』までの11作

リンリン(2007年3月~10年12月 在籍3年10ヶ月)当時16~19歳
 現在は芸能活動休止中
 参加シングル…… 34th『女に幸あれ』から44th『女と男のララバイゲーム』までの11作

譜久村 聖(2011年1月~ 在籍7ヶ月~)14歳~
 参加シングル…… 45th『まじですかスカ!』からの2作

生田 衣梨奈(2011年1月~ 在籍7ヶ月~)13歳~
 参加シングル…… 45th『まじですかスカ!』からの2作

鞘師 里保(2011年1月~ 在籍7ヶ月~)12歳~
 参加シングル…… 45th『まじですかスカ!』からの2作

鈴木 香音(2011年1月~ 在籍7ヶ月~)12歳~
 参加シングル…… 45th『まじですかスカ!』からの2作



☆グレイトフルおまけ2「おもな記録」

女性アイドルグループのシングルCD総売り上げ第1位
※33rdシングル『悲しみトワイライト』(2007年4月)のオリコン初登場週でシングルCD総売り上げが1108万枚に達し、ピンク・レディーを抜いて1位になった。通算CDセールスが1000万枚を突破したのはピンク・レディー、SPEEDに続き女性アイドルグループとしては史上3組目

女性アイドルグループのシングルCDオリコン1位獲得回数「11作」(女性アイドルグループ最多・邦楽歴代20位)
※3rdシングル『抱いてHOLD ON ME!』(1998年9月)から記録が始まり、31stシングル『歩いてる』(2006年11月)でピンク・レディーを抜き1位になった。39thシングル『しょうがない 夢追い人』(2009年5月)で記録を更新

女性アイドルグループのシングルCDオリコン1位連続年「6年」(1998~2003年)
※1998年の3rdシングル『抱いてHOLD ON ME!』から記録が始まり、12thシングル『ザ☆ピ~ス!』(2001年8月)で1位タイだったピンク・レディーとプリンセス・プリンセスの記録3年を抜いて1位を達成し、18thシングル『AS FOR ONE DAY』(2003年4月)まで継続

女性アイドルグループのシングルCDオリコントップ10入り回数「46作すべて」(歴代女性アイドルグループ最多にして邦楽歴代2位タイ)
※1stシングル『モーニングコーヒー』(1998年1月)から記録が始まり、16thシングル『ここにいるぜぇ!』(2002年10月発売)で1位タイだったMAXとWinkを抜いて1位を達成した。この46作は邦楽全体ではB'zとならんで2位となる(1位は浜崎あゆみの48作)

女性アイドルグループのシングルCDオリコントップ10連続獲得年数「14年」(歴代最長)
※1998年の『モーニングコーヒー』から始まり、21stシングル『愛あらばIT'S ALL RIGHT』(2004年2月)で1位だったMAXの6年を抜いて1位を達成した。45thシングル『まじですかスカ!』(2011年4月)で記録を14年まで更新中

女性アイドルグループのシングルCDオリコントップ5獲得回数「43作」(歴代女性アイドルグループ最多にして邦楽歴代3位)
※全シングル中でオリコントップ5に入らなかったのはデビューシングル『モーニングコーヒー』、35thシングル『みかん』(2007年11月)、44thシングル『女と男のララバイゲーム』(2010年11月)の各6位のみ

女性アイドルグループのアルバムCDオリコントップ10最長連続獲得年数「10年」(1998~2007年)
※1stアルバム『ファーストタイム』(1998年7月)から始まり、8thアルバム『SEXY 8 BEAT』(2007年3月)で達成

女性アイドルグループのアルバムCDオリコントップ10獲得作品数「12作」(歴代1位)
※1stアルバム『ファーストタイム』で記録が始まり、10thアルバム『10 MY ME』(2010年3月)で通算12作目となり、プリンセス・プリンセスを抜いて1位となった

ミュージックDVDのオリコン1位最多獲得回数「18作」

ミュージックDVDの総売り上げ枚数記録「227万枚」(歴代2位)
※2010年4月以降は嵐が歴代1位となる

『1つの店舗における同一CDの1日売り上げ枚数』の世界記録「1万5612枚」
※1997年11月3日、大阪のHMV心斎橋店でのインディーズシングル『愛の種』の手売りイベントで

NHK『紅白歌合戦』への女性アイドルグループとしての最多出場回数「10回」(1998年~2007年)

NHK『紅白歌合戦』への同一人物の最多初出場回数(3回)
※後藤真希(モーニング娘。・後藤真希・DEF.DIVA)と藤本美貴(藤本美貴・モーニング娘。・GAM)

NHK『紅白歌合戦』への最初の平成生まれの出場歌手
※道重さゆみと田中れいな(2003年の第54回にて)


 はい~。
 こういった、

「ありがとう、モーニング娘。!! これからもがんばってね!」

 みたいな心持ちで、また次回~。
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2011年7月度版 そうだい短期観測調査(そうだい短観)、もこんちきちんも……

