私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

エナガとチチブとオナカガモたちに思うこと

2019-02-15 10:01:22 | 汽水釣り
2019年2月15日(金)

最近思った2つの事。

2月12日(火)

用事のついでに野鳥観察へ。
一度気になるとついつい続けて行ってみたくなるのが悪い性分だ。

前日の積雪もあり、エサやりに来る人がいなかったのかな?
広げた手のひらにヤマガラが次々に降りてくる。


かみさんに撮影させると背景にピントがあう。

からっぽのエサ台にも次々と。


さすがにヤマガラばかりじゃね・・・と、少し歩いてみる。

エナガだっ!


じっと近づくのを待つケド・・・警戒はとかないね、コイツら。


私のコンデジではこれが限界。

シジュウカラもコゲラもヒヨドリもツグミも見ることはできた。

でもって、やっぱり野鳥にエサはやらずにおこうと決めた。
ヤマガラばかり優遇してたら、人を警戒して近づかない他の小鳥たちに申し訳ないかも、と思った。
野鳥万能の捲きエサでも売ってれば買うかもしれんケド・・・


2月14日(木)

チチブ3兄弟のすんでる干潟で釣り。
潮が引き大きく干潟が出たとき、排水路のくぼみで毎年3種のチチブ類に会えてた。


ここならボーッと竿を出すだけでは終わらんハズ・・・あらっ? ボッーと竿出すだけになっとるやんか!

魚がおらんのんである。

1時間竿出して、ようやくチチブ1匹。




干潟の魚がすっかり減ってしまった事は、水鳥たちを見てても分かる。

この場所は野鳥観察で有名な場所でもあるのだ。

でも、小魚を食うサギの仲間、ウの仲間がほとんど見られない。
カンムリカイツブリどころかカイツブリもいない。

雑食・藻類食のカモの仲間もずいぶん減ってる。
ヒドリガモやマガモの群れも小さく


オナガガモはもっと少なく


遠くの方でじっと毛づくろい。


ここもしばらく釣りはやめとかんといけんな、と思った。


宍道湖畔のアチコチで・・・ : 復興周遊割 島根紀行⑤

2018-10-31 15:59:43 | 汽水釣り
2108年10月31日(水)

もう10月も終わるというのに、アヂアヂ台湾お魚旅の話も5日目で止まったまま・・・
ま、寒くて釣りに行く気がなくなる頃までネタのストックにしておこうかね。
冬ごもりに備えて動物たちも今せっせと蓄えているんだもんな。

ということで、復興周遊割での島根紀行2日目(10月25日)

この日は、まず宍道湖畔の周遊ドライブ。
何といっても景色がいいもん。
こういう風景を見てるだけでもう十分満たされるというものよ。

名産のシジミ漁の船着き場と選別小屋のあたりや


石垣護岸が延び、コイ釣りの名ポイントらしく次々と釣り人が来る所や


古い木杭と石積みが残るのどかな堤で・・・釣りもした。(やっぱりやね!)


釣れたのはシモフリシマハゼ




ヌマチチブ




ウロハゼ




マハゼ


ほいでもって、タナゴ竿にはちいとばかし荷の重いスズキの幼魚(セイゴ)を


ワーワーキャーキャー言いながら、かみさんが釣った。

「圧倒的に大きいけんね。私の勝ちじゃけえね。」
「わかった、わかった。参りました」
「記念に写真撮っといてっ!」

それはそれは、「もちろん喜んで」なのだが・・・何度も地面に落とすのはいけんぞ!
できるだけダメージを与えずに湖へともどしてやらにゃあ・・・

「宍道湖での釣り、私らがいつも行く近場での釣りと変わらんやんか」 と、かみさん。
「そりゃ、汽水湖やもん。似たようなんが釣れるわなあ・・・」と、言いつつ・・・

少々の違いに気付いたんだけどなあ・・・

それは、シモフリシマハゼの体色がどいつもこいつも黄ばんでるのである。


私らんとこのシモフリシマハゼはうすいベージュ色。


オルニチンたっぷりの宍道湖産シジミを年中食ってるから、元気はつらつの色になっとるんかなあ・・・。

久しぶりに河口近くの漁港でちょい釣り

2018-07-15 21:47:42 | 汽水釣り
2018年7月15日(日)

