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岸田文雄首相、防衛費増額「43兆円の範囲変わらず」

2023-11-28 23:57:12 | 日本政治・外交


     参院予算委で答弁する岸田首相(27日午前)


岸田文雄首相は27日、2023〜27年度で防衛費を総額43兆円に増やす方針について円安の環境でも維持する意向を示した。「必要な防衛力を用意するため積み上げて閣議決定した数字だ。この範囲内で強化する方針は変わらない」と述べた。


同日の参院予算委員会で立憲民主党の辻元清美氏の質問に答えた。辻元氏は円安の影響で防衛費の規模がさらに積み上がるのではないかと指摘した。首相は「為替の動向も見ながら、効果的な防衛力強化と財源確保を具体化したい」と話した。

首相はイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止にも触れた。「人質の解放など今後の行方を世界中が注目している。日本も関係国に事態の沈静化に向けた努力を働きかけていく」と語った。

 

24年度の診療・介護・障害福祉サービス報酬の「トリプル改定」も議題になった。首相は「医療、介護、障害福祉分野で働く人の賃上げも率先して取り組むべき重要な課題だ」と言明した。自民党の石田昌宏氏への答弁。

 

 

 

日経記事 2023.11.27より引用

 

 

 


トヨタとグループ2社、デンソー株売却へ 7000億円規模

2023-11-28 23:46:54 | 日本の企業・世界の企業、ビジネスマン、技術者


      トヨタはデンソー株の一部を売却検討



トヨタ自動車豊田自動織機アイシンは保有するデンソー株を売却する方針を固めた。合計で10%程度の株式を月内にも売却し、金額は7000億円規模になる見込み。各社は売却で得た資金を今後の電気自動車(EV)戦略で必要になる投資などにあてる。

デンソー株は9月末時点でトヨタが24%、トヨタグループの豊田自動織機が9%、アイシンが2%弱を保有している。これをトヨタは約20%、豊田織機は5%程度まで引き下げ、アイシンは全株売却する方向で検討している。一部はデンソーが自社株買いする。


デンソーは28日、詳細については明らかにしなかったが「資本政策を検討している」とコメントした。






トヨタグループは会社設立時の経緯や長年の取引関係で持ち続けてきた政策保有株を互いに減らす方針を鮮明にしている。トヨタは7月、KDDIの保有株のうち2500億円分を売却すると発表した。グループ会社ではアイシンやジェイテクトが政策保有株を将来的にゼロにする方針を掲げている。

これまでトヨタグループ間での持ち合い縮小は進んでいなかった。トヨタはデンソーやアイシン、豊田織機の株を20%強保有する一方、デンソーや豊田織機もトヨタ株をそれぞれ持つ。こうした株式の持ち合いは投資家から「資本効率の悪化を招いている」との声があがっていた。







日経記事 2023.11.28より引用

 

 


新種のヨコエビ、水温セ氏50度超の温泉に 広島大など

2023-11-28 23:43:45 | 動植物全般・恐竜・動物・昆虫・魚類・植物


ペルーの温泉で見つかった新種のヨコエビ=ペルーのカハマルカ大学提供



広島大学などの研究グループはペルー北部の温泉「インカの温泉」で、最高セ氏52.1度の水温で生きることのできる新種のヨコエビを発見した。生物がいることは知られていたが種名は不明だった。従来の記録の同38度を更新し、最も高温下で生きるヨコエビになる。

新種の体長は4〜5ミリメートルほどで「ヒアレラ・ヤシュマラ」と命名した。ヨコエビは一般に冷たい水に生息するが、現地の水温の測定や飼育実験で同19.8〜52.1度の水で生きることが分かった。高温に耐える詳しい仕組みが分かれば、冷水を好む甲殻類の生物を温暖化による環境変化から守る方法を考えるのに役立つという。

 

 

 

 

日経記事 2023.11.26より引用

 

 

 


「技術革新で連携を」、日仏ビジネスサミット ヨーロッパ

2023-11-28 23:24:07 | 国際政治・財閥


日仏ビジネスサミットで講演する資生堂の魚谷雅彦会長㊨(28日、東京都千代田区)

 

日本経済新聞社は28日、在日フランス商工会議所と共催する「日仏ビジネスサミット」を東京・大手町の日経ホールで開いた。両国から企業経営者や経済界の幹部らが登壇し、日仏の産業連携や技術革新といったテーマで議論を交わした。

同会議所のジェローム・シュシャン会頭は「新たなイノベーションを生み出す上で日仏は完璧なパートナーになれる」と述べた。


日仏ビジネスサミットは同会議所の創立100周年を記念して2018年に初めて開き、今年で6回目の開催となった。資生堂の魚谷雅彦会長や仏ルノーのジャンドミニク・スナール会長など両国との関係が深い企業トップらが講演した。

魚谷氏は屋内で栽培ケースを積み上げる「垂直農法」を手掛ける仏スタートアップと資生堂が連携し、同農法で栽培した環境に優しい原材料をもとに化粧品を開発した事例を紹介した。仏政府は新たな技術革新の促進に前向きだと指摘し、「今後もフランスのイノベーションと組み合わせた新しい商品を出していきたい」との意気込みを語った。


スナール氏はオンラインで登壇し、ルノーと日産自動車三菱自動車の日仏3社連合(アライアンス)が日仏企業による連携の先駆けになったと強調した。「各ブランドのアイデンティティーと文化を守りながら、強力に補完し合える革新的な例だ」と述べた上で、「持続可能なパフォーマンスを実現するためにイノベーションを追求する」とした。

