白地の弁端に淡紫が入る八重のサクラ、マノガ
Cerasus 'Manoga’。
東京都足立区が米国より里帰り桜 (下記参照) として導入
した品種で、ホクサイに似ていますが元の由来は不明です。
'Manoga’ はスウェーデンやウガンダに多い姓らしいですが、
詳しいことは分かりません。
里帰りのサクラということで、あるいは日本名が元になっ
ていて、訛ったものかもしれません。
足立区観光交流協会HP によると、
『明治45年、当時の東京市長、尾崎行雄が日米友好の証と
して「荒川の五色桜」の苗木12品種3,000本を、アメリカの
首都ワシントンに贈りました。現在、市内のポトマック公園
は、世界的な桜の名所となっています。
一方で本家の「荒川の五色桜」は堤防の工事や公害の影響で、
残念ながら衰退してしまいました。
足立区では、「五色桜」を復活させるために昭和56年2月、
区制50周年記念事業として、ポトマック公園の桜から枝を
採取し、33品種3,000本の「桜の里帰り」を実現しました。
(中略) これにより新しい桜の名所として「(足立区) 都市農業
公園」や「荒川左岸鹿浜橋緑地(桜づつみ)」などがうまれ
ています。』
とのことです。
足立区都市農業公園には2009年以来何度も訪れていますが、
荒川沿いの広々とした景色も素晴らしい。八重のサトザクラ
が多いので、ソメイヨシノより1週間以上遅い花見ができます。
今週末くらいが見頃でしょう。
(茨城県結城市 日本花の会結城農場 2022年4月12日、
同 2021年4月8日、2020年4月15日)
(東京都足立区 都市農業公園 2009年4月18日、
同 2010年4月18日、2012年4月15日)
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メインは 日本花の会結城農場 2022年4月12日。
下2枚は 同 2021年4月8日。
これは 同 2020年4月15日。
これは 都市農業公園 2012年4月15日。
これは 同 2010年4月18日。
これは 同 2009年4月18日。