私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

アオハタ・アカハタ幼魚の刺繍:とーとバッグ作品Ⅰ

2021-07-23 10:13:10 | アート・カルチャー
2021年7月23日(金)

久しぶりに兄貴の刺繍、新作品の紹介!
昆虫紹介疲れの息抜きなんだけどね。
紹介してないままの刺繍作品も生き物たちも俳句も、いっぱいたまってる、どうしよ・・・

今回は、スケッチブックや画材が入る大きめの私のためのトートバッグに
「魚を刺繍するから、好きな魚を決めてね」と兄貴からの連絡。

私が使う物ならば、「思い切りふざけてデフォルメしてくれていいからね」

希望したアオハタ幼魚と


アカハタ幼魚が

20210606

何と!お願いしてから数日で出来上がるもんなあ!
生真面目な兄貴が、私のおちゃらけた性格にあわせようとしてくれてるのがよくわかる。

以前、島根へ行った時、180cmタナゴ竿で釣ったアオハタ幼魚と


同じく、潮だまりで90cmタナゴ竿で釣ったアカハタ幼魚の


『一魚一会』の思い出なのである。
もう、二度とタナゴ竿でコイツらを釣ろうという気はないもんなあ。
タナゴ竿は、何も「淡水域でタナゴ釣り」に限ることなく、いろいろ楽しめるよ!という紹介だもんね。
きれいに慎重に撮影できればそれでいい。
魚体を傷めて放すことをくり返す気はないしなあ。

出来上がったトートバッグが私んちに届いた!


大きいバッグの両面に1匹ずつだよ!
トートバッグと呼ぶより、お魚だからね。
『ととバッグ』か『とーとバッグ』と呼ぶかな?
非売品にするのはもったいないくらい。
画材入れに使うのももったいないくらい。

まだまだ紹介しないままたまってるからなあ、兄貴のお魚刺繍たち。

でもって、いつものように『刺繍美術館ギャラリー』へ



額縁展示。

トートバッグに思い出を紡いで!

2021-05-17 10:31:08 | アート・カルチャー
2021年5月17日(月)

久しぶりに兄貴の刺繍、新作品の紹介!
ハムシ疲れの息抜きなんだけどね。
紹介してないままの作品が、いっぱいたまってる、どうしよ・・・

今日は、昨年11月11日に送られてきた刺繍の画像。

(オッサン、半年もほっといとるでっ!)

上から、シロギス・アカメバル・キュウセン♂なのだが
私らの地方では、キス・メバル・青ギザミと呼んでる。

なぜ、この3匹を一度に刺繍したのかといえば
兄貴・私ともに長年大変お世話になってる方がいて・・・
「何か感謝を形にしたいね!」と、話してて・・・
そのお方、狩猟本能の塊りのようなお方、釣りではこの3種を好んで釣っておられるからと

オリジナルトートバッグにしてプレゼント!


もちろん大変喜ばれたのは言うまでもない。
世界に一つだけの思いのこもったトートバッグ、胸に抱いておられた。

もちろん、すべて兄貴の手によるもので、私はなんちゃしておらん!(いばってどうする?)

素材となる魚の写真を送ったのと





今、あらためて見るとヘッタクソな写真やなあ~!
よくもまあ、こんな写真をもとにあんなステキな刺繍に仕上げたもんだ!

1種ずつ、額に入れて






フォトチャンネル『刺繍水族館ギャラリー』へと取り込むのだけが私の役割。

なんか自分が悪徳手配業者のように感じてきたなあ!

マサバ&シロウオ:黒地に青き、白きをのせて♪

2021-04-07 17:12:00 | アート・カルチャー
2021年4月7日(水)

久しぶりに兄貴の刺繍、新シリーズの紹介!
紹介してないのが、いっぱいたまってるけど・・・
ひとまず最新作からだ!

マサバ


「何か刺繍するのにええ魚ないか?」と兄貴が言うので
「タナゴ竿・仕掛けで自分だけが釣った『一魚一会』のマサバはどう?」と勧めたら👇
マサバ(釣査259種目)はサギの恩返し::二爺のおとぎ話 後編

「わし、サバ大好き! 松輪サバたまらん!」と弟が応じ

なら、そのときの画像をと、送って


「銀白色は難しいから黒地の生地にしてほしいわあ~」と、ついでのわがまま、私が言って

お人好しの兄貴、黒地を探して手芸店へと足を運び、できたんじゃね。

いつものように額に入れて・・・刺繍水族館ギャラリー行きだ!


本物は、「私、ま~つ~わ♬ いつまでもま~つ~わ🎶」と歌ってた、松輪サバ好きの弟へと送られた。


「お前は何がええ?」と心やさしい兄貴へ
「シロウオがええ!」と意地悪な私。

シロウオを撮ったばかりだったし👇
シロウオ(素魚)を求めて・・・

とてもじゃないけど、絵にも描けない美しさに感動してたからだ。


よくよく考えれば、絵にも描けない美しさを、どうやって刺繍するというのだ?
なのに「ええよ~っ!」と兄貴。

しばらくして、「数増やすからね~!」と兄貴。


んで、できたのがこのシロウオたち


脊椎やヒレ・浮きぶくろ・卵黄のうまで、デフォルメされて見事にできとるやんっ!
下から二番目なんかは、産卵終えて呑まず食わずで巣を守り、やせ細り、流れに逆らえぬまま果ててく姿やんっ!

