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私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

クビアカトビハムシ Luperomorpha pryeri:オオバコにいてくれよ!

2024-07-19 07:59:13 | ハムシの仲間
2024年7月19日(金)

クビアカトビハムシ Luperomorpha pryeri

20240712   3mm弱

雨上がりの散歩中、イラクサの葉にいた小さなハムシ。


ホタルハムシにしては少し小さいな、と思い撮影し


帰宅後調べたら、初物のクビアカトビハムシっぽい。
食草はオオバコらしいから
翌日も同じ道を散歩してオオバコの葉にいるとこを確かめようとしたのだけど
オオバコの葉に見つけることは叶わず、この日もイラクサの葉にいやがった。

20240713

キアシヒゲナガアオハムシ Clerotilia flavomarginata

2024-07-03 14:32:17 | ハムシの仲間
2024年7月3日(水)

キアシヒゲナガアオハムシ Clerotilia flavomarginata

20240629   5mm弱

山道を散策中に見つけたハムシ。


5mmほどのハムシの仲間はたくさんいて
今までに100種くらいは書いてきてる。
ヒゲナガハムシ亜科のハムシも数種載せていて
コイツももう記録済みと思いながら観察したのだけど
・カミキリのような立派な触角
・黒光りした上翅、黄色の頭胸部に黒い眼、黄色の脚
この特徴をもつヒゲナガハムシが頭に浮かばない。

だから「初見かもしれない」と撮影しておいた。
帰宅後調べてみたら、思った通り初見だった。
こんなことは耄碌した頭には滅多にないからうれしいわあ~っ!

ストロボに驚き、ササッと逃亡を図るコイツ

もっと丁寧に記録しておけばよかったなあ!

キボシツツハムシ Cryptocephalus perelegans :3年目に生きた個体に!

2024-06-19 08:37:36 | ハムシの仲間
2024年6月19日(水)

キボシツツハムシ Cryptocephalus perelegans

20240614  4mm弱

山道散歩中、イラクサの葉にプ~ンと飛んできて


頭部胸部のオレンジ色、前翅のこげ茶にベージュの斑点が美しく、愛らしい。
「あ~あの時のツツハムシだっ!」と撮影して、帰宅後過去記事を探す。
キボシツツハムシの遺体をみつけて:新ハムシリーズ第2弾

「そうかあ~、あの栗の木で死んでいたハムシだったのか~」と、悼みつつ
♬あれは三年前 止めるアナタ駅に残し~♪ ちあきなおみの「喝采」を思わず口ずさむ。

ま、やっと生体にじっくり出会えたのだ。


食草が多様らしいのに、日々散歩をしててもなかなか出会えない。
この日、初見じゃないのに丁寧に撮影しておいてよかった!

クルミハムシ Gastrolina depressa :飛んで車に入る葉虫

2024-06-13 15:51:27 | ハムシの仲間
2024年6月13日(木)

クルミハムシ Gastrolina depressa

20240610  7mm

友人と行きつけの沢沿いの山道を散策し
ついでに町境まで足を延ばし
畑地跡で初物である外来種のブタクサハムシの大繁殖を知り
「こんな場所で・・・」と唖然とした後
車に乗り込み、帰路に着こうとしたとき
服についてたのか、「プ~ン・・・」と飛ぶ虫が腕に着陸!
「うわっ! クルミハムシかもしれんっ!」
友人は、昼飯をつめてたタッパーですかさず採ってくれた。
さすがである。
少し落ち着いた私は、こんなときのためにサイドポケットにタッパーを入れてることをやっと思い出し
友人のタッパーから私のへと移すよう強制し、手に入れたのであった。

帰宅後、とりあえず室内で撮影


食草(ホスト)は、オニグルミなどクルミ科の植物らしいので、わが家近辺に大きな影響を与えるとは思えないが逃がすわけにはいかない。
同じ市内とはいえ、ほぼ放流だから、撮影後は静かに冷暗所で休んでもらおう。

翌日、すっかり動きのにぶくなった朝、親指と比べる。


ずいぶん平たいハムシだ!


かつて、クルミヒラタハムシという名で呼ばれていただけのことはある。


それにしても、多くの初見の生き物観察をすませ、帰路についた車内でも初見のハムシに会うなんて・・・


「そんなことあるんかぁ~?」と、友人はぼやいていたが
ひとえに私の日頃の行いが善い(?)こととは無関係である。

※20240620追記:摂餌中のクルミハムシに出会った。


初めて自然下での観察ができた!


ミドリトビハムシ属 Crepidodera sp. の1種:川沿いに越冬

2024-01-31 17:00:43 | ハムシの仲間
2024年1月31日(水)

ミドリトビハムシ属 Crepidodera sp. の1種

20240131     4mm弱

日々、初見の生き物を観察しながらの散策。
今日は小雨だし、近場の川沿いの小径にした。
径に沿って1本だけ生えてるプラタナス。
その今にもとれそうなうろこ状の樹皮をポロッとしたら・・・エメラルドグリーンのツートンに輝くハムシが越冬中だった!

小さいことを除けば、とても美しい甲虫だ!

今まで100種ほどのハムシの仲間を撮影してきたけど
この体色・形、背部の点刻パターンは記憶にない。
だから、思い切りの接写!


と、何枚か撮ってたら、起こしてしまった!
すまん、すまんと、プラタナス樹皮のすき間へ戻ってもらった。

ヤナギ類をホストとするノミハムシ亜科ミドリトビハムシ属のハムシらしいのだけど
この属内にはとてもよく似てる数種が含まれてるらしくて
素人の私には、ここまでが限界。