私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

新規ポイントにてヒーヒー3種

2020-11-25 13:29:55 | 海釣り
2020年11月25日(水)

3連休も終わった昨日、昼にちょろっと海釣りへ。
いつもの180cmタナゴ竿、なじみの店でイシゴカイ100円分。

ほぼ釣れないのはわかっちゃいるのだが・・・
新たに見つけたポイントらしき所で何が釣れるかどうか試してみたいもんな。

なかなかアタリもないまま、岩のすき間から

オウゴンムラソイに似た体色のタケノコメバル


私が釣った。


縦帯のはっきりしたアカオビシマハゼ


かみさんが釣った。


「父さ~ん! 違う黒いの釣れたよ~っ!」とかみさん。


「残念ぢゃのう! そいつもアカオビシマハゼぢゃっ!」

一緒に撮影ケースに入れたよ。比べてみてごらん。


「ほんまじゃ~」

ガザミを2尾釣り落とした後に、マハゼ


あまりに釣れない。
釣り人全然おらんはずやわ。

釣った魚、タケノコメバル1尾、アカオビシマハゼ8尾、マハゼ1尾。
使ったイシゴカイ5匹。(残りは冷蔵庫行き)

おじいくん『くれくれサギ』にっ!:二爺のおとぎ話 中編

2020-10-16 17:47:52 | 海釣り
2020年10月16日(金)

さてさて、あれは今週のはじめのことぢゃった。

U爺さんとおじいくん、2人の爺さんは海へ草刈りに行ったんぢゃ。


おじいくんは、広い南側を『草刈りまさおくん2号』で刈ったんぢゃと。


さすが丁寧ぢゃね。

おじいくんは、だれとでも公平にやさしくつきあう人なんぢゃ。
小さなお孫さんにも同じようにな。
ぢゃから、お孫さんにつけられたニックネームが『おじいくん』
幼い子とも目線が平らな人なんぢゃな。

草刈りを終え、海釣りに出かけた2人の爺さん。

U爺、スズメダイの3連。


ダイサギがほしがって近づこうとしてもあげんのんぢゃ!


ほれっ、ダイサギ、ちょっと離れてふてくされとる。

U爺、意地悪ぢゃっ!


ダイサギ、おじいくんへとむかったぞ。


ところが、おじいくん、最初に釣れた魚がクサフグぢゃった!


「来ちゃだめ、この魚は毒なんぞ!食ったら死ぬんぞ!」
おじいくん、サギの近づく勢いに少しビビりながら、何度も何度もわからせようとしてるんぢゃ。

やさしいのう。

でも、サギには伝わらなくて「ギャーギャー」鳴いとる。

おじいくん、クサフグを海に返し、メバルねらいをやめ、必死になってスズメダイ。

「またせたのう。スズメダイ食べるんか?」


正座して、スズメダイをそっと置いた。


「けっ!これっぽっちかよ!もっと魚釣れよ」とサギ。


こうして、おじいくん、7匹のスズメダイをあげたんぢゃと。

「すまんのう。食べにくい魚ばかりあげてしもうたのう」
おじいくん、サギに頭を下げとる。


サギは、腹いっぱいスズメダイ詰めて、何も言わず去ってったんぢゃ。

おじいくん、『くれくれサギ』にすっかりやられてしもうたんぢゃと!

めでたしめでたし・・・

と、次の日の朝・・・終わらんのんかいっ!


※1 おとぎ話ゆえ、多少事実と異なります。が、やらせ写真は一切ありません。
撮った写真を無理矢理ストーリー仕立てにしとります。


※2 こうした人間の活動を積極的に利用することを学習し習慣化していく鳥の行動を「オートライシズム」と、弟に教えてもらったぞ。
私の兄弟の中で、もっとも丹念に調べ、その情報を的確にすばやく伝えてくれるのが弟なのである。
確かに、耕運機の後をムクドリ・ケリ・コサギなんてのがついてくわなあ。

オートライシズム(autolycism)なんて書くと、一見かっこいい専門用語のようにみえる。
けどな、語源や意味は『ギリシャの略奪王だったアウトリカス(Autolycus)のやり方』ってことなんだからね。
何でもかんでも英語で言えばいいというもんでもないと思うな、U爺は。

例えばぢゃ!
SDGs、このアルファベット、概念も活動方針もすこぶるいいことと思うよ。
思うケド、SDGsという頭文字ではピンとこないもんなあ!
『持続可能な開発目標』と、なぜ言わんのんぢゃろ?
漢字は意味を持つからね、誰にでも広く伝わると思うんだけどなあ?

9/28 釣果まとめ

2020-09-30 12:51:22 | 海釣り
2020年9月30日(水)

兄貴がニシキハゼを釣った日の釣果をまとめとく。

2人とも釣った魚は

カサゴ 10匹程度


クサフグ 2匹


兄貴だけが釣った魚が

ヒガンフグ 1匹


シロメバル 1匹


シロギス 1匹


マアジ 1匹


私だけが釣った魚は

ダイナンギンポ 1匹


コモンフグ 1匹


マダイ 1匹


と・・・な、なんと・・・

キリンアナハゼの若魚ではないかっ!


釣ったときはアサヒアナハゼとばかり思い込んでたけど
こうして釣果を整理してみるもんだねえ~!

側線部の白斑前後の黒点(赤線で囲んでる)や下あご裏側の模様が、キリンアナハゼに合致するもん!


ほぼ同じサイズのアサヒアナハゼ若魚と比べてみれば




ほらね!
アサヒアナハゼの黒点は黒線といっていいくらいに不規則なのに
キリンアナハゼの黒点は前後にきちんと並んでる。

アサヒアナハゼの下あご裏側はしっかり模様があるのに
キリンアナハゼの下あご裏側にはうっすらとしか模様が見えない。

キリンアナハゼは、大きい成魚サイズをかみさんが釣っただけ。
なので、今回あらためて撮影した記録を残しておこっと!

