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私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

マルボシヒラタヤドリバエ:映えるよね?

2021-06-05 10:05:59 | アブ・ハエ・カ・ガガンボの仲間
2021年6月5日(土)

マルボシヒラタヤドリバエ 大きさ6mmほど

20210502

あめ色の腹部にポツポツとある黒丸が、なんかかわいい!
紅茶タピオカよりも洗練されたデザインで、「映えてる!」んじゃないかなあ?

キク科の野草の花芽にとまったまま


少しずつ近づいても逃げなかったから、撮影はとても楽に短時間に


幼虫は、果樹へ集まるチャバネアオカメムシたちに寄生して育つというから
農家の方々にとっては「ありがたい虫」なのだ。

ま、ハエだからなあ・・・
「ハエ」というだけで「見るのもイヤッ!」という人もいておかしくはない。
ハエにもいろいろいるんだと私も知りはじめたばかりだし・・・

ヒラヤマシマバエ 大きさ8mmほど

20210531

翅にある黒白の帯に構造色の虹色がかかっててエレガンス。
映えてる虫だと思うけど、カモメはカモメ、ハエはハエという先入観はぬぐえないんだろうね。

花の蜜や腐敗(発酵)した果実に集まるらしい。
コイツも逃げなくて、ササッと撮影。

私も、こうした散歩を日常的にするようになるまで、知らなかったことばかりだからね。

と、一句


「蝿生まる」という春の季語があることも初めて知ったしな。

度重なる緊急宣言下、県からの要請通り今回も「外出を半減」してる。

ま、私の散歩や散策が「密」や「人流」にほぼ無関係なのはわかっちゃいるが・・・
億が一、私の「散歩虫探し」に刺激を受け、「ならば自由に外へ」と思う方々が現れるとしたら
兆が一、感染や重篤化する人が現れたとしたら、その責任はもちろんとれないし負い目を感じる。
責任はあくまで要請してる国や行政にゆだねたいから、言うことを聞く。

なので、散歩も最近は短時間。
(採集し持ち帰って撮影が増えたな。時間をかけて撮影できるしね)

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ハチ? アブ? ハエ?

2021-04-23 11:28:48 | アブ・ハエ・カ・ガガンボの仲間
2021年4月23日(金)

今日は、これまでの近所の散歩で出会った虫の中から
ハチやらアブやらハエやらよくわからない連中の一部を調べてみた。

みなさんも画像をもとに「ハチ? アブ? ハエ?」と考えてみてくれたらうれしい。

コイツは?




アブの仲間。
オオイシアブかな? 

コイツは?



ハチの仲間。
クロマルハナバチというツツジの花が大好きなハチだ。
羽ばたきが速すぎて見えない。
まるで空中に浮かぶ毛玉みたいになっちゃった。

コイツは?

これは簡単だろうな。




ハエの仲間。
キンバエの一族みたいだ。

コイツは?




ハチの仲間。
チュウレンジバチみたい。

コイツは?




アブの仲間。
ナミホシヒラタアブみたい。

コイツは?




ハチの仲間。
ヤヨイヒメハナバチかな?

コイツは?




よく見るハエの仲間。
ニクバエの一族みたいだ。

コイツは?




ハエの仲間。
ハグロケバエみたい。(草に刺さる形で翅広げ死んでた)
コウカアブやアメリカミズアブといった黒いアブにそっくりだねえ。

コイツは?




ハエの仲間。
ハナバエの一族みたい。

ね?
ハチか?アブか?ハエか?なんて、分かりにくいのも多いよねえ。
んでもって、つまるところ全部いっしょこた。
「キャ~!刺す!怖い!」なんて、かみさんはトンズラしてく。


最後にコイツ


コイツをハチ・アブ・ハエ、もしくはそれ以外の虫の4択に分けるとすれば、どれ選ぶ?

私は、撮影してるとき「それ以外の虫」を選び、ウンカとかいったセミ・カメムシ一派だと思ってた。

さあて、正解は・・・

本日17時30分、この記事のコメント欄にて高らかに発表~!(忘れとったらスマンの!)


チャイロハススジハマダラミバエ? そして本年初の無目的釣り

2021-04-13 09:16:14 | アブ・ハエ・カ・ガガンボの仲間
2021年4月12日(火)

チャイロハススジハマダラミバエでいいのかな?


昨朝、全米オープンの松山英樹優勝シーンをみて
努力を重ねた才能を神様はうらぎらないなあ、と思いつつ
自分よりはるかに努力してる方に「頑張れ!」なんてな上から目線の応援なぞ恐れ多いから、まず自分が頑張るべきと

ゴミ捨てに出たら(ゴミ捨てかいっ!)