ローソンの竹増貞信社長は労働力をテーマとした討論で、店舗のモニターにアバター(分身)を表示して接客する手法について言及した。「病気療養中の人、地方や海外にいる人を含めて、あらゆる人が労働に参画できる」と強調。フランスとの協力については「食文化を含む日仏の文化的な親和性を生かした挑戦をしたい」と意気込んだ。

日仏ビジネスサミットは在日フランス大使館や経団連が後援している。



 

 

日経記事 2023.11.28より引用

 

 

 

 


ヨーロッパの食文化 蒸留酒-2 コニャック

2023-11-28 21:56:35 | ヨーロッパ・中東・アメリカ全般、歴史・文化・食文化・芸術・建築

大航海時代とコニャック

フランス、シャラント地方の中心がコニャックの町。 ここで出来たブランデーgコニャックと呼ばれ、船でシャラント川を下り、 ラ・ロッシェルの港からヨーロッパ各地に積み出され、大好評を得ました。

コニャックの生産は、16世紀後半から盛んになりました。 ちょうどオランダ、イギリス、フランスが大航海時代を迎えた頃で、カサばることなく、波に揺られても品質が劣化せず腐らないブランデーは、遠洋航海に出る船の飲み物(アルコール)としても重宝されました。

 



コニャックのシンジケート

製品にコニャックという名称をつけてもよい地域は、今では法令で明確に定められています。 その地域に何千とあるワイン醸造農家で、それぞれ蒸留して樽詰めにした元首を、コニャックの町にある発売元が買い集めるという、ネットワークの仕組みです。

発売元はコニャックの町に広大な酒蔵を持ち、醸造・蒸留元から買い集めてきた原酒を長年貯蔵して熟成させ、一定の品質になるようにブレンドし、さらに熟成させてから瓶詰めします。

熟成中の元首からは、年間で1200万本のワインに相当するアルコールが空気中に逃げ出すそうです。このアルコールを栄養源にして、酒蔵の壁や屋根瓦にも独特の黒っぽいカビが繁殖します。

コニャックは坂の多い町で、各々の家の屋根が上からよく見えます。酒蔵だけは屋根瓦が、このカビで真っ黒になっているため、すぐに分かるといいます。

 

星の数、VSOP、そしてX

ヘネシー、マルテル、クルヴォワジェ、レミ・マルタンなど、コニャックの銘柄として通っているのは、すべてこういった発売元の名前です。

日本でよく知られている発売元だけでも約20社あります。 そして各社とも星の数とか、VSOPの表示とかで格付けし、ランクの違うコニャックを何種類もは発売しています。

昔から流れ星の多かった年には、特によい原酒が生まれると言い伝えられ、三ツ星や五つ星の印ができました。

Vはvery、Sはsuperior、Oはold、Pはpale、Xはextraの略です。 17世紀以来、コニャックの最大の輸出先がイギリスだったので、格付けに英語を使う事が伝統になりました。paleとは着色のための混ぜ物がなく、長年の熟成だけで生じた澄んだ色調の元いう意味です。

 

 

発売元が違えばの星,数、VSOP、Xともに客観的な基準はありません。 同じ発売元の製品相互の間での、上下のランクが分かるだけです。 表示が同じでも、発売元が違えば品質は全く違うのが通例です。

一応は、三ツ星、VO、VSOP、XO、EXTRAの順でランクが上がります。 もし五つ星がでていれば、その中間くらいとされています。


コニャックに次ぐブランデーの名門はアルマニャック。 南仏ピレネー山麓(さんろく)地方の産で、うちわ形の瓶に入っており、特徴的なので日本人にもなじみのあるコニャックでしょう。 

アルマニャックにも多数の銘柄がありますが、総じて野性味に富んでいるのが魅力とされているようです。

 

 

 

蒸留酒-1 ブランデー
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/cbf4235b0bba46614c8608ff006e6cc7

蒸留酒-2 コニャック
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/030f39071f40e1823f332e229e44b38d

 

 

 



(関連情報)
 
 

・ロスチャイルド財閥ー263 ロスチャイルド家が手掛ける世界のワインセット
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5c0faf518e8aee23c7f7b6fd1f824402

・ロスチャイルド財閥-262 世界一のワイン戦争 パリ家(ラフィット)vsロンドン家(ムートン)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/697e0d3b28b70a7224abe2ee9822e13b




・ヨーロッパの食文化 ワイン-1
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/de8382ebbcb39f18fc746c3fa59c2b59

・蒸留酒-1 ブランデー
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/cbf4235b0bba46614c8608ff006e6cc7

・蒸留酒-2 コニャック
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/030f39071f40e1823f332e229e44b38d


・ヨーロッパの食文化 ビール-1
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af1c3bde74ad2b847ba9f566c0039faa

・ヨーロッパの食文化 ビールー2
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f6e528eb31a04df618c24378237d6418

・ヨーロッパの食文化 蒸留酒 ウィスキー -1
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7b5ad5df248c264163766023d97914d1

 



 ・ヨーロッパの食文化 チーズ-1
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/4814339a32bac135cf51966c0b7c7727

・ヨーロッパの食文化 チーズ-2  チーズの種類
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8478f10426f7f025d0c3ec19967e9d14

・ヨーロッパの食文化 フランスパン
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/a13f2aed70332b9d757cad60ad9bf7eb





・なぜワインには価値があるのか?【大人の常識】
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6994eb36368233577e993ee8a45cccf1

・希少ウイスキー、4億円で落札 ロンドンの競売
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5d1313b1766c7f816a2e7259c10599f0