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大谷翔平2安打、松井裕樹初勝利 大リーグ本格開幕 MLB

2024-03-30 18:55:38 | スポーツ・格闘技


本拠地開幕戦のカージナルス戦の1回、右翼線に二塁打を放つ米大リーグ、ドジャースの大谷翔平=共同

 

【ロサンゼルス=共同】

米大リーグは28日、米国での本格的な開幕を迎え、ドジャースの大谷はロサンゼルスでカージナルスとの本拠地初戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数2安打と活躍した。チームは7-1で快勝した。


パドレスのダルビッシュはジャイアンツ戦に先発し、5回0/3を投げ5安打1失点、7奪三振で勝敗は付かなかった。

七回途中から登板した松井が、1回2/3を無安打無失点に抑えてメジャー初勝利を挙げた。チームは6-4で競り勝った。

韓国で開幕戦を行ったドジャースとパドレス以外の球団は今季の初戦。カブスの鈴木はレンジャーズ戦に「2番・右翼」で出場し、5打数1安打。チームは延長十回3-4でサヨナラ負けした。

レッドソックスの吉田はマリナーズ戦に「6番・指名打者」で先発し、4打数1安打で6-4の勝利に貢献した。

 


中国はトランプ氏望むか 米中が「予測不能」さ競う世界

2024-03-30 11:56:25 | トランプ政権

 

11月の米大統領選でトランプ前米大統領が勝った場合、閣僚や補佐官にどんな人物を選ぶのか。

米ユーラシア・グループのディレクター、ジョン・リーバー氏は

①米連邦議会の親トランプ派
②ウォール街の経済人
③保守系シンクタンク
④別荘に出入りする側近――が人材源になるとみる。

1期目のトランプ政権は国際協調を重視する実務派や共和党の主流派が少なからず存在した。ポンペオ国務長官やマティス国防長官らで、トランプ氏の歯止め役となって政権に一定の安定をもたらした。

対立の末に大半が決別したこうした面々が、次に政権入りするとの見方はほとんどない。

混乱に拍車をかけそうなのがトランプ氏が温めている官僚機構の刷新案だ。米国で政権が代われば、ホワイトハウスや各省で4000に上る高官ポストは政治任用で入れ替わるのが通例だ。新構想の対象は5万人と異例の規模に及ぶ。

 

政府の職員を解雇しやすくする大統領令を出し、後任の選考は「忠誠心」も重んじる。トランプ政権は1期目の末期に類似の措置を実施し、後に大統領に就いたバイデン氏が撤回した。

政治任用は大統領との近さも重んじられるものの、トランプ氏が求める忠誠心と意味合いが異なるのは明白だ。「能力いかんにかかわらず、トランプ氏の意向なら何でも従うような人物が重要な決定を左右しかねない」(リーバー氏)

 

適性や能力より忠誠を部下に求め、政策の判断を自身に集中させる。こんな手法は中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席に通じる。

今月の全国人民代表大会(全人代)は恒例だった首相の記者会見が取りやめになり、習氏への権力集中がさらに鮮明になった。

 

防衛研究所の飯田将史氏は「正しい情報がトップに届きにくくなり、判断を誤るリスクが高まりかねない」と警鐘を鳴らす。特に軍事分野で不測の衝突をもたらす恐れが大きくなる。

国防総省には「中国は危機のときに連絡がつかなくなり、ホットラインが機能しない」(元高官)との言い伝えめいた教訓がある。2023年に中国の偵察気球を米軍が撃墜した際もそうだった。オースティン国防長官らによる再三の協議呼びかけを中国は拒否したり、無視したりした。

 

米中間で最大の火種である台湾を巡ってトランプ氏は中国が攻撃したら防衛するかを問われ「交渉の立場が不利になるので、言いたくない」と話している。

予測不可能さを演出し、相手に揺さぶりをかけるこうした手法は「マッドマン・セオリー(狂気理論)」と呼ばれる。ニクソン大統領がベトナム戦争の終結に向けた交渉に生かした。

 

トランプ氏はニクソン氏と手紙を頻繁にやり取りした経験があり、交渉術の参考にしたという。

ロシアや北朝鮮がバイデン大統領よりもトランプ氏の勝利を望んでいるのは通説になりつつある。中国の場合は見方が分かれる。

 

