ロスチャイルド財閥-261 フランクフルト本家の没落https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/fb2810b3b48aa2bbd4110119f21e020f
からの続き
帝国主義的対立の激化に伴い、ヨーロッパ列強と歩調をそろえて植民地に進出するロスチャイルド家には、帝国主義者という非難がつきまといました。
「ロスチャイルドこそが、戦争の仕掛け人である。 彼らが行くところ必ず戦争が起きる」といった主張が一般に流布されました。
実際、ロンドン家のナサニエルがその後、エジプトでの反政府運動を粉砕するイギリス軍の遠征を後押ししたり、南アフリカの植民地に絡むなど、同家はイギリスの帝国主義的行動に直接、間接に関わりました。
フランスにしても、植民地の拡大に狂奔して1900年頃には、海外領土は本国の20倍にも達し、パリ家は石油を中心にこれら植民地での各種事業を金融面から支えるのに大忙しで、『帝国主義的高利貸し』と呼ばれました。
植民地で粉砕される側にしてみれば、帝国主義国を背後で操る得たいの知れないユダヤ資本が、許せない敵に見えたことは確かでしょう。
また、貧しい庶民とはかけ離れた王侯貴族のような生活をおくる大富豪のロスチャイルド一族はそれだけで腹立たしい存在で、ロンドン分家のレオポルド(1845~1917)は1912年3月、退社しようとしたところを傍観にピストルで撃たれました。
銃弾は警戒中の秘密探偵の首に命中しました。 折しもマルクスの階級闘争理論の支持者が各国で増えつつあったロシア革命前夜の事です。
19世紀後半になってからは、相対的にロスチャルド家の力が弱まり、危機管理能力も低下し、同家が戦争を阻止することが難しくなったことについては、既に紹介しました。
・ロスチャイルド財閥ー244 ロスチャイルドの平和工作https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e076fb7fdf245ac7bf69826bc075e57b
・ロスチャイルド財閥ー249 19世紀後半のロスチャイルド一族https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af4fda1973cee3f44349b3747d1e8d42
一族の武器である情報ネットワークは、ロイターなどの国際通信網の整備で、このような情報は誰にでも入手できるようになり、資金面でも産業資本がいくつも成長して、ロスチャイルド家に挑戦するようになっていました。
・ロスチャイルド財閥ー21 ロイター通信 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7e26dba6f611e875c7b1b9e1e3a6e855
・ロスチャイルド財閥-67 インテリジェンス機関の創設 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/70d7efbf8ecfdfe8c5e7434f57181a16
ましてや、怒涛の勢いで植民地獲得の戦争に繰り出した帝国主義の時代には、イギリスにせよ、フランスにせよ、ドイツにせよ、ロスチャイルドとはいえ所詮一財閥がいくら平和を望んだところで決定的な影響力を発揮することはできなくなっていたのです。
・ロスチャイルド財閥-258 20世紀の帝国主義と植民地獲得競争https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d939dbbab4cc10b4f248131e582f54e1
・ロスチャイルド財閥-261 フランクフルト本家の没落https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/fb2810b3b48aa2bbd4110119f21e020f
1914年、6月228日、サラエボを訪問中だったオーストリアの皇太子フランツ・フェルディナンド夫妻がセルビア青年に暗殺されました。
一発の銃声はかろうじて保たれていた均衡の要を打ち砕き、オーストリアがセルビアに宣戦布告したのをキッカケに、ドイツがロシアに、フランスがドイツに、イギリスがドイツにと、宣戦布告合戦が広がり、ヨーロッパが戦火に包まれました。
・ロスチャイルド財閥-45 第一次世界大戦 ドイツの3B政策とイギリスの3C政策https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/4014d69f9451ebf130bcb31f57ac3fdd
・ロスチャイルド財閥ー44 「ロシアのロスチャイルド」グンツブルグ家https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/cbba0f03a0ea966c538b0b665fd47ba9
・ロスチャイルド財閥ー43 巨大ユダヤ財閥の結束https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8508c48c4be29b3a45c1a736c80db6b4
・ロスチャイルド財閥ー42 多額の借金に苦しむロシアに支援するパリ家https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/a11d3aba424e9f6f174271a7249220bd
