TBSの現状分析・・・久しぶりに小沢さんの姿がみれるよ。
なんとなく、民主党贔屓している。涙が出るほど嬉しい(^^)
TBS
http://news.tbs.co.jp/20070416/headline/tbs_headline3541561.html
参議院の補欠選挙が現在、福島と沖縄で行われています。中でも、事実上「自民・民主の一騎討ち」となっている沖縄には、この週末、それぞれの党首が現地入りし、有権者へ支持を訴えました。3人が立候補していますが、結果が夏の参議院選挙を大きく左右する今回の補欠選挙。これまでとは争点が様変わりしているようです。
大雨のち晴れの、沖縄の日曜日。わずか1キロの距離を挟んだ場所に、与野党の党首が集結し、それぞれパフォーマンスを繰り広げました。
かりゆしウェアに身を包んだ3人のそろい踏みは、民主党にとってのこの選挙の意味を表しています。
「今日の弱者切り捨ての政治に終止符を打つ」(民主党 小沢一郎 代表)
「地域格差拡大の自公政治にNO!」(民主党 菅 直人 代表代行)
一方、就任後初の沖縄訪問となった安倍総理が戦没者墓苑を初めて訪れた後、普天間基地を視察しました。
「経済を、底上げをしていく。どんどん成長していく。そういう沖縄に皆さん、一緒に変えていきましょう」(安倍首相)
沖縄での民主党は地域政党より小さな新興勢力。そのため、沖縄での基盤強化も目標に掲げていて、野党共闘はいかに信頼感を得ていくか試される場でもあります。
共闘の難しさを露呈したのが、去年の沖縄県知事選挙。演説内容や活動方針でも対立し、内部では主導権争いすら起きていました。その反省から、各党の調整役として現場を指揮するのが、山岡衆議院議員です。
「政権交代という大義のもとで、それぞれの良さを発揮する。野党共闘が出来れば、このように勝つんだと、そういう事が実証できると思うんです」(民主党 山岡賢次 衆院議員)
その野党の統一候補は、前の連合沖縄の会長、狩俣吉正氏。「組織をいかに固めるかが鍵」と関係者は漏らしますが、小沢代表は前夜、沖縄に入り、地域政党や団体関係者と会合を持ち、票固めを行っていました。狩俣候補のキーワードは「格差是正」です。
「格差をなくしていくための政治。今度の選挙に問われている」(狩俣吉正 候補)
「(安倍首相は野党が)格差格差と文句ばかり言っていると。格差は現実の姿じゃないんですか、皆さん」(民主党 鳩山由紀夫 幹事長)
「格差があると文句は言いません。確実に現状認識をし、政策を持って、責任を持って推進をしていきます」(安倍首相)
参院選の争点に憲法改正を掲げる安倍総理が、先週衆議院を通過した国民投票法案に触れることはありませんでした。野党内からは、これまでなら沖縄では不利といわれていた歴史教科書や憲法の問題を乗り越えて与党が勝てば、もうやりたい放題になると、けん制する声も聞こえます。
与党側候補の新たなキーワードは「台所」。
「台所から政治を変える。そしてより良い暮らしへ」(島尻安伊子 候補)
自民党が擁立したのは、元民主党の那覇市議、島尻安伊子氏。民主党沖縄県連の代表だった夫と共に離党した、沖縄初の、自民党が推す県外出身女性候補です。
「より身近な所で、生活重視。中央の政治のぶつかり合いが、直接そのまま彼女のところに来ないという風に私は、印象を受けていますね」(自民党 西銘恒三郎 衆院議員)
従来の与党候補とは違うイメージに、陣営は「逆風になるのでは」と懸念する、沖縄戦の集団自決での日本軍の関与を削除した、教科書検定問題の批判もかわせる効果を期待します。
格差と台所。これまで基地か経済かで争われてきた沖縄の選挙が様変わりしたかに見える今回。両候補の政策でも、基地や経済振興は姿を小さくしています。
「基地の問題ばかりやってきたようなきらいがあるんですね。だけど、もっと大事なことは、ここに暮らしている人たちの問題があるんじゃないですかと」(狩俣吉正 候補)
「これまでの二者択一の中で、置き去りにされたものをもってクローズアップしようと」(島尻安伊子 候補)
全国最低の県民所得など、格差が最も見える場所で何が響くのか。与野党ともに、戦術の変化を迫られています。
沖縄選出の下地衆議院議員は、民意の変化をこう分析します。
「基地反対といっても県民は選んでくれない。基地賛成といっても経済は良くならない。もう県民は『この論理で政治を選んでも意味が無いんだ』と。台所、格差と論じ始めながら、最後は基地がどうあるべきかと」(下地幹郎 衆院議員)
安倍総理が帰った那覇市内で、こんな声に出会いました。
「格差、教育問題と両候補が争点にしているのは正解。基地があるおかげで自立ができない。格差を生んでいるのは基地だと思うので」(那覇市民)
一向に進展しない基地問題が選挙の形を変えるなか、それでも横たわり続ける、この沖縄の根源的問題を含め、どこまで有権者の心をつかめるのか。選挙戦はいよいよ終盤です。(16日20:08)
