私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

モモブトカミキリモドキなどの動物たち:散策de巣ごもり検索

2020-04-30 15:00:14 | カミキリの仲間
2020年4月30日(木)

一昨日、コンデジを振り回し、生き物撮影体操をしながらすぐ近くの山を散策した。
その話の続き。

あまり関心のなかった植物も撮影しながら
普段なら知ってる、または調べてわかったものだけを
都合よくブログに書いてきたのだケド

前回はあえてわからなかった野草ものせた。

巣ごもり中の親子なんかで
散歩中に見つけた生き物を撮影して、ラインで伝え
「よ~いドン!」で調べっこするのもいいんじゃないかな? と思ったしね。

ただただ歩くだけじゃ子どもたちも面白くないだろうし
親がわからないことを先に調べてしまう快感だってあるだろうし。

知らなかった野草を
『思季色を綴る覚書き』 というブログに長野県の美しい四季の様子を綴っておられる
「うたかた花詩」さんがお教えくださったことが嬉しくて・・・

一回の散歩でいったいどれくらい楽しめたことだろう!


さてさて、今回は散策で出会った陸上の動物編。
植物より多少はわかるかな?

モモブトカミキリモドキのオス


キンポウゲ科の花のアチコチに


後足の腿節がやたらと太い。
でも、よく見ると後の2対の足の腿もそこそこ太いな。

モモブトカミキリモドキのメス


3対の足の腿、みんなほっそりしてる。


気になるので、フトモモ○○という名の虫を調べてみると
けっこうな種数があることがわかった。

ならば、コイツ、なぜオスの腿だけが太くなるのか?
それはわからなかった。

甲虫の仲間の性的異形は、カブトムシやクワガタなんか誰でも知ってるよね。
あれは、エサ場やメスをめぐってのオス同士の闘いのアイテムでしょ?

コイツら、オス同士足相撲でもして争うのならともかく
集まってても特に争う様子もない。

それなのに、フトモモだけ鍛えてるのは
ボディビルダーとしてもプロレスラーとしてもふさわしくないなあ。


ムラサキシジミ


クヌギの伐採地でチラホラ飛んでたケド、なかなかうまく撮れなかった。
次、もっとちゃんと撮ろう。

ヒメウラナミジャノメ


日陰へと日陰へと飛んでくから、いい屈伸運動になったな。
もちろん撮影は失敗。

湿り気のある所へ出たら、シダ類の葉の遠くで

ニシカワトンボ(無色翅型)かな?


これ、思い切り手を前に伸ばして、ズームかけて・・・背筋を伸ばす運動。
ブレブレ。

足元には、ニホンカナヘビ


よく見ると、尾を自切してる。
何か大変つらい出来事があったんやろね。

そこで、尾を写さぬように、側面へと体を曲げ


釣り・ガサという魚遊びを封印しつつ、そんなに得意でもない巣ごもり陸上生活が続いてる。

ケド、小1時間の散歩だけでも
調べものしつつ、ほっこりしたアドバイスもいただき
3日間十分楽しめたよっ!

てやんでいっ!
コチトラ、やることないからパチンコへ
なんてなヒマも金の余裕もあるもんかいっ!
 

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ホタルカズラなどde散策体操②:巣ごもり検索で苦しむ

2020-04-29 17:47:41 | 植物
2020年4月29日(水)

昨日、すぐ近くの山を散策。
生き物撮影体操をしながらである。

今日は、それらの名前調べ。

驚いたのはホタルカズラ




頂上付近のよく手入れされた芝生の斜面に、4~5本咲いていて


あまりに青くて、よく目立つから、てっきり園芸植物と思い込みつつ


なんと在来種で、そこそこ希少種みたいなのである。
全国的にも減少してるみたいで、レッドデータリストにあげてる都道府県も多いようなのだ。

参考にしたのは2つ。
1.『広島大学デジタル自然史博物館 植物』ホタルカズラ
一部引用すると、次のように書いている。
分布
広島県では,島嶼部から吉備高原面にかけて点在する.生育地では個体数も多く群生しているが,産地が少ない.
石灰岩や古生層地帯に多い傾向があり,日当たりのよい乾燥した尾根や山道の斜面に生育している.