午前中、2時間ほど河口近くの漁港で久しぶりに釣りをした。

大雨による多量の水を放水したせいか濁りがひどいまま。

ウロハゼが釣れた。


すぐ撮影ケースへ。


色素胞を縮めてるのかやたらと白い。

少しすると


もうしばらく待ってようやくウロハゼらしい体色に。


アカオビシマハゼも白い。


しばらく後は


タケノコメバルも


ムラソイも


濁った水のせいか、塩分濃度の変化のせいかわからないケド・・・
いつもより体色が白く淡くみえた。

変わらなかったのはイダテンギンポ


咬まれるとかなり痛いし、かといって魚を傷めたくないし
ハリはずしも慎重に丁寧に・・・作業用手袋を持って来れば良かった。

河口から流されたのだろうか、大きなフナ類の死体もいくつも浮かんでた。


アオバズク山ほっといて初カレイ

2018-05-21 07:32:18 | 汽水釣り
2018年5月21日(月)

「ホッホッ  ホッホッ  ホッホッ」
夜になると、少し甲高いアオバズクの鳴き声が聞こえてくる。
どうやら我が家の裏山、もとい表山あたりからである。
なんせ正面玄関方面だし
かつての勤務先がある方向だし
裏切り・裏金・裏工作・裏目・・・
何となく裏という漢字にはよくない印象があるし
そうなるとその山に失礼な気がしてくるからね。

ま、そんなことはほっといて (ほっとくんかいっ! 失礼やんかっ!)

おとといボラを釣った話の続き。

マコガレイである。


かみさんがいないことをいいことに
河口干潟周りを釣りまわったのである。

どこもかしこもタケノコメバルばかりの中
コイツが食いついてきてくれたのであった。


今年の初ガレイである。

そこで一句  「あおばずく山ほっといて初がれい」
もちろん元句「目には青葉山ほととぎす初がつお」(山口素堂)なのである。

撮り直しに出かけたケド

2018-05-04 23:10:06 | 汽水釣り
2018年5月4日(金)

アベハゼを撮り直しに出かけた。

よくコメントをくださるブログ「水と光と渓魚たち」の
Blue Wing Oliveさんの写真はとても美しい。
生き物を慈しむように大切に大切に扱っておられることが伝わってくる。

比べて私はなんて雑なんだろう、と昨日の写真を撮り直しに出かけた。

まるで歌舞伎役者のクマドリのようなアベハゼの顔をきっちり撮したい。
観察ケースに発生していた小さな泡をなくしたい。

釣り人多し。
アベハゼをとりあえず1匹釣ればいい。

さ、撮影だ。アベハゼのすんでいた穴の水をすくう。


あかんっ!
いくら取り除いても小さな泡が発生してくる。
水の成分とケースの底の石が反応してるのもしれない。

とりあえずクマドリらしい顔は撮れた。


また、来ればいい。

普通、アベハゼがすむ場所は汚れがひどく
胴長はいてガサで採ることは簡単だが、釣りには向かない。

その点、この場所はサンダルでいけるもの。

その後少し移動して釣り。
「雨後のタケノコ」をイメージして、タケノコメバル幼魚が群れてる写真が撮りたい。

7匹釣って、さあ撮影じゃ。


あかんっ! 集まってしまって海中のようすと全然違うじゃん。

揺らしてみる。


うまくいかんわ。

今日、唯一まあまあだったのはこの写真だけ。


目にピントがあうこと
標本写真のようにすべてのヒレがひらいていること
海を泳いでいるように見えること

これが私にとって、いい写真なんだケド・・・・・・