花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

爺婆たちのひな飾り

2013年02月28日 07時24分02秒 | ソーラー・我が家の庭・菜園・日記    
娘も昨年嫁に行って、家内が今年はひな人形を出さないからと
言ったら、去年11月から家に来ている婆ちゃんが、やっぱり
飾ったら、というので一昨日飾りました。

場所もないので親王様だけ、と言っていたのが、やってみると
けっこう置けるもので、親王飾り一式ぜんぶを飾ることができ
ました。部屋がパッと明るくなったようです。

このひな人形は娘が生まれた時に爺ちゃん婆ちゃんが浅草橋の
久月で買ってくれたもの。嫁いだ孫娘に娘が生まれたら、また
婆ちゃんが買ってあげることになるのか、私たちがこの人形に
飾りを加えて娘にあげるのがいいか、などと考えています。
    (わが家で 130227)


      嫁ぎ行きて 爺婆四人のひな飾り  rocky


今日は暖かくなるというので、爺ちゃん婆ちゃんをつれて亀戸
天神へ梅見物に出かけます。
コメント (2)
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王冠のような花

2013年02月27日 07時39分41秒 | ピンク・うす紫の花 
淡いピンクの花の先端に赤いしべが鋭く王冠のように突き出している、
ダーウィニア タクシフローラ (タクシーフローラ) 。

オーストラリア南西部ニュー・サウス・ウェールズ州の固有種です。
太い幹はなくて細い枝がしなうように広がって灌木状になり、細長く
柔らかい葉が枝に密生するように付きます。早春に甘い香りのする
王冠型の小花を株全体にびっしりと咲かせます。

フトモモ科ダーウィニア属、学名 Darwinia taxifolia 。
属名は、進化論を唱えたイギリスのチャールズ・ダーウィン Charles
Darwin 本人ではなく、その祖父で高名な医師・自然哲学者である
エラスムス・ダーウィン Erasmus Darwin(1731-1802)にちなんで
います。 (日本語版 Wikiの 「エラズマス」 は発音違いでしょう。)
種小名は 「イチイのような」 という意味ですが、あまり似ていません。
       (茨城県つくば市 筑波実験植物園温室 130222)


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奄美の聖なるツツジ

2013年02月26日 07時07分39秒 | 白・淡い黄の花 
奄美大島固有種で早春に咲くツツジ、アマミセイシカ(奄美聖紫花)。

白花で、花の基部の外側に少し薄紫が残る清楚な花です。盗掘等で
奄美大島でも個体数が激減しているアマミセイシカは幻の花とよばれ、
危惧度最高の絶滅危惧1A類 (CA) に指定され、鹿児島県の条例により
2004年から採集が禁止されているそうです。

学名は,プレートには Rhododendron amamiense とありますが、セイシカの
変種として Rhododendron latoucheae var. amamiense とする学説が発表
され、それに倣うサイトが増えているようです。セイシカより色が淡く、
葉が細く尖るのが違いだそうです。 (参考: 四季の山野草)
また Rhododendron amamiosimense とするサイトもあり、分類や命名は
学派によって違うようです。
       (茨城県つくば市 筑波実験植物園 絶滅危惧種温室 130222)


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知られざる星

2013年02月25日 07時11分03秒 | ピンク・うす紫の花 
灌木状の木にほとんど白の5弁一重の花が星のようにきらめく、フィロセカ
(フィロテカ) ブクシフォリア。

つぼみは明るいピンクで、花びらにも微かにピンクが残っているようです。
ミカン科フィロセカ属、学名 Philotheca buxifolia、英名 ボックスリーフ・ワックス
フラワー Box-leaf Waxflower 。オーストラリアのシドニー周辺、ニューサウス
ウェールズ州の原産です。

どのような実が成るのかなど詳しいことは分かりません。なかなか美しい花
なのにWebにもほとんど載っておらず、無もなき花のようです。
       (茨城県つくば市 筑波実験植物園温室 130222)

       
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わが国最大のラン 鶴頂蘭

2013年02月24日 07時28分36秒 | らん    
1mを超える高い花茎の先に暗褐色のリップをした花をいくつも
咲かせている、カクチョウラン。

和名は花の形を鶴の頭に見立てて鶴頂蘭というのだそうです。
しかし鶴の頭にはあまり似ていない感じで、カクチョウという
音もいまいち意味不明。名越佐源太氏の「鶴ノ如飛」(下記参照)
を採って鶴飛蘭 (カクヒラン) と呼ぶのがよさそうですが。
学名 Phaius tankervilleae 。

