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バイデン氏、岸田首相を国賓待遇で招待 日米首脳会談

2023-11-18 23:20:16 | 国際政治・財閥


日米首脳は8月以来の会談に臨み対中方針を擦り合わせた(16日、サンフランシスコ)=内閣広報室提供

 

【サンフランシスコ=秋山裕之】

岸田文雄首相は16日(日本時間17日)、訪問先の米西部サンフランシスコでバイデン米大統領と15分ほど会談した。バイデン氏は2024年の早期に首相を国賓待遇で米国に招待する意向を伝えた。首相が会談後、同行記者団に明らかにした。

両首脳はイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃で緊迫する中東情勢について協議した。ハマスが拠点とするパレスチナ自治区ガザの人道状況の改善に向け足並みを合わせる方針を確認した。


ハマスの攻撃を非難し、イスラエルとパレスチナ国家が平和的に共存する「2国家解決」を支持する方針で一致した。米ホワイトハウスによると、イスラエルの自衛権を確認しつつ、同国に国際法の順守を求めた。

日米首脳会談は首相が8月にワシントン近郊キャンプデービッドを訪れて以来となる。アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた。


バイデン氏は首相との会談に先立ち、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と4時間ほど会談した。日米首脳会談は首相が習氏に会う直前のタイミングで両国が対中方針を擦り合わせる場になった。

両首脳は中国をめぐる諸課題に共同で対応する方針を申し合わせた。中国の海洋進出や台湾情勢などが念頭にあるとみられる。気候変動をはじめ中国も合わせた共通の課題については協力することも確かめた。


ロシアによるウクライナ侵攻に関しても意見をかわし、対ロシア制裁とウクライナ支援の継続で足並みをそろえた。首相は米国が主導し日豪など14カ国が参加する経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の交渉の進展を評価した。

日米首脳はこれとは別に韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領もまじえ短時間立ち話し、3カ国の戦略的連携を強める方針を擦り合わせた。


 

 

日経記事 2023.11.17より引用

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アホボン安倍が再び首相に返り咲こうと活動を始めた頃、文化人放送局など安倍・高市信者らは岸田首相おろしの活動を活発化させました。

皆さんもご存じ思い出すのが、

『岸田は親中だから、米中覇権戦争の最中、アメリカ大統領は会ってくれない』

と一生懸命プロパガンダにいそしんできました。

 

親中中は安倍・高市であり、ジャパンハンドラーズの米シンクタンクCSIS(戦略国際問題研究所)が、習近平を国賓で招待したり、親中になびく安倍政権を公然と非難した直後、アホボンは健康を理由に電撃辞任。 安倍さん入院もせずに元気でしたけどねw    そして菅政権が誕生し、菅政権と岸田政権は反中政策です。

 

アホボンが再び首相に返り咲こうと活動を始めた矢先に、統一教会に恨みを持つ、山上に手製の銃で暗殺されました。

 

・リンカーン、ケネディ、安倍元首相暗殺の共通点https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/62b46eec87d1a18e8da9195e4d353d64

 

聡明な皆さんは何が起こっているか、よほどのアホでない限り分かりますよね。

 

 

そして下品なデマを拡散する、親中・媚中の、安倍・高市信者の文化人放送局は、信用ならないことがよく分かりますね。

 

・性犯罪で実刑判決を受けた 文化人放送局の山口敬之、お前が言うなLGBThttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e6bea52c026377df218985db111474d0

・篠原涼子に性犯罪級のセクハラ 文化人放送局のホンコン、お前が言うなジャニーズ問題https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/905e30f5a611666d6f512b0cb9c40d33


・LGBT法案に関するデマに注意
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c9c4a33e697a3488fbbca0184f1458f7

 

すぐにデマがばれるのが分かっているのに、本当にアホネ! 

 



本当に分かっていなければ、哀れなまでの阿呆確定です。

ちなみに、分k人放送局の高橋洋一も、窃盗罪で前科一犯の犯罪歴を持ったオサンです。 だから東大出ているのに、どこのまともなメディア・シンクタンクなどは雇ってくれません。これも事実!