国際協調が損なわれ、民主主義が弱体化するのを歓迎する。その半面「対米関係の安定をめざす中国にとって米国の出方が読みにくくなるのは難点だ」(飯田氏)。

トランプ氏再登板なら世界はどうなるのかが関心の的だが、予測には限界がある。

 

インド太平洋の安定をめざす米国はもちろん、経済再建を探る中国にとっても日本の価値は小さくない。重要なのは大統領が誰になるかによらず、米中にそう思わせるような力を強めることだ。

岸田文雄首相は4月の訪米で日本の首相として9年ぶりに米議会演説に臨む。その道筋を示す絶好の機会になる。

(編集委員 永沢毅)

 

 
 
日経記事2024.03.30より引用
 
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★★★★★ 元トランプ政権高官、日本は米国防衛の要求に備えをhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b0038926ddbc9c8d863981524f8e4584

・トランプ氏を「支持できない」 ペンス前副大統領
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1dcc179df33376d3517823c8d5be8ff4

 

・トランプとQアノンのデマを信じる阿呆たち-1 ~トランプはDSと戦っている? アホか?https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/358b3a0253fd576b529d92a0057dca71

 

 

ネットの世界では、トランプはDSと戦っていると信じている阿呆が多いようですが、大統領時代の4年間、DSを潰す何をしたのか、具体的に言ってみてください。 言えないでしょ。

それどころか、DS(国際金融機関:ロスチャイルド、ゴールドマンサックス、クーンローブ、ロックフェラー、モルガンなど)から巨額の選挙資金を貰って、DSに尻尾を振り、政権内の重要ポストに就任させました。証拠(正式な公開情報)はこちら ↓

 

DSから巨額の資金援助を受け、大統領に当選したトランプ

●2016年のアメリカ大統領選挙では、ドナルド・トランプ候補が集めたお金は、公開情報で、9億5760万ドル。
  1ドル110円換算で1,053億円。 もちろん民主党のクリントンもそのくらいは集めています。


●そのお金は、皆さんがDSと呼んでいる国際金融機関 (ロスチャイルド財閥、ユダヤ系ゴールドマンサックス、クーンローブ財閥、ロックフェラー財閥、モルガン財閥)などです。 

●特に、近年はユダヤ系金融機関のゴールドマンサックスは、「ガバメントサックス」ともいわれ、政界に介入しておりおり、大統領選挙では、共和党と民主党の双方に、巨額の寄付をしています。

●そして政権に入り込み、裏から政府をコントロールしているのは有名な話です。

 

●トランプが指名した、トランプ政権での第77代財務長官が、ゴールドマン・
 サックス出身の、スティーブ・ムニューシン。

 

●トランプ政権経済政策・司令塔、となるアメリカ合衆国国家経済会議(NE
 C)委員長。 経済担当大統領補佐官が、ゴールドマンサックス出身の
 ゲーリー・コーン。

 

●トランプ政権の首席戦略官(上級顧問)がゴールドマン・サックスのM&A 
 部門で投資銀行業務に携わっていた、スティーブン・バノン。

 

●トランプ大統領補佐官兼上級顧問(経済イニシャチブ担当)が、ゴールドマ
 ンサックスのグローバル・コーポレート・エンゲイジメント社長を務めて
 いた、ディナ・ハビコフ・パウエル。

 

●トランプ政権で第39代商務長官を務めたのが、N・M・ロスチャイルド出身
 の、ウィルバー・ルイス・ロス・ジュニア。

 

 

トランプは、選挙でお世話になった国際金融機関を批判し、正義の味方のふりして、国民の人気を得ようとしたので、アメリカを実際に動かしている国際金融機関から制裁を受けているのです。


最初からDSを潰すと公約していたら、大統領選に当選していませんよ。
そのくらいの事が分からないから、君たちはアホだと言われ、利用されるのです。


そして、Wikiに暴露されているように、中国とゴールドマンサックスに未だに借金が残ってるというのも気になります。 

 

『何事も失敗の原因の本質は、無知、 そして、根拠なき思い込みと根拠なき楽観!』
政治、ビジネス、そして個人の人生も同じです。       Renaissancejapan


Good Luck!