なんとなく、民主党贔屓している。涙が出るほど嬉しい(^^)
TBS
http://news.tbs.co.jp/20070416/headline/tbs_headline3541561.html
参議院の補欠選挙が現在、福島と沖縄で行われています。中でも、事実上「自民・民主の一騎討ち」となっている沖縄には、この週末、それぞれの党首が現地入りし、有権者へ支持を訴えました。3人が立候補していますが、結果が夏の参議院選挙を大きく左右する今回の補欠選挙。これまでとは争点が様変わりしているようです。
大雨のち晴れの、沖縄の日曜日。わずか1キロの距離を挟んだ場所に、与野党の党首が集結し、それぞれパフォーマンスを繰り広げました。
かりゆしウェアに身を包んだ3人のそろい踏みは、民主党にとってのこの選挙の意味を表しています。
「今日の弱者切り捨ての政治に終止符を打つ」(民主党 小沢一郎 代表)
「地域格差拡大の自公政治にNO!」(民主党 菅 直人 代表代行)
一方、就任後初の沖縄訪問となった安倍総理が戦没者墓苑を初めて訪れた後、普天間基地を視察しました。
「経済を、底上げをしていく。どんどん成長していく。そういう沖縄に皆さん、一緒に変えていきましょう」(安倍首相)
沖縄での民主党は地域政党より小さな新興勢力。そのため、沖縄での基盤強化も目標に掲げていて、野党共闘はいかに信頼感を得ていくか試される場でもあります。
共闘の難しさを露呈したのが、去年の沖縄県知事選挙。演説内容や活動方針でも対立し、内部では主導権争いすら起きていました。その反省から、各党の調整役として現場を指揮するのが、山岡衆議院議員です。
「政権交代という大義のもとで、それぞれの良さを発揮する。野党共闘が出来れば、このように勝つんだと、そういう事が実証できると思うんです」(民主党 山岡賢次 衆院議員)
その野党の統一候補は、前の連合沖縄の会長、狩俣吉正氏。「組織をいかに固めるかが鍵」と関係者は漏らしますが、小沢代表は前夜、沖縄に入り、地域政党や団体関係者と会合を持ち、票固めを行っていました。狩俣候補のキーワードは「格差是正」です。
「格差をなくしていくための政治。今度の選挙に問われている」(狩俣吉正 候補)
「(安倍首相は野党が)格差格差と文句ばかり言っていると。格差は現実の姿じゃないんですか、皆さん」(民主党 鳩山由紀夫 幹事長)
「格差があると文句は言いません。確実に現状認識をし、政策を持って、責任を持って推進をしていきます」(安倍首相)
参院選の争点に憲法改正を掲げる安倍総理が、先週衆議院を通過した国民投票法案に触れることはありませんでした。野党内からは、これまでなら沖縄では不利といわれていた歴史教科書や憲法の問題を乗り越えて与党が勝てば、もうやりたい放題になると、けん制する声も聞こえます。
与党側候補の新たなキーワードは「台所」。
「台所から政治を変える。そしてより良い暮らしへ」(島尻安伊子 候補)
自民党が擁立したのは、元民主党の那覇市議、島尻安伊子氏。民主党沖縄県連の代表だった夫と共に離党した、沖縄初の、自民党が推す県外出身女性候補です。
「より身近な所で、生活重視。中央の政治のぶつかり合いが、直接そのまま彼女のところに来ないという風に私は、印象を受けていますね」(自民党 西銘恒三郎 衆院議員)
従来の与党候補とは違うイメージに、陣営は「逆風になるのでは」と懸念する、沖縄戦の集団自決での日本軍の関与を削除した、教科書検定問題の批判もかわせる効果を期待します。
格差と台所。これまで基地か経済かで争われてきた沖縄の選挙が様変わりしたかに見える今回。両候補の政策でも、基地や経済振興は姿を小さくしています。
「基地の問題ばかりやってきたようなきらいがあるんですね。だけど、もっと大事なことは、ここに暮らしている人たちの問題があるんじゃないですかと」(狩俣吉正 候補)
「これまでの二者択一の中で、置き去りにされたものをもってクローズアップしようと」(島尻安伊子 候補)
全国最低の県民所得など、格差が最も見える場所で何が響くのか。与野党ともに、戦術の変化を迫られています。
沖縄選出の下地衆議院議員は、民意の変化をこう分析します。
「基地反対といっても県民は選んでくれない。基地賛成といっても経済は良くならない。もう県民は『この論理で政治を選んでも意味が無いんだ』と。台所、格差と論じ始めながら、最後は基地がどうあるべきかと」(下地幹郎 衆院議員)
安倍総理が帰った那覇市内で、こんな声に出会いました。
「格差、教育問題と両候補が争点にしているのは正解。基地があるおかげで自立ができない。格差を生んでいるのは基地だと思うので」(那覇市民)
一向に進展しない基地問題が選挙の形を変えるなか、それでも横たわり続ける、この沖縄の根源的問題を含め、どこまで有権者の心をつかめるのか。選挙戦はいよいよ終盤です。(16日20:08)