りんたろうのきときと日記

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「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」試写会観てきました♪

2008年01月08日 03時44分56秒 | 映画
☆「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、ティモシー・スポール、サシャ・バロン・コーエン、エドワード・サンダース、ジャミー・キャンベル・ボーウェン、ジェイン・ワイズナー


トニー賞8部門に輝くスティーブン・ソンドハイムのブロードウェイミュージカルをティム・バートンが映画化。
この「スウィーニー・トッド」、過去にも何度か映像化されていて、日本でも市村正親、大竹 しのぶ主演で舞台化されていますね。

19世紀末の英国に実在したと言われる理髪師にして殺人鬼スウィーニー・トッドを演じるのはジョニー・デップ。
ジョニー・デップ大好きです♪
この俳優さんの徹底した役作りは凄い(>_<)☆
顔色ひとつ変えず客の喉を掻っ切る姿は、もう完全にいっちゃってます(>_<)それでいて、鬼気迫る怖さの中にどこか悲しさが見える。
目が凄く悲しそうなんですよね(>_<)
髪型はどことなくウルヴァリンみたい(^-^;(笑)

そのスウィーニーの共犯者となる理髪店の階下で○肉パイを売る女主人ミセス・ラベットには私生活ではティム・バートン夫人でもあるヘレナ・ボナム=カーター。
ゴスロリメイクで幽霊のような姿は、まるで実写版「コープスブライド」。
残酷で次々と死体を捌き、ミートパイを焼く。
このミセス・ラベットもスウィーニー・トッドに負けず劣らず、相当いっちゃってます(^-^;

スウィーニー・トッドの幸福を奪った悪徳判事ターピンは「ダイ・ハード」の敵役ハンスや、「ハリー・ポッター」シリーズのアラン・リックマン。
その部下バムフォード・ビードルには「ショーン・オブ・ザ・デッド」、「ハリー・ポッター」シリーズのティモシー・スポール。
このティモシー・スポール、すごく個性的な俳優さんで、僕はいつもバナナマンの日村に見えてしまう(^-^;(笑)

脱獄したスウィーニー・トッドを助けた恩人で、彼の娘ジョアンナに恋をする青年アンソニーにはジャミー・キャンベル・ボーウェン。
娘のジョアンナはジェイン・ワイズナー。
孤児のトバイアスは子役のエド・サンドラーズ。
このトバイアス、ラストは衝撃的(>_<)

舞台となる19世紀のロンドンは灰色がかったゴシック調で描かれており、華やかさよりは冷たさ、物語の恐怖感をよりいっそう盛り上げます。
2階で殺害された死体がダストシュートを滑り、地下の床に直角で激突するシーンは爆笑(^-^)
中盤は少々ダレ気味で、上映時間も長く感じてしまって。
ラストも想像通り。
でも僕はあの結末好きです(^-^)
ただ、その後がすごく気になるのですが(^-^;
全編ブラックユーモアと鮮血に満ちていて、それがダメな人はダメかも。
完全に好き嫌い分かれるでしょうね(^-^;
観終わってから、しばらくはミートパイが食べられなくなる人続出かも(^-^;(笑)