 
 

記者拘束1年で空白紙面 WSJ紙、ロシアに抗議

2024-03-30 11:33:24 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


1面の中央部分に大きな空白を残し、抗議の意を示した29日付の米
ウォール・ストリート・ジャーナル(29日、ワシントン)=共同

 

 

【ワシントン=共同】

29日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、ロシアが同紙のエバン・ゲルシコビッチ記者を拘束してから1年に合わせ、1面で「彼の記事がここにあるべきだ」との見出しで中央部分に大きな空白を残し、抗議の意を示した。

バイデン大統領も声明で「完全に不当で違法な拘束だ」とロシアを強く非難した。

 

WSJによると、ゲルシコビッチ氏は昨年3月29日にロシアで拘束され、ロシア連邦保安局が翌日発表した。

ロシアの軍産複合体に関する情報を入手しようとしたとして同年4月にスパイ罪で起訴された。冷戦終結後、米メディアの記者がロシアで拘束されるのは初めてで、ウクライナ侵攻で激しく対立する米ロの新たな火種となってきた。

 

WSJは「奪われた1年」と題した4ページの特集を組み、拘束の経緯や家族の声を紹介。モスクワの裁判所で撮影されたゲルシコビッチ氏の顔写真を大きく掲載し、早期解放を求めた。

バイデン氏は「ジャーナリズムは犯罪ではない」とし「記者の仕事をするためロシアに行き、ウクライナに対する残忍な侵略に真実の光を当てるため、身の危険を冒した」とゲルシコビッチ氏を擁護した。米国に戻すために努力し続けるとした。

 

公判は始まっておらず、ゲルシコビッチ氏と西側諸国にいるロシア人受刑者の身柄交換も取り沙汰される。

 

 

 

日経記事2024.03.30より引用

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プーチン・ロシアのデマ、プロパガンダ、そして自国民がロシアに不法拘束されていても、親ロシア政策を公言するとトランプ。

プーチンとトランプを信じる阿呆な日本人がいるのが大問題。恥ずかしくないのか?
 よほど頭が悪いのだろう。

 

・ロシアを圧倒するNATOの軍事力と最新兵器
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/3a3c70f97792ac9ea6d01261d7a58005

・【RPE】プーチンは24年でどう変わってきたか?
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ed430315fe0080e99105ba57d46a5181

・ウラジミール・プーチンの幼少期【幼少期に子供への愛情は必要】
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b4f50f51a28ebc142e6d17a43cad1534

 

 ★★★★★ 元トランプ政権高官、日本は米国防衛の要求に備えを
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b0038926ddbc9c8d863981524f8e4584

・トランプ氏を「支持できない」 ペンス前副大統領https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1dcc179df33376d3517823c8d5be8ff4

 

【事実】2016年、トランプ・ブームはマケドニアの小さな町ヴェレスの若者たちのデマから始まった。
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/02dc2fa491e85b3d17884ebf16907127

・トランプとQアノンのデマを信じる阿呆たち-1 ~トランプはDSと戦っている? アホか?
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/358b3a0253fd576b529d92a0057dca71

・トランプとQアノンのデマを信じる阿呆たち-2 ~トランプは平和主義者で暗殺も戦争もしない? アホか?
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/56dd7b8ead46e7304879c33ee5f4e10b

・【解説】 Qアノン陰謀論とは何か、どこから来たのか 米大統領選への影響はhttps://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53929442

 

・アメリカを正しく認識する 建国までの歴史概略-18  Poor White(貧困白人)そしてトランプとプレスリー
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d2d8881a3e942c534309bb700371f78d

 

 


【RPE ロシア政治経済ジャーナル No.27617】 仰天モスクワテロは闇バイトだった?!!

2024-03-30 10:10:46 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢

【RPE ロシア政治経済ジャーナル】 仰天モスクワテロは闇バイトだった?!!