もちろん、刺繍水族館ギャラリー行きだ!


本物は、今、私のパソコン机の上に額に入って飾られているのであった。

シロウオは漢字で「素魚」だが、兄貴は人なのに、とても「素人」とは思えない。

今度は、もっともっとこむずかしい魚を注文せんとなあ。(意地悪次男ですからね)
シンジコハゼにしようかな?
シロウオに続いて「シラウオ」という手もあるな?(フフフフフ おぬしも悪よの!)


ウシマンボウたちの刺繍:祈りを込めて

2021-03-11 17:04:33 | アート・カルチャー
2021年3月11日(木)

今日は、1月頃に兄貴がつくった刺繍から一部を紹介!

ウシマンボウ


最近、新種として記載されたマンボウ。
頭部のでっぱりと後部の舵ひれが、特徴をうまくとらえてるなあ。

私の今年のブログ年賀状がきっかけになった👇
『迎春』

丑年の今年が『希望に満ちた一年』となりますように、と祈りを込めて・・・
ウシマンボウに『丑満望』と当て字したんだよね。


マンボウ


ウシマンボウを刺繍したからには、同じマンボウ属の仲間も刺繍しなくちゃね。

まさか、あの頃「マンボウ」が『まん延防止等重点措置』の略語として定着するとは思いもしなかったなあ。


アマエビ


私ら庶民の食卓にすっかりおなじみのエビだよね。
冷凍物でも十分うまいしね。

コイツには、何か他力本願のようなうさん臭さも漂う『アマビエ』をちょっぴり茶化す気持ちもある。


ホッカイエビ(ホッカイシマエビ)


アマエビをつくるなら、ついでに北のエビ代表としてホッカイエビもね!
緑色のしま模様がとても美しい。


アカザエビ


エビたちをつくるなら、ザリガニに近い海エビも。
スキャンピという名で料理にされるのは「ヨーロッパアカザエビ」


10年前の今日、東から海がおそってきた。
私は、職場でテレビにくぎづけになってた。

未だに「役に立たない高さの防潮堤建設」や「取り返しのつかないメルトダウン」など
許しがたいことや未解決なことも多いけど
どうかどうか弱者にやさしい世界でありますように!

広島は今日桜の開花。~満望に祈りを込めて~

キンメダイの栞で・・・:サイホーグ009

2021-01-23 17:14:05 | アート・カルチャー
2021年1月23日(土)

今日は一日中雨。
ま、買い物も済んでるし、家でゴロゴロしてても退屈じゃないし。

さて、今日も兄貴の刺繍コレクションから。

キンメダイの栞


実は、兄貴、兄弟姉妹のリクエストにこたえて、それぞれに栞を刺繍して送ってくれたのだ。
このキンメダイは、弟の伴侶(義妹)のリクエスト。

キンメダイなんて、私、釣ったこともないのである。
だから、兄貴ももとにする写真がない。
やむなく、図鑑に載ってる写真やネットにある僅かな遊泳写真をもとに作成したんである。

でもって、私もネット画像の拝借という犯罪に手を染める訳にはいかぬ。
んで、ブログにあげるのに、久しぶりに絵筆を持つことに。

チャチャッと描いて、目は反射膜(タペータム)っぽく金色にし、ハサミで切って・・・
タマゴを敷いても壊れない黒クッションに置いて・・・

深い海に生息してるキンメダイらしくごまかして、ほれっ!(ボケ気味も味わい深いぞ!)


せっかくのキンメダイなのである。
いつ開催になるやもしれぬ東京オリンピックでの日本選手の活躍を祈願して・・・
目をキンメダルにしてみた。


どうだ!
くだらんことばかり思いつくだろ~?

さてさて、このキンメダイをサイホーグ(裁縫具)009として、栞シリーズは完結なのである。

石ノ森章太郎さんの『サイボーグ009』という漫画・アニメでは
009は、島村ジョーという日本の若者。
加速装置を身につけてるから、陸上でも水泳でもきっと日本の金メダル、まちがいないじゃろ?

しかもだ!
彼ら彼女らのユニフォームは赤色に大きな黄色ボタンだもんなっ!
この制服代や彼らの給料は誰が払ってるか問題はよくわからんけどな。

で、いつものように刺繍を額に入れて


最後に少し。
『サイボーグ009』のいわゆる主役側の9人とその能力を軽く紹介してきたよね?
この漫画、彼等を改造したアイザック・ギルモア博士を含め、世界中の老若男女でメンバーが構成され
実に多種多様な能力を発揮し、チームワークで問題解決に取り組むのである。

漫画もある程度読む私としては、『ワンピース』より奥が深いなあ、と思っちゃうのであった。
『鬼滅の刃』より『風の谷のナウシカ』に感動してしまうのであった。