イソギンチャクのように丸くヒダヒダが伸びる、見ごたえ
のあるトケイソウが咲いています。
ヒダは下向き、白と紺の縞模様で、先端がよじれます。
花びらとガクは赤で、よく似ていますが、ガクの外側
だけは緑です。つぼみもたくさんあります。
川口グリーンセンターのパッシフロラ・デカイスネアナ
(ブルーヘブン)、学名 Passiflora × decaisneana、
(Passiflora alata x Passiflora quadrangularis) 。
実は卵型で最長 18cm、熟すとくすんだオレンジ色に
なるそうです。
そっくりの写真を撮っていました。2006年に撮影していた
見沼グリーンセンターの品種名表示なしのもの、そして
神代植物公園のオオミノトケイソウ (パッシフロラ・クアド
ラングラリス)。プレートによればトケイソウ科トケイソウ属、
学名 Passiflora quadrangularis。
実は長さ20-30 cm、横幅10-20 cmという大きなもので、
熟すと薄いイエロー・グリーン色になるそうです。
Dr. Maurizio Vecchia 氏のホームページ 「PASSIFLORA ‐National
Italian Passiflora Collecion」 によると、decaisneana は
「ヨーロッパでは正しくないネーミングである P. quadrangularis
(クアドラングラリス) で広く知られているが、実際には
P. quadrangularis は広く分布していないし、まるで違う品種
である。その葉や花のサイズは P. quadrangularis の性質だが、
その花色と大きなコロナは P. alata から承け継いでいる。」
とあります。
しかし神代のオオミノトケイソウと川口GCのパッシフローラ・
デカイスネアナは花だけではなかなか判別できません。熟した
ときの実の色を見てみたいですね。
トケイソウ年始に向けて開き初め rocky
(埼玉県川口市 川口グリーンC 2021年12月10日)
(埼玉県さいたま市 見沼グリーンC 2006年12月23日)
(東京都調布市 神代植物公園 2006年8月20日)
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上2枚は 川口グリーンC 2021年12月10日。
下2枚は 見沼グリーンC 2006年12月23日。
プレートはありませんでした。
これは 神代植物公園 2006年8月20日。
プレートは オオミノトケイソウ 、学名 Passiflora quadrangularis。