2011年08月01日 14時01分10秒 | 日記
 はーいどうもこんにちは! そうだいでございまっす。

 いやぁ、いよいよ8月でございます。みなさま、暑い夏を楽しんでおられますでしょうか~?
 って言いたいところなんですけどね、ここんところはど~ぉも、少し夏がやさしくなっているような? くもりがちだったり、涼しい風がふいたりしてねぇ。
 だって私なんかここ数日、扇風機を動かしてねぇんだぜ!? 不可思議ね~。

 まさか、「節電しなきゃ!」とがんばっている日本列島を見て手加減してくれたのか……とは、亡くなる方も出るほどの新潟県の集中豪雨のありさまを見ているととても思えないのですが。
 沖縄に近づいている台風9号がなくなったらまた酷暑がはじまるような気もするのですが、今のうちにゆっくり身体を休めておかんと。ホントに先月の前半は日中の体力消耗がひどかったからねぇ!
 これに熱帯夜でもくわわろうものならば……こわ~いぃ!


 さてさてそれじゃあ、今回もすずしいうちに7月をとっぴゃらぴゃーっと整理してしまいましょうかね。

 2011年7月の『長岡京エイリアン』全18回。ラインナップは以下のようになりました。


アイドルについて
 「ざっくりすぎるアイドルグループ史」(16回)
体験記
 桜木町恨道中2011入店&『大鹿村騒動記』・「アイドルグループ史」はとことんつかれる


 だぁかぁらぁ、シンポーすぎるって言ってんでしょうがぁ!! 息子がまだ食べてんでしょうがァ!!
 もう~、なんなんですか。これじゃあ、30日分ずっとアイドルのことばっか考えてて、1日ちょっと外出して映画を観ただけで貴重な2011年夏の前半が過ぎ去ったみたいに見えるじゃないか。

 ……まぁ、そうなんですけどね……

 この「そうだい短観」って企画、やっててよかったね。後悔する気は1ミクロンもないけど、なんか気を引き締めて8月に向かえるよすがになるわ。

 いや~、でも! ついに終わりが見えてまいりましたよ。モーニング娘。もAKB48もももクロちゃんも出そろったしね。
 そして、こうしているうちにも時代は刻々と進んでいます。どうやら「完全無欠のAKB48」も、2007~08年ごろに受けたものに近い「向かい風」をふたたび受ける時期が始まったような……?
 そのへんのことは、これからの「ざっくりすぎるアイドルグループ史」最終章でじっくり考えていきたいと思うのですが、「伝説の元AKB48メンバー」小野恵令奈さんも芸能活動を再開するというし。引き続き、アイドルグループの勢力地図の動向からは目が離せない夏になりそうですな。


 あとね、7月中に読んだ本とマンガもちょっとだけ。


三島 由紀夫    『複雑な彼』(1966年)         角川文庫
島本 理生      『クローバー』(2007年)        角川文庫
辻村 深月      『光待つ場所へ』(2010年)      講談社
山崎 哲       『エリアンの手記』(1990年)      思潮社
             『マーちゃんの新曲』(1990年)    思潮社

よしなが ふみ    『大奥 第7巻』(2011年)      白泉社
山田 芳裕      『へうげもの 第13巻』(2011年)   講談社


 こっちもシンプルになっちゃったなぁ。
 やっぱり辻村・島本ペアはおもしろいねぇ。
 今、「辻村・島本ペア」ってうって思いついたんですけど、小説家のみなさんも若い方がいっぱい出てきていることなんだし、テレビ東京とかで、

「文壇対抗☆スターボウリング」

 とかやったら、おもしろいと思うんだけどなぁ! 「さぁ、お次は伊坂・道尾ペアでーす。」みたいな。
 まぁ、私、テレビないんだけどね。

 山崎哲の作品は小説じゃなくて戯曲なんですけど、作品の多くが、実際に発生した犯罪事件をモチーフにしていることはつとに有名です。
 たとえば、『エリアンの手記』は東京・中野にあった中学校で起きたいじめ自殺事件、『マーちゃんの神曲』は神奈川・藤沢で起きたいわゆる「悪魔祓い儀式事件」がもとになっている、といった具合です。

 私は元来、実録の犯罪事件史にも興味があるものなので、この作品を読む前にそれらの事件の記録を文献などで調べることもやぶさかではないのですが、上演から20年の歳月をへて遠くなった部分もあれば、まったく古びていない部分もあったりして。
 山崎戯曲は、これからももうちょっと何冊か読むつもりです。

 しっかしよぉ。「アイドル」に興味があるかと思ったら、今度は「犯罪」かよ! つくづくデンジャラスな野郎だなァオイって、きらいにならないでくだしゃ~い。いちおう私はまっとうな、つ・も・り☆

 さぁ今月も、「正気」と「狂気」のはざまを「カラ元気」というタイトロープでわたってまいりましょ~。おーちーるー!
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