日本の種子島・屋久島以南、中国、インド、東南アジアから
オセアニアにかけて分布する地生種。我が国に自生するラン
としては最大サイズで,葉巾30cm、葉長1m、花茎は1.5m、
バルブは大型のサトイモなみになるそうです。
開花期は奄美大島では端午の節句をはさんで4月下旬から
5月中旬。

学名 Phaius tankervilleae の登録は1956年で、属名はギリシャ
語の「暗い」、種小名は英国の植物収集家 Emma Tankerville に
ちなんで命名されましたが、我が国では以前から知られており、
幕末の奄美民族誌・南島雑話(安政年間・名越佐源太著)に
「四月花開、茎長三、四尺、花外白、内朽葉色、形鶴ノ如飛、
葉大サ似馬蘭」という記述とスケッチが見られるそうです。
   (参考: JAOS蘭友会H P など)  

第4代 Tankerville 伯爵チャールズ・ベネット(1743-1822)と
1771年に結婚し伯爵夫人となった Tankerville Emma (旧姓
Colebooke) さんは当時ロンドン最大の植物コレクションを持って
おり、彼女の600枚を超える植物イラストは1932年にイギリス
国立キュー植物園によって購入されたそうです。
       (茨城県つくば市 筑波実験植物園温室 130222)

          ここにこの鶴頂蘭の花ざかり  rocky

       
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下は別の個体です。


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イエローチンサイ は日本人の作出

2013年02月23日 12時20分39秒 | らん    
樹形全体を覆う爽やかな淡黄色の花に、リップの赤茶色の網目が印象的な
ラン、デンドロビウム イエロー チンサイ ‘マジカル カラー’ Den.Yellow Chinsai
‘Magical Color’。
チンサイとは珍彩で、Den.Chinsai 珍彩 x Den.heterocarpum ヘテロカーパムと
いう配合だそうです。たしかに珍しい、目を引く色合いです。

珍彩なら日本人の作出ではないかと思い調べてみたら、イエロー チンサイは
高木農園というところが登録した品種でした。さらに 親の Den.Chinsai も 
Den. moniliforme セッコクと Den.unicum ユニカムの交配で、高木農園の登録
とあります。
(参考: 日本花き生産協会洋らん部会HP 「現行デンドロビュームデータベース」)
 
また「21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方(洋ラン学園)」には
Den. Chinsai ‘Miyabi’ は 「 moniliforme x unicum, 1981, S. Takagi 」 とあります。  

さらに大場蘭園HPのオーキッドピープルのページに、昭和28年 (1953) 2月20日
三越本店で撮影の集合写真があり、その中に 「高木宗之助 営利業者 (相馬
子爵株引き受け)」 という中年の人物が写っています。この人が S. Takagi で
おそらく高木農園の園主で、チンサイを作出した当人ではないかと思われます。
同農園は営業を停止したらしいですが、惜しいことですね。
       (東京都文京区 東京ドーム 世界らん展2013  130216)


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あやうく見逃しそうだった 節分草

2013年02月23日 08時00分16秒 | 白・淡い黄の花 
筑波実験植物園に節分草が咲いているというので昨日出かけました。
今年はとても寒く梅もまだまだで、このところ温室ばかり。戸外の
花はとても珍しく楽しみでした。

大きな池の真ん中を渡ってすぐ右手の岩礫地植物ゾーンに咲いている
とありましたが、黄色のフクジュカイはすぐわかったのですがセツブン
ソウは見つかりません。おかしいなと思いながら,帰ろうとして砂地に
目をやると,ありました!!! 小石と思って見過ごしたものが、セツ
ブンソウの白い花なのでした。

セツブンソウはキンポウゲ科セツブンソウ属、学名 Shibateranthis
pinnatifida、また Eranthis pinnatifida 。 
日本原産で、関東より西の地域に分布し、石灰岩地帯を好みます。
属名のエランティスもギリシャ語の「春」と「花」の合成語で、節分の
ころに直径2cmほどの一重の白い花を咲かせますが、花弁に見える
のは萼片だそうです。
今年2013年の節分は2月3日でしたから、少し開花が遅いようです。
可憐な様子で人気が高く,乱獲で希少となり絶滅危惧II類(VU)に
指定されています。

ヨーロッパ原産で黄花を咲かせるキバナセツブンソウ (E. cilicica) や
オオキバナセツブンソウ (E. hyemalis) が洋種セツブンソウの名前で
流通しているそうです。
       (茨城県つくば市 筑波実験植物園温室 130222)
    

