今日は好天、筑波実験植物園で絶滅危惧種をたくさん
展示しているというので、朝早くから出かけました。
高速道路は大渋滞だというので、一般道を使いましたが、
こちらはスイスイでした。
しかし絶滅危惧種で花の咲いているものは極く少なく、
クレマチスがもうだいぶ咲いていました。
それに、苑内散策で初めてのものを見つけました。
サイハイラン(采配蘭)、学名 Cremastra appendiculata
var. variabilis。
ラン科サイハイラン属の多年草で、花茎は直立し、高さ
は30-50cmになる。花期は5-6月、とのことです。今年は
春が暑かったので、もう満開のようです。
日本では南千島、北海道、本州、四国、九州に分布し、
山地の林床に自生する。アジアでは樺太南部、朝鮮南部、
中国(本土および台湾)、ヒマラヤに分布する。
花名は戦場で指揮官が兵を指揮する采配に見立てたもの。
サイハイランは長期栽培や移植が難しい植物として知られ、
生育に必要な養分を光合成以外に菌類からも得て生育する
部分的菌従属栄養植物(Partial mycoheterotrophic plant)で
あるためと考えられているそうです。
近年、サイハイランの種子は担子菌門のナヨタケ科の菌種
である、コキララタケ Coprinellus domesticusにより発芽
が促されることが、人工培養条件下で確認された、との
ことです。
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