りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

DVD「ハサミを持って突っ走る」観ました♪

2007年12月31日 04時24分55秒 | 映画(DVD)
☆「ハサミを持って突っ走る」
監督:ライアン・マーフィー
出演:ジョセフ・クロス、アネット・ベニング、アレック・ボールドウィン、ブライアン・コックス、グウィネス・パルトロー、ジョセフ・ファインズ


オーガスティン・バロウズのベストセラー自伝小説の映画化。
日本未公開作品。
両親の離婚を切っ掛けに、風変わりな家族と暮らすことになった少年の成長を描いた可笑しくも悲しいシニカル・コメディ。
出演はしていませんが、制作にはブラッド・ピットの名も。
出演者も豪華☆

両親の愛を受けることなく育ち、自分がゲイであることに目覚めていく少年(青年?)オーガスティン・バロウズを演じるのは「ジャック・フロスト」、「父親たちの星条旗」のジョセフ・クロス。
この作品では13才~18才までを演じていますが、撮影当時は19才、さすがに13才はムリがあるかと(^-^;(僕は最初から高校生役だと思って観ていました・・・。)

躁鬱病で薬物中毒、有名な詩人になる事を夢見るレズビアンの母ディアドラには「「アメリカン・ビューティー」「アメリカン・プレジデント」のアネット・ベニング。
物語が進むにつれ精神が病んでいき、どんどん病状が悪化していく姿は鳥肌もの。
この作品でアネット・ベニングはゴールデン・グローブ賞にノミネートされています。
アル中で大学教授の父ノーマンには「レッド・オクトーバーを追え!」、「ディパーテッド」のアレック・ボールドウィン。
原作ではアルコール中毒なんですが、劇中そのことは語られていたのかな(^-^?
僕は気づきませんでした(^-^;

主人公が暮らすこととなるフィンチ家の面々。
これがまた変人で曲者揃い、全員精神病んでます。

精神科医のドクター・フィンチには「刑事グラハム/凍りついた欲望」のハンニバル・レクター役や、「ボーン・アイデンティティー」シリーズのブライアン・コックス。
世間では医者は変わり者が多いといわれますが、彼もまた相当な変わり者。
経済観念に乏しく、娘の大学資金を脱税の罰金の支払いで使ってしまったり、早朝家族全員を叩き起し、自分の排泄物を見せて糞尿占いをしたり(^-^;
妻のアグネスには「結婚しない女」のジル・クレイバーグ。
ネクラでガラクタ拾いが趣味で、TVを観ながらドッグ・フードを頬張る。

長女ホープには「セブン」、「恋におちたシェイクスピア」のグウィネス・パルトロー。
最近ご無沙汰でしたが、相変わらず綺麗です(^-^)
このホープ、飼っている猫を狭いゲージの中に閉じ込めて、餌を与えず1週間放置、餓死させて、「猫は白血病で死んだ」と平然と公言する残酷なドS女。

次女のナタリーには「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」のエヴァン・レイチェル・ウッド。
13才の時、父親の患者である30才以上年上の男性と駆け落ち。
オーガスティンを電気ショック装置の実験台にしようとしたり。
この女優さん、プライベートではマリリン・マンソンの恋人なんですね。
幼い時にフィンチ家の養子となった、ゲイでありオーガスティンの恋人、長男ニールには、「恋におちたシェイクスピア」、「ダーウィン・アワード」のジョセフ・ファインズ。

青春コメディ映画だと思って観たのですが、予想に反して結構重く、少々凹む作品でした(^-^;
これが原作者の体験に基づいたものだというのですから(^-^;
ちなみに劇中では主人公がハサミを持って突っ走るわけではありません(^-^;
原題は「Running with Scissors」。
これは危ないことをする時によく使われる比喩だそうです。

物語は独特なテンポで進み、ブラックなジョークも多く、こういった作品は好き嫌いがはっきりと分かれるでしょうね。
自分の殻や束縛しているもの、今の現状を打破しようと主人公がナタリーと天井に穴を開けるシーンは、軽快で好きです(^-^)
ラストはちょっと感動(^-^)
今度原作の方も読んでみようと思います☆