 

まあ、東大出と言っても毎年3000人卒業し、実社会には何万人・何十万人といるので、そんなに価値はないですけどね。

世界の天才認定する組織も、天才と認めるのは、現役で入学する東大理Ⅲ卒業生くらいのものです。安倍信者が高橋は天才とおだてていますが、アホか?という感じでしょう。

 

 

 


APEC首脳宣言、中東・ウクライナで3分裂 新興国も異論

2023-11-18 23:10:32 | 国際政治・財閥


         17日、米サンフランシスコで開催されたAPEC首脳会議(AP=共同)

 

 

【サンフランシスコ=坂口幸裕、田島如生】

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が17日に閉幕した。

合意事項を記した首脳宣言では見解が割れる中東・ウクライナ情勢に言及できなかった。議長国である米国の主張を中国やロシアだけでなく、インドネシアなど新興国も拒む「3分裂」に陥った。

 

「一部の首脳はAPECが地政学的な問題を議論する場だと考えていないと異議を唱えた」。米ホワイトハウスは17日、APEC首脳宣言と同時に発表したバイデン大統領の議長声明で記した。

声明で「大半の参加国はウクライナへの侵略を強く非難した」と表明した。中東情勢を巡っては「米国を含む各国首脳はそれぞれの立場を共有した」と記載するにとどめた。

 

 

全会一致で採択した首脳宣言への明記を見送ったのは、立場が異なるロシアや中国の反対だけでなかった。

インドネシア、ブルネイ、マレーシアの3カ国は首脳会議終了後に共同声明を公表し、イスラエルとイスラム組織ハマスが衝突するパレスチナ自治区ガザでの「即時かつ持続的な停戦」を求めた。



共同声明を出した東南アジアの3カ国はいずれもイスラム教徒が国民の多数派を占める。パレスチナへの連帯を示し、米国との違いを明確にした。

米政府は人質の解放や支援物資の搬入につなげる「一時的な戦闘休止」が必要との立場だが、ガザ全域での戦闘中断を想定した「停戦」には反対する。10月7日にハマスの奇襲攻撃を受けたイスラエルの報復を支持する方針を堅持する。



米中でも隔たりがある。中国はイスラエルによるガザ攻撃について「自衛の範囲を超えている」と糾弾する一方、ハマス非難はしていない。

APECは日本や米国、中国など21カ国・地域が参加する多国間の枠組みだ。ロシアも正式メンバーで、ウクライナや中東情勢など参加国間で対立する課題を巡って調整が難航する可能性が15日の開幕前から指摘されていた。



APEC首脳会議の議長国である米国の熱量も乏しかった。「記者説明はしない」――。米ホワイトハウスは17日、慣例となってきた会議を総括する議長国による記者会見を実施しないと表明した。

閉幕後に予定していたブリンケン米国務長官の記者会見を取りやめ、国務省など担当者によるブリーフィングもなかった。ニュージーランドが議長国だった21年、タイの22年は首脳会議後にいずれも首相が記者会見で合意内容などを説明した。



対照的だったのがバイデン氏が実現にこだわった米中首脳会談だった。

バイデン氏は15日に米カリフォルニア州サンフランシスコ近郊で開いた中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との会談後、自ら記者会見に臨んだ。

「いくつかの重要な進展があった」などと語り、両国の軍同士の対話再開や中国製原料が使われる医療用麻薬フェンタニルの規制を巡る合意などを誇示した。再選を狙う2024年大統領選に向けて成果を強調した。

 

 

 


イタリア国債、「投資適格級」に据え置き ムーディーズ

2023-11-18 23:03:10 | 世界経済と金融


ムーディーズがイタリアの信用格付けを据え置いた。同国のメローニ首相=ロイター

 

 

【ロンドン=大西康平】米格付け大手ムーディーズは17日、イタリアの長期発行体格付けを「Baa3(トリプルBマイナス相当)」に据え置いた。主要7カ国(G7)で初となるデフォルト(債務不履行)のリスクが高い「投機的等級」への格下げは回避された。

格付けの見通しは「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。



イタリアの経済成長が今後数年間期待できるほか、銀行の財務状態の改善が好材料となった。ただイタリアのGDP比の政府債務残高は約140%と高水準が続いていることを問題視し、格付けは「投資適格級」の下限であるBaa3に据え置いた。

投機的等級に格下げされれば、イタリア国債の金利上昇(価格下落)を招く可能性が一部で懸念されていた。他の格付け大手では米S&Pグローバルとフィッチ・レーティングスはいずれもトリプルBと投資適格級としている。



新型コロナウイルスやインフレへの対応による財政支出の拡大で、世界の主要国の格下げ懸念が広がっている。ムーディーズは10日に米国の信用格付けを最上位の「Aaa(トリプルA相当)」としつつ、格付けの見通しを「ネガティブ」に引き下げた。

 

 

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グローバルマーケット

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日経記事 2023.11.18より引用

 

 


収入細る高齢独身女性、死別の3割貧困 賃金格差も影 チャートは語る

2023-11-18 21:12:45 | 日本・天皇・神道・文化・思想・地理・歴史・伝承
【この記事のポイント】
・配偶者と死別した高齢女性の3割超が貧困
・遺族年金などによる収入や貯蓄の実態は?
・男女の賃金格差という根本問題の現状は?
 