                                                                                                                2024/3/28


全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!北野です。
今回は、3月22日起こった「モスクワテロ」の続報になります。

前回までの話とつながっていますので、まだの方は、必ずこちらをご一読ください。

https://na01.safelinks.protection.outlook.com/?url=https%3A%2F%2Fwww.mag2.com%2Fp%2Fnews%2F595644&data=05%7C02%7C%7C969f9c6b87db44ae1c8608dc4ee0f6c8%7C84df9e7fe9f640afb435aaaaaaaaaaaa%7C1%7C0%7C638471975327806169%7CUnknown%7CTWFpbGZsb3d8eyJWIjoiMC4wLjAwMDAiLCJQIjoiV2luMzIiLCJBTiI6Ik1haWwiLCJXVCI6Mn0%3D%7C0%7C%7C%7C&sdata=esOn0lsTJzqDJIgeManjKZb9xcqH9uWSwceya4wJiWU%3D&reserved=0


さて、今回のテロについて「イスラム国ホラサン州」が犯行声明を出しました。そして、犯人自身がとった動画が、イスラム国が運営するアマーク通信で公開されていた。

それで、プーチン自身も、「イスラム過激派の犯行だ」と認めざるを得なくなっています。

 

『読売新聞オンライン』3月26日付。

〈ロシアのプーチン大統領は25日夜(日本時間26日未明)、モスクワ郊外のコンサートホールで起きたテロ事件に関する政府の対策会議で、テロは「イスラム過激派によって実行された」

と明言した。

犯行声明を出したイスラム過激派組織「イスラム国」による犯行だと事実上、認めた形だ。〉

ーーー

 

(@しかし、「黒幕」はウクライナ、アメリカと根拠ゼロで繰り返してはいます。)

さて、「イスラム国にしては、挙動がおかしい」という主張もあります。クレムリン情報ピラミッドのロシア国営『スプートニク』3月27日付を引用してみましょう。


〈元米海兵隊情報将校のスコット・リッター氏は、スプートニクに対し、今回の犯行がISISとは「似て非なるもの」と主張し、次のような分析を示した。

・西側メディアがISIS犯行説の根拠としているアマーク通信が発信したとみられる犯行声明では、実行犯とされるテロリストの信仰告白の合図が左手で示されているものがある。

イスラム教では右手は正義の手、左手は悪魔の手であり、左手での信仰告白は彼らが本物のイスラム教徒でないことを示唆している。

 

・イスラム過激派のテロリストは通常、天国での永遠の報いを目指し、「殉教者」となる。だが、今回の実行犯が死ぬまで戦わず逃亡を図ったのは、彼らの思想との辻褄が合わない。


・テロリストが「フーリー(72人の処女)」が待つ天国に向かうため、正しいことをしていると認識していたのなら、犯行声明の顔にぼかしがかかっているのにも疑問が生じる。

リッター氏はこれらを考えれば、「彼らは聖戦戦士でなく傭兵だ。彼らは金をもらって非正規戦争を行ったテロリストで、イスラム教徒は関係のない政治的行為だ」と結論づけた。〉

ーー

 

(イスラム教の)聖戦戦士ではなく、傭兵だそうです。要するに、「金目当て」とのことです。これ、どういうことでしょうか?


実をいうと、「イスラム国犯行説」と矛盾していません。まず、逮捕された実行犯は、「金のため」と正直に告白していました。

 

『日テレニュース』3月24日付。

〈ロシアのコンサート会場で起きた銃乱射事件で、当局は容疑者11人を拘束したと発表しました。現地メディアが公開した尋問の様子とされる映像の中で、容疑者の一人は、およそ80万円の報酬を約束されたと話しました。〉


〈ロシアメディアが公開した容疑者への尋問の様子を撮影したとされる映像では、拘束された男は調べに対し、50万ルーブル、日本円でおよそ80万円を約束され、人々を殺したという趣旨の話をしていて、テレグラムというメッセージアプリで指示を受けたと話したということです。〉

ーー

 

「80万円を約束され、人々を殺した」そうです。そして、「テレグラム」で指示を受けたと。で、具体的に、どんなテレグラムなのでしょうか?

