http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20110211-OYT1T00189.htm
首相もまいっている?「小沢切り」にハードル
民主党代表の菅首相と小沢一郎元代表の会談が10日、決裂し、小沢元代表の処分をめぐる対決は最終局面を迎えた。
党執行部は14日の役員会で、自発的な離党を拒んだ小沢元代表に対し、「党員資格停止」を軸に処分の手続きに入る構えだ。だが、首相の思い通りに「小沢切り」が実現するのかどうか――ハードルはなお残っている。
◆「小沢切り」◆
首相との会談を終えた小沢元代表は10日夜、「離党や処分は不要」と主張する鳩山前首相、輿石東参院議員会長と都内の料理店で合流し、2時間近く会食した。
小沢元代表は会談での首相の様子を「表情がいつもと違っていた。ぼそぼそと話して、相当(精神的に)参っているのではないか」と振り返ったという。
一方、首相を支える枝野官房長官、民主党の岡田幹事長らも10日夜、都内でひそかに集まり、元代表への処分の必要性で一致した。党内における「親小沢」と「脱小沢」の対立の溝はこの日の会談を機に一段と深まったといえ、党内には重苦しいムードが漂う。
首相の頭の中は「小沢切り」で固まっている。会談でも首相は、元代表に事実上の離党勧告を突きつけた。「首相は何とかして小沢氏を党から追い出せないか、との思いが強いようだ」(党幹部)とされる。
小沢元代表は会談後、インターネット番組に出演し、離党を拒んだ理由について、「検察審査会が秘密のベールの中で、捜査もなされず、制度があるからと起訴した。(検察による起訴とは)本質的に違う」と改めて強調。党執行部の処分についても、「私一個人の問題ではない。検察審査会の仕組みで、党が何らかの処分をするのは健全な民主主義と民主政治の発展にとって妥当ではない」とけん制した。
◆不服申し立て◆
岡田幹事長は10日の記者会見で、「時間をあまりかける問題ではない」と述べたが、処分までには今後も様々な党内手続きが必要だ。
民主党規約や倫理規則によると、役員会が処分を提案し、処分を決定する権限を持つ常任幹事会が倫理委員会(委員長・渡部恒三最高顧問)から意見を聞いた上で判断することになる。
にほんブログ村・小沢処分に反対!
処分にあたり、常任幹事会には〈1〉処分の対象となる事実の調査〈2〉小沢元代表本人からの事情の聴取――など、「権利の擁護に配慮」することも求められる。また、処分決定後には小沢元代表が「不服申し立て」をすることも可能だ。執行部内には「小沢元代表が不服申し立てなどで徹底抗戦に出た場合、事態は泥沼化する恐れがある」との指摘も出ている。(2011年2月11日09時27分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20110211-OYT1T00313.htm
小沢氏処分方針、民主岩手県連が撤回申し入れ
菅首相が10日、民主党の小沢一郎元代表に裁判終了までの自発的な離党を要請したことに対し、党岩手県連関係者からは反発の声が上がった。
小沢氏は自ら離党する考えがないことを明らかにしており、党執行部は「党員資格停止」などの処分に持ち込みたい考えだが、小沢氏周辺議員や県連関係者の反発は強く、処分に踏み切れるかは微妙な情勢だ。
党県連の菊池長右ェ門代表代行は「今、処分する必要は全くない。世間は党内抗争にうんざりしている」といらだちを隠さない。
菊池氏ら県関係の国会議員6人は10日、国会内で岡田幹事長に面会、小沢氏への処分方針を撤回するよう申し入れた。申し入れ人として、県関係国会議員7人と民主党・ゆうあいクラブの県議24人が名を連ねた。
面会で、菊池氏らが「処分時期は、刑事裁判の決着後に判断すればいい」などと申し入れたのに対し、岡田氏は「前例がない」と述べ、処分は起訴の時点で行うべきだとの考えを改めて示した。ただ、岡田氏は「我々も時間をかけて検討する」とも述べたという。
小沢氏処分を巡る党内混乱が、統一地方選に影響を与えることを懸念する声も強い。党公認で出馬予定の県議は「党内の足の引っ張り合いで民主党不信になった支持者は多い。民主党の旗を掲げ選挙に出る以上、影響は大きい」と話した。
(2011年2月11日14時23分 読売新聞)
■岐阜県連他の県連の国会議員&県議様へ
統一選挙に勝つためと迷える菅総理を助けると思って小沢処分の撤回を申し入れして頂きたい。民主党を支えてきた我々の要望を真摯に受け入れて欲しい。
にほんブログ村・県連の皆様、小沢さんの処分に撤回要望書をお願いします。
