私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

アトジロサビカミキリ Pterolophia zonata:毎年出会う常連さん

2024-07-22 09:03:56 | カミキリの仲間
2024年7月22日(月)

アトジロサビカミキリ Pterolophia zonata

20240621  10mmほど

小さなカミキリが、イラクサ類の葉にとまってた。


雨上がり後の数時間は、生き物を探すのに都合がいい。
雨宿り後、せっせこ日常生活に戻ろうと葉の上に顔を出してくる。
広葉樹の枯れた枝の樹皮なんかを食べるそうだから、イラクサの葉はたまたま止まってたんだろうけど・・・


小さく地味なカミキリだから、ほとんどの人間には相手にされちゃおらんのんだろうけど
そういう連中の方が、私はよりいとおしい。
と書きつつ、毎年何度も出会ってる常連さんなのに、ブログ初登場!

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シラホシカミキリ Glenea relicta relicta :美麗な普通種と?

2024-06-17 10:03:46 | カミキリの仲間
2024年6月17日(月)

シラホシカミキリ Glenea relicta relicta

20240611  10mmほど

美しい小さなカミキリだ。
山道散歩中、イラクサの葉にとまってるのをカミさんが見つけた。
襟元にイシガケチョウがとまったりする人だから、虫たちも見つかりやすくスタンバイしてくれるんだろうね。

逃げたら大変と、遠くからそっと撮影して


まわりこんで横から撮って

逃げないことを確かめてから近づいた。

シラホシカミキリ属(Glenea)には、地域によって様々な変異がみられるそうで
10数の種・亜種が記載されている。
その中でも、国内に広く分布している「普通に見られる亜種」らしい。

こんなに美しくて目立つのになあ?
何年も山道散歩してて初めてみかけたのになあ?
コメント (3)
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キイロトラカミキリ Grammographus notabilis :民家の生垣に

2023-07-06 09:47:37 | カミキリの仲間
2023年7月6日(木)

キイロトラカミキリ Grammographus notabilis

20230628  20mm弱

とある野鳥の観察に隣町へと出かけた日のこと。
ひと様の家の生垣で、せっせと花の蜜や花粉を食べておられた。

トラカミキリの仲間だから、後脚が長く逃げ足は速いのだが・・・


夢中に食べておられたせいか、カメラを近づけてもさほど逃げない。


キイロ~という名だけれど、薄い黄緑色に感じる。


本州以南に分布し、幼虫はクヌギやコナラの朽ち木で過ごすそうだ。

あっ!
もう1匹いたっ!


尾部の後端の形や全体のフォルムから、どっちもメスっぽいな、と思ったんだけれど・・・

歩道のあるアスファルト舗装道路ばたとはいえ、ひと様の生垣にじっとカメラ構えてるのは怪しい人物だ。
だから、パパッと撮って、ささっと散歩再開だ。

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ミドリカミキリ Chloridolum viride :ウツギの花に

2023-06-24 08:51:02 | カミキリの仲間
2023年6月24日(土)

ミドリカミキリ Chloridolum viride

20230605   20mm弱

この日、里山散歩中ウツギの花に寄ってきていた。


もちろん、私は見逃していて後から来ていたかみさんが見つけた。


しかも、ウツギの花がボロボロ落ちるのにためらって、つかまえ損ねてしまった。

しかし、逃がす神もいれば掴む神もいるのである。
最初の画像は、この日の帰り道クリの花近くのカシ類の葉でお休みになっておられたミドリカミキリなのだ。
おかげで、かみさんの機嫌を損ねずに済んだ。

緑色の金属光沢の細長い体に長い脚。
この季節、ほぼ日本全土で、クリやウツギなどの花に訪れ、ごくごく普通にみられるんだけど
そもそも在野のクリやウツギの花を眺めてみようという人たちが少数派であるために
多くの人たちには馴染みのないカミキリ。

脚が長くていつもきれいに撮れないのと、なんかそういう時代なのが少しさみしい。

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ムネアカクロハナカミキリ Leptura dimorpha ?:ノイバラの葉に

2023-05-21 09:50:24 | カミキリの仲間
2023年5月21日(日)

ムネアカクロハナカミキリ Leptura dimorpha のオスなのかなあ?

20230507 15mmほど

地元の里山散歩中、ノイバラの葉にいた。


「真っ黒なハナカミキリだっ!」と何枚か撮影して


飛び去る後ろ姿を観察して


帰宅後、いつものように調べてみることに。
『クロハナカミキリの仲間』までは、すんなりわかったけれど
『オオクロハナカミキリ』は北海道などの寒冷地域に
『クロハナカミキリ』も私の地域だと北部の高い山地にみられるとのこと。
ならば、このハナカミキリは何なのだ?

ここから時間と手間ひまかけて・・・
どうやら私の暮らす地域には、胸部が赤い『ムネアカクロハナカミキリ』というのが生息しているらしいこと
この『ムネアカクロハナカミキリ』のオスは胸部も黒く、『クロハナカミキリ』との見分けは難しいことを知る。

ならば、コイツは『ムネアカクロハナカミキリのオス』でいいのかなあ?

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