今日、天気が良いので久しぶりに自転車で河原のサイクリング道を走った。まだ、風が強いので近くで引き返してきたのだが、多くの人が思い思いに走っている。
河原に出ると空が開けていく、世界が広いことが分かる。多くの建物があり、多くの人が生活をしている。その中の1人が私だ。多くの人の中に、ぽつんと居ている。河原にいるとそういう気持ちになる。
何故、この場所にぽつんと居ているのか。世界は、私を中心に存在している。私が河原から周りを見ているからそうなるのだが。常に私は、私が居る場所にぽつんと居ているのだ。
誰かと一緒にいても、やはりぽつんと居ることに変わりはない。私の意識は、常に私でしかない。私だけだから、だからぽつんなのだ。
このぽつんとした存在が、細々とたくさんの存在として、風景の中に無数に在ると考えると不思議な感じがする。
みなで、ぽつん共同体を構成しているのだ。