・ロスチャイルド財閥ー37 軍産複合体
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/57cfbe9dfbf05f269dc8c965871fd54a
・ロスチャイルド財閥-79 死の商人 バジル・ザハロフ https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/44dd9800b70711324a59e6a33b1d121c
極東では日英同盟でイギリスと結ばれていた日本が、ドイツ占領中の中国山東省の青島を攻めました。 英・仏・露・セルビアの連合軍と独、オーストリア=ハンガリー、トルコの同盟国の対決となった大戦では、ロスチャイルド一族は敵味方に分かれて銃火を交えました。
紙と民族に忠誠を誓うユダヤ人ですが、それぞれ居住の国民として動員され、国家のために銃を取らねばなりませんでした。
ウィーン家のアルフォンスとオイゲンは、イタリア戦線に送られました。 パリ家はフランスがドイツ軍に侵されるのを目の当たりにして、ラフィットとムートンのブドウ畑のあるボルドーに疎開し、男たちはそれぞれに戦いました。
・ロスチャイルド財閥ー263 ロスチャイルド家が手掛ける世界のワインセットhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5c0faf518e8aee23c7f7b6fd1f824402
・ロスチャイルド財閥-262 世界一のワイン戦争 パリ家(ラフィット)vsロンドン家(ムートン)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/697e0d3b28b70a7224abe2ee9822e13b
そしてロンドン家はレオポルドの次男イヴリン(1886~1917)をパレスチナ戦線でイギリスに捧げました。
・ロスチャイルド財閥ー66 第一次世界大戦とFRB https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/99260d3cdc3e95499f401a27a53b1cd2
・ロスチャイルド財閥ー65 民間所有の中央銀行 「連邦準備制度銀行」の仕組み https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1f3ae7f7dc7ac6d2e9947a23988df229
・ロスチャイルド財閥ー64 オーウェン・グラス法 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/186b1def9e9f3ba821cff3935c4bdee0
・ロスチャイルド財閥ー63 ユージン・メイヤー 軍産複合体 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/30f4958201687ef334feaddbc7207306
・ロスチャイルド財閥ー62 歴代大統領を指導するバーナード・バルーク https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c62f83365cbd331ec491bd48e2869666
・ロスチャイルド財閥ー61 M・M・ウォーバーグ商会 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8f6969287ac42e2d906b9e4a632e112e
・ロスチャイルド財閥ー60 連邦準備制度に全米で反対運動 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c1d3cfb94baf6c38486dd4fb275b65c2
・ロスチャイルド財閥ー59 ジキル島の秘密会議 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/3900d492b7661d431cb79fea2e7f343d
・ロスチャイルド財閥ー58 1907年世界金融恐慌 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/a2d199136ecdb29d09d7d72fd3480cac
・ロスチャイルド財閥ー57 新たにアメリカ代理人として派遣されたポール・ウォーバーグ https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9c32627d60aa6ae85edcf1eddc99e11b
第一次世界大戦は2014年から始まりますが、あまりに都合よくロスチャイルドがアメリカに私的機関の中央銀行FRBを一年前の2013年に、モルガン・ロックフェラーなどを表に出し設立させました。
ロスチャイルドがアメリカでのネスビジネスに参入しようとした時に、激しいユダヤ人差別で参入できなかったので、英国ウェールズ出身の敬虔なプロテスタントであるWASPのモルガンをアメリカでの代理人として使いました。