 

『中央日報』3月28日付。

 

〈ロシア・モスクワ郊外の公演場で銃を乱射して無差別攻撃をしたテロ犯は、イスラム極端主義武装勢力イスラム国(IS)の分派「イスラム国ホラサン州」(ISIS-K)のテレグラムチャンネルで募集されたと、スプートニク通信が27日(現地時間)情報筋を引用して報じた。

 

この情報筋は「特定人物に関する資料が確保された。彼はテロ攻撃を遂行するために人を募集するテレグラムチャンネルの会員だったという同僚の話があった」と伝えた。

 

また別の調査過程で「クロッカスシティーホール(公演場で)テロ攻撃をした人たちは同じくテレグラムチャンネルで募集されたことが確認された」とし「これはサドイ・ホラサン(=ホラサンの声)というテレグラムチャンネル」と説明した。〉

ーーー

 

「イスラム国ホラサン州」(ISIS-K)のテレグラムチャンネルで募集されたそうです。
流れをまとめると、

 

・「イスラム国ホラサン州」(ISIS-K)のテレグラムチャンネルで、「テロ実行犯」が募集された【 闇バイト! 】

 

・報酬は、日本円換算で80万円。

 

・それで、イスラム国の聖戦戦士としては、奇妙な行動をしている。


ということなのでしょう。

 

タジキスタン人の実行犯たちは、「80万円ゲットできる」という闇バイトに募集し、143人を虐殺した。しかし、逮捕されたので、報酬の80万円も受け取れない。それどころか、何十年も刑務所で暮らすことになる。

 

本当に、彼らにとっては、破滅的な闇バイトでした。

 

そして、犠牲になった民間人がとてもかわいそうです。

 

 

◆重要PSPR

この世の中には、フェイク情報があふれています。「米英情報ピラミッド」のウソに気がついた人が、「クレムリン情報ピラミッド」に逃げた。

そしたら今度は、「クレムリン情報ピラミッド」に洗脳されてしまった。

こんなことがよくあります。

 

世界で起こっている本当のことを知るためには、すべての情報ピラミッドを自由に行き来し、事実を突き止める必要があります。

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◆重要PS

日本人には、【戦略的勝利】と【戦術的勝利】、【戦略的敗北】と【戦術的敗北】の違いがわかりにくいようです。

それで、「満州事変大勝利!」とか「真珠湾攻撃大勝利!などと、【 戦略的敗北につながる戦術的大勝利 】に歓喜してしまう。

今も、「プーチン負けてない!」などと譲らない人もいます。


とにかく、【 戦術脳 】から【 戦略脳 】にかえることは、日本とあなた自身を長期的に繁栄させるために絶対必要です。

 

もうすぐ、この件を詳述した本を出版する予定ですので、

是非ご一読ください。

 

◆PSPR

 

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北野 幸伯 氏のプロフィール

ロシア・モスクワ在住の国際関係アナリスト。1970年、長野県生まれ。ロシアの外交官とFSB(元KGB)を専門に養成するロシア外務省付属「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を日本人として初めて卒業。政治学修士。卒業と同時に、ロシア・カルムイキヤ自治共和国の大統領顧問に就任。99年より無料メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」を創刊。MGIMOで培った独自の視点と経験を活かし、従来とは全く違った手法で世界を分析する国際関係アナリストとして活躍中。著書に『ボロボロになった覇権国家アメリカ』『中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』『隷属国家日本の岐路』『プーチン最後の聖戦』『日本自立のためのプーチン最強講義』『クレムリン・メソッド』など。

国際関係アナリスト。1990年、モスクワに留学。ソ連崩壊を目撃した。1996年、ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学を日本人として初めて卒業。発行するメールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」は、創刊20年、会員数57000人を誇る。2015年「まぐまぐ大賞」で「総合大賞1位」を受賞。「日本一のメルマガ」に選ばれた。2018年11月、28年住んだモスクワから日本に帰国。代表的な著作『中国に勝つ日本の大戦略』(育鵬社)『日本人の知らない「クレムリン・メソッド」 世界を動かす11の原理』(集英社インターナショナル)『隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか』(ダイヤモンド社)

まだの方は、是非ご一読ください。

 

 


