りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「28週後...」観てきました♪

2008年01月19日 03時57分48秒 | 映画
☆「28週後...」
監督:ファン・カルロス・フレスナディージョ
出演:ロバート・カーライル、ジェレミー・レナー、ローズ・バーン、イドリス・エルバ、キャサリン・マコーマック、ハロルド・ペリノー・Jr、イモジェン・プーツ、マッキントッシュ・マッグルトン

ウィルスにより凶暴化した感染者と生き残った人々の恐怖を描いた「28日後…」の続編。
前作の監督ダニー・ボイルは製作総指揮にまわり、監督は「10億分の1の男」(←知りません・・・(^-^;)のファン・カルロス・フレスナディージョ。
妻を見捨てたことへの後悔の念に苛まれ、その事が新たなる恐怖と悲劇を生み出すこととなる切っ掛けを作ってしまうドナルド・ドン・ハリスを演じるのは「トレインスポッティング」、「フル・モンティ」のロバート・カーライル。
宣伝では彼が主役のように思えますが、主役はその子供タミーとアンディの姉弟。
まぁ、この姉弟もウイルスの蔓延に一役かっているのですが(^-^;

「28日後…」で登場した全速力で追いかけてくるゾンビ(感染者)は衝撃的でした(>_<)(「バタリアン」や「デモンズ」などこれまでにも走るゾンビはいましたが)
もちろん今作も健在、オープニングから全力疾走で襲い掛かります。
これが怖い(^-^;
感染力もハンパなく襲われると20秒以内はもうゾンビの出来上がり。
人間を食料とし、凶暴化、パンチに目潰しなんでもありです(笑)
前作同様、今作でも感染者の恐怖だけではなく、人間の恐ろしさや業の深さも描いています。

イギリス復興に来たアメリカ軍は、感染再発を確認するやいなや、まずは銃により感染者及び非感染者(住民)を無差別に虐殺。
つづいてナパームによるロンドン攻撃。
そして化学兵器投入。
まるで現実のアメリカそのものを見ているよう・・・。

内容的にはそれほど目新しいものはなく、こういったパニックホラー作品でありがちな、[街にゾンビやエイリアンが溢れてパニック]→[軍がミサイルにより攻撃を計画]→[主人公たちがヘリで脱出]→[ミサイルが飛んできてゾンビ一掃]的パターン。
登場人物も驚くくらい次から次へと死んでいく(^-^;
姉弟を必要以上に追ってくる感染者が、ラスト近くあの場所に現れたのは少々強引でご都合主義な気が(^-^;
家族愛なども描ききれておらず、薄っぺらい感じが(^-^;
でもやっぱり全力疾走で襲ってくる感染者たちのシーンはスピード感あり、迫力ありますね。
感染者たちがヘリの羽根で粉々になるシーンは圧巻です。

突っ込みどころも多々ありましたが「アイ・アム・レジェンド」よりは確実に面白く楽しめました(^-^)
なんでもこのシリーズ、三部作らしく続編も制作されるとかしないとか(^-^;
ロメロの新作「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」の公開も楽しみです(^-^)