産地が少ないことや、見つけた場所は手入れが入ってて、群生どころか極々少数派だったことに驚いた。

2.『広島市植物公園 夢楽の風まかせ』 ホタルカズラとミヤマホタルカズラ


ミヤマホタルカズラとは葉の形が違うことも確認できて、ホタルカズラだと確信した。

ま、人が植えた可能性が高いんだろうな。
ポツンと芝生横に一カ所だけ咲いてるなんて、野生種じゃない気がする。


その横にそこそこ生えてたのはタツナミソウみたいだ。


屈伸体操や斜面バランス体操をした甲斐があったね!

多様性という言葉がすっかり浸透したこの頃
この言葉をしょっちゅう耳にしながらも
生物の多様性を語るには、まず、それぞれの名前を知ることがはじまりだと
どれだけの人が意識してるのだろう?
名前を知るということは、区別ができるということ、違いを知るということなのだから。

それは、好きな魚だろうと、苦手な花だろうと、同じスタンスでいなくちゃいけない。

と、偉そうに言いつつ、おっとどっこいである。

たぶん、花好きな人たちには極々普通種なんだと思う次の2つの植物がまるっきりわからない。

1つはコイツ


もう1つはコイツ




図鑑ではらちが明かず、何度もネット検索をくり返し、腰は固まるし、腕はしびれるし。

アッチコチが「いたたたた~!」と、悲鳴をあげる。

昨日の運動は何だったんだろう?

今日の巣ごもりは、『楽しゅうてやがて苦しき花調べ』

どうか、どうか、どなたかコメント欄にて、お教えください。

※ 4月30日 加筆 
上の野草はヤマハコベ、下の野草はヒメハギだそうです。

「思季色を綴る覚書き」 というブログに、長野県の美しい四季の様子を綴っておられるうたかた花詩さんがお教えくださいました。
さっそく自分でも調べ、確かにお教えいただいた通りだと思います。
今のこのご時世に、こうして温かい手を差し伸べてくださるだけで心がホッコリします。
うたかた花詩さん、本当にありがとうございました。



やっぱり植物は苦手やあ~っ!

このままでは気になって気になって、夜もろくに眠れず、昼寝してまうぞ!

いいのか?(好きにしてやという声が聞こえる)





コメント (3)
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花de散策体操:巣ごもりを楽しむ

2020-04-28 15:16:26 | 植物
2020年4月28日(火)

昨日も相変わらず、巣ごもり。
1時間ほど誰もいない裏山の山道を散策。
手にはいつものコンデジ。

いいことを思いつく。(このオッサンのいいことはあてにならんぞ)

体を大きく前へかがめて・・・パチリ!


背伸びして、手を大きく前へ伸ばして・・・パチリ!


今度は、腰を深く沈めて・・・パチリ!


そのまま上半身を起こして空を見上げて・・・パチリ!


再び、体を大きく前へかがめて・・・パチリ!



コンデジをダンベルの代わりにした撮影体操だ!

散策で足腰を、コンデジの重さで手腕肩を、撮影で全身の柔軟を鍛える体操になるではないか!
しかも、撮影を1回で決めるほど上手くないからね。
1・2・3・4~2・2・3・4~
何度も何度も同じ姿勢をくり返すからなあ。

さ、花de散策体操を終えたら、次は名前調べ。

植物にほぼ興味がない人生だったことが生きてくるなあ!
植物に詳しくなくてよかった~っ!

さてさて、図鑑とネット検索で、脳の体操はじめるぞっ!

そして、正しい名前かどうかあてにはならないが・・・










と、同じサイズの画像にしてファイリング。
ま、魚の時と同じように図鑑づくりなんですよ。

余力があれば、散策での出会いや気付きを俳句に。

1日中、退屈しないですむ巣ごもり。

散策撮影体操おすすめ!
実用新案登録しようかなあ。(アホやで、このオッサン)



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仮想全国行脚deタナゴ竿釣り

2020-04-27 18:55:48 | 日常
2020年4月27日(月)

全国で不要不急の外出の自粛要請期間中。
釣りや潮干狩り、ガサなどは不要不急にあたる遊びだよね。

毎年、何カ所か生息確認のため
タナゴ釣りに出かける時期なのだけど
グッとこらえる。

登校できず、家でうつうつと我慢しているであろう子どもたちへ
大人としての背中を、矜持を示していかないとね。

みっともないと思うもんなあ!
毎日毎日、タナゴ釣りしてブログにあげてるほんの一部の人たちの姿はね。

でも、釣りがしたい!