首相もまいっている?「小沢切り」にハードル
民主党代表の菅首相と小沢一郎元代表の会談が10日、決裂し、小沢元代表の処分をめぐる対決は最終局面を迎えた。
党執行部は14日の役員会で、自発的な離党を拒んだ小沢元代表に対し、「党員資格停止」を軸に処分の手続きに入る構えだ。だが、首相の思い通りに「小沢切り」が実現するのかどうか――ハードルはなお残っている。
◆「小沢切り」◆
首相との会談を終えた小沢元代表は10日夜、「離党や処分は不要」と主張する鳩山前首相、輿石東参院議員会長と都内の料理店で合流し、2時間近く会食した。
小沢元代表は会談での首相の様子を「表情がいつもと違っていた。ぼそぼそと話して、相当(精神的に)参っているのではないか」と振り返ったという。
一方、首相を支える枝野官房長官、民主党の岡田幹事長らも10日夜、都内でひそかに集まり、元代表への処分の必要性で一致した。党内における「親小沢」と「脱小沢」の対立の溝はこの日の会談を機に一段と深まったといえ、党内には重苦しいムードが漂う。
首相の頭の中は「小沢切り」で固まっている。会談でも首相は、元代表に事実上の離党勧告を突きつけた。「首相は何とかして小沢氏を党から追い出せないか、との思いが強いようだ」(党幹部)とされる。
小沢元代表は会談後、インターネット番組に出演し、離党を拒んだ理由について、「検察審査会が秘密のベールの中で、捜査もなされず、制度があるからと起訴した。(検察による起訴とは)本質的に違う」と改めて強調。党執行部の処分についても、「私一個人の問題ではない。検察審査会の仕組みで、党が何らかの処分をするのは健全な民主主義と民主政治の発展にとって妥当ではない」とけん制した。
◆不服申し立て◆
岡田幹事長は10日の記者会見で、「時間をあまりかける問題ではない」と述べたが、処分までには今後も様々な党内手続きが必要だ。
民主党規約や倫理規則によると、役員会が処分を提案し、処分を決定する権限を持つ常任幹事会が倫理委員会(委員長・渡部恒三最高顧問)から意見を聞いた上で判断することになる。
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処分にあたり、常任幹事会には〈1〉処分の対象となる事実の調査〈2〉小沢元代表本人からの事情の聴取――など、「権利の擁護に配慮」することも求められる。また、処分決定後には小沢元代表が「不服申し立て」をすることも可能だ。執行部内には「小沢元代表が不服申し立てなどで徹底抗戦に出た場合、事態は泥沼化する恐れがある」との指摘も出ている。(2011年2月11日09時27分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20110211-OYT1T00313.htm
小沢氏処分方針、民主岩手県連が撤回申し入れ
菅首相が10日、民主党の小沢一郎元代表に裁判終了までの自発的な離党を要請したことに対し、党岩手県連関係者からは反発の声が上がった。
小沢氏は自ら離党する考えがないことを明らかにしており、党執行部は「党員資格停止」などの処分に持ち込みたい考えだが、小沢氏周辺議員や県連関係者の反発は強く、処分に踏み切れるかは微妙な情勢だ。
党県連の菊池長右ェ門代表代行は「今、処分する必要は全くない。世間は党内抗争にうんざりしている」といらだちを隠さない。
菊池氏ら県関係の国会議員6人は10日、国会内で岡田幹事長に面会、小沢氏への処分方針を撤回するよう申し入れた。申し入れ人として、県関係国会議員7人と民主党・ゆうあいクラブの県議24人が名を連ねた。
面会で、菊池氏らが「処分時期は、刑事裁判の決着後に判断すればいい」などと申し入れたのに対し、岡田氏は「前例がない」と述べ、処分は起訴の時点で行うべきだとの考えを改めて示した。ただ、岡田氏は「我々も時間をかけて検討する」とも述べたという。
小沢氏処分を巡る党内混乱が、統一地方選に影響を与えることを懸念する声も強い。党公認で出馬予定の県議は「党内の足の引っ張り合いで民主党不信になった支持者は多い。民主党の旗を掲げ選挙に出る以上、影響は大きい」と話した。
(2011年2月11日14時23分 読売新聞)
■岐阜県連他の県連の国会議員&県議様へ
統一選挙に勝つためと迷える菅総理を助けると思って小沢処分の撤回を申し入れして頂きたい。民主党を支えてきた我々の要望を真摯に受け入れて欲しい。
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