 
 

年を取って一人暮らしになる女性が増えている。死別や離婚で独身に戻る75歳以上の層が人口に占める割合は2040年に7.4%に達する見通しだ。死別の場合、収入は遺族年金頼みになりがちで相対的貧困率は3割に達する。経済的な支えになる子どもとの同居も減っている。孤立が健康をむしばみ、介護など社会保障の負担が膨らむ懸念もある。

「家はあるし、昔買った服を大切に着ているからお金がないようには見えないだろう」。遺族年金が頼りの70代の女性は苦笑いを浮かべる。実際の暮らしは厳しい。「毎月の食費は1万円台。昼食はまとめ買いしたパスタだけ」

老境に入って独り暮らしになるのは女性が多い。寿命の性差や夫婦の年齢差があるためだ。さらに社会全体の高齢化が拍車をかける。

 

 

 
国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の推計によると、死別や離婚で独身になる75歳以上の女性は30年までの10年間で130万人増え、817万人に達する。この年代に占める比率は6割に及び、男性の2割を大きく上回る。

ほとんどの場合、遺族年金が収入の柱になる。厚生年金だと報酬比例部分の支給は4分の3。厚生労働省によると平均月額は8万2千円程度。月々の収入が生活保護の水準を下回る人も多い。

東京都立大学の阿部彩教授は厚労省の国民生活基礎調査から、世帯人数を考慮した可処分所得が一人あたり中央値の半分に満たない相対的貧困の年齢層別の割合を集計した。配偶者と死別した65歳以上の女性をみると18年に32%と約30年間で8ポイント上がった。男性の23%を上回る。

 

 

 

 

貯蓄も潤沢ではない。厚労省の国民生活基礎調査によると、75歳以上の単独世帯は500万円以下が過半だ。

かつては当然視された親族の支えは期待できなくなりつつある。子どもと同居している65歳以上の人の割合は22年に34%と、30年間で23ポイントも下がった。一人暮らしの割合は12%から22%に上がった。

社人研の小山泰代室長は「家族が貧困の防波堤にならなくなっている」と話す。非正規雇用が広がり、親族でも若い層のほうが経済力が低い場合もある。団塊ジュニアやそれに続くのは就職氷河期の世代だ。むしろ子どもが親の年金に頼るようなケースが増えることも考えられる。

貧困は負の連鎖を招きかねない。食事をきちんととれずに栄養不足になったり、外出の機会が減って体力の衰えに拍車がかかったりする。健康が悪化すれば、介護費の増大につながる懸念もある。

生活保護に頼らず節約で切り詰めて暮らしている人も少なくない。都立大の阿部教授は「政策の焦点が当たっていない」と指摘する。「住居の確保、介護や医療といった最低限の生活を守る社会の仕組みを整えることが次善の策」と提言する。

高リスクの不遇な層が将来さらに拡大すれば、社会経済の活力はそがれる。ニッセイ基礎研究所の坊美生子准主任研究員は「40代後半から50代の男女の賃金格差自体を縮めていくことが重要だ」と、女性の所得を現役時代から高めるための環境整備を訴える。

 

 

 

 

経済協力開発機構(OECD)によると、22年に日本の女性の賃金の中央値は男性より21.3%低かった。格差は四半世紀で15ポイント縮んだ。それでも先進国平均の約2倍ある。女性はパートなど非正規雇用が比較的多い。正社員でも管理職の比率や勤続年数は男性に水をあけられている。

未曽有の超高齢社会の潜在的な貧困層を年金などだけで事後的に支えるのは限界がある。性別にかかわらず希望に応じて活躍できる社会をつくる地道な改革も求められる。

 

 (宗像藍子、グラフィックス 荒川恵美子)

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疾走迷走!ティラノレース 国内100回、着ぐるみ異空間

2023-11-18 16:27:11 | 日本・天皇・神道・文化・思想・地理・歴史・伝承


                  高松市のレースには約130体が参加した

 

ティラノサウルスの着ぐるみで全力疾走する「ティラノレース」が人気だ。会場にひしめくティラノがラジオ体操したりあえなく転んだりする様子がシュールで、2022年春から全国で100回ほど実施された。最強の恐竜になりきり、時代と世代を超えて走る爽快感を記者も体験した。

11月5日、高松市の公園の広場に、130体のティラノが集結した。これだけでも異様な光景なのに「ラジオ体操、開始!」と軽やかな音楽が流れ始める。記者も参加したが、ティラノの体は可動域が狭い。思うように背伸びも前屈もできず、腰をねじるたびにシッポが隣とビシバシ当たる。密閉空間であっという間に汗だくに。

 


      レース前にラジオ体操。可動域が狭く体をほぐそうにもほぐれない

 