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すぐ隣に咲いているフクジュカイ。
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濃い水色が美しい クリント・ブライアント 

2013年02月22日 07時37分23秒 | 蓮・スイレン 
濃い水色が美しいスイレン、’クリント・ブライアント’ 
Nymphaea cv. 'Clint Bryant' (John Wood 1985年作出)。

花びらの端が折りかえったり捩れたりするようです。しべは黄色で、
その先端は花びらと同じ濃い水色です。なお青紫色がこの品種の
基本色のようですが、紫色はほとんど感じられません。
なおクリント・ ブライアント氏がどういう人かは分かりません。
      (神奈川県鎌倉市 大船グリーンセンター温室 130208. 120128)
      (埼玉県川口市  川口グリーンセンター温室 110923)
    

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メインは大船グリーンセンター温室 13年2月。
下2枚は同じ株の12年1月。




これは川口グリーンセンター温室 11年9月。
ちょっと花びらが太めの感じで、しかも9月咲きですが・・・
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世界らん展2013 フラグラント部門3賞

2013年02月21日 12時10分18秒 | らん    
世界らん展2013も2月24日まで。なかなか紹介している時間がありません。
今日はフラグラント部門の優秀作3点を。香りは近寄ってかぐことが出来ず、
どれもよく分かりませんでした。

最優秀賞は黄色のシンビジウム Cym. Okinawa ‘Ugetsu’。
すっきりと伸びた花穂が美しい。(株) 向山蘭園の出品。

優秀賞はカトレア C. Schroederae ‘Fabiano Extra’。
シロエデラエ? 初めての種名です。松島孝晴氏。

優良賞は長生蘭 ‘新世紀’ Den. Moniliforme ‘Shinseiki’。
長生ランは和風の中々良い味わいがありますね。石井くに子さん出品。

       (東京都文京区 東京ドーム 世界らん展2013  130216)


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上2枚が最優秀賞 Cym. Okinawa ‘Ugetsu’

これは優秀賞 C. Schroederae ‘Fabiano Extra’


下2枚は長生蘭 ‘新世紀’ Den. Moniliforme ‘Shinseiki’


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素晴らしい花穂 カリスタキウム

2013年02月21日 07時01分14秒 | ピンク・うす紫の花 
ピンクの筒状化をいっぱいつけた、長さ30~40cmもある大きな花穂が
目を引く、オドントネマ・カリスタキウム。
キツネノマゴ科オドントネマ属、学名 Odontonema callistachyum 。

原産地はメキシコ・中米で、英名 フアイアースパイク firespike、Purple
(Pink) firespike 。
種小名の callistachyum は 「美しい穂状花序の」 という意味だそうで、
文字通りですね。花色は赤紫色が基本のようですが、ここに見る淡い
ラベンダーピンクまで変化があります。

なお日本のサイトでは常緑半低木としているようですが海外では草本
としているサイトがあります。また花期は日本では春から秋、海外では
冬の間じゅう、あるいは1-3月としています。日本と海外で説明に
かなり違いがありますが、花期は私が見た2回とも冬でしたので、冬が
正しいようです。
(参考 : 花図鑑 、Gardening in the Coastal Southeast など)
       (神奈川県鎌倉市 大船グリーンセンター温室 130208. 120128)
    

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上3枚は2013年2月。

下1枚だけ12年1月。
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雑草のようなラン? レリア ルンディイ 

2013年02月20日 08時25分05秒 | らん    
小さな白い花が雑草のような葉の下に群れ咲くラン、レリア ルンディイ 
Laelia lundii 。
草姿はランに見えませんが,花はしっかりランです。

この種はブラジル東部ミナス・ジェライス州原産で、海岸沿いの山地の
標高1000m以上の岩や木の窪みに着生する原種です。
ブラジル原産のレリアは今はすべてソフロニティス Sophronitis 属に
編入されたので、正式学名は Sophronitis lundii となります。
種小名はブラジルの古生物学・考古学の父と呼ばれるデンマーク人
Peter Wilhelm Lund (1801~1880) 氏に因んでいます。

展示の個体は Laelia lundii fma. coeruea ‘Bela Vista’ が2鉢。リップに紫の
縞模様が入らず真っ白な品種 fma. coeruea ‘White Angel’ も1鉢ありました。
fma. は初めて見る表記ですが、品種 (forma) という意味です。園芸品種 cv. 
とは違い、自然に生じた花色の変化や葉の斑入り・わずかな形態の差異
を持つものを区分したいときに使うということです。 
   (東京都文京区 東京ドーム 世界らん展2013  130216)