そこで、二階に飾ってる沢山の淡水魚のフィギュアから


「日本産魚類検索全種の同定」の本をバックに


ティッシュの箱を台にして、撮影ケースに水を入れる。

何でもすぐ釣れる万能エサを○○えもんに出してもらって

さあ! 仮想釣り旅出発だ!

まず、岡山に行って


やったあ! 天然記念物アユモドキが釣れたぞっ!

犯罪だからね。ササッと撮影すませて、徳島へ向かう。

ここでは、アユカケ(カマキリ)と


アカザの無斑型を釣って


高知へと車を走らせる。

目的はアカメ!


アッという間に釣り上げて・・・・・・

九州有明海へ一気に飛んで、ムツゴロウをゲット!


再び、飛んで、千葉へ!

旅のしめくくりもやっぱり天然記念物がいい!

やったね! ミヤコタナゴ!


かくして、私の『弾丸仮想全国行脚deタナゴ竿釣り』は見事2時間で達成だあっ!

次回は、メダカも釣らんといかんな。


ま、全然達成感はない。

おちゃらけて、からかった感と虚しさだけが残ったかな?







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『なごや生物多様性ガイドブック 』など愛知県の2冊: ご当地お魚図鑑めぐり㉔

2020-04-27 11:03:59 | 各地ローカル図鑑
2020年4月27日(月)

この日のいくつかの予定も中止で、巣ごもり。

今日は、愛知県のローカル図鑑のことを気が進まないが、書くことにしよう。


環境教育推進県として定評のある愛知県なのだが
「ご当地お魚図鑑」が出版されてないんじゃないかなあ?

ネット検索しても、ご当地食用魚のPDF図鑑とか
蒲郡市にある竹島水族館が出版した本とかしか出てこんやないかい!

以前、「愛知の淡水魚」という本を買ったような朦朧とした記憶のもとに
書棚を何度も確認し直してみても、ないっ! 
そんなのないっ!

誰か教えて下さい!
愛知県に淡水魚類の図鑑はあるのでしょうか?

でもって、手元にあるのは

『なごや生物多様性ガイドブック』(なごや生物多様性保全活動協議会 2018年 非売品)


オールカラー・約140ページ。
地質・生態系・普通種・希少種・外来種・保全活動など
多様な動植物と保全への取り組みが、平易な文とイラスト・画像を駆使してまとめてる。
小学生から大人まで楽しめるガイドブックだなあ。

いい本だわ。
ま、希少淡水魚の紹介が、トウカイコガタスジシマドジョウ・トウカイヨシノボリ・カワバタモロコの3種しか掲載できなかったのも仕方がないわ。
入門書だものね。
淡水魚だけを知る図鑑とは目的が違うからね。

続いて
『いきいき!生きもの観察ガイド 愛知県版』(三河生物同好会:編  風媒社 2000年)


三河地方(愛知県)をいくつかの地域ごとに分け、生き物紹介。
お出かけして、地層やいろんな景観や生き物たちを観察する下調べにはもってこいのガイドブック。

ただなあ、私のような魚に偏向してる人向けではない。
サンショウウオや水生昆虫は、ま、少しは出てくるのにさ。
淡水魚はイラストさえほとんど出てこない。
文字として、カワムツ・アブラハヤ・カワヨシノボリ・アユが一度出てきただけ。

これは、買った私が悪い。
本来の観察ガイドブックとしての役割は十分果たしてる本なのだから。

だからだ!
なぜ、愛知県は『ご当地お魚図鑑』を出版しないままなのだ?

濃尾平野を形成した川も数本抱え、固有の淡水魚たちも多く
三河湾もあり、干潟も広がり、磯もあり、漁業も多岐にわたるというのに・・・

なぜ、愛知は、食材としてではなく、地域の魚たちを生物学的に網羅した
『ご当地お魚図鑑』を出版しないままなのだ?
大学や研究機関も多いというのに・・・

出版してて、私が知らないだけならごめんなさいと
あらかじめ謝っとくことでごまかしつつ
ぜひ、情報があれば教えてほしいのであった。

もし、「愛知の魚の図鑑ありますよ!差し上げますよ!」
という奇特な方がいらっしゃれば、すぐっ、すぐお友だちになりましょう!
コメント (2)
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