【RPE ロシア政治経済ジャーナル】プーチンの失態。アメリカからの「テロ警告」を笑い飛ばした独裁者が流す「卑怯なフェイク情報」

2024-03-30 09:26:59 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢

私の知る限り、ロシアの政治経済・軍事などの情報で最も信頼できる北野 幸伯 氏の最新情報です。

日本のエリートがこっそり読んでいる秘伝のメルマガ。驚愕の予測的中率に、問合わせが殺到中。わけのわからない世界情勢を、世界一わかりやすく解説しています。まぐまぐ殿堂入り!まぐまぐ大賞2015年・総合大賞一位の実力!  殿堂入り まぐまぐ大賞2022受賞

メルマガ名 :ロシア政治経済ジャーナル
発行周期不定期最終発行日2024年03月29日、発行部数56768 部

 

 

プーチンの失態。
アメリカからの「テロ警告」を笑い飛ばした独裁者が流す「卑怯なフェイク情報」


2024.03.25 by 北野幸伯『ロシア政治経済ジャーナル』

Meeting,Of,Russian,President,Vladimir,Putin.,Russia,Moscow.,26.08.2020

 22日、モスクワのコンサートホールで発生し、300名以上の死傷者を出したテロ事件。

事前にアメリカからもたらされていた「テロ発生の警告」を無視したプーチン大統領が大失態を犯した形となりましたが、フェイク情報の流布で窮地の脱出を図る手に出たようです。今回のメルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、プーチン氏が流す2つのフェイク情報を紹介。

クレムリンの「大ウソ」に騙されることがないよう注意を呼びかけています。

 

モスクワの「テロ事件」見えてきた全体像

全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!北野です。

3月22日、モスクワ近郊のコンサートホールで起きたテロ。2日前にメルマガを出したときは、情報が少なすぎて、よくわかりませんでした。

しかし、テロ発生から3日が過ぎ、全体像が見えてきたのでお伝えします。

 

起きたことを時系列でみてみると

まず3月7日。アメリカは、クレムリンに、「モスクワでテロの可能性がある」と警告しました。『読売新聞オンライン』3月23日。

テロに関する情報については、在ロシア米国大使館が7日、モスクワで「コンサートを含む大規模な集会」を標的にしたテロを起こす計画の存在を公表していた。AP通信は、米側が露当局者と情報を共有したと伝えた。

これ、ロシアメディアが3月8日に報道していたので、間違いありません。たとえば『プロエクティ』3月8日付。

● 出所:США и Великобритания предупредили об угрозе терактов в Москве

元記事をざっくり訳してみましょう。

3月7日夜、在ロシア米国大使館は今後2日間にモスクワでテロ攻撃の脅威があると警告した。

「大使館は、コンサートを含むモスクワの大規模な集会を襲撃する過激派の計画に関する報告を監視している。

米国国民は今後48時間、人混みを避けるよう勧告される」と米国大使館のウェブサイトには記載されている。

 

さらに、国務省はロシアへの渡航の危険レベルを最大4に引き上げたとコメルサント紙は指摘した。

英国外務省はウェブサイトに米国の警告を掲載した。


金曜朝、ラトビア外務省は同胞に対しロシアへの旅行を控えるよう呼び掛け、またこの国の国民に対してはできるだけ早く国境を離れるか、少なくとも大規模な集会を避けるよう呼び掛けた。

金曜日後半には、主に在ロシア米国外交使節団からの情報により、韓国、カナダ、ドイツ、チェコ共和国、スウェーデンも警告に加わった。

 

ロシア当局はこの情報についてコメントしていない。

 

3月8日、モスクワでは国際女性デーにちなんだ多くのイベントが計画された。

3月8日付の記事が残っている。つまり、アメリカは、確かにロシア政府に「大きなテロの準備が行われていること」を警告していたのです。

そして、イギリス、ラトビア、韓国、カナダ、ドイツ、チェコ、スウェーデンがこの警告を真剣に受け止め、自国民に注意を促していました。

ところが、3月8日、9日にテロは起こりませんでした。理由はわかりませんが、「アメリカの警告が報道された」ことで、テロリストたちは、「ヤバイ!ばれてるぞ。延期だ!」となったのかもしれません。

 

一方、予告されたテロが起こらなかったことで、プーチンは何を感じたのでしょうか?