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上2枚はベル・ビスタの一鉢。リップに紫色の網目模様があります。

下はベル・ビスタの別の株です。


下2枚はホワイト・エンゼル。


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ブ-ゲンビレア タヒチの乙女

2013年02月19日 08時01分51秒 | ピンク・うす紫の花 
大船で淡いピンクの花を咲かせているブ-ゲンビレア タヒチアン・メイド, 
学名 Bougeainvillea glabra choisy cv.‘Tahitian Maid'。

珍しい八重の苞で,また夏の花はしっかりしたピンク色です。海外
サイトでは赤紫を標準としているようです。
maid はいわゆるメイド、お手伝いさんですが、古語では maiden と同じ
少女、未婚の女性という意味があるそうです。この品種名は「タヒチの
乙女」 という意味ではないでしょうか。

学名は  「沖縄ヤンバルの里山」 に倣いましたが、単に Bougeainvillea 
cv. ‘Tahitian Maid' とするサイトも多いようです。 
また Bougeainvillea Buttiana ‘Tahitian Maid' と表記されることがあり、
当初原種とみられたため Buttiana と名づけられましたが,後で B. glabra
とおそらく B. peruviana の自然交配種であることが分かったそうです。
       (神奈川県鎌倉市 大船グリーンセンター 130208, 120614)


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上3枚は13年2月の花。淡いピンクで中心が白っぽくなっています。

下2枚が12年6月の花。個体は同じで花色が漕いですね。
<img src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/cc/20d68efeb51eedff967966d0f9bbf54a.jpg" border="0">

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萌黄色のラン 「ブリキの木こり」

2013年02月18日 07時32分01秒 | らん    
春を告げるような,透き通る萌黄色といった感じのラン、クロウェシア
(クラウシア) ジョー・ベッツ ‘ティン・マン’ (チン・マン)。

学名 Clowesia (Cl.) Joe Betts 'Tin Man'。何とも爽やかな、美しい
色合いです。

これはクロウェシア属同士 (Clowesia warczewiczii× Clowesia russelliana)
の交配による園芸品種です。クロウェシア属はカタセツム Catasetum 属
から分離された属で、変更以前は Catasetum Joe Betts (Ctsm. Joe Betts) 
と呼ばれていました。
クロウェシア属はいずれも着生種でメキシコ~ブラジルに7原種があり、
両性花であるのがカタセツム属と異なる特徴だそうです。

個体名 Tin man とはアメリカの作家 L. Frank Baum の 「オズの魔法使い」
(1900年) に登場する 「ブリキの木こり Tin Woodman」 のことです。
また種小名 Joe Betts は1990年代以前から活動していた著名なランの
ライターのようですが、詳しいことは分かりません。
       (東京都文京区 東京ドーム 世界らん展2013  130216)
    

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下2枚は別の個体です。


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大柄で豪華な パピリオナンテ・テレス 

2013年02月17日 10時11分19秒 | らん    
大柄の樹形いっぱいにピンクの花を咲かせている見ごたえのあるラン、
パピリオナンテ・テレス ‘エンデュアリング ビューティ'。
 
学名 Papilionanthe teres ‘ Enduring Beauty ’。
個体名は 「不朽の美」「永遠の美」 という意味です。名前通りの美しさ
ですね。

パピリオナンテ・テレスはヒマラヤ、タイ、ミャンマー、中国南部に
広く分布する大型のラン。以前はデンドロビウムやバンダに分類され 
Dendrobium teres1, Vanda teres と表記されているケースもあります。
着生種で、太陽の強い陽射の下でも生育できるよう葉は細く針金状に
なっています。花の大きさは約8cmでとても豪華です。
       (東京都文京区 東京ドーム  世界らん展2013  130216)


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世界らん展2013初日 大賞は紫色のフラグミベディウム

2013年02月16日 14時45分46秒 | 花ニュース・イベント速報 
今日は世界らん展2013へ行ってきました。毎年ですが人気は衰えません。
それにしてもカメラが増えたこと。持っていない人が不思議なくらい。
しかも角度を気にしたり、コンパクトカメラで花に接近するので、カメラが
邪魔になって撮りにくいほど。 それはお互い様ですが、ほとんど列が
進まなくなってきました。

今年の大賞は フラグミベディウム コバチー 'セカンド スマイル'。
上品な紫色のグラデーションが素晴らしいです。

恒例の假屋崎省吾の展示もありました。
       東京都文京区 東京ドーム 世界らん展2013  130216)
 

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日本大賞受賞作品。










假屋崎氏の展示。


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