私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

コンボウアメバチかな? と、そのついでに・・・

2021-08-31 16:36:04 | ハチ・アリの仲間
2021年8月31日(火)

コンボウアメバチかな? 30mmほど

20210521

かみさんと山道散歩してて、周りに人もなく、おむすび休憩にとしゃがんだ岩の横でとまってた。


コイツの名前調べは苦労したわ~!
もともと昆虫にくわしくもないし、ハチの仲間はどれもこれもよく似てて種類も多くて・・・

一応、見た目と以下の画像の特徴などから

アメバチモドキの仲間ではなくて

コンボウアメバチの仲間と思ったんだけど、違ってたらどんどん指摘してね。

コンボウアメバチだとしたら、寄生バチの仲間であるヒメバチ科の中でも大きなハチたち。
さらに、コンボウアメバチは亜科のレベル、その種数は多くて正確な和名まではとてもたどり着けそうにない。

ほんで、宿主は当然大きなイモムシじゃないと・・・
おっ! やっぱりだ!
クスサンやヤママユなどの大きな蛾の幼虫だわ。

知らない生き物を調べるんは楽しいわ~!


と、ここまできたら・・・当然ながら・・・

柿の花も紹介したらんといけんな。

20200610

去年の6月の散歩中の画像。
柿の花なんて見たことなかったもんな。


さて、これで4日に及んだブログ記事にて登場生物はすべて紹介したぞおっ!

ん? なんだ? よくわからんぞ、このおっさん?
というヒマなお方は、4日前から記事読み直してみてね。


紹介したのは、ニホンザル・ヒライソガニ・ウスバカミキリ・栗・コンボウアメバチ・柿

ほら、サル・カニ・ウス・クリ・ハチ・カキ、そして、文中のおむすび・・・


その通~り!
『さるかに合戦』 オールキャストなんじゃわ~っ!(牛糞を除く)

事の発端は、先週の水曜日、スーパーの買い物の中に、こんなのがあって


「柿の種」といえば『さるかに合戦』だよなあ~
と、サルもカニも画像貯金にあるぞ~と、ついつい妄想が突っ走っちゃって

「あんた、バカなんじゃないんな?」と、かみさんに呆れられつつ
「ウス馬鹿・見切り!」と、ダジャレを兄貴からとばされつつ・・・今日に至る。

最後に一句
猿と蟹 臼・栗・蜂に 柿の種

このおっさん、ホンマしょ~もな~! 


めでたしめでたし!

ウスバカミキリ(天牛たちⅧ)と・・・

2021-08-30 16:54:08 | カミキリの仲間
2021年8月30日(月)

ウスバカミキリのオス 50mmほど

20210717

猛暑日が続いた7月の夜散歩。
公園の手洗い場にいた。


でかい。
太い触角にごつい牙。
夜行性昆虫だからだろうか、眼が大きい。
そして、なんかやたらと体がうすっぺらだ。

調べてみたら、ウスバカミキリのオス


メスだと腹部後端に産卵管が見えるらしい。
うすっぺらだからウスバカミキリと思いきや、上翅が透けるほどにうすいから(薄翅)だという。
あ~、翅をひらいて見てみればよかったなあ~!

広葉樹・針葉樹問わず朽ち木を食べてるそうだから、とりたてて人の生活にやっかいな虫ではないみたいだ。


ついでに、まだ青きクリの毬(いが)

20210823

愛媛県のラジオ番組(南海放送)の『ギュッと!四国』に
『夏井いつきの俳句道場』という基本月に1回の無料投句コーナーがある。

なぜか今回は2ヶ月ほど間隔があいてるのだけど、兼題が『栗』。
まだ、実もならぬうちにお題がでるからね~。
投句した後の散歩中に撮影しとかんと・・・初投句のときみたいにあたふたするからなあ👇
渦潮で『ギュッと!四国』に初投句!

次の兼題は『鹿』だとさ!
何処へ行けというのだ?

厳島の人慣れした鹿なら見たことは何度もあるけどなあ~、写真は撮っとらんしなあ~

と、まとまらぬお話のまんま・・・

とりどりに幼きヒライソガニかな?

2021-08-29 17:11:57 | 昆虫以外の節足動物
2021年8月29日(日)

たぶん幼いヒライソガニかな? 甲幅8mmほど

20210502

ほんのたまに海辺を散歩する。
もちろん市内からは一歩も出てない場所。
ひと気のない干潟や河口域をぼんやり眺めながら潮風にあたる。
なぜか心が和む。

5月初旬、浜辺に降りて小石を裏返す。
1cmもない小さなカニを数匹集めて・・・
その体色がさまざまであることに心がはしゃぐ。
啄木は泣きぬれて蟹と戯れたそうだが、私は詩的情緒に欠けるからそうはいかない。

黒っぽいのや


白と灰のツートンや


赤みがかったのや


たぶん同種のカニのはずだから、ヒライソガニなんだろうなあ。
他のイソガニ類とちがって、ヒライソガニの体色はさまざまらしいから。

おっ!
気付いたらタイトルが17音、句またがりの俳句になっとるではないかっ!
とりどりに幼きヒライソガニかな?