体操が終わればレース開始。コーン標識を折り返す全60メートルの短距離走だ。「園児」「幼獣」に分けられた子供たちが駆ける姿がほほ笑ましい。大人は「メス」「オス」に分かれ、9人ごとの予選でそれぞれ上位3人が決勝に進出できる。

記者も号砲とともにダッシュした。少し出遅れ、大きく振れない手に焦りを覚える。空気抵抗がすさまじく、ティラノの首があらぬ方向に曲がる。「ゴソゴソ、ガザッ。バリ、ベリッ」。耳元のビニールのこすれる音で集中できない。

 

 


                       空気抵抗が半端ない。記者は予選でブービー敗退

 

 

シート越しの視界は振動でゆがむが、3位以内は間違いない。しかし、折り返し地点で見えたのは、はるか先を行くほかのティラノだった。おそらく下から2番目でゴール。4位以下は順位すら告げられない。まさに弱肉強食の世界だ。

決勝戦は主催者の思い付きか、両手を地面に付く「クラウチングスタート」が導入された。土下座したような姿勢で駆け出し、勢い余って頭から転倒するティラノも。

岡山県の小林政博さん(53)は夜勤明けで参加した。参加5度目で「初の予選突破、そして決勝戦で3位入賞」と喜びを記者と分かち合っていると、運営スタッフが申し訳なさそうに順位フラッグを没収。「ビデオ判定で結果が覆った」とのこと。妙に本格的だ。

 

 

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                        「幼獣」たちは安全のためアタマを外して走る

 

 

今回の参加料は大人1500円、園児は500円。「ティラノの皮から楽しさがあふれ出る。絶対に参加しなくちゃ損」と語る香川県の浅井歩さん(29)は、同じ主催者によるレースの部門別で2連覇した。20体の着ぐるみを保有し、観光地をティラノ姿で訪れてはSNSで発信するポンジュさんは業界では有名人。「負けても、こけても、誰もがハッピー。こんな楽しいイベントはない」

会場を見渡すと、2体のティラノを背負う人、ティラノ化させた愛犬を連れる人、きらびやかなスカートや首輪を付けたティラノ……。独自の姿を披露するのも楽しみ方の1つだ。恐竜ですらない「ナス」もいた。

このきてれつなイベントはどう生まれたのか。米ワシントン州のエメラルドダウンズ競馬場が発祥の地という情報があり、問い合わせてみた。同競馬場の担当者によると、17年に地元の防虫会社から従業員の団結力を高める目的で開催を持ちかけられ、毎年恒例のイベントとして定着した。参加は無料で、22年は200人以上が参加。「人々の心を幸せで満たすイベント。世界中に拡散することの一端を担えて光栄だ」と話す。

 

 

国内の歴史はまだ浅い。22年4月の鳥取県大山町が初開催だ。映像制作を営む川本直樹さんが「どんな人が集まるのか」と興味本位で企画した。100人以上が集まった映像が話題となり、全国に広がっていった。

実は「ティラノサウルスレース」の国内での商標は川本さんが持つ。発案者でもないのに商売に? と思ったら、「使用料を請求するつもりはないし、開催連絡も不要です」と言い切る。どういうことか。

ことの発端は22年5月に起きた「ゆっくり茶番劇」を巡る騒動だ。人気ゲームのキャラクターが人工音声で話す動画ジャンルで、多くのユーザーがこの名前を使って投稿していた。ところがゲーム制作者とは無関係の有名ユーチューバーが商標登録を行い、ライセンス料を徴収すると発表。批判が殺到した。

せっかく現代によみがえったティラノを、同じやり方で「絶滅」させるわけにはいかない。そこで商標登録で「保護」したわけだ。

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                                       青森県弘前市では雪のなかで



                                          東京都町田市ではサッカー場で (C)FCMZ


                                                                鳥取県米子市では浜辺で

 

サッカー場、野球場、浜辺……。様々な民間の主催で累計100回ほど開催され、開催を代行する企画会社も登場している。ネット通販のアマゾンでは多数の事業者が着ぐるみを販売。売れ行きを答えてくれた5事業者だけで合計2200体、1カ月で800体を売った事業者もいた。新品は4500円ほどで、フリマアプリ「メルカリ」では使用済みでも約3000円で取引されている。

巨大で屈強で俊敏――。そんなイメージがあるティラノは旧説では時速70キロで走るといわれていた。しかし、英マンチェスター大学は17年、化石の骨の太さなどから限界速度を約19〜27キロと試算。1トンを優に超える体重が災いし、この水準を超過すると足の骨が砕けていたと指摘した。

それでも、レースの際に握りしめていたストップウオッチのタイムからすると、鈍足の記者はあえなく食われた。皆さんはぜひ頑張って逃げ切ってほしい。

(高松支局 亀井慶一)


 

 

日経記事 2023.11.18より引用

 

 

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楽しそうでなにより。