おそらくカシルリオトシブミがつくった揺籃に今年初めて出会い


その横に、体と美しい翅をクルクル回す4mmほどの虫


ミバエの仲間かも?と何枚か撮って


知らない虫を調べることも身近な自然を知る頑張りの1つだと


なんとかたどり着いたのが、チャイロハススジハマダラミバエという長ったらしい和名。

ちなみに、ミバエというのは『実蠅』と書いて、果物好きな小さなハエのこと。


んで、一昨日の所用に使わぬまま冷蔵庫に鎮座してたイソゴカイも成仏させねばと・・・
目的のない釣りをしに近場へ向かった。


いつ以来か忘れたくらい久しぶりの遊びの釣り。
釣り人はひとりっちゃいない。

かみさんが、ゴミかと思って釣れたのがコイツ。


体長1cmほとの小さな小さなタケノコメバル


私は? ってか?

私は、無目的の釣りなぞしない。
「針にゴカイをつけ糸を垂らしつつの瞑想」の修行をひたすらしてたのだ!

近辺の川も水路も干潟も海も一層魚種・量ともに激減してるから、釣りも修行みたいなもんだ。

ま、ボウズなんて書くと
『ミバエ(見栄え・実蠅)が悪い!』ってことになるもんな。


ビロウドツリアブからつながって・・・

2021-04-09 17:27:23 | アブ・ハエ・カ・ガガンボの仲間
2021年4月9日(金)

ビロウドツリアブのメス


体長1cmほどかな。
この長い吻、吸蜜するときにはさらに延びるという。
まるで釣り竿みたいだ。

先日、兄貴と山道を散策したときに出会ったツリアブ科の昆虫。

ちょうど兄貴に会う数日前に1匹だけ見かけて、あっという間に飛び去っちゃってたから
夢中になって撮影したんだけどね・・・

いつものことだが
「あっちにもおるぞ! そっちにもおるぞ!」と兄貴にからかわれるわな。

「アムロ 行きます!」(これはメス)


と言わんばかりに発進!(下のはオス)




複眼が離れててかわいらしく見えるのがメス、複眼がひっついててハエらしい顔つきに感じるのがオス。

んで、調べてみて驚いたことが3つ。

1.コイツの幼虫の寄生する相手が、昨日紹介したヒメハナバチ一族だということ。


知らない生き物の名前を調べることから始めて、その点と点がつながって少し線になったような気分。
単純にうれしい。
菜の花→ヒメハナバチ→ビロードツリアブ→山野の草花・・・
私の頭の中で、こんなつながりが複雑になって、いつか面になってったらいいなあ。

2.コイツの仲間に「トラツリアブ」というとんでもなくもふもふのカワイイやつがおること。
隣県で見つかってるというし、今年の秋、散策中に出会えたらいいなあ。

3.ツリアブの「ツリ」は「吊り」であって「釣り」ではないこと。
長い吻が釣り竿のようだから、てっきり「釣り仲間」だと思っちょったのに・・・
上から吊るされたかのような停止飛行の様子から名づけられてるらしい。

ま、それでも『ツリ仲間』に違いない。

ツリスガラという小鳥とか


ツリガネムシという原生動物とか

わざわざタイへ行ってもタナゴ竿で小魚ばっか釣って喜んでた

ツリウツケという哺乳類とか。

ナミホシヒラタアブの♀じゃなくて♂かな?

2021-03-27 18:20:40 | アブ・ハエ・カ・ガガンボの仲間
2021年3月27日(土)

午前中、毎年恒例の二枚貝生息調査。

それはさておき、飛んで帰ってカープ観戦までの時間に近所の散歩へと三歩ほど歩いたら・・・
ヒラタアブの仲間らしきものが眼の前を飛んでて・・・
何の野菜かわからんけど、黄色い花にとまった。


ここ数日、長文書いててめんどくさいし、チャチャッと短いので済ませようと・・・
ハナアブ類は撮影しやすいしね。

カープも勝って、マイナス数才頃の創立時からのファンとして大変うれしい。
うれしいけど、それはファンという「傍観者の立場」に過ぎず、自らが考えたり実践したことでもなく・・・
ま、ブログネタとしていまいち相応しいとは思わない。

そこで、このかわいいヒラタアブで記事を書こうじゃないか!

けど、このヒラタアブの仲間は、種類も個体変異もさまざまで・・・
過去記事に戻っても、どうやらまだブログに取り上げてないヒラタアブみたいだ。👇👇
ホソヒラタアブかな? : 玄関横で雨宿り
ホソヒラタアブ季節的二型と幼虫?
「アブハチとらず」って、なんだ?
ハナアブの世界は沼だ!

んで、結局調べ直すことになっちゃって・・・

ナミホシヒラタアブのでいいのかなあ?


フタホシヒラタアブとの違いとして、胸部の色・小楯板の毛の色・腹部の紋などがあげられてて


一応、一つ一つ確かめていったつもりなんだけど、なんせ素人爺だからなあ。

ま、本日はこの辺で・・・