冗談です。

俳句で使う詠嘆の「かな」と、私が使った疑問の「かな?」とは全然ちゃいますがな!
さらに、この「ちゃいますがな!」の「がな!」は関西弁の強調や断定の・・・

このおっさん、どうでもええことを・・・

散歩で出会ったニホンザル

2021-08-28 17:27:30 | 哺乳類
2021年8月28日(土)

ニホンザル 50cmほど

20210711

目の前に現れ、ゆっくりと去る。

さすが「サル」だ!

前々からいることはわかってた。
山間の県道を何度も横切る群れに出会ってはいた。
ただし、いつもいつもシャッターチャンスを逃してばかりじゃった。

今年は、ニホンリスやハクビシン、テンの姿も見た。
ただし、「見た!」というだけじゃ、ホントかウソかは伝わらんもん。

実は、5月の散歩中にも一応、遠く離れたとこを横切る群れを撮影してる。
県道左側から現れ

20210519

こっちに気づき、右側へと1匹が去り

また、1匹が去り


群れの最後尾が残るのを、私の安物10倍デジカメがボケボケにとらえてる。

まるで、間違い探しか4コマ漫画を思わせる移動。

初めて見たかみさんは
「小さい子ザルが安全に去るまで、最後の1匹、じっと待ってるんじゃね~!」と感動してた。

屋久島にいる亜種のヤクザルも含めると、日本に生活する霊長類はヒトとニホンザルの2種。
できりゃ仲良く、できんくてもそれなりに、共存していけるのがいいなあ。

クロフヒゲナガゾウムシ:口吻のるつぼたち④

2021-08-27 18:25:42 | オトシブミ・チョッキリ・ゾウムシの仲間
2021年8月27日(金)

広島県にもまたまた緊急事態宣言。

昨年に続き、今年も子どもたちの自然体験講座はいくつも中止連絡が入ってきた。
ほんま残念でむごい話だよね。
クラブや修学旅行どころか、理科や家庭科の実験・観察・調理の授業さえ制限されるだなんてね。

その政策などの是非はさておき、「人流抑制の規範を示すのは大人の役割じゃろ?」と思いつつ・・・

昨年からず~っと、老若男女誰にでもでき、人に会うこともなく、親子親族で楽しめることとして
近所の自然散策や俳句なんぞを続けてきた。

散策のテーマは大人次第、何も生き物でなくていい。
ただ、何かの参考になればいいかな? 
と、生ごみ水切りネットをポケットにつっ込んでの『虫探し散歩』を紹介してきたんだよなあ。

何も虫や花が好きだとか得意だとかではなく、「帰宅後知らないことを調べられる」「道具が要らない」ことにつきる。
魚たちなど水生生物ではこうはいかんもんな。

そして、子どもたちに制限がかけられてるうちは、自分にも負荷をかける。
なに、家にいても「飲食・観光・交通」関連にもそれなりに貢献はできる。

ま、こうなることは情勢をみてれば十分予測の範囲内。
散歩中にため込んだ生き物たちは、余るほどいる。

今日は5月の散歩の中から

クロフヒゲナガゾウムシ 8mmほど

20210518

雨上がりの山道端のヨモギにちょこんといて


「なんだ? こいつは?」と、ちょこまかちょこまか逃げるから、生ごみ水切りネットで掴まえて・・・直帰。
玄関で撮影。

何となくサル顔にみえる。


背の模様もユニークだよね。

んで、図鑑やネットで調べてみてビックリ!
コイツ、ゾウムシの仲間なんだって!
吻が長い訳でもなく、口太な訳でもなく・・・
ヒゲナガゾウムシ科の仲間で朽ち木周りで生活するらしい。

たまたま雨上がり、朽ち木も地面も濡れてたから、ヨモギの葉の上でお休み中だったのかなあ?

と、記録をまとめてたら気分も少しは穏やかになるっていうもんよな。

なお、要らんこととは思うけど・・・

いろんなことを好き勝手に判断したり書いたりする前に、京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥教授のホームページ
山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
くらいは目を通しておくといいと思う。
日々、新たな情報も更新されてるし、あくまで世界情勢も含めた政治判断抜きの基礎医学を網羅した情報だと思うから。
やさしい言葉でわかりやすく説明してくれてると思うよ。

今のところ、このホームページに対して『ウソだ!』『ごまかしだ!』とケチつけてるのを見たことがないしね。

もちろん、最新の知見だとしても「ある程度データがそろって」初めて言えること。
当然タイムラグも生まれるし、想定を越えることもあるから、最新の知見という表現自体信用しきっちゃいけんと思うけどね。