これは、私の主観的な意見です。

アメリカが、「テロが起きる可能性がある」と警告したのは、3月8日、9日です。そして3月15日~17日には、ロシア大統領選挙が迫っている。テロは起きなかった。

プーチンは、「大統領選前に、アメリカがフェイク情報でロシア国内を不安定化させたかった」と考えたことでしょう。

3月17日、プーチンは大統領選挙で圧勝しました。

そして、3月19日。プーチンは、アメリカからの警告について発言しました。『タス通信』3月19日付。

 

● 出所:Путин назвал шантажом заявления Запада о возможности терактов в России


ざっくり訳してみましょう。

 

プーチン大統領、ロシアでのテロの可能性に関する西側の発言を脅迫だと非難

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシア連邦におけるテロの可能性に関する西側諸国の発言は完全な脅迫だと非難した。

FSB理事会で国家元首は、「ロシアにおけるテロ攻撃の可能性について、西側の多くの政府機関が最近挑発的な発言をしたこと」を回想した。

 

「これはすべてあからさまな脅迫であり、社会を脅迫して不安定化させようとする意図に似ている」とプーチン大統領は確信している。

ところが、プーチンが「フェイクだ」と確信したアメリカ諜報機関の情報は、「本物」だった。

テロリストは、攻撃を延期しただけで、中止はしていなかった。そして3月22日、テロが起こったのです。

 

犯人は、「イスラム国」(IS)

2日前、私は犯人について「三つの可能性」を挙げました。すなわち、

  • IS
  • ウクライナ
  • プーチンの自作自演

あれから2日たち、どうやらISで確定みたいです。というのも、IS系のメディアが、犯人自身が撮影した動画を公開しているからです。『日テレニュース』3月24日付。

 

ロシアのコンサート会場で起きた銃乱射事件で犯行声明を出している過激派組織「イスラム国」に関連するメディアが23日、襲撃時に撮影したとする映像を新たに公開しました。

過激派組織「イスラム国」系の通信社がSNSに投稿した映像では、襲撃グループがコンサートホールとみられる場所で銃を乱射するなどの様子が映されています。

この中では、メンバーが「容赦なく殺せ」と指示したり、「異教徒たちは倒された」と叫ぶ声も記録されていました。

 

『中央日報』3月25日付。

 

ISは23日、自分たちが運営する通信社アマクを通じて犯行映像の一部を公開した。

動画によるとテロリストが観客を1カ所に追い詰めて銃撃を加えるために非常階段に火を付けるなど緻密に犯行を計画した情況が明らかになった。

 

前号、前々号で触れましたが、ISは、プーチンを憎んでいます。

2011年にシリア内戦が起こった時、ISは、「反アサド派」に属していました。

それが2014年6月、イラク第2の都市で油田のあるモスルを陥落させ、シリア、イラクにまたがる広大な領域を支配するようになった。

 

2014年8月、オバマ・アメリカは、IS空爆を開始。しかし、ISはアメリカと同じく「反アサド」なので、本気で空爆できない。

 

そこに登場したのがプーチンです。プーチンの目的は「アサド政権を守ること」ですから、IS殲滅に容赦がありません。2015年9月から、熾烈な空爆を繰り返し、ISに壊滅的な打撃を与えたのです。

まさにロシア軍によって、ISは衰退したのです。それで、ISはプーチンを憎んでいます。

IS。

2014年、2015年は、誰でも知っていましたが、最近忘れていた人がほとんどだと思います。それで、「ISがモスクワでテロ!」というニュースを聞いた時、「唐突感」「違和感」を持った人が多かったことでしょう。

確かにISは、プーチンにボコされて、衰退しました。しかし、その後も活動を続けています。『中央日報』3月25日。

 

イスラム極端主義武装勢力のイスラム国(IS)のアフガニスタン支部イスラム国ホラサン州(ISIS-K)は22日、テレグラムを通じた声明で「(IS戦闘員が)攻撃を加えて数百人を殺して負傷させた」と明らかにした。

最近数年間にわたってプーチン大統領を批判してきたISIS-Kは今年1月、イラン革命防衛隊傘下コッズ部隊司令官だったソレイマニ氏の4周忌追悼式の爆弾テロによって80人余りを殺害するなど数件のテロを起こしている。

 