また、ロックフェラーもドイツ出身の敬虔なプロテスタントのWASPです。 クーンローブ商会(財閥)が、アドバイザーとなり、巨額に資金援助を行い、ロックフェラーを大財閥に育てのが、クーン・ローブのCEO であるジェイコブ・シフです。
シフはロスチャイルドと同じフランクフルトのゲットー出身で、シフ家とロスチャイルド家は親戚関係にあります。
そしてロックフェラー財閥の資金管理を行ってるのがクーン・ローブ財閥で、この事実は共和都のニクソン大統領の次の政権、すなわち共和党のフォード政権の副大統領のネルソン・ロックフェラーが資産を議会で追及され公に証言した事実です。
FRBでは、ロックフェラーとモルガンを前面に出し、ちゃっかりと裏で金融面で糸を引いているのが、ユダヤのロスチャイルド財閥とクーン・ローブ財閥でした。その証拠がこれ。
・ロスチャイルド財閥ー256 CFR(外交問題評議会)と共産主義
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/21dc0380d3231bf4a9e59a1e066fedee
・ロスチャイルド財閥-255 王立国際問題研究所(RIIA)通称チャタムハウスhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7c4b2b78097013223bc1069db5609722
・ロスチャイルド財閥-254 円卓会議(Round Table )グループhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/10c1cf88f0c7dd77422ccc05d689005f
ヨーロッパを制覇したロスチャイルドはしきりにアメリカに私的中央銀行をつくりたがり、江戸から明治時代ですが、アメリカ国民は警戒し拒否してきました。
ところが、ヨーロッパで第一次大戦が起こりそうなのをキャッチしたロスチャイルドが、中央銀行のノウハウを持つウォーバーグ財閥のポール・ウォーバーグをアメリカに送り込み、ロックフェラー、モルガンらは、
第一次大戦がはじまる1914年の一年前の1913年に、ぎりぎり間に合うようにFRBをアメリカに設立しました。
政治的に、アメリカ国民は、ロスチャイルド(ユダヤ)への拒否反応があるので、ロスチャイルドは陰にまわり名を出さずに、しかし、ちゃっかりと金融的にはFRBを支配するように、ロックフェラー、モルガンを動かしているのです。
あくまでも表のプレイヤーは、WASP(白人、アングロサクソン、プロテスタント)のロックフェラーやモルガンなどを全面に押し出しているのです。
アメリカ国民は、ユダヤ人、ロスチャイルドには江戸時代から警戒してますからね。
だからヨーロッパではイングランド中央銀行とかEU中央銀行とか、ちゃんと言っているのに、アメリカだけは中央銀行という名前は伏せ、あたかも政府機関であるかのように連邦準制度銀行と名付けられているのです。
実際に、ロスチャイルド・ロンドンシティが裏から支配している証拠をお見せしましょう。
アメリカの金融政策(金利、通貨の数量と価値、債券の販売)などは、すべて、FRBの12行の銀行のリーダーであるニューヨーク連邦準備銀行が決定することに法律で決められています。
ニューヨーク連邦の準備銀行設立時の株主は、ナショナル・シティ・バンクや、ファースト・バンク、ナヨナル・バンク・オブ・コマースなどの銀行でした。 これらの銀行の株主を調べると、本当の支配者が浮かびあがります。
・ロスチャイルド銀行(ロンドン)
・ロスチャイルド銀行(ベルリン)
・ラザール・フレール(パリ)
・イスラエル・モーゼス・シフ銀行(イタリア)
・ウォーバーグ銀行(アムステルダム)
・ウォーバーグ銀行(ハンブルグ)
・リーマン・ブラザーズ(ニューヨーク)
・クーン・ローブ商会(ニューヨーク)
・ゴールドマン・サックス(ニューヨーク)
・チェース・マンハッタン銀行(ニューヨーク)*
共和党の、モルガンとロックフェラーのチェース・マンハッタン銀行*を除いて、すべてロスチャイルド系投資銀行が株主である事が分かります。
ロスチャイルドが、アメリカにビジネス参入しようとした時、強烈なユダヤ人差別に会い、参入できなかったので、英国ウェールズ出身の敬虔なプロテスタントのモルガンをアメリカでの代理人に立てました。
ですからモルガンの活動資金はロスチャイルドの潤沢な資金です。 それでモルガンは、GM・GE・ATT・USスチール・カーネギー。NY鉄道などを保有し、アメリカの影の政府といわれるまでの大財閥になりました。 モルガン一族がアメリカに移民してきたときは農家からのスタートです。
CFRに話を戻します。 実質アメリカの政治を支配、動かしているのはCFRです。
しかし、裏から金融支配し、ロックフェラー、モルガン、共和党をも操っているのは、ユダヤ系国際金融財閥のロスチャイルドとクーン・ローブ財閥。 そしてネオコンと言われるのは民主党から思想転換し共和党に寝返った人たちです。
ロスチャイルドに関するの多くは、元々ドイツの巨大財閥ですから、ドイツ語でドイツ・オーストリアに多くあります。
今や、rスチャイルドやフリーメーソンに関する著書は、世界でそれぞれ10万冊を越えるとされており、このドイツ語で書かれた書籍をイギリス人、アメリカ人たちが翻訳し、さあにそれを読んだ日本人の学者たちが論文を書いたり著書をし出版しています。