ワーイワーイ!

ちなみに、他の釣り人さんたちは、波止の先端近くで

エソや


マアジ・マサバ・サヨリ・マダイ・キュウセンなどを釣っておられた。

私らのタナゴ竿・ワカサギ仕掛けの釣果とは大違いなのであった。


日本海の小さな漁港:釣果まとめ

2020-08-31 11:20:18 | 海釣り
2020年8月31日(月)

前回の続き、7月23日の釣りの話。

毎回書くようだけど、やさしくはずして放流したよ。
地域の方々に迷惑をかけない、持ち帰るのは写真とゴミ。

小さいサイズを撮影用にして

キヌバリ以外で釣れたのは、オハグロベラや


ひっきりなしのカサゴ


ネンブツダイ


ホシササノハベラ


マアジ


あまりに釣れるので、無条件放流したのはホンベラ。

磯だまりでメジナとダイナンギンポ。

スーパーで買ったバナメイエビ6匹200円のうちの2匹をエサに
針はずしの方がはるかに時間がかかるほど、釣れ続けてしまった。

バナメイエビの殻をむき、ハサミで小さく切って、ひっきりなしに何かが釣れる。
180cmタナゴのべ竿だから、いつ折れてもおかしくないほどひん曲がる。
タナゴ針のハリスだけ0.4号くらいに太くしとくのがポイントやね。

環境に負荷もかけないし、こんな安価・安直でおもろい釣りは、まず他にないな・・・
ほら、そこのお父さん!
一人でバスやシーバス、希少タナゴやナマズなんて釣ってないで
お子さんも奥さんも喜ぶこの釣り、やってみたらいいよ!

実はこの日、以前ゴギなど案内してくれたTさんへのお礼の意味で
Tさんが見たがっていたヨシノボリ宍道湖型や日本海側のアユカケが本来の目的。

途中、私は漁港で降りることになり、急きょスーパーでエビ買って・・・
携帯用のダイワ『ひなた』6尺と3尺を手に・・・
Tさんと友が川から帰ってくるのを待ってたのである。

「アユカケ確認したらすぐ戻ってくるからね」
「それから3人で磯の魚採集しようね」と言ったきり、なかなか帰ってこないのである。

キヌバリ日本海型やオハグロベラ、友は見たことがないはず。
私は、バケツの水替えを幾度となく繰り返しながら、移動もせずに待ってた。

あ、キヌバリの話。
ブログ仲間のどぶがいさんからの情報をきっかけに
キヌバリ日本海集団を「キヌバリ」のままに
キヌバリの太平洋集団を「ダイミョウハゼ」と新種にわけてるいくつかの記事を確かめてみたけど
やっぱり、そのソース(情報源)となる新種記載論文は見あたらない。
まだ、書かれてないとなると、ダイミョウハゼという新しい呼び方は、正式ではなく伝聞による拡散なのかもしれない。

論文として書かれてないまま、私見のまま
スイゲンゼニタナゴをカゼトゲタナゴ山陽集団としたいくつかの図鑑で
多くの誤解と地元や心ある人たちへ大迷惑をかけてる事例もある。

論文が書かれ、発表されるまで「ダイミョウハゼ」と使わずに楽しみに待っておこうっと!

さてさて、いい加減しびれを切らし、日が落ちかける頃、2人は満面の笑みで戻ってこられた・・・そのうち続く

ワカサギ仕掛けで3連単:7/5山海徘徊記⑤

2020-07-08 12:01:28 | 海釣り
2020年7月8日(水)

昨日の雨がうそのような空。


今回の豪雨後の土砂崩れなど、二次災害も起きねばいいと願いつつ・・・

7月5日の話の続き

峠を越え、海へ。
いよいよ海釣りだ!
今回、波止ではない、岸壁なのだ。

秘策は、ほぼ1週間前の釣りの余ったくたれゴカイと(最後まで使わないと無駄死にだよね)

中古釣具屋で買い占めた1個20円の超格安ワカサギ仕掛け


ワカサギ針3号・ハリス0.4号・7本針という少々大がかりでおまぬけな仕掛け。
よほど大きなワカサギか、入れ食い状態のときに使うといいのかもな?

こいつをへっぽこ投げ釣り竿に装着して、岸壁にそっとたらす。

まだ、ここではアカオビシマハゼ以外のハゼやギンポの仲間を確かめていないのである。
その意味ではちょうどいい仕掛けなのだ!

初物のヘビギンポなんてのが、もし釣れれば狂喜乱舞だもんなあ。

釣り人数名。
クロダイねらいの人、サッパ・カタクチイワシをねらうサビキ釣りの人、イカ・タコをねらう人たちである。

私らみたいな人、どこっちゃおらん!(ま、それが普通や!)

最初に釣れたのは、ねらい通りのイソギンポ


もうすぐ、ヒイラギやサッパ・サヨリの群れで、こんな釣り通用しなくなるからね。

ここまでは、釣れないながらものんびりできてたんである。


ところが、数回たらした後、ググッときて、根に入られて、根がかりと格闘してたら

ポコポコッと抜け(さすがハリス0.4号!)、あがってきたぞおっ!

上から、アイナメ・タケノコメバル・カサゴの3連単!


誰がこの3連単を予測できただろうか?
もし、この3連単を予想して券を買ってれば、万馬券だったあ~っ!(どこで売ってる?)

※ 競馬・競輪・競艇なんぞしたことないケド、つじつま合ってるのかな?

ま、もう何度も釣ってるけど、一応、記録として撮影。

アイナメ


タケノコメバル


カサゴ


さ、移動して昼飯にしますか。