コサメビタキ Muscicapa dauurica
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20241005 13cmほど
スズメを2回りほど小さくしたヒタキ科の小鳥。
図鑑では夏鳥となっているけど、私の暮らす備後地方南部域では夏が終わり涼しくなった初秋頃北部の山からおりてくる気がする。
猛暑が少し収まった日にスズメほどの大きさのエゾビタキを隣町で見かけ
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その翌日、小雨の中いつものごみ捨て係を全うしようとデジカメを持って向かったら
ごみステーション前の電線にエゾビタキらしき小鳥が止まっていて・・・
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20241003
「あららっ!わが町にもおったんかいっ!」
さらに、歩みを進めていると小さな小鳥も藪から出てきて・・・
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20241003
「エゾビタキとちゃうぞっ!コサメビタキっぽいぞっ!」
とはいえ、小雨の中遠くからの安物コンデジ撮影はこの程度が限界だ。
コサメビタキなのか?サメビタキなのか?
いつまでもへっぽこな鳥見ニストの私にはよくわからないのだ。
そこで、良く晴れた日に吟行を兼ねながら近場を散策して回ることにした。
何せ歩き回るから、鳥見には向かないのだが・・・
5000歩を越えた頃、逃げずに枝に止まっている小鳥がいたっ!
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種名もよくわからないまま、枝から枝へと移るたびにシャッターを切る。
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胸の模様・口ばしの色や形から
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コサメビタキなんだろうな、たぶん。
ヒタキ科の小鳥たちは、年中種類を変えながら顔を出すし、何となくかわいい。
かわいいかかわいくないかは人の主観にすぎないけどね。
長年暮らしている地域でも、見ているようで見えていない生き物はまだまだ沢山いるもんだ。