しかし、プーチンは「ウクライナがやった」とプロパガンダする

あらゆる状況から、今回のテロは「IS」がやったこと間違いありません。

しかし、それで恥ずかしい状態に置かれているのがプーチンです。というのも、プーチンは、3月19日の演説の中で、アメリカの警告を「脅迫だ!」と一蹴したからです。ところが、実際にテロが起こってしまった。

 

誰の責任ですか?そう、アメリカ諜報の警告を笑い飛ばしたプーチンの失態です。

ですが、大丈夫。プーチンは、国内メディアを完全に支配しているので、自分の権威が失墜しないよう、どうにでもすることができるのです。

それだけでなく、プーチンは、今回のテロを、自分の政治目的達成のために利用すらします。どうやって?

ISが、「俺たちがやった!」と宣言し、証拠動画を提示しているにもかかわらず、「あれは、ウクライナがやった!」と根拠のない主張をしています。『読売新聞オンライン』3月23日。

プーチン氏は23日の演説で、容疑者らが「ウクライナに向けて逃亡しようとした」と指摘し、「ウクライナとの国境を越えるための『窓口』が用意されていた」と述べた。ウクライナ側がテロに関与した可能性を示唆するかのような主張を展開した。

なんというか。真の諜報員というか、彼にとって事実は、どうでもいいのです。重要なのは、「いかに現状を、自分の都合のいいように利用するか」です。

 

これから起こってくること

クレムリンは、これからどう動くのでしょうか?

国内では、「IS説」を意図的に隠し、「ウクライナ説」を拡散していきます。

そして、外国においても、「ウクライナ説」と「ISの背後にアメリカがいる説」を拡散していくことでしょう。

 

だから皆さん、じっくり日本の言論空間をウォッチしていてください。「ウクライナ説」「ISの背後にアメリカがいる説」はクレムリンが、流布している「フェイク情報」です。

 

まとめ


まとめます。

  • 3月22日のテロは、イスラム国ホラサン州(ISIS-K)の犯行
  • アメリカは3月7日、クレムリンに「テロの可能性」について警告していた
  • しかし、警告があった3月8日、9日にテロは起こらなかった
  • プーチンは、この警告について「アメリカが選挙前にロシアを不安定化させたかっただけ」と確信した
  • プーチンは3月19日の演説で、アメリカのテロに関する情報をフェイクと笑い飛ばした
  • しかし、アメリカの情報は事実で、ISによるテロが起こってしまった
  • プーチンは、ウクライナに罪をなすりつけることにした

クレムリンは今後、国内でも外国でも「ウクライナ説」「ISの背後にアメリカがいる説」を拡散していくでしょう。しかし、それは「フェイク情報」なので、騙されないよう気をつけましょう。

 

(無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル2024年3月25日号より一部抜粋)

 

 

 

北野 幸伯 氏のプロフィール

ロシア・モスクワ在住の国際関係アナリスト。1970年、長野県生まれ。ロシアの外交官とFSB(元KGB)を専門に養成するロシア外務省付属「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を日本人として初めて卒業。政治学修士。卒業と同時に、ロシア・カルムイキヤ自治共和国の大統領顧問に就任。99年より無料メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」を創刊。MGIMOで培った独自の視点と経験を活かし、従来とは全く違った手法で世界を分析する国際関係アナリストとして活躍中。著書に『ボロボロになった覇権国家アメリカ』『中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』『隷属国家日本の岐路』『プーチン最後の聖戦』『日本自立のためのプーチン最強講義』『クレムリン・メソッド』など。

国際関係アナリスト。1990年、モスクワに留学。ソ連崩壊を目撃した。1996年、ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学を日本人として初めて卒業。発行するメールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」は、創刊20年、会員数57000人を誇る。2015年「まぐまぐ大賞」で「総合大賞1位」を受賞。「日本一のメルマガ」に選ばれた。2018年11月、28年住んだモスクワから日本に帰国。代表的な著作『中国に勝つ日本の大戦略』(育鵬社)『日本人の知らない「クレムリン・メソッド」 世界を動かす11の原理』(集英社インターナショナル)『隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか』(ダイヤモンド社)

まだの方は、是非ご一読ください。