特に、この第一次世界大戦・FRB設立を境に、アメリカ人の著書が多くなります。 既に紹介しているように、ロスチャイルド家にとっては世界が平和でビジネスに集中できた時代の方が、巨万の富を築いており、ヨーロッパで戦争が起こってからは、ビジネスは低迷しています。
そして第一次大戦後から各国政府に巨額の税金をかけられて潰されそうになっていたのが実際です。 しかし、ロスチャイルドやフリーメーソンの話は現実で壮大で面白いので、アメリカ・イギリスを中心に多くの著書が発行されました。 聖書に次ぐベストセラーだという人もいます。
この頃から、ロスチャイルドやユダヤに関する陰謀論のr図書が圧倒的に多くなってきます。
そして日本では、欧米の著書が日本語に翻訳されたものを、コピペ及び一部修正した作家が現れて、内容がほぼ同じ本が多く出版されています。
そしてこの翻訳で、せこく儲けようとする人たちが多く現れ、有料サイトで金儲けしようとしているのが現状です。その広告・宣伝にyoutubeを利用しているので、この人たちがオリジナルと勘違いする人も多くいます。
彼らの特徴はドイツ語やフランス語が出来ないので、英語でコピペされた本、そして既に日本語で既に翻訳され多くの人が知っているのに、日本語で読み、さらにコピペ・修正し、自分がオリジナルと装い、あえて英語の翻訳をしたように見せかけているのです。
だから、本当のオリジナルのドイツ語・フランス語の翻訳をしたという日本人作家・著者はほとんどいにでしょ。
現実のビジネスでロスチャイルド・他、国内外の際財閥の当主や王家の方々と実際に会ったり、飲食を共にしたしたという記事は・情報はほとんど皆無です。
少し、自慢になりますが私の本Blogでは、このような記事も紹介し無料で開放していますし、他の著書を数十冊読んだ上で、記紹介しているで、ロスチャイルド・フリーメーソン・世界の財閥・阿片石油の情報に詳しく、クオリティは他の物より優れていると自負しております。
今後も、現実のビジネスの現場、政治の世界での彼らの記事をも書いていきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
Renaissancejapan
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
哲学・宗教・思想 ここまでの投稿記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7da98797504886d8b9eaa2e5936655e6
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (1/3)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1f87a836a42cfdcf5bc18c8a5e212fe5
ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (2/3)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/40a30f12de3651f13810a90405370238
ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (3/3)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/47e334f8ba710639aefdcc8d7824f9fa
ロスチャイルド財閥-163 ロスチャイルド財閥について今まで投稿してきた記事一覧https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/fedeabe97fbe342e880f7195d00dabec
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
世界の財閥 ここまでの投稿記事リスト
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/14d30c37bfae00d834c78d49da070029
日本の財閥 ここまでの投稿記事リスト
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6958fc72746302160416dd6dad039f68
ゴールドマン・サックス ここまでの投稿記事リスト
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0b4c5b8ba383a38e0af1df7b1a477ea3Black Rock ここまでの投稿記事リスト
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/93ef8de49c1ff9039ce7446f1f3fb0e8
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フリーメーソン・イルミナティ・秘密結社 ここまでのまとめhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d52e37f7e9a7af44f93554ed333744b3
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー